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2006年12月 3日 (日)

沖縄の減農薬な取り組み

■会津盆地では会津みどり農協の管内を中心に、過去に現代農業誌でも紹介されたネットハウス(目の細かなネットで防虫・防風する)でのキュウリ栽培等が行われています。沖縄では台風対策と防虫を主眼に平張りネットハウスの導入が進んでいます。中央花卉の中谷さんはその沖縄を訪問して報告をしています。→→→中央花卉20061201img_2951

■オーガニック・フラワー、つまり有機栽培を標榜する花の認証は行われていませんが、野菜等での有機認証については政府の制度・ガイドラインが明確となっていて、減農薬、低農薬や有機農産物表記についても細かなルールが定められています。通常、慣行農法からの移行期間は3カ年としています。3カ年、化学肥料や農薬の散布を控えた圃場が、認証機関によって認証されてはじめて有機農産物を名乗ることができるようになっています。花の認証では行われていません。MPSは有機無農薬栽培ではなく、全体量としての肥料・農薬・暖房エネルギー等の投入を減少させて、環境負荷への軽減をはかるプログラムです。MPSがオーガニック・フラワーではありません。欧州委員会(本部ブリュッセル)が支援しているフェアフラワー・フェアプランツFFFPでは、MPSのAランクの花を、フェアフラワーとして販売することを2月から英国とドイツでスタートしています。オランダやドイツ、フランスでは農産物一般の有機認証のルール下でのオーガニック・フラワーの生産がすでにスタートしていて、それがフロラガニック(ダッチ・フラワーグループ)や、あるいは2006年1月に結成されたオーガニック・フラワーの新グループ(バイオ・フラワー)で販促活動がはじまっています。日本では有機野菜では認証制度無しに有機を名乗ることができないため、またその認証下にある野菜も少ないため欧米との良い農産物」の定義が、あいまいになっています。長いものや、豪華なものが良いもので、花持ちするものや栽培する栽培技法への理解による商品評価に至っていません。

 エコファーマー認証が唯一であり、土による栽培と単一品目での認証となっています。MPSは栽培技法は不問で、生産農家の経営手法への評価のため、多品目栽培であっても認証されます。いずれも投入する肥料・農薬等の低減措置計画と記帳が評価基準です。この両者さえできない、、、、という場合、最低価格の維持や取引要件に該当する、、、、ということすらはずれてしまう未来であろう、と思います。取得費用や維持費用がかからない知事認証のエコファーマーは土耕栽培者であれば最低2007年中には取得する、あるいは団体一斉で不可能な場合は、団体出荷であっても個人で取得する判断が必要です。MPSはさらにその先にある有料の認証ですが、多品目、ロックウール等での栽培技法も認証が可能なので、いずれ2008年中の取得を検討している大規模産地が出ています。

 いずれ最低価格の維持と、将来の取引要件のためのもので、産地みずからのプロモーションを伴わないと無意味な制度になります。そして継続生産が可能とするための物質多投栽培からの離別が主眼なので、新たな栽培技法の開発を同時にすすめていくことが必要になります。

■アメリカの有機農産物の最新情報→→→法政大・小川孔輔先生のコラム12月2日にアップ

■セリ活性化プロジェクト。商品素材の目利きも、、→→→大田花き12月1日より

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