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2009年11月

2009年11月30日 (月)

木の葉積もる(動画)

■2009年11月30日 福島県奥会津・昭和村で撮影。6分。何も事件はおきません。

雑誌の役割

■21世紀の市民社会、、、特集。

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12月へ

■11月も今日で終了。明日から12月。比較的温暖な11月であった。11月2日夜から3日に20cmの初雪が平野部を含む全村にあったが、その後消え、初氷が来て、それ以来雪は降っていない。

 落葉は完全に終わり、森の中は光が差し込んでいます。ヒロロやシダ類、苔、チシマザサが緑であるだけであとや茶褐色の落葉がたくさん積み重なっています。

■ →→→MPSセミナー報告

 昨日、会津学読者会ではじめてお会いした→→→飯豊の空の下から

 → JA愛知みなみカスミソウ

 → ダイコンをマキを焚いて干す

 → 小さな取り組みが人々を動かす

 → ていねいな仕事

 → 小さな仕事が続く

 → センニチコウのリース(諫早手仕事)

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2010年かすみ草七月出荷、三割減で

■2009年11月30日、昭和村公民館で昭和花き研究会・定例会を開催しました。参加者20名で、かすみ草栽培生産者はほとんど参加されました。

①2010年の7月咲きかすみ草(越冬株利用の季咲)は30%削減する。

②新規栽培品種についてはベールスターを中心品種とする。

③その他品種については2009年度内容の維持。

④フォレストは10月咲きは課題があるため、栽培法等を再検討する。フォレストのポット仮植用土は集落周囲の森林の落葉を使用する。

⑤60cm、80cmの出荷とする。採花率を高める工夫で、生産コストを圧縮する。

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納豆文化

■ → 会津地方のナットウ文化

11月30日(月)13時30分、昭和花き研究会定例会(昭和村公民館)

■2009年11月30日(月曜日)本日の午後1時30分より、昭和村下中津川の昭和村公民館で昭和花き研究会・定例会を開催いたします。次年度栽培品種について協議して方向性を出します。午後3時まで。参集範囲・かすみ草栽培の昭和花き研究会会員(生産者)。

■20余名の参加があり、予定通り終了いたしました。昭和花き研究会としての越冬株(2010年)季咲かすみ草については30%削減を維持します。

 なお、佐藤充技師により栽培技法への生産者からの疑問についての回答が行われました。

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2009年11月29日 (日)

雑誌:会津学・読者会in山都町(喜多方市)

■2009年11月29日(日曜日)午後2~4時まで、喜多方市山都町一の木の黒森山荘にて開催されました。有機農業で自立を目指す人たちが20名と、たいへん多く参加されました(1歳から70歳?)。相互に意見交換ができてたいへん学ぶことが多くありました。今後ともよろしくお願いいたします。

 → たくみの就農生活

 → ひぐらし農園

 → チャルジョウ農場

 → 飯豊の空の下から 食工房

 → 大ファーマー物語

 → CHAブログ(メリーランド)山都町

 → いまここネット

■私の方で今回準備した資料は、現在は喜多方市に所属するが、福島県耶麻郡の『山都町史 第2巻』(1991年)の238ページから248ページまでの資料。いまから135年前の明治7年(1874年)の物産取調書で、現在の山都町の中反村(なかそりむら)のものである(宮城五右衛門家文書)。これは明治8年に各村戸長から若松県令に提出されたものの控えである。

 200年前に、会津藩が編纂した地書の『新編会津風土記』(1809年)の中反村を見ると21軒ある。ほぼこの家数で明治期から現在まで存続している。

 米穀類では、米、大麦、小麦、大豆、小豆、アワ、トウモロコシ、ソバで、それぞれに上中下、あるいは上下の品質に分け、数量(石高)と通貨価値(円銭)で明記している。

 その粉類、醸造物、野菜類、山菜類、種子・果物、薬種、禽獣、虫魚、きのこ類、飲料食物類(豆腐は千個、蕎麦切りは244貫目)、葉タバコ、糸や布、ムシロなど、稲ワラを利用した縄類、肥料飼料(草類、乾草は1290束、生草は10400束)、ワラ細工類、マキやシバ類・木炭などの燃料(マキ、スミ、シバ、葉シバ、根松)、ヨシやカヤ草類(カヤは280束、アサガラ102束、ワラ11720束、ホウキグサ、ムギカラ、ソバガラ、ダイズガラ)

 多様な作物や山の草を採取して暮らしを立てていることが具体的な数値で示しているところに特徴がある。約20軒でこの数量・通貨価値を割れば平均的一戸の内容が明確になる資料である。

 『山都町史』は3巻あり、それぞれ800ページほどある。今回1週間で2400ページを読み直し、この資料が今回の読者会(学習会)にいちばん適しているだろうとおもって採用した。この記録はほぼ昭和30年代までは継続しているだろう事跡だからである。

■その後、参加者との懇談がすすむなかで地元地域の具体例が出て来て中味が濃い物となっていった。

 私は、いま聞き書きを行っている「人々の草利用」のなかで馬を飼うための朝草刈り、乾燥植物飼料としてのイナワラ、イナワラの民具利用等について考えていることを語った。馬の飼料とするために、水田の畦草を刈る、原野の草を刈るという草の生長を見ながら草を毎日刈る仕事(朝草刈り)の立場から、一日に馬一頭が食べる生の草の束数を聞き書きで地域別に定量化していくと地域の植物草や地勢学的な利用と人間の行動領域の広がりと縮小が見えてくる。そうすると土手が多くある水田、例えば棚田などは土手草刈り場と水田を共判させたとても合理的な農地であることが見えてくる。土手の多さが豊かさにつながる。

 また収量が少ないとされる稲(イネ)の栽培は、収穫されるお米(コメ)だけの価値ではなく、イナワラ(稲藁)の植物的価値を合わせて考えてみることが必要で、収穫したイナワラはすべて乾燥して家屋内の天井裏に「大切に収納」していることからとても大切な素材であったことがわかる。

 暮らしの周囲の自然(森)から採取してきた植物を乾燥させて生活に必要な道具を製作していた。たとえばヒロロ(ミヤマカンスゲやオクノカンスゲ)で、ミノを編む、カゴを編む、、、、そうした野の植物利用が、イネの導入によりイナワラに置き換わっていったなかで、置き換えられなかったものが野の植物を利用し続ける形になっている。特に雪国ではイナワラは叩き方次第で空気を繊維内に内包させることができ最適な断熱素材、いまでいえばユニクロのヒートテックのような機能性を持たせることができる万能素材であった。

 稲(イネ)を栽培していない地域、たとえば南会津の檜枝岐村などの事例を見ても、秋にイナワラを下流域の舘岩村から購入して、それを冬用の民具に加工して使っていた。

 地の野菜の種子の保存についても参加者から保全策をとの強い意見があった。

 また相川地域の薬種の製造・行商についても話をしました。

 地域で、人々の暮らしの積み重ね(習慣)を風景のなかに見つけていくための観察・体験・聞くことで、それが深まっていき、地域理解が進む。風景のなかにかならず人々の歴史がある。

■会津若松市の出版社である歴史春秋社版だと山都町に該当する木曽組は、『新編会津風土記』第3巻に掲載されている。野菜類の漢字表記は、貝原益軒の『大和本草』(1709年)や、宮崎安貞『農業全書』(1697年)を参考にして翻訳した。

 蘿蔔 ラフク、ライフクはすずしろ、ダイコンのこと、、、という具合である。

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おくのほそ道(新庄紀行)、そがき sogaki

■2009年11月28日(土曜日)晴れの朝7時16分、JR(ジェイアール)東京駅の東北新幹線21番ホームから、終点の山形県新庄駅行き「つばさ103号」が発車した。途中福島駅で分離され、新幹線は狭い在来線レール幅に調整され走行することになる。細道、である。山形新幹線、と呼ぶが在来線の特急である。同じように盛岡駅から分離する秋田新幹線がある。

 福島駅から北西に入ると、奥羽山脈の山塊の近く、落葉が積もる斜面を間近に見て米沢市のある置賜地方に入る。雨になりそうな低い雲がたちこめている。11月のはじめに降雪が平野部まで広く降った東北地方だが、現在は山稜の尾根が白くなっているだけで平野部には雪は見えない。そこから山形市を経由し村山地方、最上(もがみ)郡の中心都市で終点である新庄駅に10時54分に到着する。東北新幹線の山形線が新庄駅まで延伸したのは平成11年12月4日。最上郡は二千年国調で九万五千人で、その中心都市である新庄市は約四万人。私は一日しか滞在しなかったが都市の規模は喜多方市街と同じ、郊外の大型店の出店企業の様子は会津若松市規模であった。

 いわゆる江戸時代、俳人の松尾芭蕉と曽良が「おくのほそ道」紀行のため江戸深川(現在の東京)を出立したのは、元禄2年3月27日(現在の新暦だと1689年5月16日)である。歩いての旅は、5月28日(新暦7月14日)には現在の山形県大石田では3泊し、陸路歩いて6月1日に新庄に入る。3日に本合海の船着場から川船に乗って庄内へ。関川の関で船をおり、陸路羽黒山に向かう。

 大石田から新庄で詠んだ句を後に手直しし「五月雨を あつめて早し 最上川」と、詠んでいる。

 この新庄では渋谷甚兵衛宅(風流亭)に2泊し、甚兵衛の本家の九郎兵衛ら地元の俳人6名と交流している。

■私はJR新庄駅東口にあるビジネスホテル(ルートイン)の1階のフロントに荷物を預け、地元の花農家である赤間初男さんを待った。私と同年代である。環境負荷低減プログラム:MPSの登録農家である。

 ライトイエローのハイエース・ワゴン車の助手席に乗った。ディーゼルエンジンである。シクラメン等の鉢花生産をしているクリタ園芸を視察したあとに、夕方までMPS登録農家(国内最大級のバラ農園の熊谷園芸、安彦園芸)を訪問し、懇談した。→登録農家

 クリタ園芸で、郡山市のアグリプランの専務の中村さんという方にお会いしたが、お話をうかがうと、福島県喜多方市山都町早稲谷(わせたに)の出身の方であった。早稲谷は、11月29日に会津学読者会in山都町を主催してくれる「その日暮らし、ひぐらし農園」の浅見さんが暮らす地区だ。

 赤間さんはJA新庄もがみ花木生産者協議会(MPS)に所属しトルコギキョウ等を生産・販売している。昼食を鳥越の信夫俊一さんと、その後、赤間さん宅の作業場で、加藤卓也さん、安達さんたちと懇談した。昭和元年に開拓農家として入村した赤間家。そのため、ここは「新庄昭和」地区という。私の暮らす奥会津の昭和村は千年以上の村落であるが昭和2年に合併したため昭和村を名乗っているがもとは野尻村(郷、組)である。

 暗くなった午後6時に、新庄市内の万場町のハナヤ花店まで送っていただき赤間さんとお別れした。軽部望(かるべ・のぞむ)さんの父、耕行さんから開業時のお話をうかがった。望さんと、新庄駅前で午後10時過ぎまで会食し、赤間さんが花仕事が終わって合流された。

 →花まるプロジェクト(新庄)

■新庄市内を赤間さんの運転する自動車からながめたなかで、民家の庭の植木の冬囲い(雪から樹木を守るための防護柵)の細密さがとても目についた。人々の仕事や暮らしの流儀の質がよく見える構図になっている。夜に、日本民俗学を専攻していた軽部望さんに、そのことをたずねると、「そがき sogaki」と呼ぶという。家廻りの冬(雪)への備えも含め、庭木の防雪技法は、細木か、幅一寸(約3cm)厚み1cmくらいの細長い板をイナワラの縄で編み込む。あるいはプラスティック製の白い縄で編む。

 →そがき1,→そがき2

 尾花沢市では、雪囲い(そがき)大賞、コンテストが過去6回行われている。そがきを生活文化として見直そうということで尾花沢市民雪研究会(事務局 市役所内企画課)が平成15年から一般家庭の最優秀1点、優秀5点を表彰している。そがきの機能性、芸術性、普及性、景観性、独創性を総合的に審査する。

  雪が降り積もるから植木を守ることは雪国の日常であるが、雪が深ければある程度植木を植えなくなる。なぜならその加減がたいへん難しいからだ。永年性のある樹木を植えると10年、50年の大雪に対応しなければならないから、歴史的経過のなかだと庭木を植えない方向に向いていく。

 雪害救済運動のなかで生まれた、現在の独立行政法人 防災科学技術研究所長岡雪氷防災研究所の新庄支所がある。また雪の里情報館が設置されている。

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2009年11月28日 (土)

山形県新庄行き

■2009年11月28(日)土曜日。昨日は都内会合が終わり、今朝、東京駅から新幹線に乗車しました。この新幹線の終着駅の新庄行きです。赤間さん、軽部さんにお会いします。明日は新庄始発便で戻って、午後に山都町。

■ → 宮花 

 → 松崎農園

 → 花職人Aizu

 → すずきの百合

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2009年11月26日 (木)

明日のMPS報告

■11月27日の13時から開始されるが、私の報告は14時頃から30分。今日一日かかって、ようやく報告スライドをまとめました。プロモーションが依頼テーマです。テキスト資料は事前送付して会場配布します。

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まなざし

■馬場俊英も書いているが、撮影者のまなざし → 森の家族の物語

■今日、会員制サイト・ミクシイで、ある人の記事に、書き込みがあった。「花を買ってくれた」という話だ。花を売るのではなく、「買ってくれた」という概念が東北地方の30歳の花屋さんから提出された。とても大切なことだとすぐに思った。私たちが福島県内の5都市・7店でかすみ草フェアを7月から10月まで開催する機会に恵まれたが、そのなかで感じていたことがこの「買ってくれた」という言葉とぴったり合った。私たちは昭和花き研究会として奥会津産の染め色かすみ草を売ったのではない。すべてその地域の人々が買ってくれたのだ。ようやく今年の一年をまとめる言葉が見つかった。→7月のかすみ草フェア

