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2006年11月 2日 (木)

2004年秋の調査

■2008年にオランダの花市場はひとつになる、とプレスリリースがありましたが、2004年から基礎的なすりあわせが行われていました。そのメモを再掲してみます(オランダにて記事を掲載)。競合相手との共通基盤(情報通信プロトコル等)を同じくして、差別化すべき場所を模索する、、、、、果たして、生産者組織である農協の市場であるオランダでの合併政策(国内1社市場化)は、顧客たるバイヤーに利益を与えるものなのでしょうか?

■2004年10月29日、アールスメール花市場で同市場ユルン氏から聞いた講義で、競争相手のフローラ・ホーランド市場との協力の仕方、という提案について。基盤は一緒にしてコストを下げ、ソフトウエアと情報・サービスで個性・差を付ける、という話でした。現在の課題の解決のための方策として競合相手との共通基盤を同じくして、差別化するべきところを個性を出すということでした。そのように提案をしている、そうです。

 これはセリ市場のユーザーが誰か、ということを考えれば、仕入れのプロ仲卸が国際輸送・発送を担当していますから、たとえば視察した仲卸ヒルベルダ・デボアは、ウェブで、2大市場から仕入れを行っていて、事務室は、各地域別に部屋が分かれてセリ参加をしていました。たとえば日本担当の部屋ではアールスメールとフローラホーランドの2画面のウェブを見て受注に対応する、という引き当てをしています。
これがすべて地域別・国別に担当されています。見た感じでは、国別集計したものを最終的にまとめることをしないでその国別にウェブ取引を行うということです(スピードと効率)。そうした要求に2大卸が対応する、ということだと思います。仲卸といっても大田市場の花き部ほどの大きさがあるのです(写真)。そうするとアールスメール市場の輸入部の果たす役割は大きく変化していきます。輸出担当をする出口が共通化していくのであればアールスメール市場という「窓口」に商品を投入すればよくなるからです。輸出業者と多く出会えるのが市場ですから。
アールスメールが現状みている課題は次のようで、以下の標準化で対応しようとしています。その一部が映像取引になります。
 
1年半前に、ヨーロッパ花き産業がどのように変貌していくかを検討したなかで
①さらに国際化が進む
②チェーンが逆転、短くなる
③物流の複雑化・増加
④別な物流チャネル
⑤別なマーケティングチャネル
⑥経済的なスケール
⑦プロフェッショナル化
⑧ネットワーク戦略
 
 
標準化の程度 Degree of standerlzaition
1.インフラ Infrastructure
2.プロトコル Protocols
3.メッセージ・セット→構造・分類 Message Set--structure, codiflcation
4.手続き Procedures
以上はしやすい。たぶんに品種分類コードやバケット(コンテナ)、ダンボールや台車などの共通化で、ウェブ取引を一元化する方向に持って行くと思われ、以下はしにくいということでした。この場合、セリ・荷受市場は、将来の競争となるのは情報&サービスである、という点が重要です。
5.ソフトウエア Software
6.情報&サービス Iifomation & Services
パワーポイントの図は縦軸が標準化の程度(低い Low→高いHigh)、横軸が競争(低い→高い)

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