« 読売 ジブリの挑戦 | トップページ | 今週の予定 »

2006年7月17日 (月)

説明が必要なもの、取り組みの説明を求める時代

 雨なので考えていることを書いてみよう。

 最近「説明が必要なもの」が売れるのではないか?と思っている。卸売市場の流通ではその「説明」を省いてしまってコモデティ化、、、、つまりフツーのモノになってしまって価格低下がはじまった。Img_0357_1

 昨年11月訪ねたオランダ・アムステルダムの花の展示会・ホルティフェア。今年の幕張でのIFEXのセミナーで報告したいと思っているのだが、「オーガニックなフラワー」の「フロラガニック」。これは説明が必要だ。

 アメリカを中心に行われている「フラワー・フォー・キッズ」。これも説明が必要だ。

 MPS、フロリマーク、フェアフラワー・フェアプランツ、、とても説明が必要だ。

 スイスを中心として消費者運動として進んでいるフェアトレード、、、具体的にはマックスハベラー財団のこと、、、、、とても説明が必要だ。でも消費者は支持している。

 イギリスでは鮮度保証販売、、、、フェアトレードからはじまってフード・マイレージ、、、、説明が必要だ。20051103ffk01ecu

 オランダのアールスメール市場では、11月のホルティフェアに合わせてトレードフェアを開催するが、これも生産者が小さなブースに座って「自分の作る花の説明をしている」。そうした関係を再構築しようとしている。

 説明をするMPS、フェアトレード、、、そうしたものがスーパーマーケットで販売されて支持を受ける。説明が不用なものが売れない時代になった。

 日本では、説明が必要なことがほとんどない。デポジット制のレンタルバケットやエコファーマー、鮮度保証販売、、、、説明が必要なことは避けている。そして産地フェア、、、、店頭で消費者と対話するには、説明が必要な商材であるべきだ。新しい商品は古い価値のもののような気がする。それは「説明が必要な商品を売る、、、、伝える」ということで、こうした取り組みを行うことも、、、、、、、、そう、説明が必要な取り組みだから、多くの人に会いに行く、新しい縁を大切にする、、、、説明ができるような仕事をする、、、、協力者が必要になる、、、、、もしかしたら品種の壁を越えるのが「説明」かもしれない。20051103rpz

 description

 そういえば花職人Aizuは、トルコギキョウのタネを貼り付けた両面カラー印刷の資料を配付したようだ。これこそ「はなしのたね」だ。説明が必要なもの、である。7月3日に配布した昭和花き研究会の手作り手折り冊子も、もとに戻す折り方は説明が必要。だれもが考える。

 染色したかすみ草。カラーリング・ジプソフィラとして2002年夏に登場させたが、これもとても説明が必要なものだ。その説明は一人の人間の記憶を引き寄せる、、、、物語を聞かせてもらうツールになった。20051103fides

 北海道で開催されたかすみ草サミット。小さな産地から大きな共選産地まで事例報告という「自らの産地の生い立ちを説明した」。新しい人に出会うには自分を説明しなければならない。そしてなぜこの仕事をしているのか?も話さなければならない。いつも初心に返る場所が、新しい出会いの場だ。外に出る、ということは内なる自分の発見というのは、ここにある。自分を説明しなければならない。

 ウェブサイト、、、、インターネットの時代には自己発信したウェブログ、ホームページを一方的に見られていて「片思い」状態にある。しかし、出会いの場では、自分を語り、相手の相手である理由を問うことが求められる。なぜ花屋さんになったのですか?なぜかすみ草を作るようになったのですか?サミットにはどんな理由で参加されましたか?20051104amts15ym

 説明が必要なことをはじめると、それがニュースになる。なぜなら、説明が必要だからだ。

-----

ウオルマートのオーガニック・アパレル

無印良品 地球と生きる5原則

■ フロラガニック(オランダ)

■ スイス・フェアトレード事情

-----

■7月3~7日の七夕かすみ草フェアの金藤さんの花が紹介されています。→→花笑み時 日本の夏色

Img_9240

|

« 読売 ジブリの挑戦 | トップページ | 今週の予定 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 読売 ジブリの挑戦 | トップページ | 今週の予定 »