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2007年1月13日 (土)

アク(灰)と複式炉

■福島県の会津、20070113dsc02337、、、金山町の縄文時代の石神平遺跡の発掘調査に従事したときに、「複式炉」を持つ住居跡が発見された。炉で作ったアク(灰)を入れる土器が2個埋め込まれたもので、コンロとしての調理具の機能を持つことと、オキ(火のついた木)を灰のなかに埋めて使用する暖房具としての火鉢の機能、、、、があるものだろう。冷涼化するなかで開発された炉で、地域性を持つ。

■日本考古学会の大会「複式炉と縄文文化」と題するシンポジウムが2005年に福島県内で開かれた。→→→ 福島大会  プログラム

 →→→ 複式炉を持つ竪穴住居跡の変化20070113dsc02335

 →→→ 縄文中期の福島県の人口変遷 トチの実の問題

■福島県下郷町(会津)の大内宿は300年来の家に住み続ける、、、、つまり人や文化は変わるが家は変わらない、、、、300年前に100年ものの樹木を利用して組みあげられた家、、、、一方、電磁調理器やガスコンロのある近代的な調理室を持つ。

 寒干しの会がモチアラレを作る調理室は田島(南会津町)の公共施設・御蔵入の里の調理室で行われていたが、この調理具のコンロを見ていて、縄文時代の家のなかにある複式炉を思い出した。20070103dsc02179

 いろり(炉)は、家のなかに現存している農家がいまでも多い。アク(木を燃やして残った粉、灰)は財産で貴重なもので、いろりにはアクが詰まっている。

 最近、縄文時代の複式炉の勉強はしていないので、日本考古学協会に福島大会の資料集を請求した。

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