« 2009年11月 | トップページ

2009年12月

2009年12月31日 (木)

2010年1月1日

■2010年1月1日(金曜日)

 本年もよろしくお願いいたします。206255アクセスカウンター。

 2010年からは、こちらに移動します。→ 2010年 菅家個人ブログ

   →→→ 2008年 2009年版 カンケ ウェブサイト こちらです。

年賀状

■12月31日、18時、、、、ようやく賀状書き終了し、これから投函します。

20100101dsc07432

20100101dsc07433

奥会津の鐘(かね)

■12月31日、吹雪になってきました。

 → 

091231dsc07403

091231dsc07424_2

091231dsc07393

091231dsc07392

091231dsc07391

20091231dsc07366

変わる

■2009年12月31日(木曜日)雪。

 午後、会津圏域の花売場調査。

 今夜のNHK紅白はNHKオンデマンドで10日間だけ公開される、という。

■12月29日の『朝日新聞 be』23面、オン&オフ。

 俳優・青空市場代表取締役 永島敏行さん。千葉県生まれ。1993年から米作り。2005年に有限会社青空市場設立。

 消費者が変わらなければ、日本の農業も食もだめになる。知ってもらうには生産者に会ってもらうのがいちばんだ。

-----

■2009年も今日で終わる。
ずっと、人口減少時代になっている。

原油高、バイオ燃料製造のため小麦高で、日本は生産でヒートポンプエアコン(電気利用)に転換、パンから、お米を自ら家庭で炊飯し利用することに転換(消費者)。

ヒートポンプエアコンを導入した野菜・園芸等の農園・産地は、
その固定資産の費用負担で、苦境に陥り、廃業も検討している。

単年度で、生産売上高-生産費が赤字になっているところがほとんどだ。

この数ヶ月訪問した黒字化している農家では、次のように対応している(この3カ年)。

1.原油高になったときから、新規設備投資を5カ年は中止している(ヒートポンプエアコンは導入せずに、耐える)。

2.生産・流通の費用のなかでいちばん大きな金額のものから5位までを根本的に見直す(数カ年かけて)。購入するものの見直しだけでなく、作業手順と作業手順を伝える中味を変え作業の見直しにつなげる、品質の中味を見直す、環境配慮規格や商品に変化が見られるような取り組み(たとえばリターナブルバケット容器での納品)、納品時期(開花時期)を見直す。

3.売上、単価は上がらない時代なので、明確に売上減の目標を設定し、利益である手取額の増をめざす。

4.研究開発投資の中味を見直す。

20091230dsc07199

農業市場

■先日、日本農業市場学会編集の『農業市場研究』通巻69号(2009年6月、筑波書房)がようやく届いた。発刊日は6月となっているが、実際に印刷配布されたのは12月末であり、事実に基づく研究者の出版物としては刊行年月と実際の発刊年月に半年も差があるのは疑問です。編集6月で印刷発行12月と記載すればよいのではないだろうか?内容は2008年の大会の報告。→農業市場学会

 「JAグループから見た卸売市場の課題と期待」についてJA全農園芸農産部の中田哲也さんが書いている。

 JA(農協)系統共販率は、これからは急速に下がる懸念がある。その要素としては、野菜生産農家の高齢化、大規模農家や法人のJA離れ、野菜制度や卸売市場制度の弱体化(JA系統出荷に対する優位性の低下)などである。政策の中心が直販と個別化へシフトされる可能性もある。(略)価格決定は委託販売方式から事前値決め、契約取引による買取の拡大、、、、、、

 1.今後も期待すべき機能・役割
   商品の集散機能、価格形成、確実で迅速な代金決済、取引の透明性

 2.今後強化すべき機能・役割
   営業力(含む物流・サービス)
   産地、商品開発力、指導力(マーケティング、物流など)
   JAグループとのアライアンス

 ※アライアンスとは、企業間連携・提携。

20091230dsc07223

12月30日

20091230dsc07251

20091230dsc07231

20091230dsc07295

20091230dsc07252

20091230dsc07309

20091230dsc07280

花束

■12月29日付けの新聞各紙では、長野市のエムウェーブでの五輪代表選考会の写真が掲載されている。そのスケート選手が手に持つ花束に、かすみ草が入っている。

20091229dsc00753

20091229dsc00751 朝日新聞12月29日、1面記事より

2009年12月30日 (水)

300円、かすみ草

■量販店ではかすみ草がたくさん売られていました。

20091230dsc07271

事実を正視する必要性

■2009年12月30日(水)

 2000年代に入って以降、日本の人口は減少している。

 私たちの地域でみても、拠点都市でも暮らす小さな山間地域も、この10年間で、ほとんどの建設会社(土木建設)は自己破産・会社更生で無くなっている。30年前に、大字単位の集落で小学校が維持できず、合併して一村一小学校になって、20年前から、地域の就労の場は次々と閉鎖されていく。地方、特に山間地では、日本が経験するであろうことを10年以上前から経験している。そうした意味で先進地である。山間地の集落から、その拠点都市を経て首都圏に向かうと、移動することそのものが、時空を遡ることになる。先に高齢化社会、人が少ない社会、産業が崩壊した地域から見える社会は、未来はそれほど明るくない「事実」としてそこに存在する、ということだ。それをまず認めて、何を大切にして仕事をしなければならないか、何を希望とすべきかが明確になる。すべてを自らの手で作り上げて来た貧しい社会で育った世代には語るべきものがあるけれど、これから老域に入る人々には、手には何も無い。伝承すべきことも、語るべき知恵も、自然や野山との交流から得たものも何もない。暮らすための手業を持つ人が暮らす地域で、それが学べるうちに、それに気づくことはとても大切なことだ。

 → 冬の手仕事  →奥会津の手仕事だより

 12月になって、山から5月に採取し、曲げて準備した地竹から、父上は8個(4組)のカンジキを製作した。うち3個は若い猟師に。ムラで、いちばん若い猟師と、狩猟解禁後(11月15日~)に山を歩いている。獲物を獲ることが目的ではない、と思う。

■事実をきちんと「認める」というのは、健康診断をして、自分の健康状態を認めることで、経験している、と思う。いつまでも何をしても体調は大丈夫、という年代を過ぎているのに、それを認めたくない、あるいは発見された病気の宣告は、それに向き合うことでしか、前に進めない。気力で「何とかなる」時代はもう来ない。

20091229dsc00750

20091229dsc00748

2009年12月29日 (火)

卸市場経由量

■ → 東京都統計

 平成18年で、花きは77%が卸売市場経由の流通。野菜は75%、果物は46%。水産物は62%。卸市場流通率が低いもの(今年の果物)ほど低単価になっている。

■生産地の課題の掘り起こし、つまり「事実の認定」ができなければ、対策も変化も、なにもできない。事実を認めて戦線から速やかに撤退するか、再び架橋するのか、それはどこにするのか、対策は多様にある。多様な品目を栽培する以前に、作ったものの販売のチャネル、卸だってたくさんあり、規格、取り組み自体の見直しは、とても容易にできる。投資もいらない。指揮官はその結果、執行責任を取ればよい。生産部会を運営していた役員・執行部が組織を離脱して新しいグループを作る事例が増えているが、それが地域を将来どのような形にしていくのか?中間組織のあり方が問われている。出荷要請のある卸市場には出荷せずに、量的に飽和状態の卸市場に、さらに荷を集約していき安値となっている。

2009122920091229sizyo

大根煮(だいこんに)

■12月29日(火曜) 曇り、無風。

 会津盆地の雪は溶けて無くなっている。昭和村大岐は70cm。大根煮を食べる。

 昨日、10:29C社Yさん。13:26S社Nさん。13:41O社Mさん。16:23S社Uさん。今日、08:02H社Hさん。12:42F社Fさん。16:16M社Mさん。取引先卸・企業等から年末のご挨拶をいただいた。

 明日(30日)は、茨城県・北関東圏内の量販店の花売場13店、夏に取引のあった顧客を訪問する。来年の七夕フェア。

 生産出荷・納品が終われば、次の生産出荷がはじまるまで、歩いて、取引先を1軒ずつ訪問する。関西、沖縄、福岡、関東首都圏、福島、、、卸・仲卸を通じて納品している顧客のお店に来るお客様(固定客)を読む。たった一人でお店を歩いてみると、まだまだ生産地としてできる仕事はたくさんあることが、よく見える。だれがかすみ草を飾ってくれているのか?そこで新しい物語や、何かが生まれているか?それを、一人で探す。私たちのお花の販売店、として見ると、なにが必要か(生産地が行う支援)よくわかる。

  組織や景気など他力に頼らずとも、まだまだできることをなにひとつ生産者・生産地は行っていない。環境商品が必要とされていても、誰一人、自らエコファーマーやGAP、環境負荷低減プログラムMPSの門を叩こうとしない。そこにゴールは無く、それが顧客と対話を再開する、仕切り直しのスタートラインなのに。

 栽培生産している農産物(私たちは花、かすみ草)に、目に見えない背景、何を載せて届ければよいのか?がよく見えるようになる。そして、変化が無いように見える花売場の店頭にもいくつも変化があり、それに耐えられる商品提案ができるのかどうか?顧客(店頭)の数だけ、情報と変化がある。それはその立地する商環境の変化に対応している。ワールド・ワイド・ウェブ、、、、、インターネット上でいくらたどってもその変化は見えない。なぜなら、地域ごとに異なることであっても、そこでは日常だから。

 雪がユーラシア大陸の砂漠化で、黄砂が混じり、赤い雪、茶色の雪に変化しているが、「白い雪」と表現する人は誰もいない。なぜなら雪は白いと思っているからだ。「緑(みどり)」と言えば、「植物・自然」を意味する時代だが、山の樹は枯れ、茶色・灰色になっている。より具体的に記述する人はとても少ない。

■メリーランド1月号を読むと、11月に七日町にあのラグが復活している、という。

20091229dsc00727

20091229dsc00737

カヤ(ススキ)の雪囲い

■12月29日(火)は曇りでおだやかな一日でした。

■2009年12月28日、福島民報新聞より。

20091228dsc07149

日本のかすみ草 この15年で半減へ

■日本国内のかすみ草栽培面積は、1992年 571ヘクタールhaあったものが、2008年 267ヘクタールと半減している(47%)。栽培農家は統計のある1990年が6320戸が、2006年に1590戸となり、最大戸数時の25%にまで縮小している。栽培農家数が75%減少し、栽培面積は53%減少している。

 1500戸、250ヘクタールが、かすみ草生産地の現況であろう。1反6畝(16アール)が平均耕作面積になる。

  福島県の奥会津地方でのかすみ草の栽培(昭和村等)は、夏秋の生産である(冬は雪のため生産は休み)全国栽培面積の12%を占めている。出荷時期である6月~10月末までは、出荷本数では70%の全国シェアがある。奥会津(昭和村等)はかすみ草の栽培面積をずっと維持しているだけで、他産地がかすみ草の生産を止めて相対的にシェア率があがっただけである。

 11月~5月は、熊本県・和歌山県・高知県・静岡県等の暖地がかすみ草の生産をしている。

■平成3年→平成19年の業態別花き小売店数(販売額・億円)は、

 花 専  門  店   21,751店(5607億円)→21,255店(5215億円)
 食品スーパー     671店( 53億円) → 5,417店( 498億円)
 ホームセンター   485店(292億円) → 3,146店(1360億円)

 販売店の合計は 41,008店(8081億円)。

 これは経済産業省の商業統計表の数値であり、これを見れば、花の売り上げの増加を担っているのは量販店(スーパー、ホームセンター)であり、専門小売店は売り上げが多少減少しているだけであるが、販売店数は維持している。販売額は仕入額ではないこと、掛け率が異なることにも注意したい。

■昭和村からは出荷期間の半年(6ヶ月)で531万本、シェア70%として3万店にかすみ草が供給され、数値上は1店177本の使用。出荷日数が180日としても、日本国内の花売場で1日1本奥会津産(昭和村等産)が使用されていることになる。1店180本としても40本入で半年使用数は4箱~5箱。

 かすみ草を仕入れない・使わない花屋さんはとても多い。

■図はクリックすると大きくなります。

2009122920091229gyp2

コーデックス

■ →コーデックス

 →1月19日委員会

 →農薬入り肥料

 →農業用ダム図 →調査結果(漏水2,不要30)

 →林野庁不正経理

■すべての農畜産物で行う → JAのGAP(平成18年決議)  →農水GAP

 → 9月の議事録 →会議情報

■→→ PDF 切り花の品質管理マニュアル →カスミソウの規格

■花きのエコファーマー200戸 → エコファーマー

 → 日本の花き産業データ

 → 花小売業の推移 4ページ

2009年12月28日 (月)

過剰供給の調整局面へ

■12月27日の日経本紙、「ゼロ年代を振り返る」で、東大の伊藤教授が次のように語っている。

「経済構造を新しい姿に転換しきれなかった10年間でした。マクロ経済的に見て日本全体で需要に対して供給が多すぎ、様々な業界で再編が今以上に進んでも良かった。90年代は失われた10年と言われましたが、2000年からのゼロ年代の10年間(を加えて)失われた20年ですね」

■デフレ経済は仕分け経済 → オーバーストック、仕分自立

■業態変革か仕事を止めるか → 社長のコラム

 フルブルームマム→ 輪菊満開切り出荷

-----

■手塚プロ、種苗会社 → ラジオビタミン

20091228dsc07174

ネコ駅

■2009年12月28日(月) 雨。

 取引先の卸各社の担当者から年末の挨拶の電話をいただいた。

 今日は、大学生の子どもと一緒に会津若松市の大戸町から市内各所をまわりながら やりたいことと、できること、仕事と趣味、、、どのように考えていくか?、「仕事」について話し合った。

■ネコが暮らす会津鉄道芦の牧温泉駅、その前にある牛乳屋食堂で昼食。

20091228dsc07151

20091228dsc07154

20091228dsc07163

20091228dsc07167

20091228dsc07173

20091228dsc07181

2009年12月27日 (日)

正月、凧(たこ)

■12月26日深夜、テレビに岡林が出ていた。

「自由とは?凧」

「若い頃は、その糸を切ろうとしていた。糸があるから自由に飛べることがいま、わかる」

20091228dsc07144

現代のむら

■坪井伸広・大内雅利・小田切徳美編著『現代のむら ~むら論と日本社会の展望』(農文協、2009年11月刊)。

 編者のひとり、坪井は序章で以下のような数字を紹介している。日本社会における「郡部(むら)や、農村の割合」である。

 1930年代 市町村数の99.1% 人口の76.9%が郡部。世帯数の44.4%が農家、就業人口の47.1%が農業が占め、第一次産業の国民所得は16.8%

 1970年代 郡部町村数は82%、郡部人口は27.9%、農業世帯は20.0%、農業就業人口は17.9%、第一次産業の国内総生産は6.0%。米の過剰在庫を抱えた政府は、70年に減反政策(コメ)を導入。

 2000年の郡部町村数は34%、郡部人口は13.7%、農家世帯は6.4%(販売農家は4.8%)、農業就業人口は4.4%、第一次産業の国内総生産は1.5%。水稲作付面積は1970年の284万ヘクタールが、2000年には176万ヘクタールに減少した(減反政策の30年の成果)。 

■日本政府の1970年からの農業政策・農村政策により、現在のような農山村の状況に至ったのだが、強制的な農村縮小政策発動の結果が成果をあげ、しかし結果として都市部の疲弊に至っている。

 日本の世帯数に占める販売農家は4.8%であり、花き生産農家といえば、さらに、かなり少なくなる。

20091226dsc00694

失業と山村崩壊

■2009年12月27日の朝日新聞福島県内版。足立朋子記者が「失業 が招く山村崩壊」(3段記事)を書いている。抄録する。

 昨秋からの世界不況で会津若松の半導体産業は、派遣1000人、正社員1300人が職を失った。多くの人に実家や田畑があり、地縁・血縁のセーフティネットが機能している。だがこの安全網も長くはもたない。そもそも農林業が食えないから跡継ぎが働きにでたのだ。高卒後30年間勤めた半導体企業をクビになった男性は、収益のあがらない先祖代々の田んぼの維持をあきらめる。外から来ても懐かしいような山村の風景は、彼らの現金収入がやっと支えていた。

 先んじて、基幹産業の建設業が倒れた奥会津では、空き家や耕作放棄地の増加で多くの集落が消えようとしている。

20091224dsc00450

記者ノート(読売福島版)

■2009年12月27日(日曜日)、読売新聞福島県内版に、記者ノート2009年4、に記事が掲載されました(5段記事、イラスト)。会津若松支局の小沼聖実記者。→→→ カスミソウ 世界一の夢 PDFファイル)

  20091227dsc00721

農産物直売所

■大澤信一『農業は繁盛直売所で儲けなさい 日本経済を強化する成功モデル』(東洋経済新報社、2009年8月刊)。以下の事例が紹介されている。

 福岡県前原市 JA糸島「伊都菜彩」

 愛媛県今治市 JAおちいまばり「さいさいきて屋」

 愛媛県内子町 「からり」

 神奈川県平塚市 (株)フリーデン

 茨城県つくば市 「みずほの村市場」

 宮城県大崎市 「あ・ら・伊達な道の駅」

 岩手県盛岡市 (株)JAシンセラ「サン・フレッシュ都南店」

 北海道札幌市近郊・中心部「のっぽろ野菜直売所」ほか

 北海道中札内村 「十勝野フロマージュ」

■12月23日の日経流通新聞の1面は「農の選択 こだわり生鮮 不況なんの」「MJ消費者調査 直売派、3割に育つ スーパーを軸に使い分け」「プロフィル公開 ブランド表示 神通力薄まる」

