雑誌と情報記録

2009年12月31日 (木)

農業市場

■先日、日本農業市場学会編集の『農業市場研究』通巻69号(2009年6月、筑波書房)がようやく届いた。発刊日は6月となっているが、実際に印刷配布されたのは12月末であり、事実に基づく研究者の出版物としては刊行年月と実際の発刊年月に半年も差があるのは疑問です。編集6月で印刷発行12月と記載すればよいのではないだろうか?内容は2008年の大会の報告。→農業市場学会

 「JAグループから見た卸売市場の課題と期待」についてJA全農園芸農産部の中田哲也さんが書いている。

 JA(農協)系統共販率は、これからは急速に下がる懸念がある。その要素としては、野菜生産農家の高齢化、大規模農家や法人のJA離れ、野菜制度や卸売市場制度の弱体化(JA系統出荷に対する優位性の低下)などである。政策の中心が直販と個別化へシフトされる可能性もある。(略)価格決定は委託販売方式から事前値決め、契約取引による買取の拡大、、、、、、

 1.今後も期待すべき機能・役割
   商品の集散機能、価格形成、確実で迅速な代金決済、取引の透明性

 2.今後強化すべき機能・役割
   営業力(含む物流・サービス)
   産地、商品開発力、指導力(マーケティング、物流など)
   JAグループとのアライアンス

 ※アライアンスとは、企業間連携・提携。

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花束

■12月29日付けの新聞各紙では、長野市のエムウェーブでの五輪代表選考会の写真が掲載されている。そのスケート選手が手に持つ花束に、かすみ草が入っている。

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20091229dsc00751 朝日新聞12月29日、1面記事より

2009年12月27日 (日)

農産物直売所

■大澤信一『農業は繁盛直売所で儲けなさい 日本経済を強化する成功モデル』(東洋経済新報社、2009年8月刊)。以下の事例が紹介されている。

 福岡県前原市 JA糸島「伊都菜彩」

 愛媛県今治市 JAおちいまばり「さいさいきて屋」

 愛媛県内子町 「からり」

 神奈川県平塚市 (株)フリーデン

 茨城県つくば市 「みずほの村市場」

 宮城県大崎市 「あ・ら・伊達な道の駅」

 岩手県盛岡市 (株)JAシンセラ「サン・フレッシュ都南店」

 北海道札幌市近郊・中心部「のっぽろ野菜直売所」ほか

 北海道中札内村 「十勝野フロマージュ」

■12月23日の日経流通新聞の1面は「農の選択 こだわり生鮮 不況なんの」「MJ消費者調査 直売派、3割に育つ スーパーを軸に使い分け」「プロフィル公開 ブランド表示 神通力薄まる」

 同15面「中国産、不信感 根強く 7割が購入避ける」「食材・偽装問題・直売所 高い関心 体験も進む」

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卸統合

■ 栃木・群馬の両毛卸売市場統合 → 毎日新聞12月26日

 →川崎北部(アスベスト)

 →仲卸を一般開放(岡山)

時代劇

■ 羽田雄平 → 峠越え  →新任家老 →

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2009年12月23日 (水)

排出権の購入に頼らないテスコ(英)

■2009年12月23日(水)会津盆地は雨、それ以外は雪。

 CO2の排出権の購入に頼らない → 英国 テスコ   

 →日本のテスコ

 →経費

 →ギョウザ

 →環境持続指数

 →グリーンウオッシュ

 →みつびし

 →グーグルの歴史

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2009年12月22日 (火)

2010年の舵取り

■2009年12月22日(火曜日)

 本日、福島県郡山市。

■12月22日の新聞。

 日経本紙・企業総合面で、「2010年の舵取り そこが知りたい」の連載1.デフレどう向き合う?サービス消費取り込む。鈴木敏文氏。

 朝日新聞・経済面「新社発足 11年春めど キリン・サントリー 最大の難関は統合比率」 公取委に統合に必要な事前相談を9月15日に申し出、公取委から主力事業とはいえない野菜や花の市場シェアまで1000項目超の質問に対する書類の提示を指示されている。

