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2007年9月 1日 (土)

アルタイル

■2005年に発売され(ミヨシ)、06年秋から暖地(熊本・和歌山等)に本格導入され、07年の夏植えからは7割の占有率となるアルタイル。高冷地(奥会津など)で栽培すると、短茎(幹)開花してしまうため、栽培上の課題があります。夏場も特に葬儀からの需要は高く、栽培技法の開発・革新が必要になっています。高温障害による団子花(つぼみ)はありませんが、淡い緑色に着花しますが、つぼみの新開花分はSTS前処理(低濃度・長時間・冷暗室、しょ糖)でマスキングされます。栽培はビニル被覆化、水はけのよい圃場で、かん水を常時行いながら(かん水施設を敷設すると良い)栽培することが必要になります。

 雪ん子360は、露地でうまく、いちばん短く咲く時期の8月下旬から9月上旬にも80cm草丈の確保できる品種で利点があります。耐病性も強い。クリスタル、スノークイン等は斑点細菌病に弱いため、天候の推移を見ての早期雨よけが必要です。露地栽培の比率をうまく考慮して、出荷時期も見極めるステージ構成(作型)が今後大切になります。

  現在、かすみ草の6~7割の市場占有率となるであろうアルタイルが品種選定の基本になり、それが基準となり試作種の判断をすることになります。ただ新しい品種は新しい仕立て方、管理法、出荷規格とすることがその品種を生かす道となります。

■7月8日定植の開花アルタイル。60~80cm。写真は4本束。

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