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KANKE/リンク

2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

  • 20061203img_3812
    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

  • 20070520img_0193
    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

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  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

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    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2010年1月

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    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

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    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

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    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

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    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2006年夏の記憶

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    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

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    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

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2010年10月31日 (日曜日)

かすみ草の苗を売る旅

■2010年10月31日(日)

 IFEXから帰郷した。

 昨日(10月30日)午前、宿泊先から幕張メッセ会場に向かう途中、オランダ王国のアールスメール(花の企業が集積している地域)に帰る2名のオランダ人男性と、偶然にすれ違い、英語で、あいさつと握手をした。エスメラルダ・ファームのレムコさん、ルイさんは、右手を使って飛行機に乗るというしぐさをした。来年の夏に奥会津の昭和村に行くからかすみ草の畑を見せてね、と語った。初日の28日にIFEX開業時に出展ブースにあいさつに行き、その日の午後1時に名古屋市のフクカエン種苗の担当者等を交え商談をした。フクカエンが日本の代理店。

  29日午後に来場した大田市場花き部仲卸の中央花きの中谷さん、和田さんをエスメラルダ社に紹介した。昭和花き研究会の多種かすみ草を毎日販売してきた彼らは実需者の声に最も近いところで仕事をしている。ファンタイムも昨年、店頭で販売している。

 →中央花き

 彼らはエクアドルを拠点としてコロンビア等に花の大農園を持ちそれを最終商品である花束にして北米大陸に届けている。また原料としての切り花を欧州市場にも販売している。

 2005年11月にアムステルダムの展示会でエスメラルダ社のブースでダブルタイム等を見る。

 2008年の8月21日にルイさんは昭和村に来ている。私は2009年9月にエクアドルのキト市のアグリフロール展示会で彼に再会し、また彼らの農場、かすみ草圃場と施設を調査・視察することもできた。

  →2005年11月アムステルダム

  →2007年

 →2008年8月21日 昭和村

 →2008年9月23日エクアドル

 ダブルタイムというかすみ草をヒットさせ、オーバータイムというかすみ草をいま欧州市場に投入している。原則として種苗を売ることをせず、自社生産のために自社育種している企業だが、2008年から当時のキリンアグリバイオ社を通じてファンタイムというかすみ草苗を当地昭和村に届けている。キリンは花事業を解体・撤退したため、今年からフクカエン種苗がエスメラルダ社のかすみ草を引き受け、日本国内への苗の供給を担当している。

 2011年の取り組みは、エスメラルダ社のファンタイム・ウルトラという中輪品種をも、昭和花き研究会は昭和村で栽培する。

 IFEXで聞いたエスメラルダ・ファームが見ているかすみ草世界とコントロールについてはたいへん理にかなったものだった。今年は韓国にも種苗を販売している様子がよくわかった。

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エクアドル。手前の緑がかすみ草ダブルタイム圃場。

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露地かすみ草圃場(エクアドル・エスメラルダファーム)

2010年10月30日 (土曜日)

生きもの会議

■10月30日版の各新聞。11日から29日まで名古屋で開催。朝日新聞のみ「生きもの会議」と表記。それ以外はCOP10。

朝日新聞:生物多様性条約第10回締約国会議(国連地球生きもの会議)

讀賣(よみうり)新聞:生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)

毎日新聞:国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10 名古屋会議)

日経新聞:生物多様性条約第10回締約国会議(COP10) 生物多様性会議COP10名古屋

福島民友(共同通信か時事通信配信):生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)

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自然布紀行(トランヴェール11月号)

■2010年10月30日(土)台風14号北上。

 IFEXが開催された幕張メッセを後に東京駅東北新幹線に乗車。車中誌『トランヴェール11月号』は新潟・庄内 自然布紀行特集。カラムシを原料とした苧麻布の越後上布・小千谷縮。庄内・白石の紙布。しな織物語(山形・新潟県境)。保存版である。無償配布。

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IFEX1O:台風14号

■展示会最終日、台風14号が太平洋側を北上強風雨続く。

 → 中央花き ナカヤさんIFEXレポート

 → すずきの百合

 → 富山の生花店

  → 松島義幸さん

 →10月28日FFCネットワーク報告

 → スイートバルブ

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IFEX09:KOE

■10月29日の井上英明氏講演は720名→聴講者

 →講演要旨

 ーーー

 →松村セミナー

  → エクステリア

  → カーネーション

■10月29日、JFMAブースでは、宇田先生、市村先生が滞在し、いろいろお話しました。白川さん、なにわ花いちば大西さん。長野の片桐敏美さんともこの夏の暑さについて懇談、花卉園芸新聞11月1日号の5ページにアルストロメリア育種で掲載されている。花卉園芸新聞浅田高志記者。i879小澤哲良さん、JA山形おきたま相田利吉アルストロメリア振興部会長。ミヨシ南さん(北海道)、三好社長。ムーランルージュ(パンジー)MPS石井正義さん。仙花八木橋さん・八巻新之輔さん。千葉県福永佳史さん。ブランディア福田専務。佐分利まさたかさん。広島のフラワーショップ宮本正直社長、フラワーショップみなと・坪原哲則社長(名刺がかすみ草!!!)。名古屋すずき生花店岸本淳一さん。福岡花市場原さん、フローレ21社長、川崎北部茨木さん。敷津花壇平田社長。宿泊先ロビーで21時 鹿児島県かのや市有限会社グリーンショップマエハラ諏訪原優樹さんは27歳(18-33に出展、30日に訪問します)。

 10月30日(土)IFEX最終日は、開場時にJFMAブースにあいさつし、帰ります(台風)。

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IFEX08:カラー(韓国・オランダ加工)

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ふりかけに香料が添加されている。

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芳香性が強いガーデンローズが人気。

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IFEX07:球根のマーケティング

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IFEX06:岩手県一関市野みちのくあじさい

■IFEX19-34みちのくあじさい加工組合・フラワート(秋田)FIORIENTE

 秋田県由利本荘市でフラワーデザインにたずさわる嶋真紀子さんが平成8年に設立した有限会社フラワートは、同県の秋田国際ダリア園のダリヤの花のプリザーブドフラワー加工し、フィオリエンテ・ブランドで販売している。神奈川県大和市ブルーウィングファクトリー田辺優子さんが店頭でデモ(ワイヤリング)を担当されている。

 2009年のIFEXに出展していたフラワートの嶋さんのブースに、岩手県一関市みちのくあじさい園関係者が来場され、その後、あじさいの加工に着手。2010年の共同出展となっている。地域資源開発研究所菅原勇所長(技術顧問)、みちのくあじさい加工組合佐藤俊弘工場長がブースにて来場者に商品開発の経過と商品について説明をされている。NHK岩手放送局が28日にIFEX出展の現場取材、11月2日頃(日時は要確認)に岩手県内で放映されるそうです。雑誌ミセス2005年6月号に、みちのくあじさい園は紹介されている。15ヘクタールの杉林内にあり、7月にまつり。

 嶋さんは、お花の生産された地域を明記してプリザーブドフラワー加工に加工して販売したい、という。それはイタリアのスローフード運動にインスパイアされたそうだ。地域がクローズアップされなければ、生産者も、植物をはぐくむ地域も大切にされない。東洋の花を、世界に届けたいと考えている。

■JFMAブース前で、小さな花生けデモを担当している千葉県柏市のフラワーアレンジメントシバタの柴田社長は、29日午後のデモで「文化が衰退するから花が生けられなくなるんです」と語っている言葉と、嶋さんの言葉が重なった。

■IFEX13-17エクアドルのエスメラルダ社しか今回、かすみ草出品していないので同社のファンタイム・ウルトラ(2011年発売)、ダブルタイム、オーバータイム(大輪)や、その他の試作等について同社ルイ氏に、来場者(生産、量販、小売り、卸)を紹介し続けている。販売では29日午後に大田市場花き部仲卸:中央花卉の中谷さん、和田さんが来場されたので紹介し、次年度のエスメラルダ社のかすみ草の取組(試作→店頭販売評価調査)を相談した。ドイツのセレクタ社のかすみ草(銀河、セレブレイション)についても中央花卉が関わっていくことが決まっている。

 2010年秋から2011年春の和歌山県のかすみ草は、価格低迷からスターチス・シニュアタ(チース)に転換し、かすみ草は前年比87%に減少。

■29日のIFEX専門セミナーには全農福島会津の花見次長の引率で会津地域JAの花販売担当者諸兄が来場された。その後、展示会を視察された。

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IFEX05:婚礼用葉ボタン FAIRY KALE

■2010年10月30日(土) 国際フラワー・エキスポ IFEX最終日。29日(金)の来場者は、28日より多かった。初日(28日)の登録者数13,898名。

 29日(金)18時30分よりJFMA主催の交流会が開催された。IFEX会場の幕張メッセ近くのホテルグリーンタワー幕張4階「ロイヤルクレッセント(ウェスト)」。会費はビュッフェ形式の立食パーティで5000円。80名余が参加。私は17時30分に沖縄県花卉園芸農協(太陽の花)の外間組合長とJFMAブースで待ち合わせ、一緒に徒歩で会場に行きました。

 ゲストは来日しているオランダの花市場・フローラホランドの役員農家・職員、フラワーカウンシルの役員ら8名。レンさんは欠席。大田花き花の生活研究所の女史の通訳、オランダ王国大使館女史の通訳で会話した。個人として私は、来日者へ、オランダの次の花の展開・ビジョンについて話を聴いた。出展社・来場される人々、日本・外国を問わず同じことを聞いている。「いま抱えている課題」「次のビジョン」

■IFEX12-13に初出展している静岡市駿河区池田710の(有)石井育種場は、葉ボタンHABOTANの品種開発のなかから、ウェディングアレンジメント・フェアリーケール FAIRY KALEを提案している。展示設計に関わっている名古屋市のアートコンサルタント丸山事務所の丸山泰輔さんにIFEX会場内12-13ブース前で話をうかがった。

 

■IFEXは外国に種苗を販売するチャンスと考える人々が多く出展しており、それはカタログの文字表記をみても推察される。そして日の丸のイメージ。

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2010年10月29日 (金曜日)

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■10月28日(木)はJFMAブースにて、太陽の花:沖縄県花卉園芸農協 外間組合長・兼島さん・営農指導課長金城利也さん・販売課長上原信彦さん。雪姫を販売しているJAふくおか八女 電照菊部会副部会長三角八十二さん。日本花輸出入協会理事青木正行さん。山形県の花泉さん・舩山秀一さん・JA山形おきたま渡部俊一さん・はなまるプロジェクトの皆さん。福花園種苗の松永課長・小縣信也さん。和歌山県農。YB加藤さん・あさかのフレッシュの皆さん。豊明樫村社長。gwjでマツヤママコトさん。