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青春映画が好きだった

■ → 法案成立

■2007年9月19日に発売された馬場俊英のCDアルバム『青春映画が好きだった』。2006年、7年の楽曲をまとめたベスト盤。

 先日、軽自動車にクルマを買い換えた。前のクルマには130曲近く、ハードディスクにCDを記録して聞いていたが、すべて消去しディーラーにお渡しした。また新しく録音し直している。

 最近よく聞いているこのアルバムをまず録音。「ただ君を待つ」がいちばんよい曲なのだが、通して我慢して13曲を聴き続ける。リピートで、、、、一日くらい聞き続けると曲想がよくわかる。たいがいこの一言(フレーズ)を言いたいためにこの曲は作られた、とわかってくる。シンガーソングライターである馬場俊英は昨年12月末のNHKテレビの紅白歌合戦の目玉として出演した再起の歌手であったが、今年は、出演要請がなかった。しかし、その枠には八王子出身のファンキーモンキーベイビーズがはまっている。彼らを支援してきたラーメン屋のおばさんとか、、、たくさん八王子がテレビに出ている。

 中央線で東京駅から電車で1時間の八王子市、という説明が必ずつく。しかしその手前の立川には、「聖おにいさん」2人が暮らしているし、多摩地区は今年の年末のトピックになってきている。百人同心、新撰組以来だ。

■先述のアルバムの最後の曲は「主人公」。同名曲は、さだまさし作の楽曲にもあるが内容は異なる。

 映画を撮るのなら 僕は照明係になるよ

 君が闇に迷う時は そっと明かりを灯したい

 通り過ぎた場所や 無情な季節の中に

 消せない傷や 痛みがある

(略)

 古い写真をめぐりながら そこにあった優しさに 今気づく

 レンズのこちら側から 幼い君を見つめていた

 誰かの眼差しが教えている

 いつだって 今だって 君が主人公なんだと

(略)

 振り向けば足元に 歩き終えてしまった道がある

 僕らは立ち止まり 今 空を見上げている

■ → 君はレースの途中の、、、、、

 → スタートライン

■→今夜だけきっと

 → スターダストレビュー

→ 12月の曲

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共存共栄はできない

■2000年からのJR上野駅の再開発の話し合いの2カ年の経過をテレビ番組で見た。

「共存はできるが、共栄はできない。なぜなら、繁栄できるかどうかの評価はお客様が行うから。共存共栄はできない」

■花の品質表示 → 正直な仕事

25%

■明日27日はMPSネットワーク協議会(東京)。卸売市場が取得するMPS-GPA参加社が増加し、それは全国花扱い量の25%になる、ということを松島さんが明日報告される(生産者認証と異なり、システム認証)。

 → 小川先生 板橋訪問

ワイルドフラワー・マーケットを創る

■ →田中順子(なおこ)さん

■ → EUの管理農地からのCO2排出

ゆきひめ

■ 90円→60円に価格低下。1ヶ月貯蔵。→朝日新聞 →説明会

2009年11月25日 (水)

土台技術論

■宇根豊が提唱している。

 戦後日本の食料・農業・農村 第9巻『農業と環境』(農文協、2005年刊、7000円)の二七七ページから、「生物多様性・景観・多面的機能論~自然生態系と農業生態系の関係」

 農業技術を「土台技術」と「上部技術」に分けてみる。村には(農業改良普及員)指導員が指導しない技術がある。技術書に載っていない技術が、厳然としてある。マニュアル化できない技術がそれである。生産に直結しないので、省きやすい技術がある。その百姓個人の思いに支えられた技術がある。それを「土台技術」と私は命名する。例えば、一日何回田の見回りをするか、畦草切りはいつするか、畦塗りの厚さは何cmにするか、オタマジャクシをどういかすか、などという土台技術は、技術指導の対象にはならない。指導できないのだ。それは普遍性がないからではない。科学的に解明できないからではない。多様な個人により多様に展開されているから、ひとくくりにするだけの力のある技術論や指導論がないだけの話である。

 土台技術は直接作物に働きかける技術ではない。

 農業の近代化は土台技術を省力化することによって成り立ってきたといえよう。

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宇根さんの娘さんはいま昭和村に暮らしている。昨年の8月に宇根さんは来村され田んぼの生き物調査をしている

マーケットの史的考察

■2003年に発刊された徳島達朗編『マーケットの史的考察~ロンドン・ヨーク・産業都市の事例』(晃洋書房)はイギリスの卸売市場制度について書いている。終章に日本のマーケット(公設小売市場)として宮城県仙台市の事例を大正八年の開設から、引いている。また福岡市公設小売市場の事例も。

 一七五ページに次のようなことが書かれている。

 地域住民との連帯を強める工夫、例えば市場ニュースの発行、特売・イベント・消費者講座の開催など、さらには高齢者・交通弱者への配達サービスなどを工夫する。

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石垣の塩、を使っている。会津産の牛乳を使っている。かすみ草はクリザールを使っている。染め色かすみ草にはパレス化学のハイフローラカスミ染色剤を使っている。新日本流通のレンタルバケット(リターナブル)、エルフ事業部のエルフバケットを使用している(リターナブル)。

選択の自由からの脱却

■安富歩『生きるための経済学~選択の自由からの脱却』(NHKブックス、2008年3月刊)

 本書が出版された年の、9月にはアメリカ発の経済危機が発生している。著者は東京大学東洋文化研究所准教授。

 参考文献には網野善彦、白川静、槌田敦、中村尚司、野中郁次郎など、私が好きな著者の本も引用されている。

 さて、「市場」をイチバと呼ぶか、シジョウと呼ぶか、、、マーケットとマーケットプレイスの問題をはじめに論じている(16ページ)。

 インターネット上のイチバ、、、、空間性を持たず抽象性が高いように見えるインターネット市場にしても、実際の姿は、抽象的な需要と供給が出合う場所とは言いがたい。
 売り手は顧客の関心をひき、信頼感を得られるようにホームページ上でさまざまな努力を払っている。よく目につくのは店主のプロフィールの紹介や日記である。そこでは、彼らが供給している商品とは直接関係のない情報がたくさん提示されている(略)。

 ところが、インターネット市場には、こういった情報が氾濫している。従来の場所性を持つイチバよりも、さらに人間的要素が前面に出ているということさえできる。インターネット市場のように、生身の人間が直接販売しているのではない場合には、そのサイトの運営者の人柄などが伝わるようにする必要が、より強く生じるようである。とすればこれもまた、インターネットシジョウというより、インターネットイチバと称すべきかもしれない。

 またドラッカーについても156ページに次のように書いている。

 トップ・マネジメント(経営者)は、マネジメント(中間管理者)にフィードバックkを返すとともに、組織全体が何を目指すのかを決定する役割を担う。利益は目標とはなり得ない。利益は、組織の運営を維持できるかどうかを決める条件にすぎない。利益が出る事業は継続可能であり、利益の出ない事業は継続不能である。しかし、その組織が何を目指すべきかについては、利益は何も教えてくれない。それを考えるのがトップ・マネジメントの仕事である。

 組織マネジメントの根幹は、マーケティングとイノベーションとである。マーケティングは何かを売りつけるための手管ではない。それでは「販売」である。マーケティングとは、その組織が外部から何を求められているのかを察知し、それに組織の作動を適応させることである。この適応のために、自分自身を常に変えることが、イノベーションの本質である。もしマーケティングとイノベーションとが、完全にできるのであれば販売は必要がなくなる。

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2009年11月24日 (火)

顧客の固定化

■顧客の固定化、固定客を増やすことが最大の課題である。顧客の固定化とは、その店のファンづくりである。しかし顧客は一様ではなく、さまざまな嗜好や購買パターンを持つグループに細分化される。いまやひとつのコンセプトだけで組織を維持・運営していくのは困難な時代になっている。

 これは河野氏がいまから17年前、1992年に出版された書籍で述べていることである。人間に対する思いやりを基本に顧客サービスを考える。教育、施設、加工、サークル、展示、産直、店舗演出などサービス内容の工夫を行う。

 ①大口顧客の組織化

 ②固定客の再訪率を高めるための組織化

 ③イノベーターの組織化

 そして会員に何をサービスするのか?といえば、

 ①パーティの開催

 ②フラワーデザイン教室

 ③情報誌の発行

 ④旅行

 ⑤カードの発行

今週の行事

■11月25日~27日、幕張メッセで展示会。アグロイノベーションフェア。農水省のアグリビジネス創出フェアも併催。

■現在、27日の会合は80名参加申込(生産・流通・育種・販売・マスコミ)。

第8回 MPS参加者ネットワーク協議会 議事次第

日 時   2009年11月27日(金) 13:00~16:15

場 所   東京都立産業貿易センター 浜松町館 第1・2会議室
         (JR浜松町駅から徒歩約5分)

参加者   MPS参加者、オブザーバー他
主 催   MPS参加者ネットワーク協議会
協 力   MPSジャパン(株)

   内 容

1.   開会の辞 MPS参加者ネットワーク協議会 会長 大西隆氏

2.   ご挨拶 MPSジャパン㈱ 代表取締役社長 松島義幸

3.  「台湾・ベトナムのトルコギキョウ生産と花持ち試験・MPS」視察速報 樋口博紀さん

4. 「MPSの現状と今後の展開」 松島義幸

5.   「MPSの地産地消による展開 昭和花き研究会の取組み」                        昭和花き研究会会長 菅家博昭

6.   「JAみなべいなみMPS研究会の取組み」 みなべいなみ農業協同組合 

                             いなみセンター長 平貴志さん

7.   「IPM(総合的病害虫管理)の事例報告」 

8.   閉会の辞 MPS参加者ネットワーク協議会 副会長 菅家博昭                         

*協議会終了後、懇親会を予定しています。
(17:00~19:00、会費:4,000円)

作り手が売る意味

■生産者の取り組みと、大手の取り組みが変わってきている。シティ・コンタクト →→→ フランス

■かすみ草・コンタクト

11月後半の予定

■2009年11月24日(火曜日)

 昨日のパイプハウス解体で、今年の野外作業が一段落した。あとはデスクワークと営業中心になる。来年の取り組み、取引のための取引先顧客訪問がはじまります。

■11月25日(水)昼、柳津町西山せいざん荘にて地区生産者の慰労会(第1,第4)。夕方より、中越石丸社長と次年度取り組み等の懇談(福島県内にて)。

 11月27日(金)都内・MPS参加者ネットワーク。会津からは花職人Aizuの湯田浩仁さん、魚沼のユリの鈴木さんなどが参加します。→松島さん

 11月29日(日)午後2時~、喜多方市山都町一の木黒森山荘で会津学読者会。→浅見さん

 11月30日(月)午後1時30分~昭和村公民館にて昭和花き研究会定例会(来年の作付け計画)。会員対象。

 12月1日(火)午後1時~、会津若松市・福島県立博物館講堂でトルコギキョウ勉強会(県主催)。毎年この時期に開催されています。優秀な会津地方の若い生産者が集まります。トルコギキョウ栽培をしていなくとも、栽培品目を超えて学ぶことが多いと思います。サカタのタネの久保田氏が全国の産地の取り組みなどを紹介します。だれでも参加できます。(私は上京都内営業)。→告知記事

 12月2日(水)関西地区

 12月3日(木)愛知県内かすみ草産地視察(JA愛知みなみニューライフ)。長野県の吉井英利さんに随行。

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2009年11月23日 (月)

カヤ

■カヤ→堆肥(たいひ)

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ハウス解体終了へ

■11月23日、雪は消えています。今日は、晴れの午前中にパイプハウス解体作業。午後より小雨になる。

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冬を迎える準備(支度、したく)

■喜多方市山都町 →→→ 飯豊の空の下から

 →→→早稲谷ひぐらし農園

 →→→ 奥会津・昭和村大芦

 →→→ 会津美里町

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畑のへりで物語がはじまる

■11月6日に到着した『季刊東北学』第21号 2009年秋号(柏書房)。特集は、岩手県の「骨寺村に日本の原風景をさぐる」で、いまここカフェの川合正裕さん(芸術工科大学院生)も書いている(「骨寺村」おける寺社への信仰 前要害屋敷佐藤家のお札を手がかりに)。

 東北文化研究センターPDの竹原万雄さんは「中山間地骨寺村の生活 近世・近代への展望」として、山野利用について詳述している。十三町歩・百十七名共有の秣場(まぐさば)や、草山、草生地。当時の肥料は山草を刈り取って田に敷き込む刈敷(かりしき)、ワラや草を厩舎に敷いて馬の糞尿とまぜた厩肥がある。「秣(まぐさ)」とは牛馬の飼料にする草と田畑の肥料にする草という意味がある。さらに燃料となる薪炭。これらの山野利用では「村」域を超えて展開していることを明らかにしている。

 赤坂憲雄さんの「エロスとカニバリズム 1 河童を見た話」という新連載が掲載されている。特に興味を持ったのは
 何故岩手県の遠野物語は、物語の舞台として、裏の畑が選ばれたのか?そこは里山である。そこではかつて、薪をあつめ、炭を焼き、山菜や茸を採った。裏山と屋敷地のあいだに、畑がある。畑は裏の山に接している。畑のへりだ。日当たりは当然だが、わるい。夕暮れも早い。夜は一気にやってくる。
 宮沢賢治には「畑のへり」(『よだかの星』所収)という短い作品があったな、と思い出す。「麻が刈られましたので、畑のへりに一列に植えられていたトウモロコシは、たいへん立派に目立ってきました」、、、、、(略)

