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2006年8月23日 (水)

育てるを育てる

■8月22日、新潟県魚沼市、旧・堀之内町での小学3年生にユリ植え体験交流会。私自分も催事を撮影・観察していたが、時間をみて10球ほど植えた。Sdsc_618810月下旬には咲く、という。発見の多い、そして学ぶことのとても多い催事だった。そして元気ももらった。

 私もいつも思う。繁忙期、、、、つまり農繁期にヒトを巻き込みながら企画し、説得し、準備する、、、というのはとてもたいへんだ。たった数時間のために何ヶ月も準備し、会合を開き、、、、ということは、このような催事ではいつもある。とすれば、やはり何ヶ月もかけた準備や会合に意味がある、と考えることにしたほうが良い、と思う。

■育てる期間は2ヶ月。その間に台風も来るかもしれない、、、、旱魃や長雨になるかもしれない。それを植える体験をしたあとに、想像できるだろうか? Sdsc_6200

■こどもは、感じたことをすぐ言葉に出す。

 催事は、花の博士が、ユリの野生状態での生育環境をやさしく解説する。これらは地元の普及員のM島氏が台本を書き、自ら博士に扮して、鈴木健市君が魔法使い、、、、といってもミノカサ(蓑・傘)つけての、、、生産者なのだが、その対応策を演ずる、という寸劇で、「ユリの育て方」を解説した。

 野の畑の土をさわって「暑い」→遮光された簡易ハウス内の土は「冷たい」Sdsc_6270

 水をかける魔法がある「かん水チューブ」

 森のように落ち葉が、球根を守る→土の上に「シキワラ」(敷き藁)

 土をさわった一人の男の子が言った。「ほんとだ、冷たい」

 ユリが育つ森に似た環境を生産者(農家)は作る、、、、

 ユリ球根を出してきた、、、、、「あ、ニンニクだ」、、、、、、 Sdsc_6348

 ユリの球根、根・球根・芽。芽の方の下にも根が出て、それが大事ということを生産者が説明して、植え付け方がはじまった。

 手袋(木綿の軍手)をかけて作業をしたが、それを使わないでユリ植えをする子がいる。砂遊びと同じだからだ。

 終わったときに、「手袋は裏返すと土が付かない」と話して、大人と同じように、ひとつにまとめる子が1人いた。Sdsc_6442

■体験は終わり、5本束のユリが子どもたちに配られた。束ねた5本の根元をみて「アスパラだ」

 最初にユリをもらった子は「1本は、おばあちゃんちにあげるんだ」と話していた。

 曇り、雷雨になり、それを想定した露地+ハウスの組み合わせで行われたので、無事に終了した。Sdsc_6596

 ユリの活け方、、、、水切りも教わった。このようにしてから花瓶にさすと長持ちするよ、、、、「なんで?」

■マツヤマさんと私は写真を撮影する係のボランティアなので、対照的な場所から違う視角で記録した。使われる絵を想定していたが、進行のなかで発見したこともあり、500枚くらい撮影して50枚くらいをピックアップできた。それは鈴木君に送る。プライバシーの世の中なので、後ろ姿とか、長靴とか、眼を入れないとか、後ろ姿とか、、、そうしたことも考えて写真を撮る。参加者自身のための写真と発表を前提とした写真を撮影することが求められている。

 主催者は自分たちの活動の写真を撮れないから、、、記念すべきはじめての取り組みを記録するという立場で参加できた。押しかけボランティア、、参加を許してくれた主催者の皆さんに感謝します。

 昭和村から只見町の六十里越え峠を自動車で越えて三時間。

 いい顔をした生産者たちに出会った。お疲れ様でした。

 僕の今年の夏は、七夕フェア、北海道サミット・会津学・ユリ植え体験交流、、、これで、ようやく終わった。Sdsc_6173

※この写真はすべて松山氏撮影。

 

 

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