 同15面「中国産、不信感 根強く 7割が購入避ける」「食材・偽装問題・直売所 高い関心 体験も進む」

20091224dsc00471

買わない時代

■農産物が低価格になった。そして低価格でも売れなくなった。同じ品質であれば、価格が安いほうに価値がある時代が続いた。商品品質よりも「低価格の価値」が勝った時代。

 作る物を変えてもうまくいかない。

 まず、売り方を変えてみる。生産者は一般的に卸市場に出荷、というかたちをとっているのだが、出荷先の卸市場を変えてみて、自らに合う卸市場という場を探すことで対応できた。が、いまはそれも通用しない。

 消費者(生活者)との直接対話がはじまっている。それは各地で展開さ れる直売所であるが、そのなかでも競争はあり販売量は伸びても納品する各農家のシェアは少なくなっていく。

 生活者としての自らをふり返っても「買わない消費者」が賢い生活者であろう。

20091226dsc00708

卸統合

■ 栃木・群馬の両毛卸売市場統合 → 毎日新聞12月26日

 →川崎北部(アスベスト)

 →仲卸を一般開放(岡山)

法定不当廉売

■『食品商業』2010年1月号(商業界)では、1月1日施行の「不当廉売に関する独占禁止法上の考え方」について解説している。

 → 公正取引委員会

20091226dsc00681

小水力発電の可能性

■2009年12月27日(日曜日)

  松島さんが紹介しています → 『現代農業』1月号 花職人Aizu

■農村計画学・地域資源管理学が専門の小林久さん(茨城大学農学部地域環境科学科教授)が、雑誌『世界』(2010年1月号、岩波書店)に、「小水力発電の可能性」を書いている。論文の前半の要旨は以下のようである。

 日本では集団的利水行動(かんがいシステム)に、昭和10年代には全国で精米・タービンなど農事用水車が8万台稼働していたので小水力発電の立地は多くある。

 退耕環林(耕地を森林に戻す)で燃料代替小水力発電を水利事業の重要分野として位置づけるようになった中国。一方日本では2002年に「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」が交付され、出力が1000kw以下の電力が新エネルギー等電気相当としてカウントされるが、2008年から太陽光発電や風力発電と同じように各種の支援が受けられるようになった。

 熊本、大分、高知、和歌山、岐阜、富山、山梨、長野、栃木、福島などで小水力発電施設の整備を検討しはじめた市町村がある。

−−−

 かつて日本では、平野の需要を満たすために、山からモノが運ばれ、人が動いた。かつての山村は平野の消費と結びつくことで、活発な経済活動の中心にいた。狭小な農地で細々と農産物をつくり、場所によってはコメさえつくれなかった山村が、中世以降の長い時代にわたって栄えた理由は、平野に対する資源供給地であったからである。

 建設可能な小水力発電所の数万ヶ所が、再生可能エネルギー資源の生産・供給の場所が、山間地になる。

 小水力発電は、わたしたちの先祖が農地を開発するために水路を引き、拡大してきた定住域のサト(里)とヤマ(山地森林域)との境界部での開発が、とくに有望である。それは、地形の傾斜が大きいために容易に高度差を確保でき、引いた水が使える。限界集落(里のフロンティア)こそが小水力の適地なのである。

都内の生花店

■12月25日 → 松島さん  → 小川先生

■ →太陽の花(沖縄)

 → 磯村社長

■とらわれない発想をする→ カスミソウで雪を表現(宮崎)

20091226dsc00709

時代劇

■ 羽田雄平 → 峠越え  →新任家老 →

20091226dsc00704_2

2009年12月26日 (土)

布を使う

■12月26日、グランジュテ(NHK教育テレビ23時25~)バングラディシュのジュートのバッグ、ネパールの織物のバッグ。素材を理解する。

 → マザーハウス 山口絵理子

 → マザーハウス

20091228dsc07137

■kioskでも、POSレジが導入され、それはスイカ対応に。駅には、情報・ニュース(新聞)も売っている。

 素材がアイデンティティを示す、、、、テレビを見てそう思った。新宿御苑での取材で、前野さんの事務所に中谷さんと行くときに立ち寄ったことを思い出した。

20091226dsc00688

20091226dsc00690

会津藩 てしろぎ すぐえもん かつとう 

■日露開戦の明治37年、岡山市でひとりの老人が死んだ。76歳。その名は手代木直右衛門勝任。もと会津藩公用人。実はこの老人こそ京都守護職松平容保(かたもり)の側近として幕末政局をデザインした人物であった。そして、ここが重要だが、彼は龍馬暗殺を実行した佐々木只三郎の実兄でもあった。死ぬ数日前、手代木は恐るべき事実を告白した。その内容は手代木家が私家版で出した『手代木直右衛門伝』に記されている。

 読売新聞2009年12月25日の文化面に、岡山県出身の茨城大学の磯田道史さんが「龍馬暗殺 実行犯と黒幕」(4段記事)で書いている内容である。年明けの2010年1月からNHKの日曜夜8時の大河ドラマが「龍馬伝」で、歌手の福山雅治が主演するため坂本龍馬関係の本がいま書店店頭に平積みされ、特集されている。

 現在店頭で販売されている『現代農業2010年1月号』(農文協)に環境負荷低減プログラムMPSに全員で参加している、花職人Aizuの会津若松市の手代木(てしろぎ)さんなどが掲載されている。

   会津若松市役所ウェブ → 手代木勝任

20091226dsc00697

くろ(黒)の意味

■2009年12月26日(土曜日)

 日本の首都・東京駅からの東北地方行き新幹線ホームには子どもを連れた家族が多く、ふるさとへの帰省。

20091226dsc00714

池袋駅構内ほか(首都)

まず、野菜を売っている。

20091225dsc00561

20091225dsc00564

20091225dsc00566

20091225dsc00568

20091225dsc00587

20091225dsc00589

20091225dsc00591

20091225dsc00596

20091225dsc00598

20091225dsc00599

20091225dsc00658

20091225dsc00659

20091225dsc00473

20091225dsc00667_3

20091225dsc00668

20091225dsc00673

■12月25日夜、都内の居酒屋でJFMAに3ヶ月間研修生(トレーニー)として滞在していた女性ポーリンさん(22歳)の送別会が開かれた。研修を終えて、27日にフランス国パリ市に帰る。JFMA事務方が参加した。

商店街(都内 高円寺駅北口)

英国のテスコ

20091225dsc00548

20091225dsc00546

20091225dsc00550

20091225dsc00551

20091225dsc00559

20091225dsc00560

商店街(都内八王子)

20091225dsc00479

20091225dsc00480

20091225dsc00481

20091225dsc00482

20091225dsc00486

20091225dsc00489

20091225dsc00536

20091225dsc00538

20091225dsc00539

20091225dsc00540

20091225dsc00532

正月の準備

■12月25日(金)はクリスマス関連販売から、年末・正月飾りに向け、各店頭が入れ替わります。

 東京都八王子市の八日町の「日本フラワー」を訪問し本年のかすみ草販売の御礼をしました。社長の阿部憲資さんと、かすみさんのお母さんとも話しました。店頭ではユリがよく売れていました。かすみ草は白と染め色がありました。埼玉園芸の山下さんを通じて染め色かすみ草を10月中旬まで定期で納品しました。

 多摩花売所には世田谷花き市場の仕入れから帰る志村美枝さんを待ちました。セリの様子、仲卸街の様子、街の人の流れの変化を聞きました。

 東急スクエアの花良品では、7月上旬に七夕かすみフェアを実施していただきました。店長の金子舞菜さんに御礼を言いました。熊本県内産の白いかすみ草ホワイトベールを店頭販売していました。

 高円寺のおらんだ屋さん、今年、仲卸の中央花卉より定期で昭和花き研究会の染め色かすみ草と白いかすみ草を納品しました。

■JR大宮駅構内のエキュートでは、グリーンクリニック(青山FM)が撤退していました。日比谷花壇のカジュアルスタイルのお店は店名と売り場を一新していました。「イーレーベル」。

 そのほか、都心部・中央線沿線の駅前商店街等の生花店・花売り場を見ました。

20091225dsc00478

20091225dsc00487

20091225dsc00529

20091225dsc00497

20091225dsc00543

20091225dsc00554

20091225dsc00666

 

池袋メトロポリタン前

■12月25日(金)夕方の池袋駅

 2人組のフォークデュオ「みつき」が演奏していた。毎週火曜金曜日曜19時に演奏している、ようです。

 ラ・コロリスト(地下売り場)から地上出口3番を出たところ。

20091225dsc00609

20091225dsc00613

20091225dsc00600

20091226dsc00711

20091226dsc00710

リアルフレッシュ(お花の品質保証)

■2009年12月25日(金)、

 首都圏のお花売り場(専門店、量販店等)をまわりました。取引先でかすみ草を納品しているところには御礼と本年夏秋の販売状況をうかがいました。

■11月27日に池袋駅にエソラEsolaとエチカが開店した。エソラ地下一階、オモキノクニヤの前に鮮度保証をしている新しい生花店ラ・コロリスト1号店が開業している。この地下一階にはロクシタン化粧品、直径18cmの大きな「天使のドーナツ」(アンティーク)売り場もある。

 → ラ・コロリスト エソラ池袋店

 JFMA会長の小川孔輔さん、MPSジャパン社長の松島義幸さんが、ラ・コロリスト運営会社の(株)アリストフローの担当者に店頭でお話をうかがったところに随行した。同社はアフタヌーンティーやスターバックスを運営するサザビーの子会社。

20091225dsc00606

20091225dsc00595

20091225dsc00594

20091225dsc00623

20091225dsc00645

20091225dsc00649

2009年12月25日 (金)

冬晴れの首都圏

年末店頭販売の調査のため明日まで首都圏滞在。

新政権の農業政策の課題

■2009年9月16日に、鳩山政権が成立した。政権交代がどのように農業に変化をもたらすのか?がこれまでの農政の推移のなかで議論されている。特に、ギャップとハサップについて紹介する。今後、花の世界にも大きな影響を与えるものだからである。

 京都市の出版社・昭和堂の『農業と経済』が2冊で特集を組んでいる。

 まず『農業と経済』2010年1月臨時増刊号(第76巻第1号、2010年1月1日発行、1700円)は、「新基本計画の論点と農政改革の方向」が特集。

 こちらでは、東京大学の中嶋康博氏が「新たな基本計画における食品安全制作の展開方向」で、リスク管理、レギュラトリー・サイエンス、信頼性向上について述べている。GAPやHACCPはフードチェーンの安全性向上に貢献するが、経営改善には結びつかないと指摘。2008年からFCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)がはじまっており、食品安全管理を社会的に評価し消費者に伝えていく手段やそのことが経営成果に結びつくようなビジネスモデルの開発がはじまっている。現在336社が参加していることを紹介している。

 -----

 『農業と経済』2010年1月2月合併号、第76巻・第2号(12月25日印刷、2010年2月1日発行号 960円)は、政権交代は農政を変える!?

 こちらでは、中国学園大学の清原昭子さんが「HACCP、トレーサビリティの導入はすすむか 食品安全行政の行方」で、多くの課題を含んでいると具体的に指摘している。

 新政権・民主党の2008年6月に公表した「農林漁業・農産漁村再生に向けて 6次産業化ビジョン」でのHACCPとGAPについて「商品としての差別化」あるいは「事業としての異質化」の実現に寄与すると位置づけられていることを批判している。社会全体における食品安全確保を目的とするなら、このビジョンの政策上の位置づけは不適切である、という。

 また2009年1月に民主党が衆議院に提出した「農産漁村再生法案」での問題点も指摘している。衛生管理措置が確保しようとする基礎的な食品の品質と、その確保の上に付加される品質が区別されていない。codex規格のGAPを広く導入し衛生管理措置が確保されたうえで、その他の要求事項、労働者の福利、環境への配慮、家畜福祉などを含んだ規格が検討され、民間部門が生産物と生産工程の差別化のために利用する。新政権が義務化をめざすHACCP、GAPが義務化されるにふさわしい要件になるべく精査が必要、と指摘している。

 -----

 2009年12月10日の日本農業新聞が論説で「 GAP 国は標準化検討を急げ」という主張をしているが、多種多様なGAPが出て混乱している様子を紹介している。本質的には、『農業と経済』清原昭子さんの論文をまず読んでいただきたいものである。

20091224dsc00457

 

20091224img_6034

2009年12月24日 (木)

屋根の雪が落ちてよかったなア

■今日午前、病院の待合室で聴いた老婆の言葉。

-----

20091224img_6098_2

菅家博昭へのコメント・意見・メールは

kaken(アットマーク)cocoa.ocn.ne.jp

(アットマーク)にはを入れて下さい。

カケン@ココア.オーシーエヌ.ジェイピー です。

カンケではありませんので、、、、自動送付メールをさけるために上記のような表現にしています。

たまには顔見せろ、、、

■むかしは、よく、よりより したのに、ちかごろは ひとっつも よんねえな。

※よりより、、、、より×2、、、たいへん頻度多く、、、、現代語では似た言葉に「いきいき」「どんどん」とか、「ばんばん」とか、、、、良くあの山に山菜を採りに行った、、、という行為に立ち会った経験を現すときに、×2話法が使われる。あの山に、よく、いきいきしたあだ、、、というように。

-----

写真はクリックすると拡大します。

20091224img_6007

20090802dsc07693

また、タバコ値上げだ

■病院の待合室で。老翁は語る。

「タバコなんか、吸いたくて吸ってるんじゃない。兵隊(第2次世界大戦)に行ったときいっつも配給されっからな、しかたなくてな、タバコ吸うしかなかったあだ。あれから70年も吸ってんだぞ、いまさら止めっとことねえって家族は言う」

20091224dsc00459

20091224img_6066

20091224img_6069

20091224img_6078

20091224img_6059

変わりゆく街

■2009年12月24日(木曜日)

 会津若松市中心商店街の長崎屋、サティ(ニチイ)に次いで会津中合も46年の営業を終える。中心部から空洞になっていく。周辺でしかない、僕らの村はまだ残っているのに、、、、、、

 会津伝統のウルシの実(タネ)から精製した白いろうそくに「花の絵」を描いた「會津絵ろうそく」は、暗い道をまだ、薄く、灯(とも)している。山で育った樹のタネが人々を導く。

 山の奥の村で育った僕らは、はたして悩み多き現代社会を照らせるのだろうか?