 朝日新聞・科学面「青色遺伝子バラ 人気満開 キク・ユリでも研究進む」遺伝子組み換えによる青いバラはサントリーが豪州の子会社フロリジンと共同開発。

 朝日新聞・全面広告「双葉文庫」居眠り磐音江戸双紙シリーズ累計1000万部突破。佐伯泰英著者近影。

■12月16日 日経・企業総合面

 イオン 構造改革急ぐ 総合スーパーを強化 グループ企業も再編(9段記事)

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2009年12月21日 (月)

マーケティングの本質

■安冨歩『生きるための経済学~選択の自由からの脱却』(2008年、NHKブックス)

 155~156ページ。

 組織においてもっとも大切な部分は、外部との接点である現場である。その現場に携わる人々にフィードバックを返すのが、マネジメント(中間管理者)の役割である。

 そのフィードバックは、現場の人々が自分の状態を正しく把握するために行われるものであり、監視して督励するためのものではない。必要なことは、評価することではない。評価は人をハラスメントにかけ、創発性を失わせる。フィードバックすることと、評価することの違いを認識することが、大切である。

 そして、トップ・マネジメント(経営者)は、マネジメント(中間管理者)にフィードバックを返すとともに、組織全体が何を目指すのかを決定する役割を担う。利益は目標とはなり得ない。利益は、組織の運営を維持できるかどうかを決める条件にすぎない。利益が出る事業は継続可能であり、利益の出ない事業は継続不能である。しかし、その組織が何をすべきかについては、利益は何も教えてくれない。それを考えるのがトップ・マネジメントの仕事である。

 組織マネジメントの根幹は、マーケティングとイノベーションとである。マーケティングは何かを売りつけるための手管(てくだ)ではない。それでは「販売」である。マーケティングとは、その組織が外部から何を求められているのかを察知し、それに組織の作動を適応させることである。この適応のために、自分自身を常に変えることが、イノベーションの本質である。マーケティングとイノベーションとが、完全にできるのであれば、販売は必要がなくなる。

 (略) この方策のすべては、ハラスメントを抑制し、コミュニケーションを円滑にして、人々の創発性を発揮せしめることを目指している。組織は、容易に人々の権威主義的な側面を発揮させ、ハラスメントを蔓延させる傾向を持っている。そのようなことになれば、不安が広がり、人々は硬直し、組織もまた硬直化する。柔軟性を失った組織に創発はなく、それではマーケティングもイノベーションも起きない。それを防ぐことがマネジメントの本質であり、そうしてはじめて仕事は円滑に行われ、全体主義への逃避を防ぐことが可能となるのである。

■過日、読売新聞の追加取材を受けた。今日(12月21日)から福島県版に記者ノートが連載され、それに掲載される予定。

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オーガニック(有機農産物)偽装

■福岡市のアスカ、ジュポン → 日本政府(農水省)発表

 読売新聞12月19日、社会面(福島県内版36面)。健康食品「アスカ」ウソ表示。条件満たさずオーガニック。17億円分が偽装販売。→ 読売新聞

 → 西日本新聞

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エコファーマー

■エコファーマー → 日本政府(農水省) より、引用。無料で各知事から認証される。

(環境保全型農業とは)
農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥料・農薬の使用等による環境負荷の低減、さらには農業が有する環境保全機能の向上に配慮した持続的な農業。

(エコファーマーとは)
持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に基づき、たい肥等による土づくり、化学肥料・化学合成農薬の使用低減に一体的に取り組む計画を立て、都道府県知事の認定を受けた農業者の通称。

政策目標

エコファーマーの認定促進

基準年(平成15年度)47,766件→目標年(平成21年度)200,000件

--------

 → 認定件数(PDFファイル)

 本年(2009年)9月末で、191,846戸。花き生産者については1.1%なので2000戸(経営体)程度と推察される。昭和村ではカスミソウ生産者(約百名)は全員エコファーマーを取得している(昭和花き研究会・JA部会とも)。

■日本政府による認定農家数 239,286戸。うち花き関係は2.9% 七千戸(経営体)。→ 農水省統計

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2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

  • 20061203img_3812
    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

  • 20070520img_0193
    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

IFEX2007_TOKYO_01

  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

  • 20060715img_0143
    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。
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