 賢治の作品世界にはあっては、畑のへり・林のへりは物語がはじまる、かぎりなく特権的な場所だった。

■昨日、福島県立博物館に行ったのは、講演される月田禮次郎さんの住む集落にいる茅葺き職人について健在かどうか?をたずねるためでもあった。

 10月19日に富山県の茅葺きのことを調べている女子学生を案内して南会津町(田島)糸沢の南会津博物館に行き、渡部康人さんにお会いした。そこで、田島町教育委員会が2005年に発行した『ふるさとの茅葺き屋根~家作り文化と会津の茅手』を購入した。石川純一郎さんの調査・報告書である。

 この報告書のなかに、南郷村山口の馬場徳郎さん(大正15年生まれ)が、調査協力者の五十四人のうちの一人として掲載されており、本文中に以下のような記載があり、馬場さんが提供したものであろうことが推察された。

 「茅(カヤ)の採取権」として事例五に南郷村山口の事例がある。そのなかに、

 その他 畑のヨセ(畦畔)またはコサバ・ノヒキ(畑周辺の山続きになった空閑地で二十メートル前後の幅がある)に生えた草や茅を刈る。秋にはクゾヅル(葛蔓)や雑草雑木を刈り取って茅によく陽が射すよう手入れをする。またノヒキではカラムシ(苧麻)を栽培し、その繊維で布を織った。(36ページ)

■雑誌『会津学四号』(2008年、奥会津書房刊)に、拙文「私の月田農園物語」がある。月田農園の禮次郎さんの父・茂さんが記述したノート(地名手記)を148ページから掲載している。そのなかには、朝草刈り、萩刈り、カヤを運ぶ、カヤヒキミチのことや、2種類あるカヤは、オオガヤ、コガヤ。コガヤはカラムシ(苧麻)の春の畑焼きには必要であったこと、コガヤは屋根のノベガヤ、フユガキ(冬囲い)に使ったことなどが書かれている。

 この茂さんの手記には無い「畑のへり」の内容が、馬場徳郎さんの記録にはあるので、馬場さんを月田禮次郎さんに紹介してもらう、ことになった。

11月29日(日曜日)午後2時から、喜多方市山都町一の木 黒森山荘(予定)で雑誌会津学読者会を計画中です。菅家・遠藤が参ります。 → 山都早生谷 ひぐらし農園 浅見さん

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↑中央が茂さん。左は周東一也先生。↓禮次郎さん。1986年3月17日。

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見えないものを見る

■2009年11月22日(日曜)夜遅く、NHK教育テレビ「ETV特集」を見た。

 「ピアニストの贈り物 辻井伸行 コンクール20日間の記録」

 今年の6月、アメリカで行われたピアノコンクールをピーター・ローゼンというアメリカ人が記録していた。眼が不自由なのにどのように練習をしているか、、、、番組の終盤、膨大なピアノ曲を暗譜しているだけでもたいへんなのに、、、という審査員ピアニストの講評があった。

 またオーケストラの指揮者の吐く息(ブレス)に、合わせるコミュニケーション。彼にはオーケストラの指揮者を見る視力がない。それをどのように合わせるか?を撮影していた。

昭和花き研究会は、この夏から秋に福島県内の5都市の量販店で、染め色かすみ草フェアを開催した。昨年秋に試験販売を経て、環境負荷低減プログラムMPSに登録した生産者のかすみ草(昭和花き研究会には8名登録)を基本に採花日表示をして80cmの染め色かすみ草をリターナブルバケットで納品し、7月1日から10月中旬まで、店頭販売してきた。染めるかすみ草は、その時期にいちばん良い八重大輪系の品種。

 フェアは土曜日・日曜日。5都市7店舗で開催し、すべて生産者・卸・加工・小売店の責任者が店頭に立った。昭和花き研究会では参加者が店頭での経過の記録をとっている。一部は雑誌『会津学』5号(2009年8月15日発行)に掲載している。その後の出来事のひとつ,,,,,,,

 8月末のある都市でのかすみ草フェア時のことです。

 目が不自由な女性のお客様が付き添いの人と来店された。にぎやかな店内で、そのお客様は耳をすませて「染め色かすみ草って?」と聞かれました。付き添いの人が「ピンク、赤、青、黄色とか、色とりどりに染められたかすみ草です」と説明していました。

 お客様は「私は眼が見えませんが、今日、私は赤い色の洋服を着てきました。この赤い洋服と、ここにある赤色のかすみ草は似ている赤ですか?」とたずねられた。

 「よく似ているきれいな赤です」と伝えました。

 付き添いの人は「青が良いのでは?」と言っていましたが、、、

 彼女のこたえは「赤のかすみ草を1本下さい」

 赤のかすみ草を1本、ラッピングしてお渡ししました。

 「私にはいま見えます。この赤い色のかすみ草が見えるんです」と、笑顔。

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2009年11月22日 (日)

森の家族の物語

■2009年11月22日(日曜日)晴れ。

 会津若松市内の鶴ヶ城(若松城)の東手にある福島県立博物館の講堂で、午後2時より4時30分までの150分間、南会津町南郷(山口・台)の月田禮次郎さん(月田農園園主)の講演「里山だより 里山に学び遊び暮らす」を聞いた。

 2時間30分、自ら撮影したカラー写真を2~4枚、1画面で映写し、禮次郎さんが語られた。投影しているプロジェクタを操作するパソコンは高校生の次男が担当され、会場には洋子夫人も。

 農園、裏山、ナラの林、オトメユリ(ひめさゆり)、トトロ(石窯)、山の学校、ホルン、昆虫、ヘビ、コウモリ、モモンガ、ヤマネ、、、、民俗(山入)、おじいさんの木(ホオノキ)、、、、

 昭和18年生まれの禮次郎さんが奥会津(南郷村)で、見ている世界を、私たちは知ることが出来た。それは禮次郎さんが撮影した家族と森と植物(花や木)の写真であった。禮次郎さんのまなざしを知ることができた。

 植物、昆虫、は虫類、、、、、そして家族の物語であることがわかった。

 この人は出会ったものを、時間をかけて、つきつめていく。

 百合の栽培で、球根がネズミに食べられてしまう。ネズミを調べるとハタネズミであった。捕獲したネズミをホルマリンやアルコールを入れた瓶に詰め標本を作る。そして頭骨標本を作る。ほかにどんなネズミがいるのか、、、知りたくなる。1本3000円のライブトラップを購入し20個設置して、農園所在地に生息するネズミを全種類集めその頭骨標本を作るようになる。そしてクマ、キツネ、テンなど、生息するほ乳類の死骸などを集め骨格標本を作る、、、、アカネズミはクリやドングリを集める。人間にとって被害を与える動物類は実は森の拡大のために種子散布していることを知る。カラスのいけぐり(埋め栗)は、よく観察すると実にネズミの歯の跡があるので、ネズミが行ったことだと断じる。2年間、トチの実をネズミがどれだけ散布(運搬)するかを調べてみると、1年間に82mほど運んでいたことがわかった。トチノキが山の斜面上部に種子が散布され拡大するのはネズミなどの役割が多いと感じ、悪いことをしているだけではないことを知る。

 父が昭和34年に、植林地の尾根から200球堀取って農園の隅に植えておいたオトメユリ(ヒメサユリ)。山から球根を取ってきて植えても、いつも無くなってしまうのだが、この球根はなくならずに花を咲かせ実を付け続けた。花はピンクできれいで、かわいらしい。ほのかな香りもする。栽培はとても難しいから、難しいからなんとかして栽培してみたい、花のきれいさ、、、花の秘密を知りたい、、、、という一念で続けてきた。父も、同じ、共通の意志を持っていた。

 5月末から6月に咲くオトメユリは、その球根を秋に、正月用の百合飯(ゆりめし)を炊くのによく取りに行った。おばさんと、正月用の百合を取りに行ったことを覚えている。花が咲いた後に種子の入ったサクが付く。「サクが3個以上ある百合を掘るんだよ。1個、2個のサクのものは掘らないでそこに残すんだ」と教えられた。秋に掘った百合根は桶砂(おけすな)に入れて正月まで保存する。

 昭和38年に父と植えたスギ(杉)を間伐して小屋を建てた。自分たちで植えた木を使って建てたのでとても「満足」した。

 ラジオで根曲がり木でアルプホルンを手作りすることを聞いて、それも多方の先達を訪ねて教えてもらい取り組み、冬に手作りし27本ほど作った。自分が植えた杉で作るんだから、、、、、素晴らしい。

 地域の子どもたちに森の体験をすすめている。普通キノコは春に木に植えてもフタナツ(二夏)過ぎなければ出ない。ところがヒラタケは春に菌とコメヌカとおが屑を混ぜたものを植菌すれば、秋には発生してくる。仕事がその年に見えるからおもしろい。感動が伝わる。キノコを秋に、ただ食べるではもったいないから、パックして売ってみると社会勉強になるから、、、と提案した。学校ではそれを子どもたちが集落をまわって売ってあるき、八万円くらいになった。その年、隣の新潟県で中越地震が発生したので、子どもたちは五万円を寄付した。

 農園の雪が溶けると、セキレイ(小鳥)がやってきて小屋に巣を架ける。どちらが早く農園に行くかを競っているようなものだ。ある年は、俺が早く農園に行って仕事をはじめ、ある年はセキレイが最初に農園に行っていて、「なんだ、今年は遅いな」って鳴く。ある時、農園で仕事をしているとセキレイが来て頭上で鳴き騒ぐので、巣に行ってみるとアオダイショウ(ヘビ)が巣下にいた。それをつかんで、数百m以上離れた崖下に生きたまま投げ込んでおいた。翌日、またセキレイが騒ぐ。すると今度はアオダイショウが巣に入るところだった。それは棒で叩いて殺してしまった。その死骸を見て驚いた。昨日に生きたまま運んだヘビだったからだ。つかんで捨てるときに尾の皮膚の一部が剥げたので、悪いことをしたと思ったから、覚えていたその剥げた皮膚の尾を持つヘビだった。一晩でがけの下から移動してここまでまた来ていた。その執念に驚いたし、殺したことは悪いことをしたと思った。

 ヘビは百合の球根を食べるネズミを捕るから、大事にしている。マムシ、ヒバカリ、シロマダラ、アオダイショウ。

 カモシカは数年前にパラボックスウイルスに汚染し口の周りがただれてものが食べられなくなり死んだものが多い。それで減った。しかしこれまでいなかったニホンジカが来ている。(イノシシも)。

 シシタケというキノコを20年前に3日間で100kg採ったことがあるが、いまは出ない。

 集落と農園の距離は2kmほどあり、その道筋に山の神様のほこらがある。脇にはケヤキとケンポナシとウワミズザクラが集まって立っていて、その木に正月二日にワラで作った「やまいり(山入)」を架け山の仕事の安全や、山のものが豊作にあるよう祈った。かつては、何十もの山入が架けられ、架けるところがないほどであったが、いまは俺一人しか架けない。それだけ山に関わる人がいなくなったのだ。

 モモンガの子が3頭、農場の小屋の作業場にいた。少しめんどうをみてから森に放した。

 栽培しているカラーの球塊を保管する、山の斜面に作った室(むろ)に、今年の10月29日に、ウサギコウモリがいたので捕獲して写真を撮って放した。10月25日にはコテングコウモリが作業場の青いシートの中にいた。モモジロコウモリもいる。別な小屋の階段の天井にはコキクガシラコウモリが暮らしている。

 9月はじめにヤマネの巣が農道に落ちていて、7頭の子がいた。3頭は死んでいたが巣を戻しておいた。4日目に親が来て授乳しているようで、よかった。巣箱を見たいと思っていたが、親が来なくなると困るからがまんしていて、40日目の10月21日に巣箱を見たら2頭は死に、2頭が生きていた。

 そして今年、1700m離れた宮床湿原からハッチョウトンボが飛来し、栽培しているカラーの葉に止まっていた。メスだったので、産卵場所を探していると思った。ハッチョゥトンボが棲める場所、ビオトープを作りたい。冬虫夏草も最近になってはじまった。もっと早く出会っておきたかった。(文責:菅家博昭)

 

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カスミソウの悪臭原因物質 イソ吉草酸 メチル酪酸

■2009年11月22日(日)晴れ

 午後2時より、会津若松市内の福島県立博物館で、月田禮次郎さんの講演会。

 博物館では12月1日の午後に、トルコギキョウの栽培学習会も開催される。

■カスミソウの悪臭原因物質の研究 → PDF シュッコンカスミソウ切り花におけるエステル生成とアルコールアセチルトランスフェラーゼの基質特異性(英文)

 →→カスミソウ論文検索

2009年11月21日 (土)

糖、STS

■ → トルコギキョウ →障害葉

 → カーネーション →エチレン非感受性

 → バラ品種間

 → PCD評価法

■12月8日、都内。新たなフラワービジネスを目指して(農研機構)→PDF

11月22日

■11月22日(日曜日)午後2時より、月田禮次郎さんが会津若松市内の福島県立博物館で講演される。→ 午後2時より

■11月20日夜、いまここネットのトークライブ → 孝雄氏報告  →→→カチコチカフェ

 昭和村と三島町を結ぶ旧道 →→→ 美女峠・大辺峠

IPM(総合的病害虫・雑草管理)と天敵利用

■11月20日の日本農業新聞12面。

 大麦植え土着天敵温存
 アザミウマ抑制

 天敵利用研究会は11月19日に千葉市で開催された。雨よけピーマンに土着天敵のバンカー利用を組み込んだ総合的病害虫・雑草管理(IPM)の事例などが発表された。高知県農業技術センターの土着昆虫をピーマン栽培に試験した結果などが報告された。

■山形県のカスミソウからアシグロハモグリバエ → 山形新聞11月12日

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■IFEX専門セミナー → 11月17日 日本農業新聞

 IFEXセミナー 販売考え生産を 不振の花需要 消費者目線が重要 →→→

 PDF11月17日3段

■環境配慮し生産を →→→ 日経11月3日記事PDF

■葬儀の花 → 10月30日

 →→→ 花の生活研究所

■会津若松市内。駅前のサティのビルが完全に無くなった。城南の南花畑?にユニクロが入っていた店舗はジーユーが開店。ユニクロは会津若松インター付近のアピオ内に移転。

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11月19日午前の例会(大岐センター)

