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2007年11月 9日 (金)

見えない価値

■我が家には池がある。かつて、「ながし」という台所には、裏山の沢水が水路でひかれ、それが水をかけ「流し」されていた。つまり床と同じ高さの装置、水桶や樋がある。そこでコメをとぎ、あるいは食べた椀を洗う、野菜を洗う、、、、その下水はすべて池に流れ込む。その池にはコイを飼う。コイはそうした「ながし」からの流下物で育ち、そのコイはたとえば祝儀や病気のときなどに食される。

 いまは、沢水を直接、池に引いているので、水は一年中冷たく、コイが産卵するような温度帯ではない。産卵させるときには水田のようなところに移していた。

 気温は零下の朝が多くなったが、水はまだ凍らない。流水は凍らない。

■せせなぎ、とよぶ水路を農家のナガシからの下水を持つ農家は多く、多くはそこにコイを放して飼っていた。それも同じ意味である。 →→→ せせなぎ  →→→エコなせせなぎ

■近世の会津の佐瀬氏が著作した会津農書にも、屋敷構えの仕方などが記載されている。配置には意味があるのだ。

■見えない価値をいかに見るか?というのが視察や調査では必要になる。コイを見ても水は見えない。あるいは水の上に浮かんでいるものは?そしてそのコイが大きな仕組み(システム)のなかにある、という価値を感じる人は無い。説明を聞かずとも、観察して見通せる訓練が必要だ。聞いた説明は忘れるし理解できないし発見がないと感動が無い。

 一方でわかりやすく体験に基づく説明をして、伝えることにも工夫がいる。

■水面下にコイが、寒くなり冬は集まってじっとしているが、それを水が護る。その護られた水面に、紅葉が1枚落ちた。あとは雪が落ちてくるのを待つ。

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