■IFEX会場付近のJR海浜幕張駅北側のレストランで開催された10月28日19時からのFFCネットワーク(三鷹市コテージガーデン川口氏代表)は214名を集めて草の根交流会「第2回 フラワー・トーク・ナイト・ライブ」を開催。参加者のツイッター記事をみるととても盛会だったようです。

■本日、10月29日(金)は午前は専門セミナーF7。午後よりJFMAブース付近にいます。

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■13-17エクアドル国のエスメラルダ・ファームは、かすみ草の新種、ファンタイム・ウルトラを2011年から名古屋の福花園種苗から販売する。そのA4版横組カラーチラシがブースに置いてある。装飾しているのは欧州で人気のかすみ草オーバータイムで、10月上旬のホルティフェアの品評会で一位になっている。柱装飾の染め色かすみ草はダブルタイムを染めたもの。担当者が3名ブースに駐在。日本営業担当は中背のルイさん。

■14-28 クリザール・ジャパンでは、12月の花材である千両の品質保持剤を開発・提案している。

■13-08 ジャパン・バルブ・フラワー(オランダ国際球根協会、日本花き球根輸出入協会、日本花き生産協会球根切花部会)は、球根を展示し、国内花卸市場を通じて提供された開花百合の展示、寄せ植え提案(ジャクリーンのチューリップ・レシピ3種)。提案商品は隣の13-12新潟県花卉球根農協で実際の商品が見られる。

■11-02、12-01のIFEX主催者のJFMA、またMPSジャパン。来年2月のヴァレンタインへの提案パネルと催事ポスター等店頭キットの申し込みチラシを配布している。MPSの生産者の紹介のほか、農水省の花の日持ち保証検証事業のパネル等を展示している。

■15-34 愛知県の兼弥産業はスリット・プランツの提案。根巻き防止するスリットのポットに専用培土で育成した植物を「スリット・プランツ」として紹介している。

■11-01 高松商事は、出展依頼、NGOのセイブ・ザ・チルドレンのブース内展示と商品展示をしている。

■11-56 インパックは自動パック機械の実演。店頭の構成をシュミレーションできるパソコンを使用した実演プロモ。各種販売展示什器と物日等の1本、3本等の持ち帰り新型パックの提案をしている。2009年からフラワーピープルを標語に。

■19-34 フラワート、みちのくあじさい加工組合には、テレビ取材が多く入っていた。

■20-06 南アフリカは初出展。

■18-02ケニア、18-15エチオピア、18-08コロンビア。18-07タイ。11-23から韓国。15-24台湾。18-11花卸フロリードは南米とアジアの花を出展。

■17-07美里花き流通グループは染め色マム類を展示。

■17-17三重県の鉢物グループ。Fプロジェクトは2回目出展。

■11-24 輸入社のグリーンウィングスは、各種ペインティング花材(カラー、かすみ草ほか)。

 →写真01  写真02

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2010年10月28日 (木曜日)

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IFEX 幕張メッセ 土曜まで

■2010年10月28日(木曜)

 本日より3日間、千葉県内の幕張メッセで、IFEX展示会。10月28日は午後1時、3時より30分商談のため不在になりますが、JFMA(MPS)ブースにいます。泊はアパ。

■10月27日、都内生花店等訪問しました。

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日本の野山の草

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2010年10月27日 (水曜日)

都内点景

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10月27日、大岐の初雪 博士山初冠雪

■2010年10月27日(水)

 奥会津昭和村の大岐、今年の初雪。集落の家々の屋根が白くなった(伝聞)。博士山と大岐が同時に降雪となる、のは何年ぶりだろうか?

 山に2回降れば、里に降る、、、、

 今年は一気に里まで降り、雪は順調です。

 下中津川の役場の周囲の山々も、降雪になったようです。

 → 下中津川

 → 大芦家

■初雪の日に郷里にいない、というのは寂しいですね。

■10月29日(金)は仙花約25箱、板橋約30箱、埼玉園芸15箱程度の出荷を予定しています。埼玉園芸はこれが最終となります。ありがとうございました。

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大芦家は毎週火曜日が定休日。

住所は〒968-0114福島県大沼郡昭和村大字大芦字中組1854。

大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)前。

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うるち米で作る伝統料理 バンデエもち。じゅうねんあえ。

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安永二年、三年   1773年・1774年 相似

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新編会津風土記、大沼郡誌にある中世野尻山之内氏の立てこもった「猿舘山」。中央は地蔵岩。集落は気多淵(けたぶち)。上平(うわだいら)。山を背負う、集落の通常の立地。 近くに阿久戸(あくと、開戸)も山を背負う。野尻川河谷平野の狭隘部は上流から両原・小中津川折橋・気多淵。現在、この猿舘山のフィールドワーク現地踏査を落葉後に計画中。写真遠方は志津倉山南面。

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IFEXへ

■2010年10月27日(水)

 都内滞在中。10月28日から30日まで幕張メッセのIFEX。JFMA・MPSブースにいます。29日午前はセミナー講師で不在。→カンケツイッターで会場から携帯電話でテキスト速報します(28日からIFEX会場内の情報、見所など)。

 →専門セミナー F7 まだ参加可能です

 多数の出展社、あるいは世界各地からの来場者のあるなかで、かすみ草世界では、エスメラルダ社(エクアドル)からも2名来日され、28日の午後1時に懇談することになりました。「ファンタイム・ウルトラ」というかすみ草品種。

■10月25日(月)で中央花卉最終納品、大田花きも最終出荷となりました。ありがとうございました。29日(金)からはエルフ出荷のみで少量・仙花、板橋に出荷となります。

 → 中央花卉ブログ(大田市場花き部仲卸)

■10月26日(火) 昭和村野尻中向の集出荷所(雪室)の後片付け(冬囲い)、午後に第2地区の反省会が中向地区集会所で開催されました。新日本流通の井尻さんが来村されSCレンタルバケット未使用分の回収が行われました。7年になる今季でこの事業は中止することが決まりました。たいへんお世話になりました。回収・洗浄・再使用するリユースのバケットは重要な社会的意味と価値がありましたが、事業撤退の判断となればしかたがありません。ありがとうございました。

 → 第2集荷所たより(本名敬くん)

■10月26日(火)午前、昭和村はみぞれになりそうな冷たい雨が降り、止み、風は強くなってきました。木枯らし。10月1日に開店した大芦家主催(佐藤孝雄氏)のスタディツアー(フィールドワーク)は26日午前が第5回(大芦、大芦、松山野尻、両原喰丸)で、小野川・大岐(おおまた)・奈良布(ならぶ、楢布原)を13名、3台の自動車に分乗し、歩きました。中世の風景が浮かびました。なお、11月3日に福島県昭和村公民館(下中津川)で、午後4時ころから、村民文化祭に「なかよしバンド」が出演します。結成30年、デビューしたのも、村民文化祭で当時の下中津川小学校講堂でした。10月30日には村中学校でも文化祭が行われます。第2集荷所たより参照。

  → 大芦家ブログ   → 大芦家ツイッター

■10月22日、23日 FAJで開催されたJFIフェアに花職人Aizuが出展。JA上伊那の乙女 → 花職人Aizu

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2010年10月24日 (日曜日)

喜多方市山都町 相川(aikawa)の日曜市

■2010年7月11日から毎週日曜日午前10時~午後3時に開催してきた、相川の日曜市は、10月24日(日)で本年は最終となりました。最終日に、訪問しました。相川温泉の道向かいで開催していました。板橋大さん(写真左)、青木さん(食工房)ほかの皆さんで運営されているようです。

 → 飯豊の空の下から

 → 大ファーマー物語

 地域で生産された麦で作られたパン、里芋、柿を購入しました。

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1811年、青麻神社石祠(昭和村下中津川) aoso

■北向きに石祠がふたつあり、左方の小さなものがアオソ(カラムシ)神社。石祠の右側に、文化八年七月二九日と刻字、左側には奉納者名が刻字されている。

 右は稲荷石祠。明治29年(1896)。木の鳥居は平成21年(2009年)建て替え。

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カスミソウ記事

■2010年10月23日(土)日本農業新聞 消費流通面 宿根カスミソウ入荷減 産地移行が停滞 東京市場(6段記事)。

■マツタケが乱高下。10月より入荷大量に。入荷グラフは前2年と比較したいへんな量。

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ジュウネンぶち日和(ひより)

■2010年10月24日(日)

 本日は、奥会津・昭和村佐倉の「からむし織りの里」で、新蕎麦のお祭り(秋味まつり)。各種個店もテント出店。

 →カチコチCafe

■昨日(10月23日)は、帰省中の舎弟の車で、父母を連れて午後から磐梯吾妻スカイライン(1570円)の浄土平へ。帰宅は20時。標高1600m以上は、すでに落葉。

■10月23日(土)午前10~11時15分、昭和村公民館主催の少年教室。下中津川にある暮らし風景と文化財をめぐった。晴天で刈り取り立てかけ乾燥したジュウネン(えごま)の収穫(じゅうねん・ぶち)が見られた。稲荷社、白湯山供養塔、青麻神社石祠、阿久戸の一里塚・梵天、土蔵軒端(のきば)の大豆干し(南面)、、、稲刈りが終わった水田の水たまりにはトンボが多く産卵していた。

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2010年10月23日 (土曜日)

1845年7月17日午前8時 会津・金山谷野尻郷下中津川村に爪白き熊

■弘化二年七月十七日、辰の刻。爪白き熊が出現し消える。熊の硯石。

 現在の奥会津・昭和村下中津川熊野神社。

■1564年(永禄七年甲子)八月二四日、下中津川村に熊野堂建つ。村主佐瀬源兵衛、代官入善三郎右衛門(会津藩編纂『新編会津風土記』文化六年・1809年に記載)。

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気温3度、紅葉

■2010年10月23日(土)

 今朝5時30分の昭和村大岐の外気温は3度C。空には雲が無くなっている。

 →カンケヒロアキ・ツイッター

 今日は、午前10時から昭和村役場前出発で当村公民館主催の少年教室(小学生)・下中津川探検に案内役で参加。来村中の5名の他国籍者が参加される。絵地図作家氏も。そのための現地調査と資料作成を昨日・22日に行い、午後に公民館の鈴木さんに資料を渡した。

 昨夜(22日夜7~9時)は、村内大芦に10月1日に開店したファーマーズカフェ大芦家(おおあしや)で、月例演奏会。なかよしバンドの団員の一人として参加。1980年秋に結成し、11月3日の村民文化祭でデビューし、以後自作曲を自演している。30年になる今年、11月3日の午後にも村公民館(下中津川)で30分演奏する。