■ → 本名敬 君のサイト

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生花店の情報装備

■首都圏16店舗 →→→ 小田急フローリスト・ブログ

■花き関係の国内記事の再掲 →→→ マルヒ

■カゴタで一度お会いしました。喜多方の熱塩小学校に農業科 →→→ ヴィラ猪苗代の山際料理長

■インターネット上に存在しない情報は、「無い」という扱いになってしまう。なぜなら現在のD2・D1取引はインターネットで行っているから、、、、そのディスプレイ(ウェブ上)で見れる様式で提供する必要がある。切り花は西低東高。冬の雪の時間があるところが、ウェブ開設が多くなっている。

 PDF → 雪美人通信

 → カスミソウの作品

ブラック・ノベンバーへ

■10月、11月も、、、ヒートポンプ・エアコンの投資が重く負担になっている。装備の重視ではなく、商品や生産農園の社会的品質の向上はその負担額が極めて少額なのに着手できない。栽培技法やソフト部門の見直しが必要になっている。  →→→ ブラック・オクトーバー

 エアコンは換算し日本国内にこの数年で12,500台が日本国内のバラ農園温室内に設置された。他草花類でも設置されているので、台数は相当数になっているだろう。→→→福井先生

グラスルーツ・マーケティング

■7月23日、この夏にJFMA(日本フローラル・マーケティング協会)が主催したセミナーで、アメリカのスタン・ポーマーさんは「グラスルーツ・マーケティング」ということを説明された。

 →→ グラスルーツ・マーケティング

 このセミナー以後、この道筋にそってかすみ草の市場の作り方について思索している。ひとつは、消費者の体験を集め、それを精査して、消費者の体験を変えるような取り組みが必要。

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本年のカスミソウ生産・販売終了

■2009年11月21日(土曜日) 雪の予報。

■6月から販売がはじまった今期のカスミソウ切り花は、11月20日(金)で宮城県仙台市の卸:仙花で終了しました。同社担当者の上原さんに夜遅く御礼の電話をしました。

 すでに来年の3月からポット仮植する除雪後定植の無加温促成型のカスミソウの品種の注文は終えています。12月中に2010年の7月下旬から11月上旬に生産・出荷販売する品種を確定することになります。その苗は4月から7月上旬までに各種苗会社からプラグ苗(セル苗)で納品されます。

■わが国のカスミソウはBF(ブリストル・フェアリー)という品種での導入が約四〇年ほど前に行われ、平成元年のバブル景気からの景気後退で、1990年代中盤から品種多様化となり、「雪ん子」が登場して10年間その中心品種となりました。2005年発売され、2007年頃から「アルタイル」が席捲し、2009年はアルタイルを軸として動くのがカスミソウ日本の状況でした。

 11月19日の午前に昭和花き研究会、午後にJA会津みどりカスミソウ専門部会で種苗会社3社による品種説明会が、それぞれ昭和村内で開催されました。

 私は午前中の会の主催者で、会の開始にあたり次のように挨拶しました。

■カスミソウの品種選定に悩む時代。また選んだ品種を栽培しても、生産地環境に合わずに思ったような草丈や品質にすることがとても難しくなった。BFの時代は、BFが合う地域(夏場は高標高地)に産地が形成された。いまは、社会、特に小売り環境が大きく変化するなかで、それに産地が合わせていく時代になっている。栽培品種や栽培技法の変化を求められる時代は、小売り環境・流通環境が大きく変化している時代である、ということを意味している。

 そのため、この3カ年の品種適合性のための産地の取り組みと同じような発想と労力を持って、出口戦略、つまり消費者を最終的に見据えて販売にあたっていかないと、これまでのようにお客様は卸売市場という発想では、仕事が成立できない。

 また、生産者のなかには、種苗会社が納品する苗の品質や、苗価格が高価格安定、納期の遅延等について苦情を言う。それは購入者の立場として、販売者たるメーカーに思う気持ちとして正しいことだろう。では、はたしてカスミソウを生産・販売する生産者としてメーカーという立場で、購買する生花店・消費者の立場から見て、正しいイメージが持てているだろうか?品種選定や不必要な時期に出荷をしたり、必要な時期に納品できなかったり、価格が適正化どうか、、、注文に応じられるかどうか?など、考えることは多い。

 また販売者・購買者の立場が逆転するなかで、その担当者の人柄や言葉遣い、対応という、商品品質ではない「品質」が、購買する動機になっていることも多いのではないだろうか?そうしたときに、適正な手段で生産したり、関与先である卸・小売り・加工・消費者に、人間として適切な対応をいつもしているのかが問われていることに気づく。

 品種選定は、育種・種苗生産の各社とともに販売店と消費者も巻き込んで、新たなカスミソウの市場を作っていくことが目標であり、お花の隙間を埋める品種を選定することが目的ではない。モノ作りから脱皮して、あらたな「かすみ草の市場」を消費者を主体とした世界に作る、ということが、それぞれの役割分担で目指していくことになる。

■このようにして考えてくると、2010年の取り組む課題は、「産地品質」ということになる。商品としては「森が育てたかすみ草」(フォレスト)の投入と、その具体的なプロモーションになる。

 商品品質(適正前処理、バケット低温流通、花持ち試験)→市場品質(各種プロモーション、納期の適正化、ベーシックアイテムとトレンドの商品構成、品質保障販売)→社会的品質(環境負荷低減プログラム・MPSなどの取り組み)

 産地品質は、種苗会社に不要なクレームを出さないなど関与先との提携の模索、卸・小売りとの連携、消費者(生活者)のカスミソウ体験の収集、新しい時代にあった関与先との懇談会のあり方、、、、などがある。生産者が環境負荷低減プログラムMPSABC、販売者としての団体としてはクオリティの取得が手段の適正化・国際標準化の指針となる。

 かすみ草の想いを消費者に伝え、また消費者のかすみ草体験を収集する小売り店頭での販売員の育成も重要になる。

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2009年11月20日 (金)

日本切花協会

■本日、午前、種苗説明会が無事終わり、午後は喜多方市での金融セミナー(会計事務所主催)に(有)昭和花き研究会 取締役3名(菅家・本名・天野)で参加し現地解散。限界利益の最大化と経営品質。早く売るという回転率に貢献するのが「花持ち保証」の店頭陳列期限の管理。仕入れたものを「早く売る」ことでお客様の幸福を考える時代。阿部憲資社長の言葉が想起される。

■11月30日(月)午後1時30分から、昭和花き研究会・定例会を開催(12月分)予定。昭和村公民館2階研修室予定。IFEX報告、2010年種苗選択方針。

 カスミソウを含む草花類の採算割れ価格は続きます。現在卸市場価格は1本20~40円(80cm秀2L)。一方、実需者は産地(全農・経済連)との直接取引(市場外流通)で引当をすませているため、底値を支える仕入客が不在の状態。採算割れとは、出荷しながら運賃・箱代が請求される。出荷停止措置が必要な状況になっている。

■ → 日本切花協会

 → 花の役割

 → 花職人Aizu

 → 千葉さん

■11月27日 → MPS参加者ネットワーク

中越の仕事

■新潟県三条市・新潟市で切り花の問屋(販売)と、新潟県内の関連会社で農業生産を行っている「中越(ちゅうえつ)」。

 生け花の小原流の『挿花』708号(2009年11月号)に記事が掲載されている。

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ライブカメラ

■2009年11月20日(金曜日)

 本日は、午前9時30分~11時30分 昭和村大岐(おおまた)センターで昭和花き研究会:定例会。

 道路は県道柳津昭和線が安全です。路面凍結に留意。→ 博士峠

 →→→博士山

 博士峠のライブカメラ→→→博士峠昭和村側

■20日、午後1時30分 金融セミナー。喜多方プラザ・押切川体育館2階会議室。遠藤久税理士事務所主催。昭和花き研究会役員3名で出席。

■11月19日午後、郡山運送会津若松営業所訪問。出荷終了(輸送終了)御礼。

■11月18日、都下葛西市場で花のセミナー →→→ 兄貴の花道  →薄木さん

■新潟市南区でチューリップ切り花と百合生産を行っている「新潟フラワーハート」は小林誠さんを中心とした4戸で構成するグループがMPSに参加。(にいがた普及だより 13号、2009年10月、アグリほっとNEWS」)

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2009年11月19日 (木)

大田花き自社株買い

■11月16日付けで日本振興銀行が所有していた大田花きの株を126万株、大田花きが購入した。→→→大田花き

■いい夫婦の日(11月22日) 熊本県菊池のカスミソウ展示 → 大田花き

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今夜MPS連絡会(会津若松市内)

■今夜は、参加者が3名増えて開催。カゴタ。

■飯豊山塊の会津からみて北側の置賜盆地(米沢)も、MPS参加者が増加中です。会津は昭和花き研究会8名・花職人Aizu6名・ほか1名の15名。おきたまは11名。→→→ 松島社長

■12月3日(木曜)13時半、愛知県田原市JA愛知みなみ本店前集合で、かすみ草の学習会が開催されるので、参加します。ニューライフ・JA愛知みなみカスミソウ合同栽培勉強会(圃場巡回)。懇親会・宿泊は「とこはる」(田原市和地町波治神)。エコファーマー取得へ。→→→ 荒木さん

■昭和村大岐は雪があるものの、道路にはありませんが、今夜はどのようになるのか、、、、

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お客様の体験を伝える

■17日の宮崎講演の概要(メモ)が掲載されています。パブリックリレーションズ(産地広報)と、店頭販促(プロモーション)には、「お客様、、、、消費者の花体験」を店頭インタビューして集め、それを伝えることが大切です。生産者の体験を伝えることではありません。リテールサポートは、これから重要になります。

 →→→ミヤハナ

■切り花全体の価格低迷(採算割れ)が長期化しています。自らの産地のお花を利用されている顧客を明確にしてこなかった結果が、現在の結果です。卸市場で取引、仕入を行うためには審査があり、特定の人しか仕入ができません。特定の人しか仕入ていないなかで、その特定化(顧客化)をしていない産地は、顧客不在のなか、卸のセリに商品を出荷していることになります。また時代環境に合わせた予約相対価格が設定されていないため、予約相対が取れない、つまり顧客の囲い込みができていません。あなたの顧客は誰ですか?

 一方で、IFEX展示会などで、商社は大口顧客を固定化し囲い込んでいます。それが市場外流通です。数県のJA経済連(全農県本部)は、「特販部」を創設し、卸を通さない納品がはじまっています。

 「顧客管理」は産地の仕事です。

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かすみ草pm

■大田市場花き部の2階中央通路では、JA熊本県経済連による、かすみ草のプロモーションが行われている。FAJはJAあまくさ・うき。大田はJA菊池。

■昭和花き研究会のかすみ草の出荷はほぼ終了していますが、明日・11月20日(金)の仙花での販売で最終となります。本年も、ありがとうございました。

■会津各地でのかすみ草の出荷はまだまだ続きます。

 →→→高尾嶺

 →→→会津っ子

 →→→

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午後から雪予報

■2009年11月19日(木曜日)

 今日の午後より明日にかけては、会津地方は雪の予報。

 明日、11月20日(金曜日)午前9時30分から大岐センターにおいて昭和花き研究会・定例会は予定通り開催いたします。雪の対策でおいで下さい。なお、雪のため、国道401号博士峠は通行されないほうが安全です。県道柳津昭和線(西山地区経由)が安全ですが、スタットレスタイヤ装着・チェーン準備が必要です。

 今日の夜(19日)は、会津若松市栄町の籠太にて会津MPS連絡会・例会。午後より雪予報なのでご注意下さい。午後6時30分の定刻から開始しています。

■11月18日の夜、宮崎から都内経由で会津に帰着。14時からJELFA理事会に出席し10月のオランダ視察報告を聴きました。オランダの今年の大きな変化は日本のモデルになるのだろうか?というのが印象でした。これまでの5年間と、これからの5年間は全く異なると思います。

■18日の午後、ポインセチア品評会(審査)が行われていた。

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2009年11月18日 (水)

宮崎県

■17日午前は、宮崎市内の花売り場と農産物売り場、物販の現況を一人見て歩いた。

 映画2012のプロモーションが公開前にかなり行われている。

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花を愛でる mederu

■2009年11月18日(水曜日)宮崎空港から東京・羽田空港へ。

■11月17日(火曜日)午後、宮崎市内のサンホテル・フェニックスで、平成21年度みやざきの花グレードアップ研修会が、「みやざき花で彩る未来推進協議会」主催で開催された。会場となったホテルは今週末からダンロップオープンが開催される、ということで混雑していた。会場となったホテルのロビーで、宮崎県農政水産部農産園芸課花き担当リーダー主幹川上求さんに再開した。かつて東京霞ヶ関の農水省花き対策室に出向されていたときにJFMA等のセミナーなどで何度もお会いしていた。花き担当技師の西森竜一さんにも再開した。農産園芸課課長補佐(園芸担当)の福元孝一さん、営農支援課主幹(広域担当)花き普及指導員戸高朗さん、JA宮崎経済連園芸販売部部長落合正臣さん、園芸販売部マーケティング戦略課課長の新田浩一郎さんは大会進行をされた。小倉優子さん。営農部営農振興課課長内田真朗さん、デザイナーの加藤麻紀さん。主催者側の皆さんを紹介された。

 

 宮崎県花き生産者連合会の歌津芳秋さんは宮崎県日南市平山で切り花ストック栽培を80アールされていてほとんど県内卸市場へ出荷されている。きちんと地元県内の顧客管理をされ、品質を高め優位に販売され、そのほか北海道等に少量出荷されている。地域の直売所に花束販売するための添え花に、かすみ草(雪ん子)を栽培し1年休んだ後で、今年からかすみ草アルタイルを1棟栽培している。