20091224dsc00460

20091224dsc00462_2 20091223ndsc00398

20091223ndsc00395

20091223ndsc00316

20091224dsc00454

20091224dsc00463

20091224dsc00467

20091224dsc00458

20091224dsc00470

20091224dsc00465

20091224dsc00468

20091224dsc00471

20091224dsc00472

気温 零度

■2009年12月24日(木)気温零度。曇り(小雨・小雪)。

 昨日の雨・雪で、積雪は80cmに沈んだ。

 除雪された圧雪道路の雪は無くなったが、路面は濡れており、気温零下のところは凍結している。駐車場等も同じで転倒しやくすなっている。気温が零度、日陰は零下。

 本日は病院。

■花の卸売市場によれば、日本列島内の冷え込みで思ったように花が出てこないことに加えて、北米大陸の降雪・寒波で、中南米からの花の延着がはじまっているそうです。

 愛知県等のキク → お花やさん

 愛知県 → ローズマート

 愛知県 → かすみ草

■今年は、出荷情報が正確な5~20名の「小さな生産組織」ほど有利販売されています。

 

20091224img_5985

2009年12月23日 (水)

排出権の購入に頼らないテスコ(英)

■2009年12月23日(水)会津盆地は雨、それ以外は雪。

 CO2の排出権の購入に頼らない → 英国 テスコ   

 →日本のテスコ

 →経費

 →ギョウザ

 →環境持続指数

 →グリーンウオッシュ

 →みつびし

 →グーグルの歴史

20091223ndsc00380

ホウ素

■12月の上旬に、かすみ草アルタイルの吉井さんと渥美半島を訪問し、今朝未明に、吉井さんから次のような助言の電子メールが届きました。

 かん水(水やり)を控えすぎると、花首と枝との間に、隔離層が生じ花落ちがするとのコメントついて、普及所の佐藤さんもその事について同じように言っておりましたが、その解決策についての説明がありませんでした。
 何故隔離層が発生するのか。
 詳しくは述べませんが、原因は微量要素のホウ素の肥効が充分に効いていないからです。ホウ素の肥効が充分に効くような土壌環境を作ることが大切です。ホウ素が効いていれば、早期の水切りでも花落ちはしません。
 栽培過程での水切りは理想的のフォーメーションをつくることと、STS処理の効果を上げるためにも効果的です。一般的かすみ草栽培者の圃場は、ホウ素が効きにくい土壌条件になっていますので、このような認識になっています。

 →私の書いた元記事 12月10日

 →ホウ素について

■2004年1月号より月刊誌『現代農業』(農文協)に「花農家、花屋を歩く」として1年間連載したことがあります。かすみ草の染め色・店頭販促について、です。

 

■昨夜、首都東京都文京区本郷の出版社の誠文堂新光社の月刊誌『農耕と園芸』編集部の新出康博さんから、電話と電子メールがありました。6月30日に、新出さんと、大田花きの宍戸純さんとで2010年2月号からの『農耕と園芸』誌上で、往復書簡(卸と生産者)の計画が話し合われたのですが、その第1回目の宍戸さんからの原稿が届けられ、私が返書することになっています。

■第2回目の奥会津の子ども聞き書きの投稿まとめ文が、奥会津書房の編集部から届きました。これから何度も読み返して、それにひとつひとつ言葉を添えることになります。

■ 家族の笑顔 → 魚沼も雪

 → 社会のキーワードをIFEXで探す

■結構、降っています。白い雪が、、、、彼は冬期間の仕事は未明から国道の除雪作業のオペレーター(運転手)です。 → 集荷所ブログ(ほんなたかし君)

20091223ndsc00375

2009年12月22日 (火)

花の仕事場

■12月22日(火曜日)、晴れから夕方に雨、雪に。

 福島県郡山市の「あさかのfresh」にて、花束加工の仕事場で、終日作業を体験しました。11月に同社の五十嵐部長にお願いをしていて、今日、実現しました。4種1本ずつ花を束ねてラインに流す作業をまず体験しました。各種の花頭の重ね位置、ハンドリングと、素材の規格(長さ)・切り前・結束部の前処理などよく理解できました。かすみ草を使う花束加工は、一人手巻き作業でやっているそうです。スリーブの止め位置、各店に配送するための品質保持のための工夫(バケツ水に品質保持剤の使用)、束ねられた花束を10・15・20束まとめて立て箱に入れ、梱包する。蒸れないように詰める。昼食後からの後半は、水入り段ボールに花束を入れ、フタの端を2ヶ所、布ガムテープ5cmで留めて、台車に4箱乗せて保冷庫に搬入する役割を担いました。熟練のパートさん、アルバイトの学生さんに教えられ助けられながらの体験をしました。

 これまで日本各地・欧州・中南米の花束加工会社を見てきましたが、なかに入って実際に一日通して作業体験をするのは今回がはじめてです。実際の作業を行いながら、これまでに考えてきたことの現場適応等考えました。

 量販店、バックヤードでの加工作業の現場で、素材を提供する産地としてできること、ハンドリングしやすい形状(規格)について、次のサービス等(リテイル・サポート)を考え続けました。量販店が主要な取引先になる、という時代の素材の形状は、すでに10年前からかすみ草の欧米世界では花束加工時のハンドリング(取扱いの容易さ・枝からみしない・花束に向く花の形状)と、花持ち性が重要になっていますが、日本ではそれは考慮されてきていません。生産地が必要と感じている長さ・脱葉の仕方・ボリューム感・開花具合(切り前)は、あまり使用者(小売業・加工業)を考えた規格になっていません。

 リテイル・サポートがなぜ必要か?というのは、花売場から購買されるお客様(消費者)にできるサービスにはいくつかあり、買っていただけるような、再購買をうながすための家庭での満足(消費品質)維持が可能な生産品質(切り前・ボリューム・日持ち・購買価格に見合う商品価値・トレードオフ)と、購買者にそれを伝えられるような気持ちの乗せ方など、、、、 いくつか考えがまとまりつつあります。

 年末納品の繁忙期になる時期に、たいへんお世話になりました。

 郡山市内のコスモス通り店(花売り場)にも7月催事(かすみフェア)の御礼を言いました。

■12月になってから沖縄本島の小売店、関東地方の小売店を一軒ずつ訪問して考えた産地ができるリテイル・サポートをずっと考えています。素材であるお花の来歴や家庭での品質管理という「情報」のほか、実際の物理的ライン(生産→輸送→卸→加工→店頭→消費者)での素材規格の見直しが、過剰な長さ、切り前・仕立て法・品種選定に反映されます。生産しているお花の顧客が誰かが不明なまま、卸市場というブラックボックス(ブラックホールかもしれないが、、、、)に生産されたものを投げる(出荷する)時代は20世紀に終わっています。従来の出荷では見返りがほとんど望めない時代になっており、実需者(消費者も見据えた)必要な素材の納品という仕事に切り替えていく時代になっています。

 課題を解決するのは、まず課題の発見(掘り起こし)が必要で、それを解決するための方策も、自ら現場で考えて自らが変わることで対応が可能なことと、携わる人々の協力を得なければ解決できないことにわけて考えるようにします。

 → マーケティングの本質

20091219cimg_5916

2010年の舵取り

■2009年12月22日(火曜日)

 本日、福島県郡山市。

■12月22日の新聞。

 日経本紙・企業総合面で、「2010年の舵取り そこが知りたい」の連載1.デフレどう向き合う?サービス消費取り込む。鈴木敏文氏。

 朝日新聞・経済面「新社発足 11年春めど キリン・サントリー 最大の難関は統合比率」 公取委に統合に必要な事前相談を9月15日に申し出、公取委から主力事業とはいえない野菜や花の市場シェアまで1000項目超の質問に対する書類の提示を指示されている。

 朝日新聞・科学面「青色遺伝子バラ 人気満開 キク・ユリでも研究進む」遺伝子組み換えによる青いバラはサントリーが豪州の子会社フロリジンと共同開発。

 朝日新聞・全面広告「双葉文庫」居眠り磐音江戸双紙シリーズ累計1000万部突破。佐伯泰英著者近影。

■12月16日 日経・企業総合面

 イオン 構造改革急ぐ 総合スーパーを強化 グループ企業も再編(9段記事)

20091219cimg_5945

2009年12月21日 (月)

マーケティングの本質

■安冨歩『生きるための経済学~選択の自由からの脱却』(2008年、NHKブックス)

 155~156ページ。

 組織においてもっとも大切な部分は、外部との接点である現場である。その現場に携わる人々にフィードバックを返すのが、マネジメント(中間管理者)の役割である。

 そのフィードバックは、現場の人々が自分の状態を正しく把握するために行われるものであり、監視して督励するためのものではない。必要なことは、評価することではない。評価は人をハラスメントにかけ、創発性を失わせる。フィードバックすることと、評価することの違いを認識することが、大切である。

 そして、トップ・マネジメント(経営者)は、マネジメント(中間管理者)にフィードバックを返すとともに、組織全体が何を目指すのかを決定する役割を担う。利益は目標とはなり得ない。利益は、組織の運営を維持できるかどうかを決める条件にすぎない。利益が出る事業は継続可能であり、利益の出ない事業は継続不能である。しかし、その組織が何をすべきかについては、利益は何も教えてくれない。それを考えるのがトップ・マネジメントの仕事である。

 組織マネジメントの根幹は、マーケティングとイノベーションとである。マーケティングは何かを売りつけるための手管(てくだ)ではない。それでは「販売」である。マーケティングとは、その組織が外部から何を求められているのかを察知し、それに組織の作動を適応させることである。この適応のために、自分自身を常に変えることが、イノベーションの本質である。マーケティングとイノベーションとが、完全にできるのであれば、販売は必要がなくなる。

 (略) この方策のすべては、ハラスメントを抑制し、コミュニケーションを円滑にして、人々の創発性を発揮せしめることを目指している。組織は、容易に人々の権威主義的な側面を発揮させ、ハラスメントを蔓延させる傾向を持っている。そのようなことになれば、不安が広がり、人々は硬直し、組織もまた硬直化する。柔軟性を失った組織に創発はなく、それではマーケティングもイノベーションも起きない。それを防ぐことがマネジメントの本質であり、そうしてはじめて仕事は円滑に行われ、全体主義への逃避を防ぐことが可能となるのである。

■過日、読売新聞の追加取材を受けた。今日(12月21日)から福島県版に記者ノートが連載され、それに掲載される予定。

20091219cimg_5952

 

井川恭一

■山本潤子のバックでアコースティックギターを弾いている人を調べてみると、漫画も書いている。→井川恭一 →師匠の教え

 → 野外(動画)

 → クレジット(動画)

 

オーガニック(有機農産物)偽装

■福岡市のアスカ、ジュポン → 日本政府(農水省)発表

 読売新聞12月19日、社会面(福島県内版36面)。健康食品「アスカ」ウソ表示。条件満たさずオーガニック。17億円分が偽装販売。→ 読売新聞

 → 西日本新聞

20091219cimg_5882

エコファーマー

■エコファーマー → 日本政府(農水省) より、引用。無料で各知事から認証される。

(環境保全型農業とは)
農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥料・農薬の使用等による環境負荷の低減、さらには農業が有する環境保全機能の向上に配慮した持続的な農業。

(エコファーマーとは)
持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に基づき、たい肥等による土づくり、化学肥料・化学合成農薬の使用低減に一体的に取り組む計画を立て、都道府県知事の認定を受けた農業者の通称。

政策目標

エコファーマーの認定促進

基準年(平成15年度)47,766件→目標年(平成21年度)200,000件

--------

 → 認定件数(PDFファイル)

 本年(2009年)9月末で、191,846戸。花き生産者については1.1%なので2000戸(経営体)程度と推察される。昭和村ではカスミソウ生産者(約百名)は全員エコファーマーを取得している(昭和花き研究会・JA部会とも)。

■日本政府による認定農家数 239,286戸。うち花き関係は2.9% 七千戸(経営体)。→ 農水省統計

20091219cimg_5910

GAP(農業生産工程管理)

■12月10日の日本農業新聞の論説。

 → GAP 国は標準化検討を急げ(PDFファイル)

■12月3日の日本農業新聞5面、「難しくないぞGAP導入(下)」には、

 GAPの目的は「他産地より付加価値の高い農産物を作ることではない。一度問題が起きると億単位の損害が出かねない。危険回避に必要だ」

20091221ndsc00304

新聞を覧(み)る miru

 ■2009年12月21日(月曜日)雪

 朝7時前、中央アジアからロケットが発射されたニュースがライブ(同時中継)で行われた。その後の福島県内のニュースでは、白い「雪が降り続く」ことを告げ、福島県内の各地域、つまり積雪のある会津地方にいまどれだけの白い雪が積もったのか「その深さ(降り積もった白い雪の高さ)」をcm(センチメートル、約3cmは1寸、約30cmは1尺)で表現する。

 「新潟県に近い(会津の)只見町では150cmになりました」と放送された。「新潟県に近い」というのは「日本で有数の白い雪が降る地域である新潟県」という枕詞になっている。

 只見町の東隣に隣接する昭和村は只見町に落ちた雪の残りが降るので、只見町よりは少し積雪深では「負ける」。少ない。高標高集落の大岐集落や大芦でも積雪は120cmである。さらに東にいくと会津盆地で40cm。

■白い雪の降る地域は、それだけ野山が冬ごもり、活動を休むため、仕事が減るが、「雪始末」あるいは「雪掘り」という作業が増える。

 農産物の生産地は、どのような情報をだすのか?について、出荷作業が半年休みになる冬の間は、生産活動以外の情報に事欠かない。時間もたっぷりある。

 生産地の情報というのは、結局のところ、生産者(地域)の人柄を伝えるものになっていく。読者は、日々更新される変わる情報、変わらない情報から、その人柄が感じられるようになり、この人なら、あと閲覧せずとも大丈夫だ(たいした情報は無い)、という選択ができるようになる。しかし、注意して見続けなければならないウェブログ(ブログ)・ウェブサイトもわかってくる。言いたいことを言い、書きたいことを書くのは非公開の自らのノートでよい。

 以下は今朝のとあるウェブサイトに掲載されていた記事である。花を仕入れる側からの視点でウェブサイトを閲覧して感じたことが書かれている。大きな産地ほど敬遠される。

 生産者さんは花屋の店頭に商品を並べられるように営業をやる。頭を下げる。偉そうな生産者さんは敬遠される。別に小さな花屋が応援しなくてもやっていけるのだろうから。

 だんだん表現が大事になってきた。誰でも発信できるから。

 花屋も苦しいから助けたいと思う生産者さんと、勝ち組の生産者さんだからいいや、と思う人に分かれていくように思います。情報は縦には流れず、本音は話せないものですね。

■これは、生産地を訪問するお花屋さん、仕入れ担当者、卸売市場の担当者でも同じで、圃場巡回をしていてもその生産者の話を聞かずに、圃場脇の道路でタバコを吸い、吸い殻を圃場に捨てる、、、、ということがよく観察され、扱い規模は大きな卸であっても、生産者の心象は職員の行動ひとつで、最低な卸に位置づけされる。

 自分の声を録音して聴いてみる、、、、届ける真心がなければその表現は意味を持たない。昨夜のM1をテレビで見ていても感じたことだ。最終決戦の3組で、これまで準備したことをていねいに懸命な姿勢で再現した組(2人)が審査員全員一致で優勝したのは、よくわかる。シモネタのチンポジで敗退、敗者復活の勢いだけのアドリブで敗退、、、、他の2組は勢いで決勝に臨んで敗退している。合否で、審査員の社会性が問われるのだ。

 夏の甲子園の決勝でも、新潟県の同じような選手(投手)のあきらめない懸命なしぐさが、多くの人々、特に雪国の人々には伝わっている。試合後半の勝ち投手の不遜な笑いがマイナスに伝わっている。

■大きな情報を伝えるウェブサイトは、残念ながら花の生産・販売に関するものについては優良なポータルサイトも無く、日々の新聞・雑誌、自らあるいて見聞きして考えたことによることに依拠せざろうえない。

 本邦最大の生産者組織である農協についても有意なビジョンを示すウェブサイトはとても少ない。農協の全国組織の日刊機関新聞が「日本農業新聞」であり、消費流通面などに優れた視点のものが多いが、政治面は大規模農協組織の維持に立脚した論陣を張っている。

■今朝は、旅で不在であったこの半月ほどの日本農業新聞・日経本紙等をざっと覧て、必要な記事が掲載されているページごと引き裂き、その記事を詳しく読む。その後、必要なものは切り抜き、残ったページごとの新聞は、数ヶ月保管し、最後は処分(資源回収)に。

 いちばん印象に残ったのは、オランウータンのいる樹間の白黒写真、日本経済新聞12月17日の全面広告(福島県内販売紙面では32面)「地球に適応できないものは 生き残れない。経済も、例外ではない。」

  日本各地で、これまで、前向きにていねいな仕事を続けてきても評価されない時代になっている。

■12月1日の日本農業新聞の論説は、「農産物販売戦略 根本的な見直しが必要」として、次のように述べている。

 需要の変化を生産に、生産の変動を販売に、それぞれ的確に伝えることのできる相手先や中間業者の開拓は欠かせない。畑にある時から行き先(販売先)を決める先付け販売も、個々の農家と売り手を直接結び付ける手法として取り入れたい。
 要は需要と供給をすき間なくつなげる販売体制を、どう構築するかだ。厳しい問題も横たわるが、生産側と販売側が消費の変化に敏感に反応し、利益を共有できる仕組みをひとつでも作ることが、いま一番求められている。

■全国農業新聞(全国農業会議所発行、週刊)12月11日の1面には、佐賀県唐津市の山下惣一さんが、宮崎県綾町の第21回有機農業推進大会に参加して感じたことを書いている。国有林の照葉樹林が、営林署職員の給料捻出のために伐採されるところを、1988年当時の町長が先頭になり伐採を中止させ「自然生態系農業の推進に関する条例」を制定し、町ぐるみで有機農業に転換していく。

 そのころ山下さんは綾町に招かれ講演した。当時、有機農産物は販売先がなく生協がお客さんだった。会場には顔色の悪い有機農産物生産者たちと、健康そうな消費者の代表来賓を比べ、

 「人の健康を守るために苦労するのはやめよう。これは奴隷産直だ」と山下さんは言った。

 40年前、この綾町は医療費の多い町だったそうで、町民に一坪菜園の設置をよびかけ、「野菜のタネは町役場が支給するから、まず自分が健康になろう」という運動を起こした。自分が食べるのだから有機農業で。これが出発点だったという。規模拡大、コスト低減、競争力の強化だけが農業・農村の未来でないことを綾町は教えている。

■12月3日の日本農業新聞5面、「難しくないぞGAP導入(下)」には、

 GAPの目的は「他産地より付加価値の高い農産物を作ることではない。一度問題が起きると億単位の損害が出かねない。危険回避に必要だ」

■読売新聞12月19日、「くらし教育欄(16面)」。「声 若々しく(わかわかしく)4」は、「声質」より大事な「話し方」

 言葉のひとつひとつを、相手に届けようと意識する。

 これは、文章や写真を掲載するときに、いつも考えなければならないことに通底する。ブログの文章から、「態度が見える」のは、私たちの能力として優れたものである。

20091221ndsc00302

20091221ndsc00299

20091221ndsc00301

20091221ndsc00294

20091221ndsc00296

20091221ndsc00295

20091221ndsc00292

20091221ndsc00293

20091221ndsc00303

20091221ndsc00311

2009年12月20日 (日)