 花農家の喜多方市の千葉さんも来場され、リンドウと柿をいただいた。東京エビスから甚三郎さん、村内のなかよしバンドのファンの皆様が参集した。

 → 大芦家(佐藤孝雄)じねんとブログ

 → 大芦家ツイッター

 → 喜多方市 千葉さん(ちばっち農園)ツイッター

■2006年に次いで、ツキノワグマが日本の本州のブナ林帯(積雪地帯)の人里に出ている。冬眠のための採餌が目的。一方、ニホンジカやイノシシ、ニホンザルなどの食害も増えている。火や煙を使わない現代人(人臭)のチカラが弱まり、そのため山野には結界が無くなり、野生動物側が人里に押し寄せている。広葉樹の葉が落ちれば、動物は奥山に戻るのだが。

■トヨタ、宮城県で4ヘクタールの野菜パプリカ栽培工場。熊本県の全生産を抜く。外資ドール社も宮城県内でパプリカ生産。→10月20日の日経記事。

■日本農業新聞10月20日。論説はエコファーマー・環境の時代の先導役に。総合営農面・日本GAPに規範を、シンポで生産者協会たたき台提示。消費流通面・農水省切り花季節ごと日持ち公表、夏は30度、秋は23度としネット公表。

■日本農業新聞10月22日、消費流通面。東京青果・大田花き 共同販促 第1弾は全農山形。10月29日から3日間、百貨店の三越日本橋本店(東京都中央区)で山形産果実と切り花を組み合わせた贈答品、アレンジメントを提案する。

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↑博士峠天狗岩。会津美里町側のここだけブナ広葉樹群を残し、それ以外はスギ植林。

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↑昭和村柳沢峠(大岐側)から博士山山頂部。中段もスギ植林(柳津町域)。

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↑博士山西麓奈良布(楢布原)の県道柳津昭和線から、志津倉山(左方)、場良山(ばらやま)。バラヤマの右方はコナラ林(里山)のため緑。それ以外はブナの黄葉。

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2010年10月21日 (木曜日)

マイナーリーフ、リーフマイナー

■10月21日、都内滞在。

■エクアドルのキト市の展示会アグリフロールから帰ってきた海下さんから、同展示会やエクアドルの様子を聞いた。一昨年九月にJFMA(日本フローラルマーケティング協会)の視察会に参加し私もアグリフロールは見て、エクアドル国内のかすみ草農場も見ている。今年の様子と来年のかすみ草生産のアメリカ大陸の状況について知見を得た。

 また午後の会議に来たドイツのセレクタ社関係者からもスペイン南部のチピオナとオランダ(数軒、四軒ほどしかないが、、、)のかすみ草生産の様子、アフリカ東部のケニアでのかすみ草生産の情報についても、商談終了後に聞いた。

 いつくか変化が出ている。

 アジアの情勢については、JFMAは11月末から台湾の花展示会に行く。トルコギキョウの栽培は台湾やベトナム、フィリピン、マレーシアなどにも日本の主要種苗会社が種子を販売している。日本に一部はすでに輸出されているが、今後そうした輸出が、特にトルコギキョウは連作障害があるため、どのようになるかどうかは日本市場の動向による。来週、千葉幕張メッセで開催されるIFEXでは今後のアジア花き生産情勢図が韓国・中国だけではなく大きな動きが出てくるかどうかが読める。

 オランダ国内の主花市場フローラホランドとフラワーカウンシルのボードメンバー7名がIFEXに来場し、中日29日の夜にJFMAと交流することが決まっており、会場は幕張地域でイブニングセミナーとして開催する。

■またJFMAは2011年1月20日よりアフリカ東部の花の国際生産拠点であるケニア・エチオピアを訪問調査することが決まった。視察者の募集がはじまる。

2010年10月20日 (水曜日)

CV

■都内。

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定期総会終了

■2010年10月20日(水)

 本日から、日本の首都・東京へ。

 大田市場花き部(大田花き、中央花き等)

 午後はドイツのセレクタ社と大田花きにて3月17日以来本年の取り組み結果について、懇談します。かすみ草パールシリーズ。銀河(CV405)、セレブレイション、ブロッサム。

 明日は麹町のJFMA、MPSジャパン。松島氏と打合せ。午後、一口坂の法政大教室で、第3回日持ち保証販売全体会議(MPS)。6月2日第1回開催。8月18日第2回会議。

■10月19日(火)午前9時15分~午後1時30分、第27回 昭和花き研究会定期総会が開催されました。来年の種苗検討会も行われました。フォレスト・ベールスター・アルタイルを推奨品種とし、4月植え6月出荷の無加温促成栽培にはメレンゲを推奨品種としました。

 2~4月導入苗については、この10月末が発注締切です。2011年の通常の苗は12月末になります。

■今後の今季出荷ですが、出荷数が少なくなっているため、10月21日(木)発送分で羽田空港から空輸扱いが最終となります。

 10月22日(金)販売で最終となる卸(予定)

 (羽田扱い)沖縄県花卉・名古屋花き

 福島花き・宇都宮花き

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 10月25日(月)以降も継続予定卸
 宮城県仙台市(株)仙花、埼玉県加須市埼玉園芸、東京都・東日本板橋花き、大田花き(仲卸中央花き店頭は10月22日が最終予定)

■10月18日(月)当村、馬場村長が仙花と仙台生花を表敬訪問いたしました。随行昭和村花き振興協議会事務局上杉女史。

■10月18日(月)テレビ笑っていいとも、に前野博紀さんが出演されました。→ 前野さんブログ

 10月21日に都内でお会いすることになっています。

■10月22日(金)19時、昭和村大芦・大芦家でマンスリーライブ(なかよしバンド)。出演します。今回は11月3日の30周年(村民文化祭・昭和村公民館)のリハーサルも兼ねています。22日は、まだ客席には空きがあります。→大芦家

■10月23日(土)午前10時、村公民館主催・少年教室。下中津川探検のガイドを務めます。昭和村役場前集合で阿久戸一里塚・梵天、青苧神社などを見た後、11時15分頃、下中津川正法寺で参禅。NPO苧麻倶楽部に参加されている海外からの来村者ら大人10名も参加されます(昭和村公民館鈴木女史担当)。

 24日はからむし織りの里で新そば祭り(秋味まつり)。

■10月29日にIFEXでの専門セミナーの発表資料・配布原稿等はリード社担当金月絵里さんに、自由が丘フラワーズの松村氏とともに送付しているが、受講者申込状況について昨日連絡があった。受講企業・機関の皆さんにあわせて講演内容を調整する。

■10月のアムステルダムのホルティフェア → 

■キャバンクラブはジョンレノン特集 → キャバンクラブ

 →アビイロード

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2010年10月19日 (火曜日)

相津(あいづ)

■今日(2010年10月19日)の福島民報新聞の民報サロン。会津若松市門田町 相津の百姓家 代表 長谷川純一さんが書いている。

 伝統野菜の栽培、会津農書の実践事業。

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ホルティフェアのかすみ草

■アムステルダムで10月開催のホルティフェアのかすみ草品評会では、5業者8品種が出品された。エクアドルのエスメラルダ社のオーバータイムが一位。
 

 オーバータイム(エスメラルダ社):3、

 パーフェクタ:2、

 マイピンク(ダンジガー):1、

 ニューホープ(ダンジガー):1、

 パールブロッサム(セレクタ社):1

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種苗検討

■2010年10月19日(火)

 昨日夕方より冷え込み。

 本日は、第27回昭和花き研究会定期総会を河沼郡柳津町柳津で開催する。総会後、カネコ種苗と住化農業資材のかすみ草種苗2社に事例報告をお願いし金山普及所長谷川浩氏を交え、2011年の作型・導入品種等について検討する。予約出席54名の参加。今年の総会は生産者と種苗2社のみで開催。

 また、大田花きで専売したドイツセレクタ社と進めた試作種のかすみ草についても菅家より総会で昭和花き研究会会員向け報告する。パールシリーズ。セレブレイション、銀河(CV405)、ブロッサム。高温障害団子花が出た最後者を除き前2者は評価はよかった。なお総会結果を経て明日(10月20日午後)、大田花きにて来日しているドイツセレクタ社担当者と協議会が開かれるので参加する。今年の経過・評価を含め、次年度の取り組みについて懇談する。通訳は3月の会合同様、JFMA専務理事海下展也さんに依頼している。

  → 8月20日より開花

 気候変動が極端(寒い年、暑い年)のため、原油高騰から早期開花の早生種導入がこの5年間進んだが、「需要期納品」のための「作型」の原点に戻り、気候変動を吸収できる中生種の導入が必要になっている。それと昆虫リスクから植物保護が可能な葉厚品種、25度での花持ちが2週間は原則。採花ロス率を少なくする素で簡便な仕事の体系をMPSやエコファーマー、自主GAPで再構築するのがこの秋冬の検討課題。そのうえで染色や日持ち保証、採花日表示に取り組む。

 花には美しさのほか「やさしさ」が求められる。

■昨日、JELFAオランダ等視察から帰国された米田さんから電話があった。ホルティフェアの資料を送ってくれるということであった。感謝します。

■衰える産地 → 大田花き磯村社長の10月18日コラム

 採花日表示産地 → 大田花き

 日本一産地の苦悩 → 岐阜大学 福井博一先生9月12日コラム

 

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2010年10月18日 (月曜日)

顧客三態

■谷口正和『顧客革命 3人の旅人たち』(ライフデザイン・ブックス 2010年5月刊)

 家庭・メディア・旅人をホームグランドカスタマー、メディアカスタマー・ツーリストカスタマー。

 従来のほとんどの企業は収支のコントロールというところに力点が置かれ、まるでわれわれの経済のために顧客がいるよう錯覚してきた。

 自分自身が顧客になったときに何を要望するか、という検証がないまま、、、、、

 21世紀は、最初にユーザーがいる。つまりファースト・ユーザーの時代である。

 業界の中で共通認識した顧客像というものを、そのままマーケットの中における顕在化した市場構造と見切って、そこに対して横並びで競争を仕掛けてきたというほうが当たっている。

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2010年10月16日 (土曜日)

民主主義を考える

■2010年10月16日(土)曇り。

 日本経済新聞1面は、「民主主義を考える 第1部 吹き出す矛盾1 経済危機と民意の迷路 日米欧、広がる政治不信」(八段囲み記事)連載がはじまった。関連して5面に「識者の意見1 防衛大学校長五百旗頭真氏」「戦う政治 見失った日本」八段記事。

 南米のチリの鉱山落盤事故からの救出が終わり、各紙とも紙面は一新している。

■採花日表示産地の紹介 → 大田花き

 ブランドの価値 → 岐阜大福井先生十月十五日

■新年度から国内各地で、花の日持ち保証販売実証試験(政府)が行われ、その検討会が、受託社のMPSジャパン主催で10月21日午後に都内市ヶ谷で開催されます。花き研究所の市村一雄先生が座長で、私が副座長を務めています。先日、MPSの松島義幸さんから連絡がありましたので上京し、参加します。