 宮崎市内の松田園芸の松田実さん。苗もの、草花鉢物の生産。

 宮崎中央花き(卸)の小倉幹哉社長。数年前に、全国仲卸会の会合が宮崎市内で開催されたときにお会いしている。

 さて、宮崎県内の花の生産者・卸・生花店を一同に集めてはじめて開催された研修会の内容は、 

 あの米沢藩の上杉鷹山公を生んだ高鍋藩の、宮崎県高鍋町北高鍋の福岡フラワーの福岡直樹さんが花の小売業の現況と課題を報告した。かつてと今では社会環境が異なるため、なにかしかけていかなければならない。

 次いで、JA宮崎中央の生産者である宮崎吉野花壇の代表である吉野恒男さんが草花切り花生産者としての現状と課題を報告された。吉野さんは、関西地方の大手生花店に勤務され経験を積み、切り花生産をするために地元に戻り就農され10年になる。宮崎県内では1241戸の花の生産者が、134億円の販売額がある。県内需要を新しく作ることが課題だろう、という。

 ジャパン・フラワー・コーポレーションの松村吉彰さん(40歳)は、富山県を中心として北陸地域と本年から関東地域の生花店「花まつ」を多店舗運営されていることを「需要創造への挑戦」として90分講演された。鮮空便についても示唆された。

 私は、社会環境への産地対応の仕方、環境負荷低減プログラムMPSがたいへん有効であること、そのMPS事例として花職人会津のプロモーション(展示会出展、産地フェア、鮮度保証、産地公開、顧客の明確化と交流、産地ニュースの出荷容器への封入)などの取り組みを紹介。次の時代の農業生産は、「工業化された農業」ではない地域特性を生かした仕組みで対応することとして露地栽培の南会津町の月田農園の森のカラー(落ち葉栽培)の取り組みを紹介した。

 宮崎県内の生産者代表、小売店代表の報告、ゲスト講師として生花店代表の松村さんの講演、生産者としての私(菅家)の講演であった。

■研修会終了後の夕食会で、JA宮崎経済連の内田真朗さんから、宮崎では海岸林など松林の松葉の腐葉土を葉タバコ栽培の育苗用土に使用していることを教示された。

■日南市のJAはまゆうの村上昇さんにも、営業で来県されている仙花の谷井専務とともに、再開しました。

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↑福岡さん、↓吉野さん

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2009年11月17日 (火)

カヤとマカヤ ma-kaya

■宮崎県西臼杵郡日之影町で利用した草のなかでもススキには2種あることを今回の訪問で知った。

 カヤとマカヤ。マカヤは根が深く入り、草丈は1mほど。標準植物和名ではカリヤスと思われたが、確認作業が必要だ。また短いチガヤは春に穂を出し、なめたものだ、という。牛馬の餌とした。細い道を歩き山塊のなかの草を集め、13把(わ)で背負った、という。昭和30年頃までは「やぼやき」という焼き畑を行ってアワやヒエの雑穀、一部ではダイコンなど野菜を栽培。いま焼き畑跡地にはほとんど杉を植林した。「耕地をものすごく大事にした」ものだ、という。荒らすと1年でカヤが生え、イノシシが入り込む。

 かつて照葉樹のカシの木で炭を焼き、ナラやクヌギにシイタケを植え乾燥して出荷した。16年ほど前からキクを栽培し、8年前からラナンキュラスを栽培している。現在33名にまで増えた。

 照葉樹林のなかのカシ類の分類について聞いてみると、イチイガシやアカガシは用材(建築材)や屋道具(家具)として馬で牽いて出した。シラカシは鍬の柄。

 カラムシ類は石垣や路端に多くあり、2度ほど降霜があったようだが、葉を付けていた。利用はしたことがない、ということだったが、2種の呼び名が記憶されている。それは「ハッタンガラ」「ハッポンタン」で2名の方が同じ2種の呼び名を語った。橙色の虫が付く、という。

 細葉は、ヒガンバナ、ということだった。

 2集落は左岸集落のO地区、右岸集落は尾根の付近にあるY集落。いずれも数戸ずつ散居している。谷底を流れる川のせせらぎが聞こえるのは左岸のO地区であるが、最近夏にカエルの声が低くなった、とNさんはいう。10月までは夜にシカがいまでもよく鳴く。電柵を設置してもイノシシ被害がある。

 Y集落のKさんの家の玄関には毒キノコが逆さに干して下げてあった。魔除け、という。

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手製のヨモギ団子(ふかしたもの)をいただいた。なかには小豆が入っているがとても大きな粒であった。

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日之影町再訪

■2009年11月17日(火曜日)雨、宮崎県内逗留中。本日午後からシーガイア国際会議場で花のセミナー(200名)。

■11月16日は羽田空港を6時40分発のSNA便で宮崎空港8時40分着、曇り。レンタカー(日産マーチ、8000円)を借りて片道4時間で県北西部の高千穂峡へ。一般国道から延岡から短路有料道路を通過して(250円)日之影町の2集落を訪問。雨の帰路、宮崎市内に戻ったのが19時過ぎ。レギュラーガソリンは2000円分使用し駅前店に返却。

 高千穂ブランドのラナンキュラスは9月25日から10月10日頃までの定植、早いものが開花をはじめていました。

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昼食を日之影町の里の駅で食べたが、白米黄色の粒が入っていた。それはトウモロコシひいた「わりきび」でよく食べられているのだそうだ。味もおいしいし見た目もきれい、という。

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2009年11月16日 (月)

ゆめのたね yume-no-tane

■11月20日から25日まで、茨城県ひたちなか市笹野町2-2-7 JSK第2ビル1階 ギャラリー エスパース(JR常磐線 勝田駅東口よりタクシーで5分)にて、高鳥達明 個展 ゆめのたね が開催される。1964年常陸大宮市生まれ、94年イタリアのフィレンツエ留学。

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■ifex2009の10番街中央通路のタキイ種苗は、タネのノベルティを3種提案していた。出展担当者氏に話をうかがうと、私たちの日常生活とタネが離れた時代になっており、そのことへの危機感から、特別展示したもの、という。

 消費者が、植物を育てた経験がなければ、どのような販促活動(プロモーション)を行っても、それは表層をなぞるものでしかない。花をいける、飾るということも、その延長上にある。いのちの問題をどのように扱うか?につながっている。

 まったく異なる植物と金属などが売られる、あるいは取引の商談を進めるifexで、出展社にインタビューしたが、そのなかで、社会で起きている事例に、次のようなことがあった。MPS参加者ネットワーク協議会長の岐阜のセントラルローズの大西隆さんとともにうかがった話である(私は副会長)。

■とある販売店で、植物(グリーン、鉢花・観葉植物)を扱っている。店員が次のように言った、ということで唖然とした、というのだ。

「えっ、植物には、水をやらなければならないんですか?」

■水を必要としない造花が「増加」している。ホンモノとフェイクされたものの境界が無くなっている。今年の7月のはじめに会津若松市で、かすみ草フェアを地元の量販店店頭で開催したときに、「花は枯れるからいやだ」という小さな女子の主張を思い出す。種(たね)をまいて、いのちを育てる、、、、、ということ(いわゆる咲いた花を飾る花育とは異なる体験)、かつて日常で体験したエクスペリエンスがないことが、大きな世代間のギャップ、あるいは生活環境(都市部と山間部)にかかわらずに大きな欠落をもったまま人が成長している現代の病巣の基層が見える。

 ノベルティというギフトを通じて、タネの意味を考える、という出展が、2009年のifexで提案されていた、ことに一丁目一番地の展示品の意味をどれだけの来場者、あるいは出展社が考えたことだろうか?

 会津地方の花職人Aizu(会津)が、花屋さんむけ店頭プロモーション、たとえば世田谷花きの仲卸通りで、あるいは消費者向け八王子の生花店の店頭で、、、、トルコギキョウの小さな種子を展示することの意味は、とても先見性のある取り組みであることが、わかる。いのちとは、時間の長さであり、植物・花のいのちは、たとえば60cm30円の価値しかないわけではない、、、、のである。育つためにかかった時間、育てるためにかけた時間を評価しているものではない。しかし採算割れ価格が続くと、購買している人々にはいのちの価値がとても低いものであることを日常化(感覚のコモデティ化)が進む。

 「遊び仕事」が無くなった現代は、また「遊び仕事」を評価されない時代にもなっている。工業化された農業が破綻するのは、そうしたところからはじまる。水田にはかつて魚類が棲めたが、農薬が充填された水田には生物は棲めない。田んぼはそのように見えるが、魚類を水田で捕獲する「遊び仕事」が、水田が産業の場ではないことを感覚的に伝承してきた。いま冬期間の水田に水を張る、という「ふゆみず田んぼ」が増えている。かつての水鳥が戻れる場所を作る試みだ。水田や用水路、ため池の魚類は人々が食べ、そして人々の紐帯を強める意味があった。工業化された農業が突き当たった壁が、花ではオランダが抱えた問題でもある。そこでなぜMPSが生まれたのか、、、、、、日本人は水田の生物の有無には想像力が働くが、畑の土、ハウス内の土を感覚的に見ることをしていない。土壌消毒をしていない土の意味や、そこに地域内の落ち葉(植物)を入れる、、、という意味は、有機質の施用という意味ではなく、森に通うという行動(エクスペリエンス)を忘れない、という伝承の質の強制を含む問題なのである。

■12月3日午後、愛知県のかすみ草産地にアルタイル栽培伝道師の吉井英利さんに随行して行くことになりました。ifexで吉井さんと会って、生まれたプロジェクトです。

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2009年11月15日 (日)

佐々木高明『日本文化の多様性 稲作以前を再考する』(小学館)

■2009年11月15日(日曜日)

 東北新幹線で郡山駅から乗車し都内に入り、京浜東北線に乗り換える。JR浜松町駅で東京モノレールに乗り換え終点の羽田空港第2ターミナルが、今日の宿泊先だ。明日早朝始発の航空機で宮崎県に向かう。宮崎県は記紀神話の舞台であり、焼き畑や雑穀の古層を残す山村が多くある。

 JR浜松町駅には、「ブックストア談 dan」という大型書店が駅構内にある。

 歴史のコーナーに平積みにしてあった本を1冊購入し、先日に無くなったレヴィストロースの川田順造・渡辺公三訳の本を1冊購入した。明日の航空機内で読むため、である。

■2009年11月17日発売の(今日は15日だが)80歳になる佐々木高明氏の最新著は『日本文化の多様性 稲作以前を再考する』(小学館、2310円)。

 かつてNHKブックスから『稲作以前』を出版したのは、1971年であった。基層文化としての焼き畑の全貌を示した本書は、学会に大きな波紋を起こした。その後、1984年にダム水没が決まっていた新潟県奥三面で民族文化映像研究所の姫田忠義氏らが主催したセミナーで、私は佐々木高明氏や坪井洋文氏とはじめて会った。まだ20代前半の私は、著作でしかしらないこうした人々と寝起きをともにしてフィールドワークができたことはたいへん貴重な経験であった。

 山形市の東北芸術工科大学に赴任した赤坂憲雄氏が雑誌『東北学』を刊行し、佐々木高明氏をパネラーとして東北の焼き畑や、畑作の神様に関する新しい知見を示したことが、本書『日本文化の多様性』を書かせたと言える。

 赤坂氏は会津若松市内の福島県立博物館長となり、民俗学の佐々木長生氏らとともに様々な取り組みを行っている。2007年に「樹と竹」という展覧会を会津若松と鹿児島黎明館で開催しているが、そのことについても詳しくふれている。

 長野県秋山郷の山田亀太郎さんの語りを志村俊二さんがまとめた『山と漁師と焼き畑の谷』(白日社)についても、その山暮らしの実像を詳しく紹介している。

 民俗学者の野本寛一氏の『焼畑民俗文化論』(1984年)。そして、

 民俗学者の湯川洋司氏が奥会津の調査をまとめた『変容する山村』(1991年)についても畑の神様の去来について紹介している。奥会津でジチンサマ(地神様)とよばれるものを、そのまま畑の神様として認めよう、というものである。昭和村の大芦や南会津の調査による成果である。

 現在、三島町に住んで研究を続けている山形市の芸工大の大学院生である川合正裕氏(いまここカフェ)はこのジチンサマの研究者であるが、彼の論文が巻末の引用文献に掲載されている(「青森・岩手におけるノウガミ信仰」『東北芸術工科大学東北文化研究センター 研究紀要』8、2009年)。

 日本文化の形成に畑作文化が果たした役割が、重要であったこと、アイヌ文化のもつ意味が小さくなかったこと、などが分析を通して日本文化は稲作文化のほかに、異なった歴史的系譜と特色を有するいくつもの文化によって構成されている。多文化の国が日本である、としている。

 本書は読みやすさを考え論文調ではなく、ですます調お平易な表記と図を多用している。これまで研究してきて見逃してきたことを、研究論文の再読により再構成されたことは以下のような研究姿勢に貫かれている。

■堀田吉雄氏の『山の神信仰の研究(増補改訂版)』(1980年)を佐々木高明氏は読み直してみて、「重要なことが指摘されていることに気づきました」としている(181ページ)。

 堀田氏は東北日本の山の神信仰は北方アジアの山の神と関係があるらしい、また西南日本のそれは南方の山の神信仰がその基礎にあるのではないか、と指摘したあと、この問題は、フォークロア(民俗学)の問題ではなく、エスノロジー(民族学)の問題であるとも述べています。

 「これを読んで私は愕然としました。1980年に、そこまで堀田吉雄氏が指摘していたにもかかわらず、フォークロリスト(民俗学者)もエスノロジスト(民族学者)も、それ以降30年近くの間、誰もそのことに気づかず、問題を追及してこなかったのです」

