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2006年4月27日 (木)

人間と社会の未来

 こんどの出張では、次の本(新書)を読んでいます。4月20日に発刊されたばかりで、前回のフローレ大田店5周年参加後の帰路の22日に東京駅構内の書店で購入したものです。

 見田宗介『社会学入門~人間と社会の未来』(岩波新書)

 ※どのような社会を構想したらよいのか?というのは、産地の構想および関係性としての消費者論、卸売市場や仲卸・小売店との関係性の構想に役立ちます。読書は、現在抱えている課題を解決することを「考えるためにする」もの、、、、という読み方があり、講演や事例報告を聞くことも、現在の課題解決を考えるためと、将来構想を考える示唆を受けるためのもの、、、、内面を豊かにするためのもの、、、、などあります。

 ※59ページには紫貝と禁色のことが書かれています。

 ※52ページから「花と異世界。世界のあり方の比較社会学」という章立てがあります。そこには小林一茶の句をあげて、過去の感性といまの感性が異なることを示しています。

 手向くるや むしりたがりし 赤い花 (一茶)

 ※62ページ。個性化の競合する没個性化は、近代社会の基本的な逆説の一環である。「現代人は少しずつ、常に、昂奮(こうふん)している」という表現で柳田国男(民俗学)が見ているものは、この社会の打ち消し合う「おどろき」の相殺、これが招来する夢の漂白、感動の微分ともいうべきものだった。

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 主役の花だけを並べる、トレンドの花だけを並べる、、、、要はバランスなのだが、店頭が完成されると、途端に売れなくなる、、、、生産者の品目選定は、売れる品目だけを作るようになって、とたんに売れなくなる、、、、という「おどろきの相殺(うちけし)」現象だと、読んでいて気づくのである。

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