 また、私たち環境負荷低減プログラムMPS参加生産者は11月12日に都内でMPS参加者主催による第10回セミナーを開催します。どなたでも事前申込により参加できます。→ 詳細はMPSジャパンへ 

■球根協会ニュースレターによれば、10月22日、23日はFAJでトレードフェア。10月28日~30日のIFEXにも出展されるようです。

■今日は19日の総会資料等の作成をしていました。

 カネコ徳弘氏にはかすみ草早生メレンゲ栽培特性を依頼しました。来年6月の出荷品種です。

 スミカ永島氏には新種かすみ草の動向を依頼しました。スライド等で説明が行われます。フォレスト(7~9月)・ベールスター(7~10月)を推奨品種として昭和花き研究会では2011年に推進します。

 総括として金山普及所長谷川浩氏にも2010年気象推移、高温障害等についてお願いしました。

 来年、2011年は、春の除雪し無加温促成栽培では越境して他町村の低標高暖地での栽培が無くなります。すべて村内の集落近傍での圃場での栽培となるため、6月期の出荷が課題となっています。これまで会津坂下・高田・柳津・三島等に借地しての促成栽培を行っていましたが、今年ですべてそれが終了しました。

 越冬株がネズミ食害等もあることから、冬前堀上げ春ポット上げ生育定植も検討されます。

■10月20日午後、都内・大田市場内でドイツ・セレクタ社と2010年の試作結果(かすみ草 銀河・セレブレイション)の検討会と2011年の方向について協議します。通訳は海下展也さんをお願いしています。この2種の試作結果は良好であり、19日の昭和花き研究会総会後の種苗検討会でも菅家から説明します。

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2010年10月15日 (金曜日)

ゴンボッパが気になる日々

■5月末、あるいは6月に採取するゴンポッパ(ヤマゴボウの新展開緑葉・オヤマホクチ)。ゴンポッパツミ(摘み)、カマスに入れ山野から持ち帰り、乾燥し冬のモチに添加する。すると凍みても割れない、という。冬山の厳冬狩猟にかかせない食糧になっていた。

写真は栽培のゴボウ(葉)。

手柴(てしば)、の「て」。

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地下茎利用2種。左は山芋、と推定。中央は牛蒡。右はネギ。プロペラは風により音を地下に振動させネズミ除け。ネギもネズミ除け。地下茎を守るための工夫。山芋は手柴。(小中津川で撮影)

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からむし虫害(2番苧)。右から中央まで葉を食す。小中津川。

ギターの設計

コミックモーニング(週刊)では「僕はビートルズ」連載中。デビューし、日本でレコード発売しそれを英国リバプールのキャバーンクラブに届けるという事態に。単行本2巻が近刊。

また、新書で日本のエレキギター製造にかかわった著作が発刊されていた(9月刊)。

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クサムシの越冬

■大岐でクサムシと呼ぶは2種あり、緑色と茶色。茶色のクサムシは家の軒先や室内のすき間に侵入をはじめ越冬の準備にはいっている。カメムシ。

■村内各地では10月10日頃にジュウネン(えごま)の刈り取り、立てて乾燥が一斉に行われた。稲刈りは半分ほど終わっているが、ぬかりたんぼで作業はたいへんのようだ。

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ジュウネンと右奥は稲穂(ネリ・稲架)。佐倉地区。

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ワラ(稲藁)の確保

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土蔵の軒端(のきば、のきした)は秋に畑作物の乾燥場として、大活躍する。ジュウネン、豆類、キビ、アワ類と薪(まき)。たてかける、積む、下げるという技法がわかる。昭和村両原

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↑リコー CX3で撮影。↓ソニーサイバーショット併用。

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↑越冬に、クサムシが建屋に入ってくる。暑い夏の降雪は早いと思われる。

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家の母屋西壁、地上高170cmに蝶類のサナギがある。今年の積雪深と連動していると思われる。

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土蔵土台に昔からあるシュウメイギク(八重種)。大岐では「ムカシボタン」とよぶ。

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くんたん、作り

■2010年10月15日(金)曇り。雨予想。

 午後2時より、野尻中向の雪室集荷所にて打ち合わせ会有り、行く予定。昨日より大阪から住化(すみか)農業資材(株)の永島氏が来県中。今朝はやく雪室に行くという。

 10月14日(木)午前、通院。

■10月14日(木)は朝7時からもみ殻を蒸し焼きにしてクンタン製造を開始。来春のかすみ草を育てるポット用土(クンタン・山土・広葉樹腐葉土を3:3:3で混ぜる)にするのと、本畑定植時の植え穴に施用する。

 2基で製造。1日2回転。

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2010年10月13日 (水曜日)

アムステルダム・ホルティフェア速報

■オランダで10月12日から開催されているホルティフェア。今年はオランダ花市場が11月に時期を変えて市場主催の展示会(アールスメールマーケット)を開催するため、ホルティフェア自体への出展・集客に変化が出ている。日本からはJELFA(エルフバケット)視察団や大田花きがホルティフェアに行っており、来週月曜の磯村社長のコラム等でオランダの展示会の様子が報告されるのではないか?と思います。

 → オランダ情報誌(写真掲載)

 → かえるの国の花便り

 → VOC

■過日、「日本花き園芸産業史・20世紀」刊行会から10月5日付けで原稿依頼があった。内容はカスミソウ産地形成について、コラム編に1000字。

 JELFAの谷口勇会長が刊行会幹事長を務めている。

 来年5月刊行予定。

課外授業後

■10月10日8時35分からNHKテレビで放映された前野博紀氏の課外授業、ふるさとを生ける、→その後

■北海道札幌市 フラワーネットワーク → うすい社長

■北海道札幌市 フルーロン花佳 → うすきさん

■岐阜大学福井先生、インドネシアの花の輸出診断とケニア・エチオピア比較 → 福井先生10月8日

 よい品質のバラとは、顧客に合った品質 → 福井先生9月

自ら作ったものしか販売できない

■2010年10月13日(水)

■昨年の12月に同じ会津地域である福島県喜多方市山都町で雑誌会津学研究会の読者会があり、そこで「食工房」のご主人とはじめてお会いしました。ブログ「食工房のパンだより 飯豊の空の下から」はインターネットで拝読していました。

 去る10月10日(日)に会津若松市内で開催されたアグリ・カフェに「食工房」は出店されていました。その後に更新されたブログに「つくって・なんぼ」という記事があります。

 自分の手で作ったモノ以上の売上は無い。→「飯豊の空の下から」(10月11日)

■10月1日に奥会津の福島県大沼郡昭和村大芦に開店した大芦家の店主・佐藤孝雄氏も、火曜定休外は朝4時から蕎麦を打つ。3月まで務めていた職場とは全く異なる環境で日々修行のようです。彼は二十数年間ミニコミ誌『じねんと』を編集発行しています。『じねんと』とは母語で「ゆっくり、着実に」という意味です。 →大芦家  →大芦家ツイッター

2010年10月12日 (火曜日)

量販店の花

■10月15日にJFMA小川孔輔先生が講演される。→小川先生

ハウス解体終了へ

■2010年10月12日(火)曇り、小雨

 午後で、かすみ草のハウス解体作業がひととおり終了した。通常より1ヶ月早く作業を終えることができた。出荷も8日に終了している。高温推移の夏秋で1ヶ月前進開花で、後片付けも早く終了した。今後は土を育てるための環境からの植物採集(ススキ、ヨシ、落ち葉)。

 気温推移を見て、掘り取り貯蔵用の根株を集めたり、その前段階の株残渣整理作業や、ビニルマルチ除去、通路マット除去作業がある。

■10月13日午前は分荷(15日販売分)。午後は定期監査。今後は会務を中心としたフィールドワーク(店頭・卸)。

■朝、岩下(下)の2棟解体。午前は角畑5棟と川流1棟。午後は家向1棟を解体。その後、ブナ緑葉の採取

 ハウス解体は吹雪のなかで行ってやっと終了、というのが平年の我が家のあり方であった。

 圃場(畑・転作田)の地上部の鉄製ハウスを解体すると、地上部構造体はなにひとつなくなり、もとの野になり、土地を数百年借りて使っている原初に気持ちが戻る。私有地だけれど時間で大地(地球)から借用している。

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大岐の6~10月、気温推移(データロガーおんどとりで記録)

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今朝6時。岩下圃場より東方、博士山を望む

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岩下圃場より北方山塊、志津倉山。

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岩山(岩下山)

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朝露(結露)で軍手は濡れる。今朝は10度と暖かい。

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大岐集落。後方は場良山barayama。その左方後方に志津倉山がある。

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午後より降雨の予報

■2010年10月12日(火)

 午後より降雨予報。今日は早朝より野外作業を進めます。10月上旬に花の収穫が完了してから朝仕事はせずに8時30分からの作業でした。今日は明るくなれば畑に行きます(5時45分頃)。

  午後は、父親の通院。

 明日(13日)は定期・外部監査(会津若松)。

■オランダの球根協会日本支部のニュースレターのバックナンバーを見ていると、最新号にサンドラ・クーニング氏の2011年のトレンド提案がありました。オランダの花市場フローラホランドのセミナー(6月30日開催)。

 2011年は4つのW。

 Water  水

  Wark 仕事

  Wild 自然

  Warm 暖かさ

 テーマとなる色は、ブルー・グリーン・パステルカラー

 →オランダ球根協会日本ニュースレター

 ※球根協会は日本の幕張メッセでのIFEX(10月28日~30日)にも出展されます。資料配付されるとおもいます。

■10月6日より14日までJELFAは欧州視察を行っており、アムステルダムで開催されるホルティフェアに参加されます。多くの日本人が訪問されるようです。本年はアールスメールマーケット(フローラホランド市場主催は別日程で分離開催)。

 ホルティフェアは10月12日~15日に開催されます。

■10月、11月は世界中で展示会(見本市)が開催されます。12月にはエコプロダクツ展もあります。

 社会の変化と、変化しない部分を見極めるために展示会視察は有効です。いま抱える課題を解決するために、いま行うこと、来年行うこと、5年後まで行うことに分けて考えて展示会のブース(出展枠)を見ます。そして、たいせつなことは全体像と、そのブースの配置にあります。それは小売業の店内配置と同じです。展示会にも、MDがあります。考えるために展示会を歩くのですが、やはり社会と自らの属するコミュニティのビジョンを社会にどのぐらい「すりよせ」ればよいのかを(あるいはどのぐらい離せばよいのか)考えるために存在します。少し先の未来の提案を含むため、現実の実店舗の店内との差を確認できます。

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2010年10月11日 (月曜日)

ハウス解体続く

■2010年10月11日(月)曇り。風有り。

 かすみ草のパイプハウス解体が続く。積雪前に行う大切な仕事で、すでに大岐ohmata集落の南方の扇状地高畠takabatake地区は我が家のハウスがあるだけで、この連休で、みな解体を終えている。

