« ifex幕張10月21日(土)10時 | トップページ | もぐら »

2006年7月29日 (土)

咲く花: 観察日記①

20060728bimg_2634 ■会津と越後は隣国。そして雪国。どちらかというと会津でも南西部の山岳地帯の我が地域は越後の文化圏に属する。東北南部、関東北部、そして越後との交差圏。

 昨夜、小屋でピンクオリナとマイピンクの自然咲きピンク種のかすみ草のピーク出荷のため、その調整をしていた。雨が降っている。電話があった。新潟県十日町から、だという。昭和村のカラムシに関する本、『会津学1号』を送ってほしいという依頼だった。手元にないので、出版元の奥会津書房の連絡先をお伝えした。電話の年輩の男性は、十日町市博物館の友の会に入ってカラムシなどの勉強をしている、そうだ。

 昼に宅配便で魚沼・堀之内、、、魚野地の鈴木健市氏より5本束で2束のユリがダンボール横箱(ハーフ箱)、茶色原紙の環境配慮容器、で届いた。写真を撮影するためのものだ。8月盆あけに催事を計画していてその小学生に配布するパンフレットに使われる素材写真の一部になるものだと、思う。僕の夏休みの自由研究のような素材が来て、つぼみや葉、茎の写真を撮った。撮影目的は小学3年生の視線、に定めた。20060728bimg_2689 水揚げをして1~2時間でふくらんだ花びらがほつれはじめた。1茎の1花が先にうごく。10本のうち2本の1花がうごいた。18時間後の今朝6時には、もう1花のつぼみがほつれはじめた。2花のヤクをピンセットで採った(花粉)。到着したユリの花は、1茎に3花ついている。いちばん下の花から咲き始めた。1茎に付いている葉の枚数は数えなかった。

 さきにカブトムシを久しぶりにつかんで、草むらに放したのだが、背中の両脇をつかんでも中の足のとげで突き上げてくる、、、手の感触が一瞬、40年も前に戻った。僕はいま46歳。「オニムシ」と古老は読んでいた。ツノのがあるから。父母はそれを採るために木地屋の小屋・工場のおがくずで孵化したてのカブトムシを捕ったという。60年も前の話しだ。『会津学2号』にそのことは短冊に書くように、記録した。

----

「小野川のイテエド(板宿)のこと」
■小野川ではカミッコウバどって、いまのあの下の沢で。あそっから水ひいて、水車で回して挽いてただ。サトミコウバなんの近頃まであったあわい。オラ、見さいったごとあんだ。椀の型ぶったりしたくず、山ほど積つまってんだ。そこほんのや。なかなか一匹とんのだって、たいへん。幼虫んなくて、むえだばかりの(ふ化したばかり)へえってんだ。まだ飛ばねがな。むえだの(ふ化したばかり)ほしくて行ぐだわい。

●私たちなんのやっぺしいったわや。キミコさんだちあそこに寝泊まりしてやってだ。サトミあんにゃ。見沢さ行ぐへえりっくちや。橋の向こう。マツミさんとなんの、なんべんも行って、私もいったことある。
 カミコウバさ、オラいったごとあんだ。オニムシ(カブトムシ)採り。なかなかいねのや。そうしっと、家のていは、探しにきただ、、、オライのこめらどこさいったべ、、、

→菅家博昭『記憶の森を歩く』(会津学2号 8月発刊予定)より

|

« ifex幕張10月21日(土)10時 | トップページ | もぐら »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ifex幕張10月21日(土)10時 | トップページ | もぐら »