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2007年10月 1日 (月)

農業の意味が変わる時代に

■2007年10月1日(月)、寒さも通常の秋に戻りました。昨日は東京も会津も同じ寒さでした。雨のため冬支度(ブーツ)をはいているヒトも多く、一日早い「ころもがえ」となりました。

■七十一という便利店で、発売されたばかりの雑誌、立ち読みをしていて一冊の本を手にして、千四百円の月刊誌でしたが、大切な記事が掲載されているので買いました。

■『日経サイエンス 2007年11月号』(435号)です。10ページにわたる特集記事です。(1枚目の写真)

 農業革新の決め手? 多年生穀物

 J.D.グローバー   / C.M.コックス(ランド研究所)

 J.P.レガノルド(ワシントン州立大学)

■新しい視点が盛り込まれています。

①一年生作物の代わりに多年生作物を栽培すれば、土壌を保持する大規模な根系が形成され、現在は不毛と考えられている土地でも耕作できるようになるだろう。

②非常に大きな挑戦ではあるが、これが成功すれば1万年前の食用作物の栽培化に匹敵する革命的な偉業になるはずだ。

■このところ大田花きの宍戸氏とフィールドワーク(産地圃場視察)のなかで立ち話をすることがある。彼は言う。「たとえばダリアの球塊、他の花の球根・多年生の花の意味は、たとえばCO2の吸収の意味とかを考慮して、商品開発する時代になっている」

■100年産地、、、、3代以上・世襲する産地、、、、それは血筋による世襲でなくともよい、、、地域が抱えてきた宿根草(多年草)作物の意味を問い直す時代になっている。それは、品目による販売ではなく、MPSの時代になっていることからわかるように、作物(クロップ)自体の持つ意味によるカテゴリー分類が大切になる。栽培哲学による分類ということだ。それを可能にするのは流通・小売り・消費者(生活者)の理解であり、そのことを可能にする意味ということで、景色(風景・露地栽培の価値)と商品の持つ文化性(栽培哲学・環境配慮を現代的に統合するMPS)、、、、それは関係者が対話を通じて育てていく物・選定していく・定着をはかっていくもので、「コミュニケーションクロップ」(対話作物・菅家の造語)にほかならない。具体的作業を通じて、経験知を醸成することに目的がある。

■EUの4分類が参考になります。→→→日本語 2枚目以降の写真(パンフレットから)

 原産地名称保護

 地理的表示保護

 伝統的特産品保証

 オーガニック・ファーミング(有機農法)

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