 今日は、大田(上)2棟、(下)6棟を解体し、高畠大畑ohhatakeの1棟解体、角畑kakubatakeの2棟の解体に取りかかったところ。妻部、肩部のジョイントをはずし、肩アーチパイプを片方抜き、天のジョイントパイプを外し、残った片側肩を土より抜く。

 大田ohta圃場では終日、奈良布narabu土手のヤブ(広葉樹灌木)内でモズが鳴いていた。虫の鳴き声も少なくなり、蝶も時折飛ぶぐらい。トンボ類は少ないものの飛翔している。降霜が近い。

 高畠から東方に望む博士山hakaseyama西尾根は標高1000mより上のブナは黄褐色から茶褐色に変化し、それ以下の標高は黄褐色に。コナラ類はまだ緑の葉を持つ。トチノキ、ホウノキ類の大葉系統はすでに落葉。

 境の沢sakensa圃場、岩下yuwazita(上)のハウス解体は終了。岩下(下)の2棟、高畠の角畑・川流kahnagare畑・家向iemukai・沢口sahguchiのハウス解体を今後行う。10月25日以降、落葉がはじまれば「きのはさらい」をする。

 来年除雪融雪し定植する圃場は4棟施肥・マルチを終了。品種は早生種メレンゲ1000株を予定。春の低温でも、適正草丈が取れて、きちんと6月中に開花するのはこの種しか現在は無い。10月末に早期苗分は種苗注文をする必要がある。19日の総会でも議論する。

■10月11日(月)のかすみ草販売結果は箱単価が1万円。和歌山産、熊本産が出そろい安定価格帯での推移へ。昭和花き研究会は10月15日(金)、18日(月)、22日(金)と少量出荷を継続する。11月上旬まで継続。

 10月19日(火)は52名の参加で確定し、総会・懇談会を開催する。

■10月20日(午後大田花き)、21日(MPS鮮度保証プロジェクト)は東京出張予定。

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↑ブナの黄葉は褐変(1000m-1482m) 博士山

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低温ロゼット化したかすみ草。芽として伸びることはない。

 → ロゼット化

2010年10月10日 (日曜日)

マイケル・サンデル

■偶然、18時よりNHK教育テレビを見ている。

ハーバード大 白熱教室

 どうしてわざわざ考え続けるのか?合意、結論が出せなかった。哲学は、避けられない。その問いに対する答えに生きている。哲学は世界を変えることができる。

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ちいさな農

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→ 住む

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きゅうり

■会津若松市。10月10日。

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2010年10月 9日 (土曜日)

コガヤ(カリヤス)の重要性

■今日は一日秋雨のため、室内でデスクワークで課題に向き合った。からむし工芸博物館(昭和村教育委員会)へ以下の文を寄稿した。

カラムシ栽培におけるコガヤ(カリヤス)の重要性


                                                     菅家博昭

 

 ボーガヤ(植物和名ススキ)とコガヤ(植物和名カリヤス)。形状は似ているが、異なる植物として認識され福島県奥会津の昭和村では古くからそれぞれに暮らしのなかにおいて利用されてきた。
 イネ科のススキ属Miscanthus Anderssonには3種類ある。ススキMiscanthus sinensis Andersson、オギMiscanthus sacchariflorus、カリヤスMiscanthus tinctorius。いずれも昭和村で現在も生育が確認されている。
 特にカリヤスは岐阜県富山県を中心とする中部山地に分布は濃く、東北地方南部までが分布域である。ススキに比べ桿が細く刈りやすく、合掌作りの屋根に、ススキ(大萱)とともにカリヤス(小萱)も使われる。その理由はススキよりも2倍程度長持ちする、という。富山県五箇荘ではカリヤスが屋根材に使われているが、近年身近なススキから、かつての屋根材カリヤスを要望する事例が茅葺き保存家屋の改修時に、出て来ている(※1)。

 カリヤスは、昭和村ではコガヤと呼ばれている。ススキはボーガヤである。ボーガヤは棒茅の意だと思われ昭和村域では使用されているが大茅と呼ぶ地域も隣接の柳津町冑中等にはある。中部山岳地域も大茅・小茅と呼んでいる。異なる植物として、明確に分けている。
  昭和村で「カヤバ(カヤカリバ)」とは、共有利用を前提として採取制限(禁止)を持ち、春の山焼きが行われ、秋彼岸以降に、やまのくちあけ(山の口、鎌揃え)で開放・採取開始する、コガヤ(カリヤス)を刈る半自然草地のことである。これらは第2次大戦前後まで昭和村内の全域(各集落)で、行われていた。集落を取り囲む山塊のなかに複数設置されている。
 カヤバの春の山焼きは、残雪が尾根筋に残る時期に前年の草類が乾燥して燃えやすい時期に、斜面下方から火を点火し、そのままに放置するもので「くっつげはなし」(松山 ※2)とよばれていた。火は消さず自然鎮火を待つため数日から1週間も燃え、時に尾根を越えて隣村の山まで焼けたことがある、という(大芦)。
 コガヤを刈る時期は旧暦の秋彼岸後で、水田での稲刈り等との関係で採取(刈り取り)時期が集落毎に決められていた。すでに立ち枯れし乾燥が進んでいることもあるが、3把(は、束)で立てさらに3把重ねての6把立が多く、それで乾燥させる。カヤマキ、カヤボッチはタテ(立)で数える。乾燥後、それを集落に運搬した。
 晩秋、集落のなかの家屋(母屋)外壁にはコガヤを2段、3段に巻き、フユガキ(冬囲い・雪囲い)とした。春先に飼育動物(馬牛等)の餌が無くなると、このフユガキを外して与えることもあった。土蔵等にはボーガヤ(ススキ)をフユガキとして、これは外しながら木炭を入れるスゴを編んだ(大岐)。
 これまで現代語訳の筆耕が存在していたが、喜多方市立図書館蔵で、喜多方市教育委員会の協力でその原本がはじめて今回の「からむし畑」展の事前調査で確認された。安政五年(1858)に松山村(現在の昭和村大字松山)の佐々木志摩之助が書いた「青苧仕法書上」という近世江戸時代のカラムシ栽培の手引き書で、ほぼ現在に伝わる内容と同じであることを証左している。特に秋にカヤを刈り、家の冬囲いとし来春そのカヤでカラムシ(青苧)を焼くということも明記されている。
 フユガキのコガヤは、カラムシ畑に運ばれ、焼き草として畑に散らし(掛けて)焼かれる。焼畑のときの、コガヤの火力がカラムシの芽を揃える、品質確保のためには必要なものであったようだ。コガヤでなければならない理由の今後の聞き取り調査が待たれる。カラムシ畑を焼くには、ボーガヤだと火力が強い、あるいは太くて燃えないなどの問題がある(小中津川)。
 2010年9月17日(金)雨の午前、昭和村小中津川の柳沢で、本名初好さん(昭和13年生)が茅刈りをしていたので、話をうかがった。四畝歩のカラムシ畑を春に焼くためのカヤ(ススキ)の調達をしている。コガヤ(カリヤス)は少なくなり、ボーガヤ(ススキ)を刈っている。左手で三つかみで1束とし1把(いっぱ)。それを3把で立てて、上に3把を重ねる。1立(ひとたて)は6把(ろっぱ)立て。これを30立(たて)、昨年(2009年)秋に刈って乾燥させ、翌春(つまりこの春5月)に、焼草とした。茎が太いと燃えないから根本から50cmくらいは切り捨て、残った上部のみ使っているという。
 4畝(アール・a)のカラムシ焼に必要なカヤは、30立て。180把である、ということが明らかになった。本来はコガヤ(植物和名カリヤス)が良いがいまは少ない。

 さて、カヤバの管理は、どのようにしたのか?といえば、「秋にコガヤを刈るときに手入れした」といい、その内容は「生えてきた樹木を根本から切り、不要な草類も刈り、そこに置いた」という管理であった(大岐)。
 「コガヤはカヤバの周囲の樹木が育ち日陰になると消え」「ボーガヤに負けて株が無くなる」という。「肥えた土地にはボーガヤが育ち、やせた硬い土のところにはコガヤが育つ」といい「コガヤのカヤバにはシメジもよく出る」という(大岐)。カヤバは春の山菜であるワラビも多く出、また夏の盆にはボンバナと称するオミナエシ、ワレモコウ、キキョウなどの野の花が採取され仏前・墓前に手向けられた。
  昭和村における草の利用は馬の飼育のための秣(まぐさ)、いわゆる朝草刈り、冬の飼育飼料としてのカッタテ・カッポシ(乾燥草)を草のショウ(生)が抜ける前の秋彼岸前に刈る。そして屋根材のボーガヤ確保、フユガキとカラムシ焼き・屋根の補修のサシガヤとしてのコガヤの刈り取り、、、と目的に応じた草の確保、半自然草地の維持管理が行われていた。しかしその具体的な内実はしられていない。稲刈り後、稲束をネリ(稲架)で乾燥する。その際の最上段は「カサイネ(笠稲)」と呼び、湿気が最後まで抜けないため別に管理する。このカサイネをカラムシ畑のほとりに運ぶ(カサワラ)。カラムシ焼き畑後に散らすしきわらとして湿気具合、風で飛ばないなど使いやすいのだ、という(大岐、大芦)。
 昭和村におけるカラムシ栽培・青苧生産については、それを支える広大なカヤバ(カリヤス草地)の存在。植物、特に多用な草ヒロロ(ミヤマカンスゲ)や蔓のマタタビ、モワダ(シナ)等樹皮を維持管理し、それを生活の中で活用してきた。その基層文化、生活技術、自然認識のうえに、カラムシ栽培・生産が形成されている。カラムシ単独では持続はあり得ず、その全体像を明らかにすることと、カラムシにつながる生活技術を復権するひとつの試みとして、たとえば遊休農地等にコガヤ(カリヤス)を生産する小茅畑の復活が待たれる。
 また近年、減農薬農業を政府が推進しているが、そのなかの技術にバンカープランツがある。目的とする植物(野菜等)の園地をトウモロコシ等の背の高い植物等で帯状に周囲を取り囲む。このことで囲う植物帯で侵入する昆虫等を遮蔽し、あるいは遮蔽帯に小さな生態系を作り、この囲い植物帯から園地に益虫を供給する、という農法。これはかつて昭和村域でアサとカラムシの栽培が行われていた時代の、カラムシ畑をアサで囲む技法に似ている。風除けとしてのアサの利用であるが、昆虫への対応など、このような伝統技術の現代的解明も今後必要になっている。「ウセクチ」のカラムシ畑にアサを蒔く、という連作障害回避技術解明も含めて、現在の「からむし畑」の技術解明課題は多い。カラムシ生産など伝統農法が内包している哲学的認識、伝統農法技術の科学的解明は、第三世界の支援に援用されるだけでなく、日本の山間地域の基層文化の再生を通し次世代の成熟のために必要となってくると思われる。(かんけひろあき 昭和村大岐在住、会津学研究会代表)
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(※1)2010年10月7日、大芦家で開催された会津学研究会主催「コガヤに学ぶ」で報告した柏春菜さん「地域毎の半自然草地維持の仕組みとそのバックグラウンドについて」(岐阜県立森林文化アカデミー森と木のクリエーター科里山研究会)による。
(※2) 『福島県立博物館紀要』第20号(2006年)に、鈴木克彦さんが「昭和村松山物語~2005年の聞書から」を報告している。このなかで「くっつげ放(はな)し」(87ページ)、「カッチギ(刈敷)」「カッポシ(刈り干し)」(92ページ)についての記載がある。カッチギについては雑木の枝を切り積み翌年使用する、とある。

