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2006年10月15日 (日)

花をいかすのはヒト

■2006年10月14日(土)。福島県会津、昭和村を12時50分に自動車で出て、新幹線に乗り継ぎ、地下鉄で用賀駅まで、そこからタクシーで世田谷市場に18時頃に着いた。20061014img_4624 

 プロジェクトF<ともの魅力、ともの願い、ともの想い>が13日~14日と行われており、18時30分から世田谷花き5階オークションルームで開催されたフラワーデザイン・デモンストレーションを見た。3名の方が同時に22時頃まで、作品の制作実演を行った。

 昭和花き研究会では、においの少ないかすみ草ニューホープの花材提供を昨年に続き行っており、八王子の生花店・多摩花売所の志村三枝さんがそれを使用して1作品を作ってくれた。

 会場入口の1階では第1回目となる世田谷カップ、フラワーデザインコンテストが行われ出品物が展示されていて、若い人がたくさん見ていた。20061014img_5206

 主・会場では、この催事を市場側で担当した世田谷花き・宮西室長のほか、市場の皆さんにお会いした。長野県のフラワースピリットの上條信太郎さん、さぎやま君、折原君にも再会した。昨年同様に、今回も浅草橋生花の植草部長ともこの会場でお会いした。

 デモンストレーション(実演)では、所作を詳しく観察した。

 志村三枝さんはオブジェを2点、そのひとつにかすみ草ニューホープとおきたまの白いダリヤ、都下清瀬市の横山園芸の白いネリネを使用した。20061014img_4869

 唯一の男性、横浜市の(株)ムサジャパン所属で、ホテルでの婚礼等の装飾をしている関和貴さん。きちんとした仕事、そして折原園芸が提供したハーブや枝物などで予定していた作品を変更してきちんと素材を生かした姿に仕上げるなど、確実なワークをこなしていることがよく見えるデモだった。光を生かす提案もすばらしかった。特に、切ったバラの茎をすべて桶に入れる、、、、つまりゴミをちらかさないようにしながら仕事を一人でこなすという仕事の簡潔性には見ていていちばん感心した。20061014img_4968

 若い女性で、青山花茂(ハナモ)のチーフデザイナーの岩立有紀子さん。枝物、実物を使った活け込み、ガラスの透明のベース(花瓶)を生かした装飾。香りのする花材を使って丸い容器に入れる花では蓋を開けて幾層にも重なる花を見ようと顔を近づけると香りがしてくる、、、というしかけ。スパイラルの花束ではバラなどが咲ききったあとに抜くことで外周がリースとして使えるブーケの提案など、水に浮かべたローソクの光が反射する容器など、考えられたものが多かった。リキュウソウを扱う左手の動きは見ていて、素晴らしい手つきで、あやとりを見るような感じがした。20061014img_5044

 今回の3人のデモ(実演)は、司会の女性がうまく、その演者の人間性と、花材を提供した生産者の思いを引き出してくれた。特に、作られた作品だけではなく、その花材や仕事に向き合う姿勢(哲学)が、司会によって引き出されたことが、若い演者でありながらも、とても充実した、安定した情感を伝えてくれた。

 世田谷花き事業協同組合、世田谷花き、Fの実行委員階、世田谷市場花き研究会が行った催事で、これまでにない、とても充実感を覚えた。20061014img_5304

 終わりに志村三枝さんに御礼を言って会場を後にした。志村さんはすぐにニューホープの白いかすみ草と、青木園芸のアジサイなどで花束を作って渡してくれた。それを持ち、翌朝始発の新幹線で帰郷した。

 →→→写真

■会場ではフローレ21の松山誠さんも写真を撮影していた。いくつか話しをしたのですが、あまり期待していなかった催事だったけれども、なんかとても感動して、よかった。会場にも若い人がたくさんきていたし、3人のデザイナーもとっても魅力的な人たちだった、、、と感想を言っていた。前日の13日には生産者が多く来場していたそうで、ただそのほとんどが帰郷してしまったことが残念だった。14日のデモこそ見てもらいたい催事だったと思う。20061014img_5395

 →→→軽トラ日記

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■ラッピングスタンドというアイディア→→→小田急相模原フルフルのプチプチ

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