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2006年11月25日 (土)

守り木

一本の樹。故・坂庭省悟の創った歌のタイトル。

風景にあっては、森より、一本の樹に物語り性を感じるのはなぜか?20061017img_6478

一本の樹は人の生活空間に置かれることがある。

必ず物語りを背負っている。

なぜ必ず物語りを持つのか?

物語を持つことで数百年生きていける。

物語は自然保護(植物や、その植物と人間の意志)につながる。物語を持つ樹は世代を超えて伐採されることは少ない。なぜか?

理論は伝わらないが、子どものころに聞いた物語は、記憶に残り、世代を超えて伝承される。その樹は物語を持つことにより、子どもにより守られる。物語を語るヒトがいて、それを理解する子どもがいて、子どもが大人になって物語を抱えた木を切ることは少ない。それは自分のエクスペリエンスとともに記憶に生きる樹だからだ。自分が守った樹に、自分は守られる。それはKOKOROのなかに記憶という樹が育ったことを意味する。記憶するKOKOROは生命としては有限だが、伝世すれば無限であり、そのインデックスの意味は重要。

物語が創る未来は、物語が創る過去と一本の樹を記憶のインデックスとしてつなぐ。

その一本の樹を「土地の呼び名(地名)」と置き換えてもよい。あるいは特定の時期に特定の限られた地域に吹く「風の呼び名」「降る雪の呼び名」でもよい。

忘れられた物語がそこにあり、それはそこにヒトが活動した痕跡を残す。

花に名前があるのは、理由がある。

それは記憶へのインデックスだと思う。

エクスペリエンスな花とは、

子どもでも名前のわかる花、、、、、それがベーシックアイテムであり、

ベーシックアイテムは供給が継続されることで成り立っている。

花の消費と、思い出化には、品種名より品目名が大切だと思う。

ニューホープよりも「かすみ草」。

こどもが覚えられる名前は伝承される。

世代を超えた共通の物語を産む。

だから、お母さんの好きだったかすみ草は私も好き、という物語をうむ。

リンドウとか、テッセンとかが好きな人は、そうした花の物語を持っている。

「和(やまとことば)の名前」の植物、花、、、、、

かすみ草の新種が11月21日に青年農業士の講演会時に持ち込まれたが、

来年発売されるイスラエルのダンジガー社の新種のかすみ草の2種類は、

「みやび」

「うたげ」

命名された。

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