花でふるさとを生ける(花匠 前野博紀)

■昭和花き研究会のかすみ草・染め色かすみ草を使用いただいている華道家・花匠・前野博紀さんがテレビ出演する。

 明日の朝テレビ。10月10日(日)NHK総合8時35分課外授業ようこそ先輩、「花でふるさいとを生けよう」福井県若狭 小浜市宮川小学校に華道家前野博紀さんが出演。

 → NHK課外授業

近畿地方の放送は 【総合】 日曜 午前10時25分~
九州沖縄の放送は 【教育】 土曜 午後1時30分~  です。

 11月4日から8日、東京渋谷神宮前「花といのちの芸術祭」も計画中。

 → 中央花卉

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■ 2007年10月2日、来村時、大岐地域圃場、大岐センターにて。

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少年教室10/23

■2010年10月9日(土)雨に

 依頼があり10月23日(土)10〜12時、昭和村公民館主催「少年教室 村内探検 昭和村の文化財を歩こう(下中津川編)」の案内をすることになった。内容は役場前集合で地区内を歩き最後にお寺で座禅体験。

 昨日の福島民友新聞には、産業廃棄物590トンを磐梯町域に不法投棄したため、福島地検に9月に起訴され、滝谷建設・マルト建設・海老名建設は政府(東北地方整備局)から一か月間の指名停止に。滝谷建設は、2003年に一度倒産している。朝日新聞(有料検索)9月13日、16日にも記事掲載。→10月7日 国土交通省 記者発表

 →小名浜漁協破産

 →米価下落

 10月9〜11日→大内宿混雑予想 3時間待ち(7〜12km)

■昨日来村された→ ちばっち農園(喜多方市)

 → 高尾嶺農園  →立川さん    →渥美半島アルタイル開花  →大分県はんだこうげん →北海道井野農園

■10月11日(月)の、昭和花き研究会 かすみ草販売数195箱

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■昨日の役員会で、9月末までのかすみ草品種別販売実績と栽培難易度、品種加工適応度(染め)、60cm発生率、顧客要望度等と産地としてのビジョンを総合して、2011年は品種を絞り込むことになった。品種選定は気候変動に対応し継続納品を可能とする平準化出荷(需要期にはきちんと出荷納品)技術・計画が不随する。経営上は採花ロスを無くすることで80cm・60cm同時採花できる品種で、育成管理本数は減数し苗代金を抑制。つまり伸びる品種、気候変動リスクに対応できる中生種。早生・晩生はそれぞれに高温・低温で出荷時期が適応しない。25度Cでの花持ち試験では2週間持つ品種。

 フォレスト(森が育てたかすみ草でプロモーションをすすめる。10月咲きは低温ロゼットで難があり7〜9月期、80cm・60cm同時対応型。中晩生)

 ベールスター(中生種で10月期も良い。2010年は高温障害による団子花が発生しており栽培技法は、考慮する。ベール系では早生系ではないため、10cmほど多く伸びる。1本パック加工に向いている)。

 アルタイル(早生、顧客、一部卸市場から品種指定受注がある。栽培は難があり、必要時期に開花する技術が難しい。短茎、株当たり立ち上がり本数も少ない。2度摘心栽培)。

 新品種試作の結果はセレクタ社のパール・セレブレイション(60cm確保可能)、銀河(80cmのみ、60cmは採れない)を採用。現在国内に出回っている品種のなかでは、かつてキリンのファンタイムに似て枝がしなやかで折れない。出荷容器での枝折れロスが全く無い。ハンドリングの点で優位。取扱で似た印象はしなやかさで、雪系、ホワイトフェアリー、ポラリス。全体印象はアルタイル・ベール系。大田花きのみの出荷。来日する関係者と、10月20日午後に大田花きにて実績検討会が開催され菅家も出席する。通訳は海下展也さん。

 個人の圃場立地条件にあわせ品種は自由に選択できるが、フォレスト・ベールスター・アルタイルを昭和花き研究会の推奨品種として10月19日の昭和花き研究会総会に提案する。

2010年10月 8日 (金曜日)

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コガヤ復活プロジェクト kariyasu-KOGAYA研究会

■10月8日(金)晴天。

 母が言うには、今年でいちばん暑い最後の日。原木から雑キノコが出て(モタシ、オリメキ)その処理で一日かかった。

 午前中は岩下(上)圃場のパイプハウス解体が終了し、ビニルマルチも除去し耕耘できる状態になっている。家向の2棟にビニルマルチかけし畑(来年春いちばんに定植する)作りがはじまっている。我が家は今日販売のかすみ草1箱が今季最終出荷。一般の会員はまだまだ出荷は続きます。

 午後2~3時、大岐にて(有)昭和花き研究会の役員会が行われた。出荷容器の次年度対応等を相談し、品種の絞り込みと来年の「森が育てたかすみ草(フォレスト)」の取り組みも継続することが決まった。

 10月19日の総会で報告する。

■夕方、大芦家経由で喜多方市より千葉昌幸さんがバイクで来村された。リンドウ生産の近況をうかがいました。

■標準の植物和名で、カリヤスというススキのなかまは、当地では「コガヤ KOGAYA」という。ススキそのもの、は「ボーガヤ BOGAYA」。地域によってはオオガヤ(大茅)という。

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カリヤス kariyasu コガヤkogaya カラムシ(苧麻、青苧) 積雪

■2010年10月8日(金)

 本日は午後2時より、(有)昭和花き研究会の取締役会を大岐にて開催します。

■10月7日(木)は19時より大芦家にて、会津学研究会の小さな学習会が行われた。昨年10月に奥会津に調査された富山県生まれの柏春菜さんの「地域毎の半自然草地維持の仕組みとそのバックグラウンドについて」である。

 岐阜県立森林文化アカデミー森と木のクリエーター科里山研究会に所属し、今春春に卒業研究として発表した論文をもとに1時間、スライド映写(PPT)を使用して報告いただいた。富山県・岐阜県・長野県の4集落のカヤ(ススキとカリヤス)利用の聞き取りと植物相調査、当地昭和村大岐を加えた草の利用の考察が行われた。

 昭和村での事例として、カラムシ生産を支える伝統的な基層技術として春のカラムシ焼き(焼畑)には、必ずコガヤ(植物和名カリヤス)を使用している。しかし最近はボーガヤ(植物和名ススキ)が繁茂しそれしか入手できない状況にある。集落の農業が衰退し、真っ先に森林内に維持されてきた「カヤカリバ(カヤバ、茅場)」の共有地(コモンズ)が森林に戻ってきて、あるいは杉やカラマツの造林、集落開拓等により焼失している。一方、耕作地域が柳やススキが繁茂しいわゆる耕作放棄地が野に戻っている。

 コガヤの社会的役割を探ることと、今後のコガヤの復活を企図して今回の学習会は開催された。植物が支える社会、の構想の意味を考えた。

 → 千葉県一宮市から参加されたマツヤマさん

 → 村内からの参加者

 → 大芦家

 → 菅家博昭付板

■繊維植物を得るために畑に受け付けた宿根草のカラムシ(苧麻・青苧)の生産に、乾燥したコガヤ(カリヤス)が重要な意味を持っています。雪融け後の5月に出てくるカラムシの芽を揃えるために、畑にコガヤを散らして焼き、カラムシの発芽を揃え、ひいては均一な成長をうながすためには、細いコガヤが最適であることがわかっています。火入れといっても火力をどのように維持し、かつ均一に焼き、そして目的とする植物の品質を高めるか?というなかでコガヤを取得する草地(半自然草地)が、各集落ごとに、共有地(コモンズ)として近世江戸時代から維持されてきました。しかしコガヤ草地を維持する、という野へのはたらきかけの基層技術がなにひとつわかっていません。春の山焼き(つけっぱなし)、秋のやまのくちあけ(かまぞろえ)ぐらいでしょうか。今回の柏さんの報告を聞くと中部日本では夏に数度茅場(半自然草地)の他種植物の除去・掃除が行われています。その除去した草はまた別な用途に利用している、という姿がわかってきました。昭和村におけるカヤカリバ(茅場)は、屋根材のためのカヤ取得ではなく、冬囲いとして家屋を雪圧力から守り、その融雪後カラムシ畑に運ばれてカラムシの品質確保のために「焼畑」のために、使用されていました。

■10月23日に昭和村の隣村・南会津町舘岩地区水引で茅刈り体験会(ツアー)が行われます。 →山村再生塾

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昭和村大字小野川地域にあるコガヤ(カリヤス)の株立ち。幹(茎)に中空部は少なく硬く細い。穂は10以内という。

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左よりボーガヤ(ススキ)、中がコガヤ(カリヤス)。右は他種(大岐ではチガヤと呼ぶが標準の植物和名のチガヤとは異なる)

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大芦家にあった牧野植物図鑑より

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コガヤ(カリヤス)の穂。10穂以内がカリヤスの見分け方

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2010年10月 7日 (木曜日)

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■秋晴れの岩下の圃場でハウス解体作業。今夜のカヤ学習会のための素材調達(見本)のため、近くの野の植物鑑別を父上にお願いしてみた。

 ボーガヤ(ススキ)

 コガヤ(カリヤス)

 チガヤ

 昔は、春に山焼きやってたからコガヤが残ったが、いまはボーガヤにまけっちまって、コガヤは無くなった。この株は大株だったからボーガヤに負けねで残った。

 チガヤは細く短い。

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中央がコガヤ(カリヤス)の大株(↑) 奥はボーガヤ(ススキ)

↓左よりボーガヤ(ススキ)、コガヤ(カリヤス)、チガヤ(右)

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2010年10月6日午前、奥会津:柳津町滝谷川中流域点景