■焼き畑、雑穀栽培、畑作、北方につながるアサの栽培(とすればカラムシは南につながる)。北と南の栽培作物(繊維植物)が昭和村の畑ではひとつに結ばれている、ということが見えてくる。

 本書は多くの人に読まれることで、なぜ、赤カブが大切なのか、雑穀の文化が大切なのか、、、、そうしたことが理解できてくる。

 コメの生産至上主義が、減反政策で、そして現在崩壊している。そうした背景がこうした稲作以前の畑作についての文化論を社会が受け入れる素地を呈している。稲作優先の平野部と、畑作優先の山間部。そうした対立をみることが稲作優先主義が崩壊した現在に生まれていることは、偶然の一致ではない。

■羽田空港第2ターミナル宿にチェックインしてCNNテレビを見ると、ブルーススプリングスティーンのバンドのクレランス・クレモンズがインタビューされていた。

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記録

■展示会

  →→→樋口さん

 →→→花木人

 →→→宮崎花ブログ

 →→→折原園芸

 →→→小川先生

 →→→松島さん

■→→ いまここネット

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IFEX2009

■2009年11月11日(水曜)から13日(金曜)までの3日間、千葉県内の幕張メッセで第6回IFEXが開催された。

 愛知県岡崎市の宮内庁・伊勢神宮御用達の「マルタ」太田油脂株式会社の「匠の塗油」は、会津ではジュウネンと呼ぶエゴマ油が主原料で有害な化学物質、防腐剤、重金属を使用していない。東京六本木のミッドタウンのライフスタイルショップ・ジカバー・ニッポンのインテリアの一部に「匠の塗油・墨色」が使われている。

 12-25 国内切り花産地では、唯一継続出展している茨城県のグラジオラス切り花生産の萩島園芸(JA土浦)。ミニグラジオラス・ケリーを展示。

 9-60 初出展のエコライフ・ジャパン。カーボンオフセット商品の提案。園芸札、メッセージカード。

 4-46 新潟県三条商工会議所共同出展。浅野木工所は樹脂コーティング園芸支柱専用の「支柱ヌキサシ君」を出品。

 7-17 大阪のヤクモトレーディングは、「SODATECK」室内で植物を育てる蛍光ランプ。

 8-13 バイコム。植物成長自動撮影機のガーデンウオッチ・カム。

 7-16 日本デルモンテ。2010年春夏の野菜コレクションを発表。キュウリモザイクウイルスCMVから植物を守るワクチン(遺伝子組み換えでない)を接種した苗の販売。

 10-08 ミヨシは世界初の這い性パンジー「ふんわりパンジー」を4色で発表。

 14-07 岐阜県本巣市のセントラルローズは「パズルガーデン」を発表。

 9-07 高松商事は、セーブ・ザ・チルドレンの活動を支援。

 10-40 JFIグループのFAJ。フェアトレードの花

 18-08 ローズガーデンは和風の「ちりめんオリジナルシリーズ」を提案。

 10-68 ヘッズ

 9-31 ブルーミング(韓国)

 8-18 三重県の鉢花8名による「fプロジェクト」。南紀グリーンハウス桑花園

 10-35 韓国・忠清南道農業技術院禮山菊花試験場。育種。

 10-35 韓国・済州フラワー。ユリ等の輸出入。

 17-01 ワイエムエス(輸入)。コロンビアのラ・プラゾレッタ社のパーフェクション(アルストロメリア)、タオ(染色賦香リモニウム)。

 10-07 京都市のタキイ種苗。マイカップガーデン。参考出品・トウインクルスター・シード。

 9-15 オランダ国際球根協会。1・2・3バルブス・イン・ポット。花付き球根の提案。買う・出す・植える。またオランダのフレッシュリテイル社と協力して2008年に行ったチューリップ・プロジェクト・ジャパンの報告(チラシ)。

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11月17日は宮崎市

■2009年11月15日(日)

 今日、また上京し羽田空港から、明日朝の一番機で宮崎県に向かう。16日(月)は宮崎県内の産地(日之影町)訪問をする。17日(火)午後1時より開催される宮崎市内の花の研修会で1時間余講演する。

 宮崎県宮崎市内 山崎町浜山 サンホテルフェニックス国際会議場。みやざきの花のグレードアップ研修会(15時より90分菅家講演「産地に求められる販売戦略」)。主催者はみやざき花で彩る未来推進協議会(JA宮崎経済連マーケティング戦略課)。200名。なおこの研修会では、富山県の生花店・はなまつの松村社長も小売りの現況について講演される。

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2009年11月14日 (土)

IFEX2009

■雨。

■ →→→ 中央花き

 →→→ 佐久の鈴木さん

 →→→ FFCN →→湯田江美さん

 →→→ 花職人Aizu

 →→→ カネコ社長

 →→→ 西森さん

 →→→ PC鈴木誠さん

 →→→ 鈴木誠さん

最終日

■2009年11月14日(土曜日)

 朝発で会津に帰郷する。

■13日が展示会最終日。いくつかの出展者を訪問し小川先生のインタビューをサポートした。

 福島県内からの来場者とも懇談できました。

 午後からの専門セミナーは60分、「品質論的転回(クオリティ・ターン)」と社会が受け入れている基準が、あるべき姿であるかどうかは別にあるため、よく理想像を持つことを伝統農法を聞き取り調査して、それを軸に学んだことを中心にお話した。5を維持するためには3で経営する、ということが持続可能性の意味で、あり現状追認では持続可能性(永続性)は生まれない。

 夜は、来日中の要人と彼が宿泊しているオークラにて、17時半より21時までかすみ草の世界で起きている事例についてインタビューした。アムステルダムのホルティフェアは来年で消滅するだろう、と語っていたのが印象的だった。入場料も高い、駐車場料金も高い、ホテル代も高い、、、、取引の片方しか来ない。

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2009年11月13日 (金)

次の段取りへ

■展示会2日目、昨日(11月12日)の夜は京葉線海浜幕張駅前の居酒屋で、岐阜県本巣市の鉢物生産セントラルローズの大西隆さんと11月27日のMPS参加者ネットワーク協議会の進行について打ち合わせを行った。→→→27日の会(だれでも申し込めば参加できます)。

■ →→→ 小川先生   →→→松島さん

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展示会2

■2009年11月13日(金曜日)今日が最終日

 午後1時より専門セミナーで話します。12時20分に講師控え室入りし打ち合わせがある。人数には空きがあり、有料ですが、当日聴講も可能です。

 12日の展示会2日目は、かすみ草生産農家の吉井英利さんに会場でお会いしました。アルタイルの栽培技法で教授いただいています。沖縄の太陽の花の参事、園田さん。宇都宮花きの山野井さん。九州大田花きの吉武さん。FAJの佐無田さん。JA山形おきたまの安部さんら皆さん。FFCNの皆さん。JAみなべいなみの平さんら皆さん。JA新庄もがみ吉田浩司さん、加藤さん、赤間優樹さん。埼玉園芸の大野敏幸さん。安代リンドウのオランダ輸送を担当しているエールフランスカーゴの高崎武裕さん。ハルディンの梅木光晴さん、石丸洋次さん。スミザーズオアシス ジェームスPデイリー副社長・道田隆社長。

 韓国ブースの忠清南道農業技術院禮山菊花試験場の農学博士朴夏承さん、KCフラワーの金起弘さん。韓国育種のスプレーマムの販売。福岡のアグリフローの茂谷英孝さん。済州フラワーの秦光男さん。ユリなどの日本輸出。

 三重県の8名の鉢物生産者グループ「fプロジェクト」の御浜町の南紀グリーンハウスの芝崎裕也さん。1ヶ月を2旬にわけ、24のテーマ別売り場構成でセット販売を行っていて、今回の出展はそのお披露目の会でした。過去3回、三重県の事業で出展され、4回目の今年はそのなかの有志でグループを構成しての出展で、新しい形態での受注を目指していた。オランダにはデコラムという生産者グループがあるが、それと同じような日本型のスタイルである。注目したい。

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2009年11月12日 (木)

ひと

■11日は、京都大学大学院農学研究科教授の土井元章農学博士、花き研究所の市村一雄先生、福岡花市場の原さん、福岡県花き流通センターの一木栄一社長、、、、などにお会いしました。

素材から商品へ

■2009年11月12日(木)雨。

 11月11日の展示会初日は雨。

 10番通路の韓国ブースが、たぶん韓国ブースだと感じた人はいないと思います。マジックローズ、というコンセプトで、商品展示が多くなっています。かなり計算されたブース街です。

 多くの市場が出展を見合わせるなか、埼玉園芸(saien)が出展しています。

 大田花きグループは商品開発の環境対応商品、JFIは具体的な新種花の提案でオーガニックフラワー、フェアトレード・フラワー。

 インパックは加工機のほかにデザインスリーブや新型什器(省スペース)と、ピーターラビット・フラワー。

 コロンビアの大規模ブースは農園ごとの花を分割展示、yms(輸入商社)にラプラゾレッタのパーフェクションブランドのアルストロメリア。

 サカタのトルコギキョウ等でのテーマ展示。

 輸入商社グリーンウィングスのマレーシア産トルコギキョウは日本の種苗会社が生産を提案。

 種苗会社は今回、鉢、苗の提案が多い。

■たぶん、明日の特別講演(無料)にあわせてJA(農協)等生産組織が104グループ1600人、市場・買参人70グループ2000名の事前登録がある。

 MPS認証団体のブースにはMPSのパネルが掲示してあります。

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2009年11月11日 (水)

展示会

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雨、京葉線海浜幕張、幕張メッセに

都内も雨、マスク人多く、会場に向かいます。

畑を休ませる

■2009年11月11日(水曜日)

 本日朝、JR郡山駅より東北新幹線で上京し千葉市の幕張メッセのIFEX展示会(13日まで会場内に滞在)。

 →→→IFEX JFMA・MPSブース

 中央花きの中谷さんの記事によれば、11−44(大田市場花き部仲卸協同組合)。

 札幌の薄木健友さんは13日の専門セミナー講師だが、12日の某社のブースで中山さんとデモをするようです。

■暮らしの中で、人々が衣や縄として利用する繊維を生み出す植物。多年草のカラムシ(苧麻)と、一年草のアサ。古くから会津の野尻郷(現・昭和村)では、このカラムシとアサを栽培してきた。

 アサを作り、肥沃な畑としたところに多年草(宿根草)のカラムシの根を植え付ける。数年〜五年、七年と春に畑を焼きコガヤ(カリヤス)を敷き藁として、垣として畑の周囲を囲う。根が詰まり、「うせくち」がたつと、そこにアサを点播し、カラムシの枝が出ないようにしてカラムシ・アサの混合生産をする。あるいは風除けの垣のかわりにアサでカラムシ圃場を囲む。こちらのほうが古い農法と思われる。

 うせくちの出た(根の病気が広がり)カラムシ畑は、根をすべて掘り上げ、また馬の厩肥を施しながら、アサを作る。夏・盆に引き抜き収穫したアサ畑には地菜(自生している葉菜、オバタケナという)やダイコンを蒔き、この雪が降り始める11月中旬に収穫し冬の食糧とした。

 アサの栽培には、カノ(いわゆる焼畑)の道具が転用される。カノは数年利用する無肥料栽培の焼畑だが、カノでアサを作る事例も日本国内にはいくつか調査事例での記録がある。

 カノ(kano  焼畑)の系譜にアサの栽培があるが、常畑(定畑)とした多年草カラムシ畑は毎年春にヤクサ(焼草)となるコガヤを散らして火を付ける。しかしアサだけを作る畑は、焼かない。あるいは過去は焼いていたのか?という疑問が残る。なぜならカラムシ・アサの混作(うせくち)、カラムシ畑の周囲をアサの壁で囲うような栽培を見ると、焼畑の延長にあるように見える。

 カラムシは地力を収奪する。そのため、うせくちがたつとアサを育てる畑として利用しながら地力回復を進め、上畑に戻るとカラムシの根を植え付ける。

 アサを作って「畑を休ませる」という。

■畑を休ませる、というのはカノ(焼畑)のように耕作地を放棄することではなく、他作物を作りながら荒れないように堆厩肥を入れ数年管理しながら地力の回復を待つ、ということの野尻郷、現・昭和村に伝わる古い農の技法、哲学を示す重要な言葉である。

 化学薬品(農薬)で、繰り返し土壌消毒をする、というのは施設園芸(野菜、花等)では忌地現象・連作障害の対応として日常的なことになっているが、世界の中ではそうした技術は過去の技術となりつつある。

 月刊『農耕と園芸』(2009年10月号)には福島県南会津町・月田農園(オトメユリ、ひめさゆり)が紹介されているが、そうした土壌消毒の弊害についても記載されている(記事は高倉なを、さんの取材)。

 土壌消毒と作付け回数、つまり施設回転率という発想自体、農の道から大きく逸脱した行為であろう。

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2009年11月10日 (火)

落葉

福島県中通りでもナラ枯れ

■二本松市でも確認される →→→楽山舎通信

■11月9日(月曜日)は朝から終日、異臭(硫化水素ガス)。15km北方にある西山地熱発電所の排気が原因。

現状を「認める」

■2009年11月10日(火曜日)

 父母とも、通院日。

 病院に行き、体調の変化を「診断」され、処方された手法で直せるかどうかは、最初に自らの病状を認められるかどうかにある。

 生活習慣病は特に治せない。なぜなら、変化と思えない「生活の質」の蓄積が原因になっているから(たいしたことのないことが原因)。

 不良中年を演じている著名なロッカーは、その演奏活動を「存続」するために、健康に留意し、飲酒や喫煙はせずに、毎日のランニングや体力トレーニングをかかさない。その結果、今のポジションを維持している。メディアやステージで長く演じるために、摂生している。

