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2006年10月 9日 (月)

他者への敬意

■10月8日(日)の低気圧強風被害ではたいへんご心配をおかけしました。多くのお見舞いのご連絡をいただき、被害の写真等は関係者がご覧になったため、21時に、すべて削除致しました。20061008taimg_3830

かすみ草だけではなく、南会津郡の南郷トマト産地でもビニルハウスの被害は大きいようです。

■先日届いた『民映研通信』95号(10月1日)に、民族文化映像研究所の姫田忠義所長が書いている(p2)。

 ~私たちは、他者の存在とともにある。他者との接点、境界(フロンティア)を持ちつつ、それを超えた共生・共存のあり方を求めつづけている。そしてそのとき、求めつづける主体にとって欠かすことのできないものがある。それは、他者への敬意。それなしに、共生・共存はありえない。私の言い続けてきた基層文化とは、そう言えるものでもある。~

■障害を持つ人たちの詞に曲をつけた中井君は、先日は、ステージ担当をしていそがしそうだった。リハーサルで歌い、本番で歌い、僕は強風のなか昭和村に戻った。リハーサルは司会からの質問にも中井君が作曲者として応えた。それにこんなやりとりがあった。

 司会「なぜこの詞を選んだのですか?」20061008taimg_3833

 中井君「親が子を殺したり、、、、家族の問題がとても大きくなっている、、、、」

 その後、リハーサルの1曲を演奏して、僕らは3人で楽屋控え室に戻った。

 楽屋でベース担当でリーダーの佐藤君は楽器をテーブルに置きながら、中井君に言った。

 「中井、ステージでは殺すとかという言葉は使わない方がいい」

 中井君はきょとんとして、内容を理解して「ああ、わかった。そうする」20061008taimg_3829

 僕は、今日の演奏会は多くの子どもも会場に来るので、言葉は選んだほうがいいと助言した。

 中井君は実行委員でステージ係で多忙を極めていて、そのような配慮をせずにいた自分に気づいたようで、僕は良かったと思った。僕もリハーサルでそのように感じたからだ。

 本番を待つなかで、佐藤君に聞いたら、「殺すというのはあまりにも強い言葉で、あの場面にはふさわしくなかったから言ったんだ」という。

 本来は最後までいるべき催事であったが、自分の持ち場が終わりすぐに、退出した。20061008kaimg_3891

■2006年10月9日(月)午前、東アジアの地域で核実験と思われる微地震が観測され、それ以降のニュースはその話題で埋め尽くしている。かの国の孤立化路線を見ている僕らの視線は、たぶん戦前の日本を見る世界諸国の視線と同じか、、、このように見られていたのだろうと思うことがある。

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