■稲刈り、ネリ(稲架)がけ。イナワラ。穂の無いイナワラを干す。ビニルの雨よけ。萱刈(かやかり)。カヤマキ(かやぼっち)の形状の違い。ボーガヤ(ススキ)、コガヤ(カリヤス)。集落外のコモンズに位置するカヤ類(ススキ、カリヤス)を、春から夏秋は採取禁止として人間の行動を抑制制限し、夏は草を保持し、なぜ降霜後秋遅くに、「山のクチアケ(鎌揃い)」として、一斉に、刈るのか?それは集落を維持し、雨水環境(災害)や野生動物の被害から集落を守る深い共通環境認識があると思われることに、最近気づいた。尾根に残雪がある村人総出(かんぜにんそく)による、春の山(野)焼き、つけっぱなしによるコモンズ茅場(カヤバ、萱場)の維持も、同じである。残雪が延焼を防ぐ。集落より離れた高みに位置する場所を選定している。

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↑スゲ。

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原稿提出

■2010年10月7日(木)

 本日は、晴れの予報。岩下圃場、大田圃場のフラワーネット・支柱の除去とハウス解体を進めます。

 18時頃から会津学研究会の学習会が村内大芦・大芦家で開催されます。19時より富山県生の柏さんのカヤ(ススキ、カリヤス類)の民俗事例(屋根材)の研究報告会を主催します。現在受講申込は8名。あと数名空きがあり当日参加可能です。無料。

■10月6日(水)は、8日(金)販売の分荷指示をして会津若松市内で開催される経営革新セミナーに参加しました。昭和花き研究会の月次監査をお願いしている会計事務所主催です。花職人AizuのO君も参加されていました。

 8日(金)販売のかすみ草は天候安定・晴天で咲き、また水曜休みとしたこともあり、出荷数は400箱となりました。

 朝、ツイッターにかかれた記事の件で、大田市場の仲卸・中央花きの中谷さんに電話して確認したのですが、和歌山産かすみ草の出荷が首都圏市場宛、はじまっています。中央花きの場合、和歌山県田辺市の紀南農協産かすみ草を冬春は扱うため、そことの連携日をどうするか?ということを協議しました。10月22日頃に移行することをとりあえず伝えました。昭和花き研究会としては取引先各社は9月24日に染め色かすみ草等の納品は終了しています。ただ中央花き店頭だけは当地からの最終出荷まで維持するようにしています。また東北の卸(仙花・福島)には11月上旬まで継続出荷をするため、首都圏卸への入荷量を見ながら、出荷先の絞り込み・移行をします。

■雑誌『農耕と園芸』編集部の新出康博さんから、大田花きの宍戸純さんの11月掲載予定書簡・原稿(花時放談)がF(転送)されてきたので、それに目を通して今朝未明から返事を書きました。お花の生産組織の社会変化への対応について10月号から書簡形式でやりとりしています。初稿として1700字分で新出さんにメール添付で返送しました。削って適正文字数で掲載されます。

■奥会津の三島町宮下にある奥会津書房に遠藤由美子編集長を訪ね、雑誌『会津学』6号の様子を聞きました。第3稿(3回目の編集部内校正)で、印刷製本は10月末になる、という見込みでした。11月21日(日)頃の午後、三島町西方の西隆寺にて、顧問の赤坂憲雄さんを招き出版した会津学6号を素材とした講座(ゼミナール)を開催すること等、話し合いました。当初、大芦家でと話をしてきましたが、積雪が予想されること、夜間開催だと参加者が減少する等、課題があるため、西方・西隆寺内、ということにして話を進めてもらうことにしました。奥会津書房の遠藤さんは西隆寺に住んでいます。

■夜、会津若松市内栄町の籠太(かごた)へ。店主鈴木真也さんの実弟が突然死し先週葬儀があり、様子をうかがいに行く。サンマ串を食して帰る。カウンターには関根勤が物まねする大滝秀治に似た風貌、語り口の老男性が「ノドグロの干物」焼きを注文し、アナゴの骨のせんべい、を頼んでいた。私はそれを注視していました。よく酒肴について知識がある方でした。気温15度で、白い木綿の肌着1枚で、というのはたいへんなものです。

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2010年10月 5日 (火曜日)

乾かして保存と、価値転換

■10月5日は岩下圃場のフラワーネット、支柱、ビニルマルチ除去。岩下上2棟ハウス解体。夕方、大岐にて金山普及所の長谷川浩先生と19日の昭和花き研究会総会時の品種選定の方向性等打ち合わせ。

■10月6日は税理士事務所主催のセミナーが会津若松市内であり、参加します。

■調味料としてのキノコは秋の天日で乾燥してうまみを熟成させ、冬の煮物・吸い物等に使用する。当初発生の少なかったマツタケも奥会津では大量発生し、10月になり価値ゼロに、買い上げる商品ではなくなりました。売れなくなっています。香りの黒い地物シシタケもでまわりはじめています。シシタケは多くが乾燥した中国産の輸入品です。

 親戚が採取した産物は、地域社会を構成する親戚・知人の網(ネットワーク)のなかで無償の贈与物(ギフト)として細かく分配(おすそわけ)して、再配分されます。共有の土地(コモンズ)から出る天与のものは売るモノではなく配るモノとして機能を持ちます。

■ → あたまにかすみ   → 

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裂いた地物マツタケ(20本)、シシタケ(大芦産)

日本の農村(里山の維持主体)

■最終商品を提供する6次産業に、政策転換 → FTA(EPA)と政府

■最終商品の生産・販売から、育てる楽しみの販売へ → 熊本県宮川洋蘭 

■昨夜(10月4日)昭和村下中津川の村公民館で、1ヶ月後の村民文化祭の実行委員会があり、なかよしバンド佐藤孝雄氏が出席、その連絡が今朝ありました。

昨夜、昭和村公民館で第48回昭和村民文化祭実行員会が開かれ出席しました。
事務局の説明によると下中津川の村公民館ホールで行われる芸能発表会は、11月3日(水)14:30~17:00です。また、出演時間は1団体20分以内です。
プログラムに掲載するため曲目票を提出しなればなりません。
ということで、なかよしバンドの曲目と曲順は次にようにしたいと
思いますがいかがでしょうか?
①キャベツ
②小さな村
③ふるさと5月
④たいせつなもの
⑤玉梨温泉ブルース
⑥一流でなくていいんじゃない
なお、10月22日夜には大芦家(昭和村大芦)にて、なかよしバンドの演奏会も行われます。結成30周年(11月3日)のリハーサルをかねた内容になります。自作曲を自演するグループです。

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テキスト(文字)とケンサク

■2010年10月5日(火)

 未明に、メールが来た。IFEX(10月29日)の専門セミナーの相方の松村氏より、当日の進行シナリオ。拝読して返事を出します。

 雨音はしていません。

 来年(2011年)の昭和花き研究会の取り組みのあり方を考える時期に来ています。来週、かすみ草販売会社の取締役会をして、来季の取り組みのあらすじを議論します。10月第4週に昭和花き研究会の総会で会員の意識を束ねるための今年の課題整理と2011年の方針を決めて、11月に品種選定と団体としての取り組み(森が育てたかすみ草、生産地の自然環境とどのように結ぶか、落ち葉フォレスト栽培、生産地の地域社会とのつながりを創造する店頭販促フェア、染め色かすみ草の取り組み、白いかすみ草の販促技法の開発、1本スリーブパック)を明確にして、参加会員の個人の取り組みに引き継げるようにデザインします。

■カスミソウは新聞等での表記時にこのように校正されます。基本は学術用語(園芸学)のシュッコンカスミソウ(宿根カスミソウ、あるいはシュクコンカスミソウ)から来ています。ただ一般的な表記(ブログや個人的な表記)は、「かすみ草」(かすみそう)が多いのがわかります。ニュース検索の場合は「カスミソウ」で、一般の人々のかすみ草への想いを探るときは「かすみ草」でケンサクします。

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2010年10月 4日 (月曜日)

会津野彩

■先日、会津若松公設市場まつりで会津野彩、という取り組みをしりました。→会津野彩

■10月10日には会津若松市神明通り、蒲生氏郷のゆかりの寺内(興徳寺)で、第3回・あいづ手作り市が開催されます。

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タイムライン(グーグル)

■グーグルのタイムライン検索 → 会津学研究会(2003年~2010年)

 → 昭和花き研究会(1984年~)

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雨に

■2010年10月4日(月)雨。

 午前11時ころから小雨、午後よりまとまった雨に。午前は雨合羽を着用せず、生暖かい風が吹いているので、雨にぬれてもTシャツ1枚でかすみ草パイプハウス解体を継続した。境の沢圃場の5棟、雪対策のための解体(例年実施)。午後はまだ屋根ビニルを被覆している3棟の室内のフラワーネットと支柱を取る作業。出荷するかすみ草は無いので、後片付け。

 午後、今週の7日夜のカヤ(ススキ類民俗利用)の学習会の会場の件で、自動車で柳沢峠・千石沢経由で大芦家を訪問。佐藤孝雄氏と懇談した。7日は18時30分開場なのだが、大芦家は17時閉店のため、18時頃から開店し、遠来客には予約して夕食(もち?そば?)を有料提供してもらうよう、お願いした。

 現在、カヤ学習会は、今朝のブログ掲載後、村内者で7名予約あり(5日午前8時時点)。ありがたいことです。

■サブリさん → 花の生産・流通・販売の課題

■今年最後のマムシかな?

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↑「狐の提灯」と大岐では呼ぶカラハナソウ(ホップ)の実。

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佐藤孝雄家に50年以上も前からあった手製の黒板を大芦家の玄関左に設置している。岩手県花巻の賢治のラスチジンキョウカイにある黒板「畑ニ居リマス」を思い出す。

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10月7日19時、大芦家 カヤ(ススキ・カリヤス)報告会

                                                            2010年10月4日

関係各位
                                                          会津学研究会 菅家博昭

  植物が支える暮らし~カヤ(ススキ・カリヤス類)の民俗利用について(報告会)

 前略
 下記日程にて報告会を開催します。参加下さい。
  昨年10月に奥会津で、カヤ(植物和名ススキ・カリヤス類)の民俗利用について調査された柏春菜さん(富山県内生まれ、岐阜森林文化アカデミー里山コース就学後今春卒、現在、新潟県内のNPO事務局勤務)をお迎えして、世界遺産富山県内五箇山合掌造りでのカヤ調査事例を含めたカヤの利用実態についてスライド上映とともに、1時間ほど、柏さんのお話を聞きます。その後1時間ほど参会者でカヤ利用について懇談します。
 特に、奥会津では、家の冬囲い(フユガキという)、からむし畑を春に焼くための焼き草、畑を囲む垣、しきわら等に利用しています。共有地での採取規制(やまのくち、かまぞろえ)。ススキ(ボーガヤ)とカリヤス(コガヤ)の違い、、、、、などを学びます。
 会場は10月1日に開店した大芦家です。入場無料です。参加下さい。
 なお資料等準備のため事務局の奥会津書房(遠藤由美子)か、菅家博昭まで10月6日午後5時までに、事前連絡申込をお願いします。会場の容量は、おおむね20名程度収容です。その場合、参加については申込先着順となります。(※10月5日8時現在7名申込

