« わさび海苔 | トップページ | 残雪中の作業 »

2006年5月 4日 (木)

裏山をあるく

 20060504img_2085  2006年5月4日(木)午前、73歳の父の案内で堅雪の裏山を半日歩いた。3日(水)の午後2~4時は、二人の弟が父について裏山を歩いた。いつ死ぬかわからない年齢になったので、自分の家の山林境界を教える、のが目的だ。

 3日に私は日光市に行くことになっていたので、弟らには、ビデオとカメラで記録をするよう依頼し、4日には、その足跡を再度追って父に案内してもらい裏山を歩いた。道があるわけではないので、雪上を、尾根筋を中心に歩き、境界となる枯れ木、巨木、目印をひとつひとつ聞いた。20060504img_2027

 標高730mの集落後背地から、標高929m(クイナ山頂)までの間、比高約200mの間に尾根筋からブナ自然林、ナラ林、杉を植林した人工林まである。1km四方であるが、実際に歩いてみると、広大である。自分の山林(自然林)から飲み水を引いている。山菜も出る、熊も鳥獣もいる。

 一緒に歩きながら、その場所、その樹木で記憶を引き出すのが目的なのだが、当地の開闢以来の千年ほどの歴史といっても、それを聞けるわけではない。父の記憶にあるのは明治時代に生きた人々から教えられたことと、自分の世代の体験である。それを手がかりに古い時代のことを洞察する。20060504img_1955

 明治時代まで使われていた古道が、きちんと残っていた。夏は草や柴で見えない道型も雪に押されて、U字形にほりこまれた道があった。馬車は通れないが、背に荷をのせた馬をひいて歩けた道だった、という。

 本来、燃料用の薪(まき)はナラを使うが、集落後背地のブナを薪として切った尾根も新たな発見だった。それは遠い昔のことで、父たちの時代ではない。20060504img_2149

 山杉、、、、金山町の三条、、、、越後山脈の御神楽岳の杉のことを言うが、「三条杉」「やますぎ」という古来の、たぶん秋田杉(天然杉)と近似のものらしい、根本から分枝する杉で直立し巨木になるものが3カ所にあった。天然のものか、手植え(人工)のものかわからないが、種類が異なるという。

|

« わさび海苔 | トップページ | 残雪中の作業 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« わさび海苔 | トップページ | 残雪中の作業 »