白い雪の降る

■奥会津の白い雪。

 昭和村下中津川 → 本名敬 さん

 昭和村大芦 → 佐藤孝雄さん

 昭和村下中津川 → たくみ さん

 昭和村 → カチコチカフェ

 三島町 → いまここカフェ

 山都町早稲谷 → ひぐらし農園

 山都町 → 飯豊の空の下から

 喜多方市北山 → ちばっち農園

 会津坂下町 → 陶芸人に日誌

 会津美里町(新鶴) → 高尾嶺農園通信

 会津若松市・昭和村 → 会津っ子日記

 南会津町(田島・田部) → 土っ子田島味噌通信

 会津若松市・南会津町 → 花職人Aizu

 新潟魚沼 → すずきのユリ

20091220ndsc00261

20091220ndsc00264

20091220ndsc00262_2

博士山 hakase-yama

■1482m。会津盆地西南の山塊が博士山。昭和村は稜線の奥。↓写真中央が博士山。

20091220nhakasedsc00235

20091220ndsc00278

20091220ndsc00268

20091220ndsc00263

20091220ndsc00279

20091220ndsc00288

20091220nhakasedsc00232

日本海側で強風被害

■120棟 → 強風被害  →詳細

野生植物の利用

■降り積もった白い雪は1mをこえ、小康状態に。夕方、喫茶店に行き、山形県新庄市のハナヤ花店の軽部望さんの2001年の卒業論文を読みました。

20091220ndsc00259

20091220ndsc00260

ブログ

■2009年12月20日(日曜)

 12月18日(金曜)の福岡花市場の様子 → そのまんま日記

 → 花配達日記

 → FBS

1Q75

■1975年(昭和50年)2月は、ルージュの伝言、我が良き友よ、22歳の別れ(風)、サボテンの花(チューリップ)、4月に僕にまかせてください(クラフト)、シクラメンのかほり、港のヨーコ~(DTBWB)、6月に卒業写真、8月にいちご白書を~、時の過ぎゆくままに、12月に木綿のハンカチーフ、、、、と名曲が次々と誕生した。

■11月1日午前、博士峠でブナ・ミズナラなどの木の葉さらい(落ち葉集め)を20袋し、昼に大岐を出て子どもを福島市に送っていく。カーラジオでは、午後1時から、松任谷由実のFMラジオ番組にライムスターがゲストで登場した。収録は10月27日に行われた(→ライムスター)。 

 ライムスターは松任谷由実に作詞・作曲の技法について、実に多くの質問をした。たとえば「海を見ていた午後」。物語の展開と、風景(心象風景)。1番と2番、3番という歌詞ではなく、1.5番の歌詞で余韻を残して物語りが終わるなど。そして逆の質問も多くなされた。今日(12月20日)はM1が開催されるが、「オチから逆算して作詞していない」ということの意味が話題になっていた。

 ライムスターは韻を踏むヒップホップでは「技術のための作曲」もアルバムに必ず数曲入れる、と言う。しかし、その言葉、伝えたい物があるときには技術(楽曲の)が邪魔になることがある、という。

■昨夕は、卒業写真の動画をいくつか見て、今朝未明まで弾いているギターの採譜をした。山本潤子はカポタスト3でFで弾いていて、キーはA♭。(坂崎はカポ2)。歌詞は同姓の友人のことをうたっている。

 →ギブソンCF100E

 → CF100

20091101dsc02234

2009年12月19日 (土)

卒業写真

■ → 卒業写真(動画)

 → あの日に帰りたい

 → 白い冬

 → 

 → サイレントナイト

 → 海をみていた午後

  → amin 卒業写真

20091219cimg_5934

20090615mdsc03132

20090615mdsc02883

20090613mdsc03218

20090613mdsc03269

20090613mdsc03283

20090613mdsc03285

腰までの雪

■標高730mの奥会津・昭和村大岐では、積雪1mになっていました。

20091219cimg_5835

20091219cimg_5826

20091219cimg_5848

20091219cimg_5875

20091219cimg_5893

20091219cimg_5918

20091219cimg_5930

20091219cimg_5915

20091219cimg_5864

全国農業新聞の記事

■2009年12月11日の記事 全国農業新聞 予約相対率・定価販売力 PDF→ 国産カスミソウの将来 出荷調整に活路見いだせ

20091219cimg_5801

20091219cimg_5823

20091219cimg_5884

20091219cimg_5809

自然環境の変化を映す鏡

■マメ(豆)の花であるスイートピーは宮崎県の主な切り花で航空便で全国出荷されている。マメ科は根粒菌に代表されるように、菌根菌、つまり土壌微生物と植物の根の共生による肥料削減・省資源農業のお手本である。しかし太陽光がなければつぼみは落下し、花を結ばない。曇天が多いこの秋冬でスイートピーの花が付かなかったことを宮崎県知事は、福岡花市場の冒頭挨拶「ようやく今年のスイートピーが出荷できるようになりました」と語った。

■スイートピーはかすみ草と同じくSTS前処理が必要で、そして染色されて出荷されているものが多い。染色技法と前処理技法(品質管理としての花持ち延長処理)は、連動している。

 → はまゆう

■「太陽 sun」はタイヨウで、それを九州地域は標榜することが多い。沖縄の「太陽の花」、JAはまゆうは太陽のくに。天孫降臨など日本の神話での高千穂などの伝承もある。

 沖縄で太陽は「ティーダ

 出版は地域文化に連動している → 語るものがあるシマ

20091218vdsc00200

20091101dsc02227

20091101dsc02223

あまてらすラナンキュラス

20091218dsc06903

20091218dsc06904

20091218dsc06899

■宮崎県高千穂地域(日之影町など)ではラナンキュラスの冬春型栽培する生産者が増えています。→JA高千穂

アルタイル新箱

■2009年12月19日(土曜日)雪

 会津盆地は30~40cmの降雪。

 白い雪が降っている奥会津・昭和村大岐地区は積もった雪の深さは80cm。普通の降り方。

 17~18日、日本列島各地で初雪となっている。

 春に降る里雪型の重い湿った雪が一気に降ったため、倒木、ビニルハウスの倒壊など被害が出ている。

■九州北部に位置する福岡県福岡市博多、未明にタクシーに乗って花卸売市場に向かった。タクシーの運転手氏に、この地域では今回が初雪、そのことを聴いてみた。

 「あ、ですね。この雪は積もりきらん。昔、路面電車が走っとったころの昔は、雪は街中でも積もったよ」

 「宮崎の知事は良くやってる。知事なんて誰がやったって、何も変わらんと思っとったけん、でもようテレビにでることが大事で、そのことで地元も活気が出てる。今年、宮崎に行ったら、九州ではいちばん元気があることがわかった。今度は、プロレスラーの誰かが、九州のどっかの県で出るってゆうけど、たぶんあがるでしょう。千葉では森田さんが当選したくらいだから」

■産地ではなく、品種を売る → アルタイル新箱

■生産地の情報とは → 札幌・薄木さん

  → 魚沼・鈴木さん

  → オランダ

  冬仕事は手仕事で → 昭和村 たくみさん

   → 三島町 いまここネット

20091218vdsc00197

2009年12月18日 (金)

知事の花プロモーション

■2009年12月18日(金曜日)福岡市。

 雪が舞う、福岡花市場で宮崎県の花プロモーションが朝から行われた。七時競り開始前に生産者挨拶。競りがはじまり、8時20分に知事が挨拶、競りを行った。テレビ局取材がある。→そのまんま日記

20091218dsc06990

20091218dsc06989

20091218dsc06996

20091218dsc06995

20091218dsc07001

20091218dsc06999

20091218dsc07043

福岡市内

■12月18日(金曜日)福岡も雪。

 福岡空港の東手にある福岡花市場(農協経営、西日本地域には多い。オランダも農家による協同組合経営卸市場なので、日本の九州・四国の花卸市場は花生産者出資による市場経営をしていてオランダ型である)。

 午前7時より宮崎県知事がセリ前に挨拶を行う。昨夜から約40名近い宮崎県内の生産者・組織代表が来て、消費宣伝と、取引先の開拓・販促を行う。

 →→→ 知事の予定

 →→→ みやざきブランドスイートピー

 →→→ 農産物

■1000の1構想(販促)が出てくると、他力本願となり、自ら行うべきことを何もしなくなってしまう。それぞれに取り組むべきことがたくさんある。野球型で、加盟する上部団体が何かを行う時代ではなく、そうしたところの指示を仰いで待っているなかで環境は大きく変化していく。変化に対応できるサッカーの組織形態に似たプレイをしていかないと課題解決はできない。それはサッカーを見ていて、何を大切にして戦略を練るのかがチームにより異なる、雑誌『ナンバー』の特集を見ているだけでも、国によりシステム(ディフェンスを重視するのか、攻撃、それも高い位置でボールを取るのか、ダイレクトパスで行くのか、、、)が異なり、チームごとに戦略がある。大きな団体が下部組織を庇護した時代が20世紀だとすると、21世紀はどのような仕組みで対応していけばよいのかが問われている。生産部会という認可法人ではない中間組織のあり方はまだ組織研究の余地が大きく、解決策は多く存在する。参加者の平等性や役員の均等性のための輪番制などすぐれた地域社会運営のための組織運営が行われるが、執行責任が問われない体制でもある。その限界を考えた工夫が必要になっている。

 栽培している農作物が時代に適合していないのではなく、社会に向き合っている農業組織のあり方(生産部会のあり方)が時代に不適合なのであり、組織体の見直し・工夫が同時に処方されなければ品種・品目を変えても、うまくいかない。一方、個人で乗り切れる時代でもない。グループ(生産部会)のあり方をどのように考えていくのか?そこに鍵がある。社会の法人体制(株式会社)の変化を見ても、それはよくわかるだろう。四半期ごとに執行責任を見ていく。

■17日は広く九州各地が初雪となった。夕方に着いた博多駅、宿に荷を置いて市内を歩いてみると冷たい雨で寒い。夕方のテレビニュースで山形県の日本海側の一日の積雪量が1mとなり被害が出ている報道があった。里雪型の重い雪が降っている。通常、春に降る雪だとテレビ映像を見て感じた。しょうわむらの実家に電話をして雪の様子を聞く。

■福岡市内の繁華街・天神には、かつてチューリップがデビュー前に出演していた地下1階のライブハウスしょうわ(照和)がある。一度閉店してまた開店している。陽水とか長渕、海援隊もここから巣立っている。バンド、というのは最初無個性な集団で取り組みをはじめるが、デビューして、数年たち分散する。また売り出し方(プロモーション)も、バンドの一人に光を当てていかないと、何も訴求できないまま終わってしまうことが多い。どのように組織を売るのか?はよく音楽集団のあり方をみていてもわかる。組織と作られたモノ、、、、楽曲がすぐれていても社会は評価をしてくれない。

20091217dsc06848

20091217dsc06847

20091217dsc06846

20091217dsc06851

20091217dsc06850

20091217dsc06855

20091217dsc06857

20091217dsc06859

20091217dsc06858

20091217dsc06838

20091217dsc06837

2009年12月17日 (木)

仕事をすすめる

日経流通新聞七面(全面広告)に、顧客を呼び込む五カ条、が載っている。

1売れない理由を商品、価格、不況のせいにしない

2売る視点ではなく買ってもらう視点に切り替える

3来店客の購買行動の変化をデータや自分の目で常時チェックする

4自分にあったコミュニケーション手法でお客様ときづなを深める

5行動はスピーディーに。お客様に情報を与え、次の変化に誘う

新幹線は神戸を過ぎた。トンネルが多くなり電波が交信できない。大阪まではトンネル内外も通信できるようになっている。家から持ってきたミカンでも食べよう。

20091217dsc06812

関ケ原

のぞみ号、乗車している新幹線は名古屋駅を発ち関ケ原を越えた。鉄のレールを滑り走る列車は、最初に出発した列車を追い越せない。遅れは維持される。

 朝、乗り換え駅の東京駅で買ったパンをお昼ご飯として食べよう。あと三時間で九州島の博多駅。

 昨日の日経流通新聞一面にコープあいづが掲載されています。二店舗をディスカウント業態にして5割伸びていて、視察が絶えない。

20091217dsc06813

博多行き新幹線乗車

朝6時から移動、郡山駅8時発新幹線で東京駅着、10時10分発、博多行き新幹線のぞみ19号に乗車しました。博多駅筑紫口の宿、午後四時。明日早朝に福岡花市場に。

20091217dsc06828

20091217dsc06820

20091217dsc06821

雪10cm

■2009年12月17日(木曜日)

 15日から降り始めた、白い雪は16日に10cm(昭和村大岐)。会津盆地は大きな綿雪がふわふわと降ったが昼までに消えてしまった。昭和村は道路の雪は消えたが野山は白くなった。今週はずっと雪予報。

 16日夜(昨夜)は、愛知県名古屋市から鉄路で来県されたフクカエン種苗の松永亮課長と、会津若松市内七日町の新しくできた野菜カフェかなえ、でエスメラルダ社のかすみ草について懇談した。キリンアグリバイオ社が扱っていたものを引き継いで同社が日本国内での販売権を取得して取り組む。ダブルタイム、ファンタイム。昭和花き研究会ではファンタイムは栽培暦があり、ハンドリングに優れボリューム感がありかつしなやかさがある21世紀群のかすみ草では枝折れの少ない品種で継続して栽培をすることになった。新しい品種オーバータイムは夏産地より冬春産地向きの優れた品種である。松永氏は降雪なので自動車ではなく鉄路を選んだ、そうだ。金曜まで会津地方の生産部会等を訪問する、という。

 これから福島県の郡山市からJR新幹線で東京乗り継ぎで博多駅(九州)まで7~8時間かかる。福岡花市場(~18日)は、昭和花き研究会の主要な取引先顧客である。

■昨夜、松永課長を5名で囲んで懇談したが、年開けて1月21日頃に福島県庁での佐藤知事との農政懇談会に、トルコギキョウ生産・販売では優れた取り組みを続けている花職人Aizuの岩渕薫代表(会津若松)、湯田浩仁君(南会津)が招聘されるそうだ。

 →花職人Aizu

 →土っ子田島味噌通信(江美さん)

■愛知県田原市、渥美半島のかすみ草生産者は良質なかすみ草生産をしているが、特に、新しく出ている21世紀系の基幹品種となったアルタイル(JA愛知みなみ、湿式立箱で大田花き等に出荷)、ベール系(スノーベール、マリーベールなど、個人出荷のグループ・ニューライフ、FAJなどにエルフバケットで出荷)を、見事に作りこなしている。採花時までの灌水の量で、つまり水を切って後半栽培するとつぼみ(花)と枝の接合部である花梗部の隔離層が発達して採花後に花落ちが多くなる。それを防止するため、これまでの品種群と21世紀系の違いは、灌水の継続による株管理にある。過去の品種群とことなり、良質のかすみ草を作るためには発蕾以後、水を控える、ということではない。栽培技術は総合的なものなので、水を後半まで施用する、ということは、灌水により施肥が後半まで効いてくるので、元肥を減らして畝立てをしておく必要がある。そのため施肥設計が大切になる。少肥栽培を原則とする。フォーメーション(草姿)は、電照のタイミングと技法と、灌水と、ハウスの換気(開口部はすべて虫が入らないように防虫ネットを被覆する)で生育環境を調整している。夏場の昭和花き研究会のような「自然環境が花を育てる」という奥会津での露地雨よけ栽培からすると「絵を描くように花を栽培している」のが渥美半島の花の育て方であった。その管理には、仕立て上げるかすみ草像が共有されていないと同じ草姿にならない。それを共有化するため、ニューライフグループでは環境負荷低減プログラムMPSに参加・登録している。昨年11月に大田市場内で開催したかすみ草サミットを承けたかすみ草の学習会・交流会でMPSに参加することを検討することになり、今年春に加盟されている。少肥栽培や、環境管理技術が優れた生産者はその成果がすぐに評価される。12月3日に訪問して圃場を巡回して感じたことだが、残茎のハウス外持ち出しなど、土を大切にする生産に取り組む基本技術がとても優れていた。

 → 荒木芳人さん

 ※12月23日に吉井さんから以下のメールがありました(追記)。

 

かん水(水やり)を控えすぎると、花首と枝との間に、隔離層が生じ花落ちがするとのコメントついて、普及所の佐藤さんもその事について同じように言っておりましたが、その解決策についての説明がありませんでした。
 何故隔離層が発生するのか。
 詳しくは述べませんが、原因は微量要素のホウ素の肥効が充分に効いていないからです。ホウ素の肥効が充分に効くような土壌環境を作ることが大切です。ホウ素が効いていれば、早期の水切りでも花落ちはしません。
 栽培過程での水切りは理想的のフォーメーションをつくることと、STS処理の効果を上げるためにも効果的です。一般的かすみ草栽培者の圃場は、ホウ素が効きにくい土壌条件になっていますので、このような認識になっています。

■「花の産地をどのように希望あるものにしていくのか?」ということが昨夜も話題になったが、自分が訪問した沖縄県の太陽の花(沖縄県花卉園芸農協)の新しい取り組みなど勉強してきた、複数の研究会を作り卸市場と生産者、販売組織の担当者により、次の時代の商品像・産地像を研究・確認する交流を進めている新しい取り組みなどを話した。日本の冬春の小菊、大菊では生産量を維持し続ける責任産地である太陽の花の新しい取り組みには意味がある。なぜなら島内の一方の大型産地は生産量が減少を続けているからである。現状を維持する、ということは現在の経済環境のなかではたいへんな産地維持の努力が必要になっている。生産者には希望を伝え、取引先顧客である加工業・小売店にも適切な情報を卸を通じて伝えなければならないからだ。常に全体像に対する明確な絵を持っていないと仕事が縮小化してしまう。「パブリック(公)」に近い運営精神が求められる。

