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2006年10月25日 (水)

あたらしい風

■2006年10月25日(水)。今日は夕方より取引先の一部の皆さんが来村される。26日の午前に昭和花き研究会・総会を開く。昭和花き研究会は1984年に生産者7名で設立した。会員が出資して販売会社である有限会社昭和花き研究会を1996年2月に設立した。JA(農協)で言えば、組合員による生産部会と、JA職員による販売農協のような意味がある。生産と販売を分離したのだ。といっても専門職員を抱えるほどの規模ではない。最盛期には39名の生産者で2億5千万円。現在は32名で2億1千万円。老齢化で縮小していくが、着実に少ないながら若い生産者は育っている。10月に生産者の任意団体の総会、2月に販売会社の総会を行っている。第23回の総会ということは23年目になる、ということだ。250万本、4万箱の生産量はずっと変わらない。20061020ifeximg_7863

フロレッタちゃん789号、の水曜版は大島信二さんによる記事だ。生産者であったころのことを、具体的にはじめて書いている。販売側にまわって花屋さんのことも書いている。若い花屋さんの相談相手となり、業界に多くの人の網を作った実績は高く評価されている。フローレ大田店長から10月23日?頃に本社異動となりました。でも、風の音で眠れないそうです。

■岐阜大の福井先生は現在MPS伝道師として国内産地を行脚しています。IFEX2006を経て、書かれるコラムを注視していました。→→→切り花の賞味期限(10月24日)

 製造物責任に加え、欧米では販売者責任を問われます。特に量販店が扱う商品は原則として全量消費期限が明示される必要があります。販路拡大というのは、量的拡大のほかに生活者と素材(商品)との接点を多くすることが必要です。そのため、それまで専門店と業務筋(店舗ではなく葬祭等の行事で)で使用されてきた花を、別なチャネルで販売しなければ拡大できなかったオランダ国の花の業界では、食品スーパー、つまりスーパーマーケットで花を「置いてもらう」ことを考えます。そのために花持ち試験(テストルームでレファレンステスト)を行い、切り花の消費(鑑賞)期限を明確にしました。消費期限とは店頭陳列の期限を作ります。店頭で何日おくかということは、何日で売り切るか?という姿勢も含みます。花持ち保証販売というのはとても大切で、原則的な、基本的な取り組みです。

 仕入産地名、品種名、販売日を明示する仲卸業が、特にラベルシール導入により首都圏の大田市場花き部では少しづつ増えてきました。大森花きからはじまり、京橋花き、中央花卉も導入しています。やっと基本的な情報を明示した販売が業界ではじまった、ということです。IFEX2006の大森花きは、そのことをアピールしていました。渡辺社長にもIFEX店頭で話をうかがいましたが、きちんとした情報を伝える仲卸として生産者・仕入者に知ってほしいことを明確にした、といいます。この5年間で大きく変わったところは仲卸業ではエルフバケットを利用して水揚げ状態での販売が日常になったことです。それで輸送されてきたものではなくとも、店頭で立てて売ることが普通になってきました。昨年からは店頭POPの洒脱化、、、、きちんとした差別化を考えた(商品ではなく、販売店として)対応が行われるようになっています。

 

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