 いまの仕事のままでは持続できない、ことを自覚しても、それを認めることをしたくない。

 木々は葉を落とし、そのために、わずかな陽光を受けて林床の常緑植物群は、白い雪の重みの下で春が来るまでの長い冬を過ごす。ブナやナラ類の落葉を沢の水が下流に運んでいく。沢には木の葉の舟が浮かぶ季節になった。茶褐色の木の葉の舟が流れ去り、葉を持たぬ樹の梢を打って天から白い雪が降って谷を埋める。

■2015年まで、あと5年はデフレが続く。 すべての商品は安くなり続け、コモデティ化する。→ デフレ下での存続法

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深山・寒菅

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2009年11月 9日 (月)

今後の出荷予定

■今後の出荷予定。いずれも少量です。

 11月13日(金)大田、板橋、埼玉、福島終了。 
 16日(月)宇都宮終了。
 20日(金)仙花最終出荷予定。

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■有機質としての落ち葉を拾うのは道路の上でも良い。しかし土着微生物が付いた落ち葉を集めるというのは森のなかに落ちた葉とともに、腐葉した前年以前の古い葉を、混合して収集する、ことが目的。葉だけを見るのか、森の生産物としての葉を見るのか(見えない微生物群も見るのか)、かなり異なる。見えている世界観が全く異なる。

若返り

■10月末に大阪で開催された。新会長は25歳の久保さん。 →→→ なにわ花いちばカーネーション部会

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カクマとは標準和名ではヤマドリゼンマイのことを言う。金属探鉱にも関連する。

IFEX2009幕張メッセ

■2009年11月9日(月)曇り

 ・今日は定期の外部監査(会津若松)

 ・午後1時より第2集荷所(雪室)の昭和花き研究会分の冬への始末(ハウス解体等)。終了後、中向集会所で第2地区慰労会。

 ・11月20日(金)午前9時30分~11時30分、大岐センターで定例会。

 ・11月19日(木)午後7時頃、会津若松市内にて会津MPS連絡会(予定、会場未定)。ゲストは、来県中の種苗会社担当者。申し込みは菅家まで。

 ・11月17日 宮崎市

■千葉県の幕張メッセで開催されるアイフェックス  IFEX  国際フラワーエキスポ(展示会)は、11月11日(水)~13日(金)です。私は13日の13時に専門セミナーF8講演することになっています。それ以外の時間は、会場内のJFMA・MPSブースにいますので、お声掛け下さい(名刺は500枚持参します)。いま取り組んでいることの課題が何なのか、をお聞かせ下さい。特にMPS参加を検討されている方はご相談下さい。今後は、11月27日午後に都下浜松町貿易センタービルでMPS参加者協議会主催の学習会もあります。

 5ホール出入口の通路10の宅配便カウンター前にJFMA・MPSブース(出展域)はあります。ミヨシの前になります。番地は10-02。

 通路は1~19あり、通路10が中心街区になります。タキイ・サカタ、ミヨシ、グリーンウィングス、JFI、インパックなどがここに面しています。会場図PDFファイルが提供されています。→→→会場案内図②の左下にJFMA・MPSブース

 会期中は私は、夜はかすみ草種苗育種等で来日されている要人との懇談等があります。11日日中は軽トラこと宮西さんも来場され滞在されます。

 公開されているオフ会等は、→→→11月12日にFFCNなどがあるようですので、主催者に連絡され参加されてはいかがでしょうか?

 専門セミナーは11月11日のF2(花き研究所市村一雄さん)、F11(JFMA小川会長)が本年の品質管理や鮮度保障販売を核としてどのように売り場を作るかを考える基礎講座になると思います。その応用については、

 12日午前の無料セミナーである特別講演は参加者が多いようです。

■アメリカの過剰な消費が世界経済を支えてきた時代は終わりました。いままでとこれからは、大きく異なります。その移行期が現在です。切り花類はこれまでのように採算割れの価格が、これからもずっと続きます。品目や出荷時期を調整していても乗り切れることはできません。さらに今後の社会変化にどのように対応するのか?を考えるためにIFEXに行くことが、今年の「来場参加者」の課題(動機)のようです。

 今回楽しみにしているのは、コロンビアの大規模ブースに、タオ・プロジェクトのラプラゾレッタ社。品種ではなく、栽培技法(土耕栽培)により大輪化をはかる栽培パーフェクションに8年前から取り組んで成功しています。無臭化、香り付け、染色など多様な商品化をして北米の専門店向け商品生産をしています。昨年9月に農場を訪問しました。ブースには個別農園の紹介はないかもしれません。

 17街路(17-53)には埼玉園芸市場が出展。量販店の産地フェア等を長く手がけてきた唐沢さんが詰めているそうです。生産者は彼を訪ねるとよいでしょう。シモジマの前になります。エチオピア前。

 展示会は、①目的の企業のブースを訪問する ②その後に自分の興味の向くまま歩く、、、ということになりますが、最初に①を行っておかないと、集中できる時間は限られているため、何も得ることが無く終わることになります。③として人の縁を作る場所であることから、専門セミナーに参加し、講演が終了したらすぐに講師と名刺交換をする、ということが重要になります。

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2009年11月 8日 (日)

きのはさらい kinoha-sarai(森の落ち葉を集める)2

■11月8日の午後、標高1000mの博士峠付近のブナ・ミズナラなどの自然林の落葉を集めて袋に入れ運搬した。

 近くにはブナ清水、山の神様がある。江戸時代に使用された博士峠旧道の道型に溜まった落葉を集めた。

 熊棚(くまだな)は1ヶ所、ミズナラの梢にあった。例年より少ない。ドングリは大量に散布され、落葉の下で根を伸ばしている。ブナは春に花が咲いたが、実を付けていない。

■この秋に集めている森のブナやナラ類の広葉樹の落葉は、再来年(2011年の5月)に、カスミソウの苗を育てるための腐葉土となる。来年(2010年)に使用するものは昨年に集めて積んであるものを使用する。2~3年堆積させ使用する。「森が育てるかすみ草」プロジェクト。「フォレスト」という新品種のかすみ草は、地域内の森林から集めた落ち葉をもとにしたポット用土で苗を育てるので、「フォレスト」が生きてくる。植物を育てる肥料となるもの、土、、、モミガラクンタンなどは、すべて域内の産物を使用することで、身土不二を実践する。地産地消とは、作るときにもその思想を生かさなければならない。他大陸のピートモスを輸送して使用したり、南洋の海鳥の糞グアノを輸送して肥料としたり、、、しない。

   開闢以来千年、一度も土壌消毒をしていない土地で育てている。

■→→→ 11月1日の木の葉さらい    →→→ かすみ草の苗を育てる5月18日 →→→かすみ草苗のポット仮植

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第2・後片付け

■2009年11月8日(日曜)晴れ。

 午前、冬を迎えるための準備。ダイコンの取り込み。

 研修生Kさんと、バケツ類の移動、仮設ハウスの後片付け。

 午後は、博士峠の国有林の落ち葉(ブナ)を集める。

■11月9日(月曜)午後1時より、昭和村中向・第2集荷所(雪室)にて、昭和花き研究会のバケツ置き場、雨除け下屋などの解体、冬のための準備。終了後、中向地区の公民館で慰労会。

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ゆきとける

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↓山形県置賜郡のカヤの利用。冬囲い。

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ワラビのホタラ

■わらびのほたら。柳津町西山地区。11月7日の午前は、滝谷川上流域の大成沢から砂子原まで異臭がした(地熱発電所の蒸気井戸からの排煙による硫化ガスの硫黄の異臭)。フィルタを付けていない2つの井戸から排煙していることと、発電所本体の排煙。

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発酵

■2009年11月8日(日曜日)

 昨日と今日、喜多方市の喜多方プラザ文化センターで、全国発酵のまちづくりシンポジウムが開催されている。

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2009年11月 7日 (土)

トオミ to-o-mi 遠見

■今日、佐藤孝雄氏と山形県小国町に行き、自作曲を3曲歌ってきました。『雑誌・会津学』に原稿を書いていただいている昆虫研究家の草刈広一さんの炭焼き・狩猟の弟子の柳沢さんの結婚を祝う会です。

 草刈さん一家は、彼の紹介のためにスライド上映と山の熊狩りについてナレーションをしました。そのなかで伝統的狩猟グループのリーダーは「とおみ(遠見)」と呼ばれ、いちばん後方で、狩り場が見える位置で勢子(せこ)とブッパ(待ち受け撃つ人)に指示を出す。私たちの奥会津博士山西録の猟師(てっぽうぶち)は、指揮官はヒキと呼び、勢子、タツ(tatsu)と呼ぶ。タツを張る指示を出し、ヒキとは引くリーダーシップのひとつのあり方である。

 遠見と名づけたのは、まさに狩り場斜面(クラと呼ぶ)の獲物の動きに合わせた指示を出すためだが、その遠見と名づけたリーダーシップの意味をよく考えると、遠くを見る、というのは来るべき将来を見る、ということである。

 いろいろ考えながら23時に帰宅した。

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おみづけ、まいたけ、しいたけ

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2009年11月 6日 (金)

新店からロゴが新しく

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ごわでいっそくだ(五把で一束だ)

■2009年11月6日(金曜日)今日は千葉市美浜区浜田へ。(財)全国市町村研修財団 市町村職員中央研修所で講演する。

■11月5日は晴れ。昨日に雪が融けた圃場での作業。農業研修生のKさんと、ハウス解体を行った。午前は境の沢道下の3棟(ネット、支柱パイプ除去後)。そして雪で濡れたビニル乾燥後ビニル回収。午後は岩下下圃場の2棟のハウス解体し、境の沢沢下のハウス1棟を解体。岩下下圃場の2棟のポラリスが採花中で残っているのみ。

■5日の夜は、隣町の下郷町湯野上温泉街の民宿へ。田島の湯田浩仁さん(花職人Aizu)から連絡があり、岩手県からの6名の視察者の応接支援。本年の春にお世話になった岩手県の花の普及員の薄衣利幸さんが異動となった先の生産者の皆さんが来県されていた。6日は北会津の手代木進一さんのトルコギキョウの圃場視察をされる。

 宮古施設花き研究会(関川正俊会長)ら4名と、宮古農業改良普及センターの花き担当の薄衣利幸さん、花き・産直担当の高橋聡子さん。アルストロメリア、ユリ類、トルコギキョウ、キク類、リンドウ、トマト、野菜苗などを生産されている。

会場となった、下郷町の民宿の昭和5年生まれのおばあさんからカヤ(すすき)の、話を聞いた。

 秋には「ヒクサカリ(干草刈)」をした。カヤ(ススキ)と、クゾッパ(葛葉)、ハギ、ワラビのホタ(ほたら)を分離しないで混ぜて刈り取り、直径10cmくらいに束ねる。束ねるのはその刈り取った草でまるく(束ねる)。五把(ごわ)で一束(いっそく)にして立て乾かす。

 屋根用のカヤカリ(茅刈)は、カヤがよく乾いてから刈った。決まった茅場があった。実家の地区では集落近くの畑のような場所で個人の持ち場が決まっていたが、湯野上では山の尾根の上に茅場があり、八軒でくじびきで刈る場所を決めた。まず茅場の真ん中を刈って、その左右に四区画を作り、八区画としてからくじをひいて決まった場所を刈る。これも五把で一束だったと思う。この一束を三束合わせて、ニナ(荷縄)で丸って斜面を引き落とした。この作業はたいへんだった。カヤはカヤでその呼び名しかなかったと思う。

■日本造園学会誌ランドスケープ研究2007年 平成19年度日本造園学会全国大会研究論文集25 →→→ 富山県 五箇山相倉集落における茅葺き屋根維持システムに関する研究 PDF6ページ

 茅場の場所、面積、年代別使用場所や定量を聞き取りにより明らかにしているすばらしい論文だ。コガヤ(標準植物和名:カリヤス)を屋根材に使用している。筑波大学環境学研究系の和田尚子さん(現・富山県庁土木部)の平成17年度の修士論文で、指導教官は横張真さん(自然環境学専攻・自然環境 形成学分野)。

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■ ↑ 雪の融けた大岐集落北方の「ばらやま(場良山)」山頂から左はブナ林帯で落葉が終わっている。中央右側はコナラ林(いわゆる里山)で紅葉。このコナラ林は薪炭林(薪を採り、炭を焼いた)で、萌芽更新林。

 雪融け後の春5月1日、まず高標高のブナが新緑となり(ブナがほきる、という)その後、田植え時期になる5月下旬にコナラ林が新葉を展開する。ブナは陰樹で集団で樹木根元に光が入らないような環境、つまり林床に雪が残っている時期に新葉を展開し、葉で樹冠(キャノピー)を満たした後、林床の雪は消える。10月下旬に降雪前に葉を落とし林床を覆い、その後すぐ雪が降る。

 コナラは半月遅れで、葉を出し、葉を落とす。ヒトが働きかけをしているのはコナラ林である。

 ブナ林帯にあるナラの樹は、ミズナラである。

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■10月の震度5弱の震源地である西山地熱発電所(柳津町)では、11月5日は、3本の井戸から異臭のする硫化ガスの蒸気を出している。このガス汚染が湯ノ岳ナラ群生地の土壌を汚染しナラがれを誘因していると思われる。

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■山を遠く見て、昨日気になったのは、冬期間の林床地面下の菌根菌の生活史はどのようになっているのだろう。樹木や草は生産を休んでいる。冬でも常緑のスギやマツなどとの違い。近年、分子生物学の究明技法の開発が、見えないものを見えるようにしている。

2009年11月 4日 (水)

初雪の後、今朝は初氷

■2009年11月4日(水曜日)晴れ。気温零下3度C。

 道路の雪は無いが、凍結している。今朝はこの秋はじめての零下3度(大岐)で初氷。3日の16時からの降雪が4日午前続き、今朝は晴れた。

 圃場を巡回してみたが、20cm積雪があり、今日はゆきどけを待ち、明日ハウス解体の続きを行う。

 午後、郡山市で今季の反省会(あさかのフレッシュにて)。

■11月6日(金曜)の出荷だが、少ない予想で、出荷終了市場も出ます。

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2009年11月 3日 (火)

11月のかすみ草

■2009年10月29日、日本農業新聞市況欄(2段記事)

 10月28日に熊本経済連は熊本市内で2009年産冬春花き販売会議を開いた。カスミソウは作付面積が48ヘクタールで前年より2%拡大、出荷量は8%増加の計画で、1160万7千本。花全体では高齢化等で3%減の160ヘクタールだが出荷量は3348万本で6%増。台風被害もなく、生育は全般に順調で年内は潤沢な出荷。

 11月のかすみ草の1本単価(秀2L)は60円~130円。入荷だぶつき、西南暖地は生育順調。福島減少傾向も遅れ分がだらだら。

 10月30日の全国農業新聞では、
 カスミソウは福島など高冷地もほとんど終盤で、和歌山・熊本の暖地中心の出荷となる。11月は計画で昨年の150%となっている。品種はマリーベール、アルタイル中心となりピークが読みづらい。やはり昨年2月が安かったため、出荷のウェートが年内にシフトしつつある。

 →→→10月29日、日本農業新聞、全国農業新聞ほかPDF1枚

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オランダの花の資料着

■EUの消費者向けプロモーション。FFP。

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天狗の石窯

■奥会津・昭和村役場産業建設課が発行している『プロジェクト・ミニ情報誌』(B4縦2面)31号は10月28日発行で、10月2日に村内両原地区の五十嵐啓喜さんがピザ窯(天狗石窯)を手作りした、という記事が掲載されている。両原には天狗屋敷という地名がある。

■夕方、フォークギター(アコースティックギターとも)の弦を購入した。7日(土)に山形県小国町の開発センターで佐藤孝雄氏と演奏するので、、、、エリクシール・ロングライフのライトゲージ012.