 特に、これまで農薬施用を減らすために、台風を受け流しながら「平張ネットハウス」で大きな削減効果を得ている。そして冬春栽培で石油資源を焚く暖房をしていない。四海が温暖なため環境をうまく利用している。

 新たに環境配慮規格である「エコ規格」を準備・研究している。沖縄本島から内地(日本各地)向けには海上コンテナ輸送(船)と航空機を組み合わせた輸送体系を組んでいる。海上コンテナ輸送はCO2削減には有効な取り組みだが、それをさらに進めるため「顧客指定サイズ」での納品体系を作ろうとしていた。生産地側で使用する長さに花を切り、葉取りして納品するもののようで、その葉・茎は生産地側で腐熟させ後に堆肥として使用する。需要地(都市)で花の加工時に出る茎・葉はゴミにしかならないからだ。サイズを短くするため輸送効率が上がり、CO2と輸送コストを削減できる。しかし生産地では手間が必要となるため、価格設定ではその半加工分を上乗せする、ということを現在、検討している。

 集荷所で検査時に使用する検査票も見せていただいた。すでに年末の繁忙期になっており、24時間体制での荷受・検品・分荷・出荷作業がはじまっている。

 → 太陽の花

■沖縄本島北部にある太陽の花の種苗センターでは、小菊、大菊の育種開発も行われており、その開花した圃場での品種選定作業(評価)も視察させていただいた。次の時代の品種(耐病性、耐虫・耐暑)を選定する作業も、つまり、将来像をどのように描く力があるかにかかっている。作ることは容易(簡単なことではないけれども)でも「選択する」ことがとても難しい。選択肢が多い時代とは、それだけ将来への展望(ビジョン)が欠けている時代なので、それを自ら鍛えておかなければならない。今日、明日の出荷、販売単価に一喜一憂する時代に、5年後以降を見据えることは難しい。しかし「絵」を描けなければ選択はできない。地域文化や人々の暮らしの意味を深く考える、という作業は、地域をじっと見つめる作業が必要で、時に人々や地域の風景をじっとながめるために白いキャンバスを持って毎日景色を描く、、、、、というのがビジョンを作る作業になっている。

 地域の人々の暮らし方から学ぶ、というのは、遠い未来が遠い過去から継続しているものだから、すぐに役立つことではなくとも、古老の言葉やしぐさ、取り組んできたこと、お花の生産以外のことに眼を凝らしてほしい。なぜなら、地域に定着するためには様々な工夫が必要だからだ。お祭りをしたり、時に祈ったり、、、、、人と人をつなぐための工夫がその地域と地域外の社会を結んできた。画一化したように見える社会だが、まだまだ基層文化のトゲが地域社会のあちこちに残っている。今回の沖縄訪問では「サングアー」を私は見つけることができた。人々が無意識で行っている精神社会を現す行動である。

20091206dsc04736

20091206dsc04793

120091212dsc06201

120091212dsc06188

2009年12月16日 (水)

ステイ・ケーション staycation

■ → ステイケーション →メトロミニッツ11月20日

 → 奥会津・三島町 いまここネット

 → 野菜カフェ・かなえ(会津若松市七日町通り)

■この3年間、朝花市場に行って、セリでお花を仕入れ、昼に帰り水あげし陳列してお客様に接客する。80cm長さで30本入りの白いかすみ草は、仕入れた分がすべてしおれそうな気がして、、、それは売れなくなるから、こわくて仕入れられない。花売り場が外で、夏は駐車場からの輻射熱も加わるからだ。お客様はとてもかすみ草が好きだという。でも仕入れるのは怖い、、、、

 このお話を20代の女性が寒風が吹き込むとても冷たい花売り場で昨日に話してくれた。卸市場の担当者とともに、来年、昭和花き研究会の花の出荷がはじまったら、品種の選び方と店頭管理(花桶と抗菌剤、お客様へのフラワーフード使用提案)の仕方を含めて提案しようということになった。

 ここの女性は、いまNHKテレビジョンの朝の連続ドラマ・うぇるかめ、のテーマ曲を歌ってるaikoさんに似た人でした。

■外売り場で百合はすぐ咲くから、あえて切り戻しをせずにバケツに入れて陳列販売し、購入後、お客様に水切りをしてから飾るように勧めている。冬は咲いてこないので、仕入れ後に店内で水切りして店頭でバケツに入れて販売している。

■かすみ草の購入後の管理は、湯揚げがいいのかどうか?、、、、、、これらの質問にはていねいに、かすみ草のために(購入され家庭で飾るお客様のために)なることをお伝えしました。

20091215dsc06720

あるく・見る・聴く

■2009年12月16日(水曜日)本日は病院。夜はフクカエン種苗松永課長来県で打ち合わせ。明日から週末は福岡市・福岡花市場訪問へ。昭和花き研究会のかすみ草を購入された顧客を訪問します。宮崎県の花の販売促進会が18日に花市場内で開催され、知事も来場されます。

■12月14日(月曜日)の午後から15日(火曜日)の午後4時まで、埼玉県・群馬県内の量販店花売り場・生花店を埼玉園芸市場の担当者の案内で訪問しました。14日の夜には、市場担当者2名と、今年の取り組みの課題と次年度の取り組みについて話し合いました。15日午後は卸市場の社員(新井部長、横溝さん、山下さん、仲卸担当の藤崎徹さん、唐沢さん)ともお話をしました。

 訪問先では、夏場のかすみ草販売の課題、切り前の課題など実際に販売をしている場所でどのようにすれば品質が保て、また来店客との垣根が低くなる売り場となるかを、考えました。

 訪問先から次の訪問先まで自動車で1時間ほどかかるため、その車中で、訪問先への来年の取り組み方を考え、課題点を整理しながら移動しました。

 沖縄本島内の訪問した花売り場・生花店を含めて、各個店では仕入に連動してリピーター(来店客)が、高品質なお花を定期購入されている事例があり、対前年比をきちんと上回る運営をされているところが多くありました。そして次の課題への対応を準備されているところもありました。そしてはじめて生産者(農家)と会ってお話をした、というお店も多く、産地訪問を希望されています。取引の仲立ちをしている卸とよく相談して、どのような個店と生産者の交流・関係を結ぶのがよいのか、その距離感をよく考えて対応をすることにしました。接近しすぎると不幸な取引結果に終わる場合が多くあるためです。お互いに節度を持って、卸を立てての絆の結び方を2日間考えました。これまで卸売市場・仲卸といった取引の仲介に立つ人々によって私たちの生産地・生産団体は育てられ支えられてきました。昭和花き研究会は26年目になっていますが、埼玉園芸卸は結成当初から現在も取引が継続している、数少ない取引市場です。自分たちの成長にあわせて取引市場を少しずつ拡げて現在に至っています。卸の社員も入れ替わり若返り、生花店の仕入担当者も、花売り場の現場も若い人たちになっています。

 関東地方のとても寒い外売り場(ということは夏は暑い)で、毎日花を扱っている現場に立ってお話を聞いていると、何を大切にしていかなければならないかがよくわかります。いったん会津に帰り、明日からまた福岡県内の花売り場の現場に向かいます。

20091215dsc06664

20091215dsc06733

20091215dsc06753

20091215dsc06756

20091215dsc06633

20091215dsc06640

20091215dsc06658

20091215dsc06663

20091215dsc06742

20091215dsc06743

2009年12月15日 (火)

寒い日

今日は朝から埼玉園芸市場の担当者と埼玉県内外の購入顧客の花屋さんを一軒一軒訪ねて歩いて来ました。加須市の市場、中卸にも本年の販売の御礼挨拶し来年の取り組みと課題を共有してきました。JR栗橋駅から宇都宮線に乗り、新幹線に乗り換えたところです。風がとても冷たく耳も冷えました。

あと半月

■日本切花協会、エコフローリスト検定 →切花協会

■ → 磯村社長のコラム

かすみ草はアルタイルで暖地周年出荷へ

■ かすみ草で雪を表現 → ブログ

 →魅力倍増

■ 花時間を図書館で借りて → 花の飾り方 →かすみ草は長持ち

安売りの構図

■『文藝春秋』2010年1月号が巻頭で、激安合戦が自分のクビを締める「ユニクロ型デフレ」で日本は沈む、として浜のりこ・荻原博子の対談を掲載している。2009年10月号で浜が「ユニクロ栄えて国滅ぶ」で日本のデフレについて述べており、それを受ける形で誌面ができている。

 スーパーマーケットの全国の売上高は11ヶ月続けて前年の実績を下回っている。

 横綱スーパーたちの非横綱的な値下げ競争の現状には、これまた従来の教科書的経済常識を覆す側面がある。つまり、横綱しか残っていない土俵はいわゆる寡占市場です。寡占市場では、モノの値段は下がらないというのがこれまでの常識でした。感覚的にもそうですよね。競争相手がたくさん存在する市場なら、その中で最も良質なモノを最も安く売る者が勝利する。ですが、市場参加者が少なければ、売り手市場ですから、買い手は何でも売り手から提供されたモノを言い値で買わざるを得ない。それが寡占市場の力学であるはずでした。

 ところが、今や、うかがったように2,3社の大手スーパーはライバルのスーパーを潰してもなお値下げ競争をやめられない。それどころか、商品を生産してくれるメーカーや商品を届ける流通業者を消耗させ、自社スーパーで働く人々の賃金を下げて、なお、最安値を目指す。価格競争における最下位争いです。最下位記録を更新するものが勝利する。これでは、行き着く先は「そして誰もいなくなった」という世界です。価格が下がりつづける寡占市場、という経済学の教科書にも載っていない未曾有の事態に私たちは直面しているんです。

■同書には、塩野七生「価格破壊に追従しない理由」として「高いという理由だけで売れなくなった」「高くなるには理由がある、と堂々と言わないからだ」と主張している。→→松島社長

日本農業新聞12月13日のトップ記事

 東京の生花市場 消費不況が直撃/本紙調べ 09年見通し 取扱高900億割れ

 東京都中央卸売市場の5つの花き市場の2009年取扱高が900億円を下回り、世田谷市場が中央市場に加わり現在の5市場体制になった01年以降で最低となる見通しであることが、12日分かった。消費者の節約志向などで切り花や鉢物の相場が低迷し、11月までの取扱高は前年割れが確実。12月も上旬までの取扱高が前年を下回る卸売会社が多いためだ。市場の取扱高減少で、多くの花き農家も収入が前年を下回ることになりそうだ。

 日本農業新聞は12日までに大田、板橋、北足立、世田谷、葛西の5市場で営業する主要卸売会社6社に11月の販売額を聞き取り、既に公表されている1〜10月と合わせて5市場の取扱高を集計した。

 →記事全文

 →税制改正、A重油

 重油も2円、、、→読者の反応

 昭和村産のカスミソウはどのように→勉強会11日

   →昭和村

 会津盆地のカスミソウは、、、→反省会

■農家の常識、世間の非常識 → 全国農業新聞

■12月10日、公正取引委員会は大分大山農協に排除措置命令→公取委

 →全文

 →しぶしぶ謝罪・毎日新聞10日

 →大分合同新聞10日

 →大分合同新聞

 →大山農協

 →元気屋

 農協直営の農産物直売所も競合。

20091214dsc06712

さいたま

■12月14日、埼玉県内生花店訪問。

20091214dsc06668

20091214dsc06671

20091214dsc06673

20091214dsc06723

20091214dsc06674

20091214dsc06670

20091214dsc06675

20091214dsc06687

20091214dsc06703

花に向き合う

■フローリストはどのように花に向き合えばよいのか?マツヤママコト氏による連載9回目が、雑誌『フローリスト2010年1月号』89ページから掲載している。11月のIFEXのグリーン・ウィングスのブースで行われたオランダ女性による花の装飾実演について、花を大事に扱うしぐさについて観察した記録を掲載している。

 巻末のチューリップは富山県のJA高岡の品種が全写真。

20091214dsc06713

Dsc06716

2009年12月14日 (月)

ヤポネシア

■2009年12月14日(月曜日)那覇は雨。20度C。


 午前8時5分に那覇空港を発つ予定のANA120便は、離陸準備のシートベルトサインと、ドアのロックが行われた後に、操縦席計器故障のためロック解除され、その後小一時間、整備士などが入り修繕をした様子で、離陸し、一時間遅れで東京の羽田空港に着陸した。11時。気温は8度C、曇り。
 機中では、親が福島県相馬生まれの作家・島尾敏雄『ヤポネシア考 島尾敏雄対談集』(福岡県 葦書房、1977年刊)を読んだ。平成3年に新装版として復刊されたもの。40年ほど前の対談集になる。1986年に69歳で亡くなっている。
 司馬遼太郎との対談では、「ほんとうは文化は生活のことですものね。生活のやり方でしょう。食べ物の作り方、お正月の迎え方といった単純なことですから、それは絶対崩さないというのが、たいていの民族ですね。日本人だけですね、バタバタと崩しちゃうのは」「どうしても東北へのあこがれがあって、、、、」と司馬は語っている。

 さらに司馬は「沖縄県民というのは、日本人のなかでも、もっとも純粋な日本人ですね。宗教感情にしても、われわれのだいたい千年前の先祖のものを、ちゃんと保っている。ですから、自分の故郷を見たければ沖縄へ行けばいいというような気持ちで、沖縄が存在している」

■今回の沖縄訪問でも、また、太陽の花の皆さん、県花卉卸の皆さん、島内の生花店の皆さん、ハナマサの皆さん、たいへんお世話になりました。

 今日(14日)は午後から関東地方の花卸の皆さんとの懇談会があり、明日会津に向かいます。

120091212dsc06203

120091212img_5289 120091213dsc06386_2 120091212img_5407

120091213img_5484

120091213img_5662

120091213img_5657

120091213img_5660

120091213dsc06602

亜熱帯の冬

■亜熱帯の冬。

21

22

27

120091213img_5559

120091213dsc06498

120091213dsc06499

120091213dsc06500

120091213dsc06501

120091213dsc06415

120091213dsc06463

120091213dsc06495

120091213dsc06520

120091213dsc06524

島バナナ

■沖縄島内で島バナナの葉を見ると、筒状で出てきて、1枚の葉が、大きな区で裂け、それがまた細かく避けて風を受け流すようになっている。

24

23

26

25

麩(ふ)

■麩(ふ)を利用した「フ・チャンプルー」がとてもおいしかった(三笠)。野菜ソバ(沖縄そば)も(うるま市島そば)。

 3kg化粧箱(紙)に入ったお米は、ギフト。かつて葬祭などの引き出物として多く利用された。

 ガラナ飲料あるいはコーラに似た、薬草のにおい。→ ルートビア(薬草的な清涼飲料水)。

120091213dsc06647

120091213dsc06648

120091213dsc06537

120091213dsc06547

120091213dsc06548

120091213dsc06550

120091213dsc06608

120091213dsc06611

120091213dsc06615

120091213dsc06597

120091213dsc06596

120091213dsc06603

120091213dsc06604

120091213dsc06606

いけ花展

■12月13日午後に沖縄県沖縄市のプラザハウス・グローバルギャラリーで開催されている一葉式いけ花 金城葉抄 社中花展 を見ました。会場は50年前に作られた有名は複合商業施設で、55年目のクリスマス、が行われています。

120091213dsc06554

120091213dsc06553

120091213dsc06552

120091213dsc06590

120091213dsc06586

120091213dsc06570

120091213dsc06557

120091213dsc06581

120091213dsc06583

防虫、防風のネットハウス

■電照の効率をあげる試験(蛍光)。

120091213img_5434

120091213img_5435

繁忙期へ

■2009年12月14日(月曜日)

■12月13日(日曜日)、那覇市内の太陽の花(沖縄県花卉園芸農協のブランド名)の集荷場を訪ねた。暮れの繁忙期に入っていた。小菊、大菊、スプレー菊などが大量に出荷されクリスマスから年末年始の家庭に飾られる。小菊の生産は日本国内では沖縄県が第1位。島内には太陽の花のほか、農協系統出荷団体があるが(比嘉堅『沖縄のアグリビジネスと産業組織』(編集工房東洋企画 2002年)、生産量が減少しており、国内の冬春期の菊類は太陽の花が責任産地となっている。

 特にこれから春までの時期に露地・平張りネットハウス、施設等で栽培されるが、すべて重油を使用した加温等(暖房)をしていない。四海と太陽が島を暖めている。それが「太陽が育てた花」。

 島内から集荷された花は検査を受け、方面別に仕分けされ、真空予冷機2台で30分以上かけて箱内が冷やされ、植物の呼吸熱による箱内品温上昇を避けるために、まず品温を下げる。その後保冷室か保冷コンテナ内に移され、海上輸送か航空機輸送で日本各地の卸売市場に届く。

