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2007年3月27日 (火)

オーガニック

■有機農産物、オーガニックとは?

http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/new_jas/organic.html より政府の基準を転載します(青文字)。

(有機JASマークは、厳しい生産基準をクリアして生産された、有機(オーガニック)食品の証です。)

有機食品のJAS規格は、以下のような生産の方法を定めています。

○有機農産物

  • 種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。
  • 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。
  • 遺伝子組換え技術を使用しない。

この有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。

 この「有機JASマーク」がない農産物や農産物加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。

 →→→使用してよいもの、悪いもの(PDFファイル8ページ)

■切花の場合、食品ではないため、認証機関はありませんし、認証されることができません。そのため、現実的にはこの政府の有機JAS法と同じ仕組みを利用して栽培し、それについてオーガニックを名乗ることが妥当です。ただし、それが監査されることがないため、自主的に生産組織内で基準を作り内部監査するか、流通業が監査することが望ましいと思います(客観性の担保)。

■MPSラベルは、使用する肥料・農薬等について使用量を毎月チェックし、監査することから、減農薬・減化学肥料を目指す栽培でオーガニックではありませんが、唯一、花の生産手法をチェック(監査)する仕組みです。エコファーマーは土耕の原則、単品目認証の原則ですが、MPSはその農園が栽培する花卉すべてを認証します。ロックウールでも可能なわけです。

 また、一般常識として、MPSを超えた上位概念にオーガニックはあります。MPSは栽培方法のラベルで、取り組み姿勢そのものの認証です。オーガニックは出来た商品そのものが価値を持つものです。そのように考えています。

 MPSは創意工夫の取り組みを通じて、毎年減農薬・減化学肥料・減エネルギーを目指すことで環境への対策を進めるものです。すぐにできる取り組みです。

 オーガニックは、ある覚悟と、それなりに体系づけられた有機農業の技術がなければできません。ただし有機JAS認証農場が野菜のほかに切り花を同じ方法で栽培する、、、ということが今後起きてくると思います(法人農業)。そうした場合、不可能であると位置づけておいたオーガニック・フラワーは、ごく普通の栽培として生産される可能性が極めて高いといえます(栽培時期、作型、品目は限定されるが)。

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■2006年12月に議員立法で有機農業推進法案が可決・成立しています。野菜・果樹等での有機農産物は少しづつ増えています。特別な農業生産の方式ではなくなっています。花卉生産だけが突出して環境配慮がなされないことが異常な事態です。

http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/jasindex.htm

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