« 滝沢秀一さん | トップページ | 噴火 »

2006年4月20日 (木)

かんじき

 2006年4月20日(木)の昼、父・清一(1932生まれ)に、さらに聞いてみた。

■クマヤナギ(クマヅル)の資料を見て→→→「クマゴヅル」だろう。

■カンジキは①まるかんじき、②ながかんじきを作った。①丸カンジキは地竹、根曲がり竹で作るが、竹の輪の止めは麻糸だったが今は針金で押さえている。からむしはダメで麻でなければならないのは、湿気に麻は強いからだ。普通は、この麻紐で丸輪の中を結う。大岐では丸カンジキというが、昭和村の下中津川あたりはこの麻紐の模様から「亀(かめ)」カンジキと呼んでいる。夏に取ったブドウの夏皮で紐にして使う場合もあるが、これは歩くときにキュッツと音がするのでウサギ獲りなどには向かない。ウサギがカンジキの紐の音に気づいて逃げてしまう。

■②長カンジキの爪は、目(木目)の無いブナの樹(き)を使う。軽くて丈夫だ。ナラには目がありだめだ。目の無い樹はミヅメとかオンノレとかがあり、それでも良い。爪は堅雪の時にすべらないようにするための春山に行くときに使う。輪は長細く、上と下と2本で作る。これはコクワのツルを使う。中に3本付けるのもコクワをひっこいて細く割いたものだ。上の輪を大きく、下(かかと側)を狭く、そして上の輪が靴の上になるよう中の3本の横私も上・下・下となる。そうすると雪にぬかりにくく、歩きやすくなる。

■ブドウの皮は、冬皮が夏皮の上に付くので、これを冬にはぎ取ってたたいて柔らかくして糸や紐にすることもある。このブドウの冬皮はやわらかく強くて荷縄に最適だ。そして山のなかで穴に隠れたテンやムジナ(たぬき)を獲るときに、いぶして煙を出すのにも、ブドウの冬皮は使える。ガンビの皮だと最高だが、無い場合はブドウの冬皮でいぶす。ガンビは成長が早いシラカバの仲間(ダケカンバ)で、高山にある。

|

« 滝沢秀一さん | トップページ | 噴火 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 滝沢秀一さん | トップページ | 噴火 »