Taiyo3

Taiyo5

Taiyo1

120091213img_5719

120091213img_5724

120091213img_5697

120091213img_5740

太陽の花集荷場

■2009年12月13日(日曜日)午後

 沖縄県那覇市 太陽の花集荷場。沖縄県花卉園芸農協。

 小菊、大菊、スプレー菊。

 沖縄県産の小菊の生産量は日本一。

 画面中央矢印をクリックすると動画がはじまります。映像画面上部を2回クリックすると大きくなります。→今回の映像

 →2月28日撮影の映像

2009年12月13日 (日)

からむしのコトバ

■沖縄タイムス社刊『八重山ことわざ事典』(2008年刊)より

いんちうかぶーん うむっかー たまるん

短い苧(お) も 績めば 貯まる

短い苧麻(からむし)でも丹念に績んでいるうちには貯まるものである。

績むとは、細く裂き長く繋ぐこと。

20091211dsc05953

土曜日の風景

■2009年12月13日(日曜日)晴れ。那覇市内は24度の予想。

 今日は午前9時発で、沖縄本島北部の花の生産者圃場等を訪問する。午後4時頃まで。

■12月12日(土曜日)は、那覇市内の県立図書館では、小学校の合唱コンクールが行われており、人手が多かった。修学旅行の中学生・高校生も島内に多く来ている。南部の島尻郡の南城の刑務所では矯正展が行われており、様々なものが販売されていた。

 看板・幟、、、、でその店が主街道から細い道を奥に入ったところにあり見えない時に、なぜ行けるか、行きたくないか?を考えて、動いてみた。内容が不明な観光地(有料)でも同じである。

120091212img_5329

120091212img_5328

120091212img_5396 120091212dsc06279

120091212dsc06312

120091212dsc06308

120091212dsc06304

20091211dsc06111

20091211dsc06169

2009年12月12日 (土)

サバニ

■安本千夏『潮を開く舟 サバニ ~舟大工・新城康弘の世界~』(やいま文庫4)

 すぐれた聞き書きの本である。南会津郡+大沼郡はかつて南山御蔵入と呼ばれた。この本は、沖縄県石垣市の南山舎(上江洲儀正)が2003年に発行。

 「誰かが書かなければ何も残りはしないんだよ。舟造りの技術も、当時の(石垣島)池間の暮らしも、わし自身のことさえもいずれみーんな忘れ去られてしまうから。正しい記録を残すのなら、知識にまどわされるなよお。自分の目で見なさい。自分の肌で感じたことを書きなさい。舟大工は、ほらをぜったいに吹かないから。黙って、もの言わんで最初から最後まで仕事を観察していれば、わかることなんだから。それが学ぶということじゃあないかあ。いいかあ、わかったふりなんかせずに正直にものごとをやりなさい」

 仕事が仕事を教えるだけなのだと彼は繰り返す。

 「どうして、あれだけの環礁や島の地形と名前を今でも覚えているかって?考えてもごらんよ。その日の風向きに強さ、大潮か小潮か、潮の干潮の時間。それによって漁をする場所は毎日、変わるんだよ。仕事をしていれば、一度で覚えなくてはならないし、体で記憶したことは絶対に忘れることないんだから」(略)

 すべての道は身近なところにあるのだと舟大工は語る。夢をためらいなく形にする道は、素のままの想いが誘うのだと。

 →安本千夏

 →蝉の羽色

 →潮を開く舟 サバニ 書評 

 →サバニ展

 →池間

 →南山舎

 →八重山の染織

 120091212dsc06374

120091212dsc06376

海と島

■12月12日(土)

 沖縄県立博物館で、シンポジウム 東アジアの海域交流~琉球という視点から~が、3階講堂で開催された。文部科学省特定領域研究。→ 内容

120091212img_5420

120091212img_5357

120091212img_5392

120091212img_5386

120091212img_5282

120091212dsc06227

120091212dsc06222

120091212dsc06233

120091212dsc06327

120091212dsc06324

120091212dsc06323

新しい施設

■沖縄県立博物館・美術館は、太陽光発電。

 移築民家の高倉は沖永良部島から。

20091211dsc06101

20091211dsc06103

20091211dsc05945

20091211dsc06029

20091211dsc06012

20091211dsc06013

20091211dsc06018

沖縄の起き上がり小法師

20091211dsc06067

木の股

■会津では、コンニャクイモを洗う道具が、アンカナ(いかり)、碇の形状の樹枝の小さなものである。

20091211dsc06059

20091211dsc06062

20091211dsc06065

魔除け

■サン(ススキの葉を結び、食べ物などにのせる)

■ゲーン(ススキを3本、おおきなもの)

20091211dsc06108

20091211dsc06128

20091211dsc06130

20091211dsc06167

20091211dsc06011

20091211dsc06010

20091211dsc05937

20091211dsc05882

20091211dsc05883

20091211dsc05873

室内箒 ほうき

■ススキの穂を利用して夏休みなどの宿題で学校に作って持って行って、室内清掃に使用した、という沖縄の手作りほうきは2種。展示品はブバナボーツ(ススキ箒)。体験室では、バランボーチ(ススキホーキ)。

20091211dsc06056

20091211dsc05977

20091211dsc05970

織物 おりもの

■山野にある植物の繊維や樹皮を利用して糸を作り布を織った。それが栽培されるようになり、広く日本国内で生産されていたが、しかし現在は苧麻(ちょま、からむし)は石垣島や宮古島と福島県奥会津の昭和村(かつての野尻郷・大芦村など)にしかそれは残されていない。

20091211dsc05978

20091211dsc05980

20091211dsc05979

20091211dsc05981

20091211dsc05983

20091211dsc06015

実際に音(言葉)で伝える

■実際に地域で呼ばれているモノの名前(方言名、地域名)がどのような音韻を持っているか、オジイ・オバアの家に遊びに行く、、、、という設定で、電話をかける。ダイヤルをまわすと、その番号の具体的な呼び名を話してくる。島により言葉が異なるから、首里・石垣島・宮古島などと、それが分かれている。

 最後のページに電話をすると、「よく歩いて来たなあ」と語りかける。「堆肥は草を牛に何度も踏ませるから良い堆肥ができるのと同じで、いろんな人がいつも出入りする家は良い家なんだよ、、、、」という意味の言葉を電話の向こうでオジイは、語っていた。

20091211dsc06000

20091211dsc06004

20091211dsc06005

20091211dsc06002

20091211dsc06006

20091211dsc06001

20091211dsc06003

伝え方の技法

■博物館は、伝え方の開発(調査・展示・教育・普及)がいつも行われている。量販店の店頭と似ている。

 野菜の葉の絵→名前(その地域での呼び名)→料理 という構図。

 名前を母語(方言)で覚える、それが日常の毎日の食べ物(料理)につながっているという「ヌチグスイ ウチナーやさい くるくる図鑑」は、お花、球根、山菜、雑穀、、、、など様々に利用ができる。

■作家の池澤夏樹は、1988年の暮れから2004年の夏まで5年半、沖縄県島尻郡知念村(現・南城市)に住み、自ら撮影した写真と文章で綴られたエッセイ集が、『アマバルの自然誌 沖縄の田舎で暮らす』として2007年に光文社文庫から出版されている。初出誌は『BRIO』(1999.5~2001.10)である。池澤は、『ハワイイ紀行』などでも自然・歴史を現地取材でうまく表現している。

 沖縄には内地の小字(こあざ)にあたる原名(はるなー)というものがあって、このあたりはアマバルと呼ばれている。無理をして漢字で書けば安間原。ちなみにハル(原)は畑のことだ(10ページ)。

 冒頭はサシバの冬、からはじまる。

20091211dsc06159

20091211dsc05996

20091211dsc05997

20091211dsc05998

20091211dsc05999

2009年12月11日 (金)

新しいお店

■沖縄には再開発などで新しいお店(飲食店)が次々とできている。茨城県ひたちなかインターを出て南下する道にも新しい看板で「×○食堂」というのが多い。フランチャイズの手書き看板の「・・・食堂」も地方にも出店してきている。

 → 島菜  →沖縄食堂

 味噌汁(定食)

■太陽の花の兼島さんに「普通の人々が行く食堂」というお願いをしていて、普通の食堂の伝統の「三笠」以外に、、、、、ということで昨夜は、この「沖縄食堂 島菜」に案内された。新しいお店。「やさしい味」がコンセプト。→ やさしい味

 入り口には壁新聞。やさしい味については店内メニューで解説している。

 日本リテイリングセンターの渥美俊一さんもたびたび商業界や食品商業で指摘しているが、「野菜の香り」(適正温度管理が必要で朝採りに意味は無い)、健康にやさしいという表現については、具体的なカロリー表示をしなければ意味がない、、、、など、そうしたことをこのお店は具体的に表記していて好感がもてる。定食の価格帯は600円台で、来店客で、混雑しています。

20091211dsc06178

120091211dsc06175

20091211dsc06183

カヤ(ススキ)とカラムシ(苧麻)の出会い

■再開発地区の那覇市おもろまち、に2007年に新設された沖縄県立博物館で、カヤ、ススキ類の民俗利用について調べた。

 「ブー入りマグ」 ブー(苧麻、からむし)入れ用のマグ(カヤ容器)。竹の少ない宮古や八重山の島々で作られ使われた。

20091211dsc06036

20091211dsc06037

20091211dsc05901

20091211dsc05913

20091211dsc06102

エスメラルダのかすみ草

■キリンアグリバイオが花の取り扱いを縮小しているなかで、エクアドルのかすみ草育種会社エスメラルダ社のファンタイム、ダブルタイムは、愛知県名古屋市のフクカエン種苗が取り扱うことになった。→ 愛知県田原市の荒木さん

 12月18日午後、会津田島でかすみ草説明会。

■ → カーボンフットプリント

暮らしをたてる

■専門性の問題で、専門家ではない専門家と、生活者。暮らしのなかの文化。

「選ばれた人が唄うものを聞くよりも、唄は唄うものである。下手でもよいから自分が唄うことが大切。唄は発祥から、みんなで唄う文化として誕生している。いまの日本の音楽は聴いてだけいればよいのは音楽「産業」だ」

花のある暮らしに置き換えて考えています。

■沖縄では琉球放送が3月4日を三線(さんしん)の日と決め、ラジオを前に、島内の人々が三線を弾く。沖縄島内には三線が21万挺(ちょう)、あるといいます。それが鳴るわけです。

20091210dsc05772

雷雨

■2009年12月11日(金曜日)

 朝から雷雨、7時から降雨となりました。

 昨日は、沖縄県花卉市場の前田さんの運転する自動車に乗って、島内の生花店と、量販店花売り場を訪ねました。那覇市小禄、久茂地、沖縄市上地2丁目、1丁目。今日は沖縄県立博物館、浦添市経塚シティ(サンエー)をひとりで訪問します。

 昨夜は、沖縄県花卉市場の平社長のお誘いで、コザ市、、、現・沖縄市の文化センターで「北村三郎芝居塾ばん」の舞台稽古(台本読み合わせ)を見ました。1月23日おおとりホール、4月29日あしびなーでの公演予定ということでした。上原直彦さんがウチナーグチ(沖縄語)で脚本を書いた「喜劇 遊び村栄い」。塾生は15名、見学者が5名。

 その後、琉球放送の上原直彦さんらと午後11時まで懇談しました。市場の宮城君に那覇市の宿まで車で送ってもらったのは午前零時をすぎました。

 → 週刊 上原直彦

 上原さんは放送人として、民謡を採録し、島内の言葉の多彩さに若い時に目を開かれたそうです。3時間ほど、様々なお話を聞きました。「さとうた(里唄)」というのが古層だそうで、民謡とは明治時代にフォークソングを翻訳した造語だそうです。地域に残る言葉をたいせつに残すことのひとつの手段として民謡は有効だけれど、「唄は聞くものではなく唄うもの」であり「専門家に任せてしまうものでもない」という話がありました。

 上原さんはラジオ番組「民謡で今日拝なびら」をRBCで月~金15時から1時間担当されている有名人です。

20091210dsc05780

20091210dsc05792

20091210dsc05810

20091210dsc05806

20091210dsc05824

20091210dsc05840

20091210dsc05832

20091210dsc05836

20091210dsc05841

2009年12月10日 (木)

生活者の行動圏

■→ 磯村社長の3大ニュース1

 → 松島さん

 → 井上さん

 → 松崎農園

■JA愛知みなみ カスミソウ→エコファーマー認定

20091209dsc05682

20091209dsc05609

 

ならう(習う)

■昨日(12月9日)、あたりが暗くなった午後6時30分、勤務を終えた兼島さんの自動車に乗って、「誰か、ススキのサン、あるいはサングアについて話のできるお年寄りはいませんか?」と私は話しました。少し考えたあとで「うちのじいさんに会ってみるか?」ということになり、兼島さんの奥様の父上、87歳に電話をして都合を聞いていただくことになった。

「ああ、おとうさん?晩ご飯は食べましたか?」

「(いま一人で食べている)」

「これからね、7時30分頃に内地のお友達を、おうちに連れて行くから、サンのお話をしてくれませんか?」

「(まなぶくん、、、サンというのはね、、、)」

「おとうさん、いろいろと古い話を習いたいというお友達なので、そちらに行ってからお話は聞くからね」

■電話でのやりとりを聞いていて、「内地(ないち)」とは沖縄県外の日本列島の大きな島の4島のことで、よくいまでもそのように沖縄の人は話します。

 「話を習う」という伝え方が、とても新鮮に聞こえました。

 はじめて会う古老から話を聴く時には、「教えてください」と、いつも私は言っています。壮年だと「そんな話を聴いてどうするの?」と聞き返してきます。

 首里城のある丘陵から西に向かって流れる安里川が、崇元寺でふたつにわかれ南西の久茂地川が那覇港と結んでいます。沖映通りのジュンク堂書店から久茂地川の左岸、美栄橋と久茂地橋の間を昨日に歩いている時、書道教室があることに気づきました。書かれた文字が大きく10枚ほど貼り出されていました。

 「習字」(しゅうじ)というのを、久しぶりに見た気がしました。福島県南会津町田部の湯田浩仁君の作業場には「花職人」と書かれた文字が貼られていました。あれ以来です。

 習字、、、、、を見て、書を習う、、、、子供が取り組む稽古のひとつです。

 字ではなく、話についてもそれを「習う」、ということが会話できる、発想できる地域が沖縄なんだと、感じました。

■昨日は、街でススキ、カヤで作った鍋のフタ(蓋)と、サングアーを探しました。

 琉球の宝物、という那覇の平和通り(アーケード内)の土産物店には、ワラビの茎を乾燥して作る籠があり、撮影を許していただき、店員さんに素材と生産者のお話を聞きました。ゲットウ(月桃)の葉をそのまま、あるいは裂いて作る器もありました。そしてバショウ。カヤ、ススキのもの。→ブログ

 → 民具ワラビ

 → コシダ

 → 琉球大学

 平和通りの海想というお店も新しい文化を伝えています。

20091209dsc05630

20091209dsc05631

20091209dsc05626

20091209dsc05625

20091209dsc05623

20091209dsc05628

20091209dsc05622

20091209dsc05629

20091209dsc05633

取引先訪問へ

■12月10日(木) 今日は卸市場のセリが無いので、沖縄県花卉(卸)のかすみ草担当の前田さんと、島内の生花店・花売り場を訪問します。7月にかすみ草フェアを開催していただきました。

20091209dsc05540

20091209dsc05672

20091209dsc05595

20091209dsc05545

2009年12月 9日 (水)

勝連盛吉さんに聞く

■2009年12月9日(水曜日)晴れ。仕事を終えた兼島學さんの地元に夜に随行し、義父の盛吉さんを紹介していただきました。那覇市から自動車で90分くらい北に向かいました。午後7時30分から9時までお話をうかがい、帰りも那覇市まで送ってもらいました。午後10時過ぎに宿着。

■沖縄市(旧コザ市)の勝連盛吉さん(せいきちさん。大正十二年生まれ、八十六歳)に「サン san」についてご自宅で話をうかがいました。サンは、ススキを三本使い葉を結んだもの。サングアは代用品でビニルひもでも作る。

 なぜ、桑の小枝をススキに添えるか?ということもお聞きしました。

 ススキとカヤは違う、と言います。呪いごとには、ススキを使うそうです。カヤは屋根材である、といいいます。ススキは地域に自生してたくさんある、といいます。

 台所のガス台の脇のヒヌカン(火之神様)についても話を聞きました。円錐形の土の団子3個がツチボトケ(土の神)、水(水の神)、塩(海の神)、供えの花(チャーギとか緑樹枝、花)、香炉(灰)。ウブクというアズキご飯を炊いて旧暦の1日、15日に3個供える。

20091209dsc05741

20091209dsc05711

20091209dsc05709

20091209dsc05758

街中のサン

■とくふく堂の看板の後ろに、ススキを束ねた「サン」がある、と徳沢さんが教えてくれた。そのお店の女性の方は牧志市場の四隅に魔除けとして差したものだろう、ということ。

20091209dsc05662

20091209dsc05664

20091209dsc05652

牧志公設市場前 古書店とくふく堂

■ジュンク堂書店那覇店の2階には無い沖縄関係の本を探し、書店・古書店を歩いた。そのなかで、牧志の公設市場(市場通り)のアーケード内で、日本でいちばん狭い古本屋、とくふく堂に出会った。3冊購入した。

