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2006年12月17日 (日)

バラエティ(品種)

20061216img_5256 ■品種が増えすぎても困らないようにするのは、産地がきちんとMD(商品政策)を持つこと。熊本県内でこの後、世に出てくる十数品種を見た。出てくるかすみ草には罪は無い。どのように位置づけて、ベーシックアイテムとの関係、販売戦略に位置付けてそのバラエティ(品種)の力が出る。産地が各品種をどのように位置づけて販売するか?その方針、計画にすべてがある。それは卸市場や中卸店、小売店、加工業など、多くの人々に認識されるか、あるいは相互理解のなかで位置づけを行うことになる。ただ品種より規格(サイズ)が時代にあっていない、と指摘する需要者は多い。供給は2L主体で生産、実需者はSサイズを希望、、、、、だれも品種を指定する実需者がいないのだ。 20061216img_5110

 そして価格(相対)は、地域によって異なる。商品の価値が競合関係により異なるからだ。そのことを理解しないと、価格で評価されないバラエティが無くなる。

 収量性、採花ロス率、耐病性、個性、、、、、価格で評価されずとも、収益性で品種を評価して、産地の核として位置づけないと、今後の安値安定時代には生き残れない。品種(バラエティ)から、品目の時代になっているのだ。多数の品種が出てくる、ということは選択肢が増えることで、迷うことではない。 20061216img_5096課題は、販売方針と、実需者との対話が今後はいままで以上に必要になり、その実需者とは卸市場ではなく、仲卸や加工業・小売店(チェーンストア)である。あなたが奨めたい花を使ってくれる実需者は多くいる。それは品種ではなく、品目と実需者が求めるサイズ(規格)・価格帯で決まる。 作った品種が選ばれることはまず無い。顧客管理とは、実需者の要望に沿ったサイズ・納期・数量を品目として満足させることができるか?になっている。選んだ品種が解決するものではない。つまり売れる品種は無く、売れる品目を創る時代になっている。20061216img_5128

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