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KANKE/HANA/リンク

2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録

2006北海道かすみ草サミット写真誌

  • 20060715img_0143
    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2006hako

  • 20060807img_4849_1
    2006年8月7日、仙台市場で撮影※市場分荷シールや個人情報には配慮して表現しています。

福岡花箱物語

  • 20060811fimg_5838
    2006年8月11日(金)朝5~8時。九州の福岡花市場にて。切り花の出荷箱。※市場分荷シールや個人情報には配慮して表現しています。
フォト

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2008年7月 2日 (水)

見直しする仕事の枠組み

■2008年7月2日(水)晴れ。

 早朝より注文かすみ草の誤配の連絡があり、対応に追われました。たいへんご迷惑をおかけしました。

■父と三島町川井圃場のアルタイル・ホワイトベール・スノークインの採花。半分を取り終えました。採花時に、灌水チューブで隣の2棟のセダムに毎日灌水をしています。

 昭和村大岐の家向のホワイトロードは終了、ファンタイムが開花。川流の春植えアルタイルが開花・採花中で古株を昨年秋に堀上、それを2月にポット仮植し、4月はじめに定植したもの。川流の中のハウスの越冬株のホワイトロードも採花中。

■昨夜(7月1日)、会津若松市内の籠太にて、農業関係者10名で懇談しました。兵庫県2名、販売グループを越えた会津地域の若手農業経営者(花き栽培)8名。

 全国の特に北と南の花き栽培の現況が、これからどのように推移していくのか?特に暖房を炊けない(原油高のため)農業のあり方と、抱えた巨大施設(ハウス)の建設費返済遅延など、多くの問題が出てきています。栽培の収支が赤字であり、施設費だけの負債をかかえた農家は野菜への転換、あるいは野菜から花への転換、離農、自己破産など、さまざまな動きが起きています。

 特に、大きな産地、著名農園ほど、方向転換できずに価格安・資材(原油)高に対応ができず、過去の営業スタイルで取り残されていきます。それは生産物の高単価で経営を考えているからです。現在の価値基準は製品そのものだけではなく、農園・農家・産地の「取り組み姿勢(施政方針・ビジョン)」とそれを具体的に示すなにか(たとえばラベル)、で表現し、かつ自らを自らが伝える手法を持つ(具体的には日々更新されるウェブサイトを開設できない経営体は生き残れない)ことがきわめて重要になっています。

 ウェブでの市場取引が半数を超えた時点で、仕入れはパソコンの前で行われているからです。ビジョンや取り組み課程を稚拙でもいいから伝えられるかどうかがとても大切です。商品・製品・切り花が作られる課程に価値がある時代です。

 「コミュニケーション(意思疎通)」の意味が再度重要視されていることを理解すべきです。インフォメーション(情報)の時代ではなく、コミュニケーションとして仕事の基本を構成し直すことがいちばん大切です。そのための道具がパソコン(ウェブ)や環境装備(ラベル・環境認証)なのです。それは道具です。入れ物、といったほうがわかりやすいかもしれません。バケットが2001年から日本国内に広く流通するようになり、バケット低温輸送が基準になればなかみの花やそのなかみ(作り方)が問われます。バケットは道具です。そのバケットとウェブサイト(ブログ)やMPS、エコファーマーは同じものです。社会装備は個性を競うのではなくインフラ(基盤)ですからできるだけ共通な機能のものを採用し、その道具以外のところ、つまり中味で差別化をすすめていきます。日本の場合、この30年間、産地や農園の個性というのは、箱や出荷容器の差別化と勘違いし(他産地との差異の強調)であり、誤った方向で競争が行われてきました。差別化すべきはビジョン(施政方針・産地経営哲学)です。

 土の健康度も悪く、輪作を考えた品目複数導入の長期経営計画などで地力を回復・再生しながら品目も育てることなど、実際家の取り組んでいることなど話がでました。農業は土と自然環境(風景)が財産です。土のことを考えると重装備の施設よりも災害には弱くとも移動可能な安価なパイプハウス(トンネル)の方が有利です。設備は金を生みません。施設・設備の償還のために仕事をしている意識になってくると、人生の意味が不毛になります。施設は夢をはぐくむことはありません。

 取引業者(種苗・資材・輸送)はパートナーであり、たいせつにしていかないと、産地の評価を著しく落とすことになります。それはMPSやフェアトレードという意味を考えたときに、企業者(経営者)としての農園・産地のビジョンの反映になるからです。ラベル(環境認証)というのは、そうした取引先顧客満足度、ということまで流通認証では計られます。産地の顧客は卸市場や花屋さんだけではありません。種苗や資材、輸送もそうです。購買者の立場にたつと業者を卑下する産地が多いのが現状であり、これも間違っています。なぜならコミュニケーションの時代というのは、見えない場所(それはたとえばミクシイのような閉鎖空間というウェブ網で)小さなできごとが大きく流通する時代になっているからです。

 これからの農業経営は販売手法(農園・産地のビジョン・哲学)を明確にして、環境装備をまずすることが求められています。エコファーマーやMPS、、、、今回集まった農家の9割はエコファーマー、8割はMPS参加者です。若い経営者ほど、標準装備しています(6月末で、日本国内で128名のMPS参加農家があります。5月以降、1週間に数名の新規加盟が続いています)。

 農業者は、その日々生きた植物を相手にしていることから、都市部の店頭や卸へのこまめな営業活動ができない分、環境装備(ラベル・認証やウェブサイト更新)は、新しい顧客の開拓に有利に進んでいきます。それは日々産地のビジョンや取り組みをすこしづつ相互理解するところが(環境への変化対応)が見えるようになるからです。自分の購買行動をみてみればすぐわかることが、自分を製造メーカーとして考えた場合には取り組みができません。

 今後、花の価格は冬は上がり、夏は下がるなか、コスト管理は中国基準(相当なコスト削減をしないと生産継続は不可能)で、資源価格・施設等素材価格も上がっていることから、施設投資よりも、環境装備を軸に、経営の大きな見直し(マイナーチェンジ)をしていかないと経営の継続は不可能となっています。7月13日の午前、花葉会で私も報告することになっていて、そうした点を話したいと思っています(12日午後から開会)。

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