輸入の花
■先日訪問したアジア最大の東京の卸売花市場(2社)の荷を見てみると、バラや菊類を中心として相当量の輸入量になっていました。
かすみ草もアフリカのケニア等からの輸入の花が2品種入荷しており、仲卸街19店のなかの2店舗では、いわゆる国産では2Lクラス(80~90cm)が1本75円から90円で販売されていました。一方の国産のかすみ草は低温の冬になり、暖房燃料の高騰から加温できずに出荷量は少ないままで卸値も高く、仲卸街での販売価格は1本200~260円となっていました。
ケニア産のかすみ草は品薄だからといって高値で仲卸は販売していないことが、価値を浸透させようとする意図が見えました。これがかすみ草の安い夏を含め、ケニア産のかすみ草の年間の販売価格になっているからです。
品薄の国産のかすみ草は単価が高いため、朝3時間、19店の売れ行きを見ましたが、売れていません。
■国産、輸入(海外産)という区別が店頭のPOPで表示されることが多くなっています。昨日は都内生花店の店頭を詳しく一人で調査して、そうした国産・海外産価値基準を消費者がどう思っているのか?を観察しました。小売店の現状は、とても厳しく、売れていない状況のようでした。それに連動して仲卸も厳しいようです。
しかし、入荷減となっている10月、11月の卸売市場は高単価推移で前年実績を上回る良い実績になっているようです。卸は海外産の花も販売したり、あるいは卸売市場法改正以後、関連子会社を設立し積極的に買い付け(輸入)をして販売しています。

