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2007年8月28日 (火)

首里の丘の通夜

■2007年8月27日(月)、漆黒の奥会津・昭和村の自宅を午前3時30分に自動車で出た。午前、宇都宮花き卸市場でのかすみ草品種展示をしたあと、羽田空港から福岡空港。福岡花市場を訪問し、顧客の仲卸店と、葬儀社を訪問し、乗り継ぎの時間が来たので福岡空港から離陸し午後8時頃に那覇空港に私は降りた。その脚で空港に迎えに来てくれたAさん(昭和38年生まれ)と再会し、彼の車で首里の丘を目指した。Aさんの那覇市内の手作りの花の仕事場を中村さんに案内して訪問したことがある。ウェブサイトで私が来沖するというので、卸市場の社員に言って、Aさんが送迎役をかってでてくれたのだそうだ。

 沖縄県花き市場の平社長が待っていた。案内され自宅3階の通夜の場所に。奥様と3人の男子の子がいた。白い棺のなかに中村剛(たけし)さんは居た。「たけ、かんけさんが来たぞ」と平社長は落涙した。焼香し2時間ほど棺の前でこれまでの話を聞いた。

 那覇でも首里に生まれた中村さんは伝統芸能の獅子舞の舞い手で、いま子供たちにその指導をしている。沖縄の盆はいま(8月27日まで)で、ちょうど、夜に地域の子供たちの獅子舞の練習を見てきて胸の痛みで入院、そのまま26日の未明に他界した、という。

 Aさんの車で首里の丘の上の中村さんの家に向かう途中、右手の街路で獅子舞の音があり、「ほんとうはあの輪のなかに中村さんがいたはずだ」とぽつりと語った。訪問した夜が、先祖送りの日で、島内ではエイサーなどが舞われる。

 私は昭和34年の8月生まれ、中村さんは9月21日生まれで同じ年齢だった。お別れに遺品のうち、彼がいつも腰に巻いていた前掛けの写真を撮らせていただいた。

 ご冥福を祈ります。

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