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会津盆地特産の「みしらずかき」(身知らず柿)が並び始めた会津若松市内。

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ライブカメラの降雪

■ 福島県内の道路積雪、甲子トンネル付近が降っています →→県内道路

 →→→西山地熱(柳津町)

 →→→ライブカメラ

 →→→雨雪判別

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日経東北版に記事掲載 11月3日

■本年9月に昭和村、10月のいわき市内でのかすみ草フェアの取材を受けたのですが、その記事が11月3日の日本経済新聞東北版に掲載されています。福島県内版だと25ページ、東北経済B面。取材記事は茨城県出身の冨田龍一福島支局長。

 東北人輝く 環境配慮し育成アピール 昭和花き研究会 会長菅家博昭(六段記事)

 花の先進国オランダで始まった環境負荷低減プログラム制度「MPS」を導入し、8人が登録した。七夕にカスミソウフェアは7年目の今年、全国で600店以上が参加するまでに広がった。消費者のことを考えて生産する。農業の未来はこの一点にかかっていると信じている。

 掲載記事 →→→ PDFファイル一枚(A4版)

雪は20cm

■2009年11月3日(火曜日)雪

 昭和村大岐の屋根には15cmの積雪。道路は10cmの積雪で轍(わだち)は雪が融けている。

 境の沢圃場は20cmの積雪。地域内のかすみ草のハウス被害は無い。

■→→→ JELFA流通品質マニュアル

 →→→ 欧州のオーガニックフラワー(2007年セミナー)

■PDFによる生産者紹介記事有り→→→MPS参加農家  →→→東北地区

■↓写真は会津若松市内

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2009年11月 2日 (月)

雪上藻・氷雪藻

■先に訪問した月山のネイチャーセンター(資料館)で、雪上藻(せつじょうそう、氷雪藻)について展示があった。彩雪現象(カラーリング!)、まだまだ知らないことが多い。

 →氷雪藻

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土の中の菌類(微生物)と、植物の陸上進出

■M.F.アレン著・中坪孝之・堀越孝雄訳『菌根の生態学』(共立出版1995年刊)。訳者はいずれも広島大学。まえがきから抄録してみる。

 菌根(きんこん)といえば、一般にはマツとマツタケの関係がよく知られており、ほとんどの陸上植物が何らかの形で菌類と共生関係にあることが知られている。畑、草原、森林などの表層土壌中には乾物量としてのヘクタール当たり1〜数トンの菌類の菌糸と胞子が存在している。森に分け入り、落葉の層をはいだときに、びっしりと繁茂した菌糸の量に驚かれた経験をおもちのかたが多いのではないだろうか?菌類の現存量のなかに菌根菌がしめる割合は相当に多いと思われる。わが国における植物生態学は今日まで、地上部の現象の解明が中心で、根系を含めた地下のできごとを見過ごしてきた(略)。農業生産や造林、さらには森林の衰退の問題についても、菌根との関係を抜きにしては語れない。

■菌類が進化することは、植物が陸上に進出し、生き残り、そして広範に広がるために不可欠の前提条件であった可能性がある。最初に陸上に第一歩をしるした植物は、厳しい環境に遭遇した。土壌は有機物を含まず、栄養塩や水を保持することができなかった。植物の真の根毛もまだ進化していなかった。一方、有利な点は大気中のCO2濃度は高く、光は生産の制限要因ではなかった。我々の目から解釈すると、初期の植物はひとつの選択を迫られていた。すなわち、栄養素や水を獲得するための自らの手段を発達させるのか、すでに仮根に侵入していた寄生菌との関係を改善するかである。後者の選択はエネルギー的にはより無理のないものであったろう。というのは、菌類はすでに植物がなしうるよりもずっと高い表面積−容積比をもっていたからである。同時に、相利的な関係は寄生生物のマイナスの効果を減じてくれたであろう。

■相利共生は生命の歴史において古い現象である。複雑な生命体は原核生物が共生することにより誕生した。ミトコンドリアが他の生命体と一緒になって真核性の単細胞生物を創りだしたことは、生命の歴史始まって以来の最も劇的な変化であった。(略)藻類と菌類の相利的な共生体である地衣類は、しばしば未風化の鉱物質への最初の移住者である。地衣類が岩石を物理化学的に風化し、未分化の土壌母材を作り出す。そののちに、植物は足場を得ることができるのである。

■基質と根の双方の中に延び広がっている菌糸網、そして植物に栄養素と水分を与えるという菌類の基本的役割。「菌根は栄養関係において樹木の乳母としての働きをする」。(略)菌類から植物への無機成分の、また植物から菌類への有機成分が移動する。(略)植物の陸上への進出はある部分では菌根の進化に依存していたという。植物がリンを獲得するのに必須の酸を菌根が供給している。

 農学や林学の立場からすると、生産が上がることが一般に菌根が有益かどうかを決める基準であった。しかし、生態学的な意味では、双方のパートナーの適応度が向上することが相利性を決める最終的な基準であるべきである。自生の植物にとってはことにそうであろう。

 植物にとっての菌根の重要性は、一般に個体を新しい環境に移植したときに生存率が向上すること、実験系でバイオマスが増えること、および生理機能が向上したと認められること(栄養の取り込みの増加や、乾燥に対する耐性が増すこと)などに基づいている。こういったアプローチは有用であるが、適応度は測定されていない。

■個々の菌類は、ほんの数cm3を「認識する」にすぎない。したがって、菌類が直接に関わる生物群集は、数cmの長さの植物根とそこからほんの少し外側に広がった世界のものにすぎない。個体群、群集、生態系を単に大きさの単位が異なるものとしてとらえるのではなく、異なった相互作用をおよぼしあう系としてとらえるのである。このアプローチにより、菌類と植物の関係を、生産農学的な面からというよりも、生態学的な面から特徴づけることができる。

■農作物は、潅漑と施肥による「無制限の」水と栄養塩に依拠して最大の収穫をあげるように選別されている。かくて菌類を支えるためには有機炭素を消費しなければならないので、施肥され潅漑された農地では菌根は寄生生物として作用する。例外的に、容易に人工的に補えないのが、リンである。リン酸は施肥しても、比較的動きにくい。他のすべての制限要素が水の動きとともに大量に移動しうるような農地においても、菌根はリン酸の吸収を大いに促進するが、他の元素の吸収はそれほど促進しない。したがって、もしリン酸が生長の制限要素でなければ、菌類は単なる有機炭素のぬけ口になってしまう。

 自然生態系においては、一般に選択要因は植物の個体が繁殖可能な状態まで成長する間にかかるストレスであって、必ずしも一生育期間における収量ではない。菌根菌は、長期間にわたって制限要因となっている資源(たとえばアンモニウム)を供給することにより「生態的危機」(たとえば乾燥)にある植物の耐性を増す。このことで、植物としてはいくらかの有機炭素を失うが、その適応度を増すことができるであろう。このように、自然群集における多様な選択圧は、複数の種の感染を促し、多様な菌根反応を生み出すのである。 

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11月2日、夕方より吹雪。15cm積もる。

■2009年11月2日(月曜)。

 奥会津・昭和村大岐(標高730m)では、午前11時より雨になったが、夕方より吹雪となった。すでに道路に10cm、建物などには15cmの積雪で、重い雪が降っている。

 父・清一(77歳)は「普通は道路は雪が積もらず融ける。野や山が白くなるが今年は舗装道路にも雪が積もっているから、地面は冷たい年だ」

 夕方まで2棟のハウスの屋根ビニルを外したが、残した、あと2棟にはハウス内の肩部分をマイカ線で引っ張った。屋根ビニルについては、テレビの降雪予報を聞いて昨日まで出荷を中止してハウスを守るためにビニル外しをした生産者が多かった。しかしまだビニルを張ったままかすみ草を残している生産者もいる。

 大岐センターの右側車庫は除雪車(タイヤドーザ)の格納庫となっており、今日は、業者が来て数名でタイヤチェーンをはめ、いつでも除雪ができるような体制にしていた。

 今日の17時台のテレビニュースでは会津若松市で鶴ヶ城(会津若松城)で雪が降っている(半年早い)ニュースで、19時31分には猪苗代、中通り(郡山など)でも風雪注意報が発令されている。明日は自動車は運転しないほうがよい一日になるだろう(誰も冬用のスタッドレスタイヤにしていない)。スリップの交通事故がおおくなる。

■同じ日に、同じ白い雪が降り積もる。

 →→→ほんな・たかし君

→→→昭和村たくみ氏

→→→かちこち

→→→大芦 孝雄氏

→→→会津っ子 立川氏

→→→高尾嶺 菊地氏

 →→→北海道当別・井野農園かすみ草

 →→→10月12日、福島県柳津町、西山温泉の地熱発電所を震源とする震度5弱の地震についてPDFファイル

■今日のコナラの紅葉。

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コナラとクリの葉

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↓残したハウス(岩下下2棟)。↑しだみ(シダミ shidami)と呼ぶドングリ(コナラ、ミズナラの実)。シダミ坂、というのが岩下にある。シダミとは我が祖母らが話していた古語だ。

 →→→シダミ

 →→→シダミようかん

■ドングリが落ちた土の上に、遅れて、落ち葉が重なる。そしてすぐに、根を地面に差し込む(プラグイン)。そして落葉の上に雪が積もり、種子を凍害から守る。芽は雪融け後の春に出す。

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堆肥 taihi

■堆積する。

 木枠は組み立て式で解体できる。堆肥枠(たいひわく)という。

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アーバスキュラー菌根菌

■2009年11月2日(月) 雨。

 午前、ハウス整備等、冬を迎える準備。クリとコナラの葉、ドングリ。

 岩下下圃場の解体準備・ネット除去。午後は雨。境の沢圃場の2棟、ネット除去・支柱除去、屋根ビニル落とす。雪対策。岩下下圃場2棟のみビニル被覆。気温2度。

 雪になる予想。

■日本農業新聞11月2日 1面 リン酸危機克服へ 化学肥料の代替法を →→→東京農業大学総合研究所教授 三輪えい太郎 PDF

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タテガヤの倒れ防止策

■台風が来る時期に乾燥するカヤは、刈らずに残した根付きのカヤ数本を中心に置いてそのまわりにカヤを立てまわすと倒れない、という。そのカヤを取り去った後の状態。数本のススキが見える。福島県柳津町。

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菌根菌(根粒菌)

■カヤをこぎってイナワラと交互に積み堆肥に。たいへん美しい色相堆肥だ。

マメの脱粒にはマトリ(自然木)。根には菌根菌が付着。マメは根を付けたまま引き抜き収穫し乾燥する。

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ki-no-ha-sarai:きのはさらい

■2009年11月2日(月)

 昨日(11月1日)は小野川の博士峠のブナ、ミズナラ、カエデ、ホウノキの落葉を集めた。「キノハ・サライ」という。

 集めた落葉に米ぬかを振り、積む。今年、2009年秋産の落葉は2011年の春のかすみ草の苗を育てるポット用土に使用する。来年、2010年の春に使用する落葉は2008年秋産を積んだもの。3カ年、雨に当てないようにして熟成させる。

■10月31日に隣・只見町で開催された森林文化フォーラム。→→→楽山舎通信

■ JFIフェア →→→花職人Aizu岩渕さん  →→→ 松島さん

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↓米糠(こぬか)をふりかける

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コンパクトディスクCD

■子どもを送った福島市内のレコード店(死語かもしれない、、、CDやDVDを売っている)。9月の仙台ストリート・ジャズ・フェスティバルを見て以来、興味を持っているということで、スティーブ・ガッドが在籍していた時のMJQのCDを探したがMJQはこの1枚しか売っていなかった。○山氏のは1枚売れたという。

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↑社長の、、、、

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2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

  • 20061203img_3812
    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

  • 20070520img_0193
    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

IFEX2007_TOKYO_01

  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

  • 20060715img_0143
    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。
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