 若い店主の徳沢達哉さんにお話を聞き、店内撮影を許可していただいた。開店し4年。親が喜多方市熱塩加納の出身というお話であった。幅60cmくらいのお店は2年後に隣を借りて広がった(といっても狭い)。この古本の商売については、今週でやめようか、、、、という厳しい状態でずっとやってきた、という。

 サングア、、、に関するものとススキ(カヤ)に関する記述があるものを探した。名刺を渡して調査している内容についてお話しして、類似本が出たら連絡をお願いするように、徳沢さんにお願いした。→ とくふく堂

20091209dsc05650

20091209dsc05646

20091209dsc05706

カヤ(すすき)のゲーン geen

■上江洲均『沖縄の民具と生活』(六〇~六十七ページより)

  シャコ貝の魔除け。魔、すなわちモノをよける意味でムンヌキムンという。かつて、T字路の突き当たりは、魔物が侵入しやすいと考えられていた。目に見ることのできないモノは、垣根を飛び越えて屋敷内に入り、人に害を加えると考えられた。その邪悪なものの侵入を阻むために、石垣などの上などに口を開いた一個体のシャコ貝を置いた。これは石敢當以前の固有の習俗である。

 この貝の方言名をアジケーという。「アジ」はものが交差した状態のことをいう。ボチョウジという木は、方言名をアザカという。アザカの葉序が十文字に交差したことからつけられたのだろうという。十文字型や歯がかみあった様子が「アジ」なのである。「アジ」は魔物の侵入を阻み許さない威力があると信じられたのである。

 これは、両端を鋭く削った二本の木を十字型に結んだダシチャクギにも共通する。この呪術具を与那国島ではダシカクディといい、主として産後の魔除けとして用いた。

 ダシチャクギとならんでアザカガネという古い語がある。アザカは、前述の通り、魔除けの威力のある植物で、十文字型をしている。ガネはゲーヌのことである。

 ゲーヌとはススキを輪結びにしたもので、『琉球国由来記』のなかの、「我伊奴(がいぬ)」がそれにあたる。現在は、ゲーンといい、地方によってはサンとも呼ぶ。十字型は、旧暦十二月の鬼餅行事で特別な草の葉を十文字に結んで吊り下げるのと共通する。

 (略)

 茅(かや)

 沖縄は竹の種類が少ない。沖縄本島よりも宮古諸島や八重山諸島は一段と乏しくなる。両諸島では、その少ない竹を補うかのようにチガヤやススキなどの茅(カヤ)がよく利用される。

 茅はもともと家の屋根材や壁材であるし、燃料であった。古琉球の祭具のひとつアザカガネのことは現在ゲーン、ゲーヌという。ガネやゲーン・ゲーヌは金(かね・金属)に通ずる言葉だろう。

 金属は古琉球では、魔物を払う力があると信じられたし、庚(かのえ)・辛(かのと)の日取りも共通していた。庚は「金の兄」、辛は「金の弟」の意である。ゲーンは旧暦八月のシバサシ(柴差し)行事で、門や家屋の軒に差して、その時期に徘徊する魔物の侵入を防ぐ力があると信じられてきた。桑の小枝とともに結ぶことが多いが、国頭地方では柴木(ヤブニッケイ)と一緒に結んでおり、「柴差し」の行事名もこれによると考えられるが、「シバ」は「茅(カヤ)」のこととする向きもある。

 行事ばかりでなく、子連れで夜道を歩く時、あるいは子供の遊離しやすい魂を呼び戻す時、または葬式の日に墓室を清め、死者の家の畑に立てるなど、一種のとりもの(トリモノ)として使われる。小型のゲーンはサンといい、煮物を戸外に持ち出す時、神饌(しんせん)などにつけたものである。

20091207dsc05126

 

20091208dsc05116

島の有限性

■シマ shima と言う場合、地理学上の島ではなく、沖縄では「かつての小集落」としてのムラ(村)をさしてよんだ古語。

■島(しま)として陸地の有限性が目に見える一方、四海は無限に見え外界とつながっているように見えるが、暮らしのなかで利用できうる四海の範囲は決まっている。

 山国であっても、同じだ。ブナ林の奥深く、小集落が存在しても、人々や生息する動物の行動圏には有限性がある。

20091207dsc05267

トレードオフ

■ → トレードオフ

20091208dsc05460

かねしまさん

■2009年12月9日(水曜日)

 昨夜は、出張から帰られた「太陽の花(沖縄県花卉園芸農協)」の兼島學さんから誘われ、逗留先に向かえにきていただき、午後11時まで、食堂で、会食し熱いお茶を飲みながら懇談した。

 現在とこれからの切り花の商品(品質)価値について、少し話を詰めた。太陽の花は、基幹品目の小菊や大菊から、葉物類など生産している花は多様化している。特に小菊は、冬期間の日本(本土)の仏花束の責任産地となっている。沖縄県には、小菊を扱う個人生産者や総合農協JAの生産部会団体もあるが、太陽の花が、花の専門農協として日本社会に果たしている役割はとても大きいものがある。

 本土(北海道・本州・四国・九州の四島)は、冬期間の花の栽培(野菜も、果樹も)に、温室のなかで、大量の化石燃料(重油や灯油)を炊いて加温しながら、あるいは電気を使用して(電照等)で、植物生産を行っている。植物工場であっても電気エネルギーを多用している。

 しかし沖縄での花の栽培は原則として化石燃料(重油)等は使用せず、開花調節のための夜間電照に電気が使用されるだけである。四方を温暖な海に囲まれた特徴を生かして農業生産を行っている。また海上コンテナ輸送も行っており、全体的にライフサイクル・アセスメントを見たときには「太陽の花」の生産・流通での社会的品質は、日本国内では、地域環境に調和した、きわめて優良な生産手法を採用していることがわかる。

 沖縄での露地菊栽培、防虫ネット被覆による栽培、無加温ハウス栽培は冬春の日本産切り花でも産地の「社会的品質」を考えるとき、とても大切にしていかなければならない産地であることがわかる。

 私たち奥会津では、東北地方(日本海沿い)での冬季積雪地帯は夏秋生産のかすみ草栽培をしているが、無加温・露地雨よけ栽培(開花時期のみ、雨から花を保護するためにビニル被覆)で、沖縄と共通する自然エネルギー利用の生産法であり、化石燃料多投型とは異なる価値を持つ物であるところに共通点がある。しかし、こうした産地はかならずしも正当な社会的な評価をこれまでは得られてこなかった。

 産地のブランドを当初から「太陽の花」としているのも、こうした地域的特徴と化石燃料・エネルギー多投型の農法に永続性がないことを沖縄人として、自然の恵みへの深い理解と感謝の伝統が日々の暮らしのなかに、ずっとあるからである。

■ → きゅうり10kgあたりの投入エネルギー(ハウス加温は5倍)

→ 温暖化防止センター

20091209ene_2

20091208dsc05491_2

グア gua

■12月8日午後、やんばるの森を歩きながら、案内をしてくださった識名のハナマサの比嘉(ひが)さんに、言葉について聞いてみた。

 サングア san-gua

 グアとは、ちいさい、かわいい、こまかい、ちょっと、、、、という意味だという。

■ススキの葉を3枚束ね結ぶのは「サン」。結んだちいさなものだから、サン・グアだろう。

■食べ物(ご飯でも、スープでも)を家から外に出すときには、魔よけにススキの葉を結んだものを上げ(付け)運ぶ。そうしないと、食べ物に魔物がとりついてしまう。

ーーーーー

■ジュンク堂書店那覇店の2階で購入した本、榕樹書林の琉球弧叢書。沖縄民俗学会長の上江洲均さんの『沖縄の祭りと年中行事』(、2008年、3800円)、『沖縄の民具と生活』(2005年、4800円)を読んでみると、

 ノロが、ススキを結んだゲーヌで祓いをする(年中行事85ページ)

 奄美諸島のシバサシ(213ページ)、8月シバサシ行事(229ページ)に詳述している。それによれば、

 八月の「セツ」の行事は、奄美諸島の「アラセツ~シバサシ」、沖縄諸島の「シバサシ」、宮古・八重山諸島の「シツ」と関連付けて繋ぐことができる。

 沖縄本島南部の玉城村糸数では、旧暦八月十日、ススキ三本に桑の小枝を加えて葉先を結んでいる。「サン」という。糸満旧市内ではススキ一本の葉先を結んで門の両脇に挿している。各家庭で見られる。佐敷町小谷では、門の両側にススキの葉先を結んで立てている。ススキ一本に桑の小枝一本である。

 沖縄本島中部の勝連町比嘉(浜比嘉島)では、ススキを一本、葉先を結ぶ。これを「サン」という。結びのことを「フシ」という。結うことを「フシを結ぶ」という。門両脇と軒の四隅に挿す。門のサンには桑の小枝を添える。集落は石垣で囲まれた家が多い。その石垣の上にもサンを横たえている。風で吹き落ちないようにと小石で押さえている。その数は多いところで二十五、六本を数える。八月十日を「シバサシ」という。九日と十一日は「ウユミ」(折目)である。同集落では、畑に種子物を播いた時もサンをその周辺に挿している。魔物に汚されないためという。

■東北地方南部の奥会津では、五月の節句にヨモギ葉と菖蒲の一組を三組をカヤ屋根の軒先に挿す。アサをまいた畑の中央に「おばかり」を挿す。イネ(お米)の種子を苗代を作るとそこに小さな樹木の枝を挿す、、、、、

20091208dsc05382

2009年12月 8日 (火)

かすみ草新聞

■昭和村は雪。 → ほんなたかし君

 → さとうたかお

 → たくみ君

ヒカゲヘゴの森

■午後より、花を配達のトラックの助手席に乗せてもらって、Hさんの案内で、名護岳、多野岳の森へ。歩いて森を観察し、説明を聞きながら、滝を見て、復路に。サシバが1羽、「ピックイー」と鳴きながら上空を飛翔した。その後、沖縄島内で火之神様にあげるチャーギ(槙 マキ)を生産しているミカン農家を訪問。お話をうかがった。

20091208dsc05444

20091208dsc05426

20091208dsc05424

20091208dsc05428

20091208dsc05410

20091208dsc05397

サングア: san-gua

  ■12月7日(月曜日)浦添市にある沖縄県中央卸売市場花き部を訪問し、午後4時からの切り花のセリを視察し、荷受会社2社(卸)の入荷量調査を行いました。

 かすみ草は、熊本県天草のホワイトアップが13箱入荷し、その他、東京・大阪等の卸からのかすみ草の転送品(和歌山県産 JA紀州中央・橋ヶ谷個選岡本昌己氏など)のアルタイルでした。

 6社ある場内仲卸では3カ所でかすみ草を販売していました。

 セリが80分ほどで終了し、仲卸店頭からのお客様がひけたのが午後7時30分頃、仲卸2社の社長と懇談しました。

■午後8時から午前2時まで、近くの食堂で市場社員5名と夕食・懇談しました。新たな発見がありました。サングア 、、、、です。

■ウグワン u-guwan (御願)の話題になり、植物を利用したまじないについていくつか新しいことが(それは私にとって、地元の人たちには無意識に常識である文化となっている)、わかった。今度の旅程では、これは、とてもおおきな収穫であった。

 サングア(さんぐあ、san-gua、

 植物の葉を結んだもので、カヤ(すすき)、あるいはバショウの葉を裂いた細いものを結んだものがサングア 、、、、、

 雑誌『会津学4号』の巻頭特集で、福島県奥会津の三島町間方(みしままち まがた)集落の人々に学ぶ会の様子を記録しているが、その際、イナワラで納豆つとを作り、大豆を入れる際に、「ヨメ yome」と呼ぶ、結んだイナワラを1個、なかに入れる、、、、、→→→ ヨメ

 それがすぐに想起された。

 サングアは、現在の事例として

(1)2世帯住宅で、2階から3階に食事(ご飯)を運ぶとき、ご飯(お米)についた魔物を一緒に運ばないようにススキ(カヤ)の葉を結んだサングアを添えて持って行く。ご飯には、ご飯を食べられないで死んだ人たちの怨霊が憑いているので、それを封じる意味がある。

(2)食物を運ぶときは、何もないときはティッシュペーパーを細く撚り、結び目を付けたサングア としてそれを添えて渡す。

(3)バショウ(芭蕉)のメスの葉は香りがあり、その葉に油を塗ってご飯(ごはん)を包む。葉縁を細く裂いて結んだサングアを中に入れ、葉でご飯を包む。包んだ葉は、バショウの茎で結わえる。それを持ち運ぶ。

 グシチ(雑草)など、身近な草を利用する。

 サングアとは植物の葉や、葉を裂いて結んだもの。

(4)エイサーの踊りの中で、サングアを結ぶ形をなぞるように、と教えられた。

(5)市販されている『御願(ウグワン)ハンドブック』(那覇市 ボーダーインク、2009)  サン san」あるは「ゲーン」とススキの葉3枚で結ぶ技法が、表記されている(123ページ)。

■かつての暮らしのなかでの植物(草)の利用の古層が琉球列島弧にはまだ残っており、それがいまの暮らしのなかにあり、基層文化を形成している。本州の奥会津のような山間地に残存する文化は、基底のところでつながっている。その表出のしかたに気づくことが現代人はできない。

20091207dsc05330

20091207dsc05086

20091207dsc05075

20091207dsc05126

20091207dsc05111

20091207dsc05129

20091207dsc05103

20091207dsc05250

20091207dsc05237

20091207dsc05292

20091207dsc05291

20091207dsc05242

20091207dsc05235

20091207dsc05171

20091207dsc05139

1フロアに23本通路がある。本棚は36面。これが3階(3層)。図書館以上の蔵書を販売しており毎日午前中、ここにいて、午後はフィールドへ。

20091207dsc05133

復刻版

■昨日、971ページの大著、杉本寿『木地師支配制度の研究』(ミネルヴァ書房2008年復刻刊)18,000円が書棚にあった。

 昭和47年(1972年)に発刊された名著で奥会津の山間に住していた数件単位の木地小屋(集落)を江戸時代を通じて訪ねて初穂料を集めた、いわゆる滋賀県の小椋谷の有する古文書の現代語訳版。

 私の住む大岐の柳沢木地や、見沢など、昭和村域の古層が見えてくる。昭和40年代まで十数カ所あった山中の木地小屋(集落)は、現在は無い。

 古書店やアマゾンでは三万から四万が定価で復刻版は18,000円。買わないで、価格調査をしてから、として帰った。

 過去の名著は問題ないが、近刊された大量の本のなかから、必要と思える研究成果を探すのは、集中力を使う。2時間が限度だ。

20091207dsc05143

20091207dsc05144

20091207dsc05141

20091207dsc05140

20091207dsc05142

20091207dsc05145

2009年12月 7日 (月)

かすみ草

月曜日の午後四時から切り花のセリが始まりました。本土からの朝積み航空便の到着を待って、市場が始まりました。熊本県天草からホワイトアップというカスミが出ています。もうすぐ日の入り、海に太陽が沈みます。気温24度、明日は圃場視察し商品開発のインタビュー、森の観察の予定。

ari03

■ → 『アーリ』3号、2009年9月刊。

渡り鷹:サシバ sashiba

■日本列島に東南アジアから飛来する渡り鳥の鷹(たか)にサシバとハチクマがいる。そのサシバはツバメに少し遅れて東北地方南部の雪溶けの会津・昭和村にも来て、子どもを育て9月に帰って行く。

 その渡りのルートに愛知県渥美半島伊良湖崎があり、10月のはじめたくさんの鷹が集結する。太陽光で熱せられた半島の山の上昇気流を利用し高空まで移動しそこから水平飛行でつぎの岬を目指す、あるいは島をめざす。

 松尾芭蕉が近世・江戸時代に歩いて渥美半島を訪問したのは晩秋であり、鷹を見たとしても留鳥としてそこに暮らす鷹のトビであろう。私はこの12月4日に渥美半島(田原市)の伊良湖崎を訪ねたが、山塊の斜面を旋回飛翔しているのはトビであった。十数羽確認できたが、会津で見ているトビよりひとまわり体躯が大きい。

 昨日(十二月六日)午後二時頃、沖縄本島南部の南城市玉城字前川202番地の亜熱帯の森では、「ピックイー」という、サシバの鳴き声を何度も聞くことができた。東南アジアに渡らずに島に居残った少ない鷹の一羽であろう。

十一月二十八日に山形県北部の新庄市にハナヤ花店の軽部望さんを訪ねた折に、彼が宮城県内の大学で専攻していた日本民俗学について話題となったときに、彼から「サブシステンス論」という言葉が出た。東北においての遊び仕事であるマイナー・サブシステンスは山菜採り、キノコ取り、一部の狩猟、川漁である。

 十月上旬に福島県奥会津の三島町宮下のいまここネットを会場として奥会津書房が三回連続で会津学の学習会を開催したときに、川井正裕さんからも「サブシステンス論」という言葉が出た。

 昨夕、那覇市牧志・沖映通りのジュンク堂書店那覇店の二階で本を読んでいくと、サシバに関する記述とサブシステンスについての記載があった。この書店二階には、レジカウンターは無く、一階に降りて、この書籍を購入した。

 大阪生まれの現在(出版時)東京大学東洋文化研究所教授の松井健著『文化学の脱=構築』(宜野湾市 榕樹書林 1998年刊)。琉球弧叢書5。

■この本の百三十七ページからは、

 マイナー・サブシステンス~民俗世界における労働・自然・身体~

 ということで論じられている。

 生業あるいは生業活動の研究は、生態人類学の中心であった。狩猟民の多くが、その生活資源の大部分を植物からえていて、むしろ採集民としての性格をより強くもっていることがわかった。しかし彼らは狩猟民である、という自分たちについてのセルフイメージを強く持っている。多資源適応という分析基準も提案されている。

 集団にとって最重要とされている生業活動の陰にありながら、それでもなお脈々と受け継がれてきている副次的ですらないような経済活動的意味しか与えられていない生業活動、ここでマイナー・サブシステンスと呼ぼうとしている諸活動の意味を分析する。

 琉球列島の季節に対応した人々の植物採取や動物(魚など)の採取に関する行事、いとなみを列記していき、百五十七ページから筆者が参与観察した渡り鳥サシバの捕獲の様子を詳述している。

 このなかに、「スマヌバンタカ」(島の番をするサシバ)と呼ぶ、渡りの季節を過ぎても島にとどまるサシバを紹介している。渡りの途中のサシバを捕らえた人々は、残ったこれらのサシバを捕らえることは考えていない。

■常(定)畑の輪作を基本技術として構成された奥会津の野尻組大芦村(現・昭和村大芦集落)での、常(定)畑の焼き畑のカラムシ栽培とアサの栽培は連作障害回避策として組み込まれた農法であるが、アサの栽培については、「畑を休ませる」という表現をする。実際には労力がかかる植物繊維アサを栽培しているにもかかわらずである。地域の草を刈り、馬の厩肥をこの畑には入れ続ける。よい畑になればカラムシの根を植え付ける。言葉の表現では、畑を休ませる、という表現であるが、耕作を放棄する荒らすとは異なる。そして誰もが、カラムシ(苧麻)が本業(メジャー・サブシステンス)でアサは副業あるいは家庭用・小規模という精神的な位置づけ(マイナー・サブシステンス)であるように見える。しかしそうであろうか?

 畑にイネを栽培する陸稲(おかぼ)、水田にイネを栽培する水稲栽培にしても、その結実であるコメよりも、植物幹であるイナワラ(藁)が、特に山間地では、重要であった可能性が高い。万能素材としてのイナワラ栽培は、山野での植物採集素材を置き換えることで、素材の生産を定量化し、作業を軽減できる。どこかでその意味が逆転し、メジャー・クロップにイネが転換する。

 人々が開田した山間地の水田耕起とカエルなど両生類の冬眠からの目覚めの時期にサシバは飛来し、よく電柱に止まり、水田を注視し、餌動物の両生類を探し捕獲している。

■芭蕉の句碑があるために、ここが鷹の渡りの場所であることがわかる。そうした意味からも、言葉による記憶の固定化、時間を超えた伝達には石の果たす役割(石碑)は百年単位で記憶を伝える役目をする。はたしてウェブ環境で行われているこうした記録は何を残せるのだろうか?福島県会津坂下町の神社には約七百年にわたる日々の記録が残されている。

20091206dsc00168

20091206dsc00173

20091206dsc00172

20091206dsc00166

花の学習会1

■12月11日(金)13時30分から、福島県昭和村下中津川の昭和村公民館で、昭和村花き振興協議会主催の学習会が開催されます。講師は東京都中央卸売市場大田市場花き部 卸のフラワーオークションジャパンFAJの佐無田さん「花き業界の最新動向と売れる花づくり戦略とは?産地はいま何をしなければならないのか?」。②金山普及所。佐藤充技師「かすみ草の摘心技法と新品種の特性について」。どなたでも参加できます。

20091203dsc04546

20091203dsc04612

洞くつ遺跡(武芸堂)

■チャーギなど「ウグワン(御願)」系植物を調べているが、国産の植物供物(神様系)は、たとえば先日の関西地区の量販店にあった「熊野榊(さかき)」は和歌山産。

 ススキの民俗利用についても、今回、ゲーン(サン)について知見があった。

■旧暦八月十日頃、屋敷の御願(ウグワン)・シバサシ。

 八月は下半期の屋敷の御願をします。屋敷の神へのお礼と家族の繁栄とお礼と安全、そして「周りと円滑な生活を送れるように」と祈ります。
 魔よけのゲーンを土地の四隅、門、井戸、駐車場などにさし込むシバサシ(柴差し)の厄払いの行事も行います。
 ゲーンとは、ススキの葉を三本束ねて右まわりに結んだもの。桑の葉に呪力があるといわれて、ススキと一緒に結びます。この頃は、新米と小豆がとれることから、赤飯(カシチー)を作りヒヌカンや仏壇に供えます。

■本島南部の南城市玉城のおきなわワールドの近くに昨年作られたガンガラーの谷。空港やホテルに、この谷の印刷物が目に付く。これまでの観光コンセプトとはことなる様式で、優れている印刷物になっている。

 日本では最古の一万八千年前の旧石器時代の人骨が出土している港川遺跡が近くにあることから武芸洞という洞くつ内で発掘調査が行われている。縄文時代の埋葬とみられる人骨三体が本年の調査で出土・発見されている。九〇分ほどのガイド付きツアーで洞窟や亜熱帯林のなかを1kmほど歩く。十四時からのツアーは十六名の参加者があった。大きなガジュマルがある。自然散策(ネイチャートレッキング)も、新しい時代への対応だ。ガイドが現場で説明をする、というスタイルは東南アジアでの観光地では少人数グループ対応でよく行われている。生産地域のツアー(B2C)に応用できる。伝えるべきものは何か、自然環境のなりたちや、地域文化(人々の暮らしの積み重ね)を野外で体験できる(フィールド・ミュージアム)。大げさなものではない。

  → ガンガラーの谷

  → 武芸洞

  → 沖縄タイムス十一月二十七日記事 

■そしてたいせつなのは、宿泊場所のインターネットの接続環境。LAN回線が無料で使えるのが原則になっており、それがあることが、旅の日録をウェブログ(ブログ)にアップロード掲載できることが大切。なぜなら、その日のデジタル写真を記録にとどめ、文字を書くと、また新たな発見があり、翌日以降の旅が新鮮になるからである。この十日間で、ネット環境が無い日本の宿、、、、、は、やはりその場所がネット世界に掲載されにくい環境になることがわかった。

20091206dsc04963

20091206dsc04970

20091206dsc04976

20091206dsc04939

20091206dsc04914

20091206dsc04916

20091206dsc04924

20091206dsc04962

20091206dsc04888

開業、5年目

■一人で、沖映通りのジュンク堂那覇店の道向かいにあるカフェに入った。ビタ・スムージー。フレッシュジュースも出してくれる。若い2名の女性店員、、、、お店の人に話を聞いてみると開業して5年目になる、という。店頭がチェーン店のような感じで、いったん入るかどうか迷ったが、テーブルが良いので、、、、入ってみて、とても良いお店だった。地域で生産された果実を使用していた。

 → vita smoothies

 牧志の平和通りで、よく行く、ていねいに地域文化をTシャツ化している海想も、素材がこれまでと異なりオーガニックコットンになっており、2店目を通り向かいに出店(昨年)している。今年の新作はこれですよ、という商品陳列になっていた。各サイズを増やして、年に数点新作を出し、シャツの素材を変え価格は据え置いていた。そこが変化だ。新しく起業する若い人たちのお店は地域文化をうまく取り入れようとしている。定点観測しているお店のひとつに、サトウキビで染めるウージ染めのお店も新作がいくつか見える(市場中央通り)。商品開発は、社会変化を反映しており、通りの主要街路はあるいみ無国籍化し、黄色や赤で立ち寄り率を高める店頭と、言葉をシャツに表現したサプライズ消費を促しているが、地域の成り立ちや、人々が日々の暮らしのなかでいせつにしたいものをうまく商品に入れ込んだものが出ている。

20091206dsc04999

20091206dsc05000

20091206dsc05002

20091206dsc04780

20091206dsc04749

与那原家

■マツダのトラックの助手席に乗せてもらって着いた場所は、那覇市より東に向かい海に面した与那原市。

 昼食のジューシー(炊き込みご飯)には、フーチーバー(よもぎ)が入っている。与那原町のあがりはま(東浜)近く、R329号の「与那原家」。店内は大勢の地元のお客様(家族連れ)で、たいへん混雑していました。→ 与那原家 →上原社長

 「カンケさん、あっさり系でいいんですか?」

 「はい」

 「こってり系は、とんこつとか、、、、僕はこってり系ですけど、、、、」

 「あっさり系でいいです」

 「では、ジューシーとか付いてるのは?」

 「はあ?それは、なんですか?」

 「このメニューの写真の、よもぎご飯が付いているもの」

 「・・・・・・・・・」

 「ヨモギが入っていて香ばしいですけど僕はこどもの頃よく食べましたよ」

 「・・・・・・・・・それお願いします」

20091206dsc04834

20091206dsc04847

20091206dsc04845

20091206dsc04842

■マラソンが終わった那覇市内に戻り、モノレール美英橋駅近くの沖映通り、もとダイエー跡地の島内最大のジュンク堂書店那覇店(1~3階が書店)の2階の地域本売り場(各島ごとと、テーマがわかれている)で、今日聞いた話を調べられる書籍11冊を購入した。3万円。その日に聞いて気になったことを調べています。

20091206dsc05028

20091206dsc05069

20091206dsc05073

路地を抜ける

20091206dsc04779

20091206dsc04757

20091206dsc04758

20091206dsc04761

20091206dsc04763

20091206dsc04776

20091206dsc04762

街路

■ →生花店

20091206dsc04736

20091206dsc04745

20091206dsc04732

20091206dsc05022_2

20091206dsc04711

20091206dsc05049

→→→ detail full

2009年12月 6日 (日)

みかさ

■三笠(みかさ)食堂、那覇市内の国道58号沿い アパホテル近くにある。6日(日曜)は第25回那覇マラソン大会が開催され市内・島内南部域は混雑している。今日は巨樹を調べる。 → 三笠24時間

 →沖縄の巨木

20091205dsc04658

考え方を減収増益に変える

■2009年11月6日(日)

 この10日間ほど国内のお花の生産農家を訪ね歩きいまの課題と解決策を聞いた。

 共通しているのは、「売り上げ目標は下げ、手取額に相当する利益額を上げる」。そのためいちばん大きな経費の上位3つをそれぞれに半減させる。たいがい労務費、燃料費がそれにあたる。暖房機・冷房機・ヒートポンプエアコン・ハウスなど、施設への大きな投資は原油があがりはじめた2007年から、5カ年凍結している。そのことで減価償却費が数百万円ずつ低下して利益がでるようになる。

 小さな経費の見直しは意味が無い。いちばん大きな経費を削減しないと生き残れない。たとえば3年前に1鉢980円で店頭販売された花は、いまは498円と半額になっている。生産費も半減させなければ対応できない。

 こうした、相手のある商売では、自分の家でできることを行う、経費の削減をする、、、、、そうしたこれまでと、これからを変えていくためにはMPS(環境負荷低減プログラム)は有効。肥料・農薬・エネルギー(燃料・電気)・水の記帳から、現状を大きく変化させ、多投していた肥料を1年おきの施用に変えたり、まったく異なる農法に切り替える準備をして、仕事のなかみをシンプルにしていく。

 経営者が数字への意識をもつ必要があり、売り上げイコール利益だという時代は3年前に終わっている。100万円の経費削減は、たとえれば100万円の利益に相当し、売上額だと500万円増加した意味を持つ。

■12月5日(土)午前9時から毎月の定期外部監査を委託会計事務所で受けました((有)昭和花き研究会)。12月末で決算なので、11月末までの帳票類の監査・確認をし、最終月の経費使用等についても削減するよう確認しました。

■昭和花き研究会では、取引先地域の見直しと地産地消への取り組みで、2008年と比較し、運賃を1箱あたり15円から20円低下することができた。しかしそれでも1箱あたり運賃は535円~550円となっている。昭和村から顧客までの輸送費は1箱400円程度の県内地域から、1箱2100円(空輸)まである。地域内の量販店との販路開拓がすすめば、まだ大きな経費削減の見直しが可能だ。リターナブルの出荷容器代についても2円から4円の削減をした。それでも上部枠を入れ300円~400円になっている。6月から11月20日で本年のかすみ草の販売は1億8千万円の前年同額で終了しました。7月の越冬株季咲かすみ草の生産を作付株数で3割削減に取り組んだことが利益率の確保につながりました。自ら計画的な生産調整ははじめての取り組みで、7月の3割減は、2010年も継続することを11月30日の定例会で確認してます。落ち葉利用の苗育成フォレスト・プロモーション、販売チャネルの開発と、量販店店頭での販売員(フェア型販売)の拡充・かすみ草物語の収集など次年度の生産者と販売担当のそれぞれに取り組むことも明確になっています。昭和花き研究会の環境負荷低減プログラムMPS参加費用は、生産者が会に負担する売上手数料のなかから拠出しています。今年は2名増え、20名中、8名が参加しています。2009年の本年は2008年後半に計画した取り組みを実現し、よい年末を迎えることができました。2010年度はさらに消費者(生活者 B2C)や、顧客取引先(B2B)との対話を重視した取り組みを、初心で基本に忠実に進めていきます。

 

 38,089箱(前年比88%、7月に3割計画減産)

 1,886,716本(前年比89%)

 販売額 前年比100%

 1本単価 前年比113%

 箱単価 前年比114%20091205dsc04671

2009年12月 5日 (土)

キク

20091203dsc04313

20091203dsc04339

20091203dsc04356

20091203dsc04351

20091203dsc04448

20091203dsc04568

550円

定食550円。

20091205dsc04660

20091205dsc04646

20091205dsc04665

20091205dsc04669_2

20091205dsc04670

20091205dsc04673

2009年12月 4日 (金)

ブログ

■JA愛知みなみ・カスミソウ出荷連合の生産者。

 → 主役でしょ

 → ピンクの箱の

■→ナニフェックスはニューヨークへ

20091203dsc04557

芭蕉翁

帰路、伊良湖岬の芭蕉翁の石碑に参詣。今日は晴れ。キャベツ畑、風力発電所、ガラス温室が続く。

20091203dsc04605

20091203dsc04593

20091203dsc04591

2009年12月 3日 (木)

嵐の渥美半島

雨のなか、カスミ草生産圃場を五箇所ほど見学しました。

20091203dsc04454

20091203dsc04456

20091203dsc04462

20091203dsc04495

20091203dsc04467

20091203dsc04475

20091203dsc04487

20091203dsc04539

20091203dsc04506

20091203dsc04499

20091203dsc04509

20091203dsc04585

20091203dsc04411

渥美半島は雨

あいにくの雨、愛知県渥美半島に到着しました。我が国の花の生産の中心です。10月はじめに台風が上陸しハウス被害がでました。カスミ生産の2団体の圃場視察、懇親会があります。長野県のミスターアルタイル・吉井英利さんに随行しています。

20091203dsc04415

20091203dsc04433

20091203dsc04468

20091203dsc04562

20091203dsc04574

2009年12月 2日 (水)

関西は小春日和

昨日は都内の取引先を訪問。今日は大阪、兵庫の花売り場2、花束加工2箇所を視察しました。新大阪駅から新幹線に乗車しました。今夜は名古屋で取引先と打ち合わせです。明日は吉井英利さんと渥美半島カスミ圃場視察し一泊します。

20091203dsc04346

20091203dsc04333

20091203dsc04340_2

20091203dsc04349

20091203dsc04358

20091203dsc04392

20091203dsc04388

2009年12月 1日 (火)

入荷量減でさらに価格低下する

■12月1日の日経本紙の記事 → PDF 花 品薄でも安く

 10月卸は前年比5%減で売上14%減。

 大田市場、10月、カーネーション、トルコギキョウが入荷減で同時に卸値下落。バラ入荷量5.4%増で卸値1.4%高。ユリは入荷が27.1%減で、卸値3.5%安。回復の兆しは見えない。

 必需品の野菜や魚も品薄なのに安い。

 産地直売所など卸市場を通さない流通が一方で拡大している。

2009120120091201nk

 

伊良湖崎 iragosaki

■芭蕉は貞享4年(1687年)11月11日に渥美半島の保美の里に杜国をたずね、伊良湖崎を歩く。学生だった柳田國男は明治31年(1898年)の夏、伊良湖に滞在。

20091128dsc04241

社会の見方

■2009年12月1日(火曜日)

 内藤・亀田選で社会の見方がわかります。

 → 事例1

 → 事例2

 → 事例3

 → 事例4

■今年の10月~11月のストックの出荷は、産地によっては前年比400%(作付け増+前進開花含む)の出荷量で、25%を産地で廃棄している。

 → 会津の事例

20091128dsc04206

« 2009年11月 | トップページ

June 2019
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
フォト

KANKE/リンク

2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

  • 20061203img_3812
    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

  • 20070520img_0193
    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

IFEX2007_TOKYO_01

  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

  • 20060715img_0143
    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。
無料ブログはココログ