開催日時 2010年10月7日(木)午後7時~9時
開場・受付は午後6時30分より
場所 〒968-0214福島県大沼郡昭和村大字大芦 大山祇神社前 
   ファーマーズカフェ 大芦家(おおあしや)
   ※大芦家の駐車場は5~7台駐車できます。また付近の空き地に停めます。

参加申込先:会津学研究会事務局 奥会津書房(遠藤由美子)
      電話0241-52-3580
      ファクス0241-52-3581

             oab(at)topaz.ocn.ne.jp
      (at)を@におきかえてください。

昭和村大岐 現地事務局:菅家博昭 
      ファクス050-3588-0956
      kaken(at)cocoa.ocn.ne.jp
            カケン、です。(at)を@におきかえてください。

     ダイレクトメッセージ → 菅家博昭ツイッター

※年に1冊刊行している雑誌『会津学』6号(会津学研究会編・奥会津書房刊)は9月に入稿終了しており近日発売されます。大芦家(バックナンバー完備)、道の駅みしま、会津若松市内の主要書店等で販売いたします。また奥会津書房でも通信販売による頒布をしています。

  → 大芦家

 → 大芦家主人佐藤孝雄ツイッター

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■2009年10月のフィールドノートより

 → かさわら

 → かやかり

 → うまのものがや

 → おおだれ

 → こがやのおばかり・なえばかり

 → 2009年10月 地域の調べ方

■2010年10月の論

 → かやかりば・かやばの位置

 → 柳沢かやば

■からむし工芸博物館では「からむし畑」企画展開催中

 → からむし工芸博物館

藤色

■10月3日(日)会津若松市・市場まつり調査(会津野彩)。若松城大茶会。杏屋での長谷川雄一画伯展覧会(版画、三島町にアトリエ)。1枚の原版で多色刷りする。生まれた漆器屋に回帰している長谷川先生は、今年は麻紙に柿渋・墨・漆で描きそれを切り取りコラージュ。来場されていた三島町名入在住の半沢政人さんとも、歓談しました。10月10日まで

 原版掘り進め多色刷り技法(長谷川雄一)

 子午線工房長谷川雄一

■10月1日より国道400号夜間通行可能に。

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最終フェア終了

■かすみ草平成20年産35億円、21年産260ヘクタール・6150万本 → 農水省花の統計

■10月2日(土)白河市内の量販店にて開催しました染め色かすみ草フェアは無事終了いたしました。本年もありがとうございました。福島民報社白河支社中田卓志支社長が店頭取材に来店されました。

 開成生花林隆社長・近藤伸介君、あさかのフレッシュ五十嵐進統括部長・橋本利恵さん、YB加藤健一生花部バイヤー・小林久美子SV。五十嵐信一さん、住化農業資材永島裕さん、インパック渡辺・薗田さん。

 11月10日午後1時、郡山市内で今季の結果についてYB・あさかの・大田花き・開成生花等関係者で、検討会を行うことも決まりました。開成生花に出向していた近藤君は大田花きに帰還、たいへんお世話になりました。新規就農のため退社されたあさかのフレッシュの五十嵐信一さんにもたいへんお世話になりました。また着任された五十嵐進取締役統括部長ともYB白河店フェアでお会いしました。

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2010年10月 2日 (土曜日)

萱場(茅場、茅刈場)の位置

■2010年10月2日(土)今日は朝5時30分大岐発、3名の関係者を乗せて舟鼻峠、新甲子トンネルから白河市のメガステージ白河(YB)に行き、今季最終のかすみ草店頭販売。会津と白河の間が震源の天栄地震(震源地は震度5弱)はいまだ続いている。震度1~3の揺れが昭和村でも続く。

 昨夜は、カヤ(茅・萱)について考えていて隣町の金山史談会が平成9年度に発刊した『金山史談』第8号(平成10年3月刊、1998年)の渡邊良三先生の記述を眠くなるまでの間、布団のなかで、「江戸時代の家作普請の記録について」を読んだ。

■10月1日(金)晴れ。境の沢圃場(道下2,4,6号ハウス)のフラワーネットをはずし来年使うようにたたみ、ネットを支えていた鉄製パイプの支柱(直径φ18mm、長さ110cmほど、先端は尖る)を引き抜き、パイプ内にたまった水を出して、ハウス外の脇に来年使用しやすいように置いた。これから降る雪の重みで曲がるため、平らな地面を選んで横に寝せ、パイプ開口部から水が入らないよう、考慮して置く。その後、1棟(2号ハウス)のパイプハウスを解体した。φ22mmのハウス両端の妻部パイプを解体し、肩部のパイプ(長さ3間)を止めているジョイントをはずし、アーチ部脚もとハウス内部側に置く。その後、屋根を構成するアーチ部のパイプを引き抜き、最後に天(屋根)の中心をつないでいる直管をはずす。いずれも畑の地面に寝せるが、雪の重みで曲がらないよう置き方には考慮する。

 11時に、父母を乗せて喰丸トンネル(国道401号)から赤坂経由で小矢ノ原(日常雑器を焼いている三笑窯、赤玉土、きのこ園、昭和の森キャンプ場等がある)、大芦集落に。大芦集落の北端の赤田(田中)の佐藤孝雄氏が、鎮守前の中組地区の金子茂太郎(孝雄氏妻浩子さんの実家)敷地内に本日開店した「ファーマーズ・カフェ大芦家 ooashi-ya おおあしや」に行く。かけそば、を食し混み始めたので11時50分に店を出た。入店した時、カウンターには4名来客がおり、その一人は千葉県の九十九里、一の宮からかけつけた松山誠さんであった。帰路、大岐にまわられ午後2時ころまで。

 晴天で、村内ではコンバインという機械による稲刈りが進んでいる。しかし、まだネリ(稲架、はざ)にバインダーで刈り取った稲束を架けて自然乾燥する人も多い。

  → 大芦家(福島県昭和村大芦)

  → 佐藤孝雄氏ツイッター

■大芦家開店の朝、浩子さんは大芦集落に開店を告げるチラシを配布した、という。忙しい一日だったようだ。5時38分に本日開店しますという記事が自らのブログに掲載され、20時台にようやくツイッターで「満員御礼」の記事が投稿され、21時34分にブログに記事が投稿されている。

■大芦家に、私たちが入店してから、2巡目のお客様が入られ、その一人の方(Tさん、昭和13年生まれ)に、その方が暮らす昭和村内の集落の、かつてのカヤ場の話しを聞いた。

 茅場(カヤカリバと表現された)は2カ所有り、いずれも春に焼きコガヤ(小茅、標準植物和名カリヤス)を秋に採取した。ダイブツ(大仏山)のタカサグラと呼ぶ野は、やまのくちの鎌揃えがあった。入り口付近はボーガヤ(棒萱、標準植物和名ススキ)が生えていた。

 集落南方丘陵の松平から入ってカミヤマの方に行くところに集水枠のボックスコルゲートがある付近から、コエダ(越田)と呼ぶカヤカリバはおらい(我が家)など3人で利用しており、コガヤがおも(主)だった。オラ(私)、学校(小学校)でった頃にあさぎ(朝)暗いうちから母親と草刈りに行った。

 茅は家の冬囲いに使うから無くてはならない草だった。

 いま公社造林で杉などが植えられたり、一方は手柴のような木が生えた状態になってコガヤなど無くなっている。

■大芦家からの帰途の自動車中で、同席した我が父母(昭和7年、8年生まれ)は、我が大字小野川地区の茅場(かやば)について語っていた。

 岩山(岩下)の南上流側はユワノワキ(岩の脇)と呼び、そこは「カッチキ」を大字全部で刈った場所だった。やまのくちのかまぞろえで、小野川の一人の人が鎌を忘れた、というのでその人が家に戻って鎌を取ってくるまでみな一時間ほど待っていた、という話しが残っている。

 カッチキは江戸時代からの農業技術では、刈敷と表現されている。広葉樹の新梢・枝(萌えた枝)を刈り、生のまま水田等に入れる緑肥のことである。やまのくちとは採取制限の解禁日で、該当者全員が植物を刈る道具と方法、区域、一家あたり参加人数等が決められ、決められた時間で取得する。鎌揃え、という。

 小野川の茅場(カヤバ)は、上流の見沢の里沢、博士峠の水芭蕉の杜の付近(イテエド、板宿)、小野川集落対岸西手のオオヒラ、喰丸峠筋のチジッパラ(新編会津風土記野尻組小野川村の項に、辻原は秣場(まぐさば)と表記されている)。

 父・清一(せいいち)によれば「チジッパラは、かったて」や、、、という。刈立とは、冬に家の馬に食べされあるいは踏ませ堆肥とするための乾燥草。

■10月7日(木)の夜に、「植物が支えた社会~カヤ(茅・萱 カリヤス・ススキ類)の利用」について、20代の研究者の柏春菜さん(富山県出身)を迎え、会合を持つ予定でいます。場所は未定です(19時より21時、大芦家で、と考えています。参加費無料。主催会津学研究会菅家博昭)。

■ススキはカヤと呼ばれ屋根材(萱)、馬の食草、堆肥などに使用されました。焼いた炭を入れる容器「スゴ」編みの材にもなりました。一部では、たとえば小野川では、カヤは森林内に人為的に植えられ、カヤばたけ(萱畑)としている場合や、畑と森林の境界を萱畑として維持し、採草しています(昭和村の隣、南郷村ではコサバ(故塞場)と呼ぶバッファー(緩衝地帯)を維持している。

 ススキは昭和村ではボーガヤ(棒萱)とよんでいます。またカラムシの焼き草などに使うコガヤ(小茅)は異なる植物でカリヤス類をさし、それは特別な管理をしていたと思われます。集落による共同利用で、春の山焼きでカヤバを維持し、秋にやまのくち(採取規制・制限)で採取する、事例が多く聞かれます。秋に刈り取り、立てて乾燥させ、冬前から春先にソリ等で集落内に運搬し、建屋の冬囲いに使い、それを馬小屋内に、あるいは肥料としたものは畑に、春先のカラムシ畑(苧麻、青苧、青麻)の焼畑の焼き草としています。ボーガヤで畑の垣を結い、コガヤとボーガヤ分けて、うまく暮らしのなかで利用しています。

 集落の共有地のカヤバ、春の山焼きは、広葉樹林の尾根部に雪が残っている時期に、雪融けして乾燥したカヤバ(野)枯れ草を焼くのですが、集落総出による「くっつけぱなし」という放任焼き方で、斜面の下の草に火を付け、そのままにする、という山焼き技法です。しかし地形や時期を選び、尾根に雪があるため、尾根を越して火が燃え広がらないようになります。が、しかし時に燃えてしまうことがあったようです。数日間から1週間ほど燃えていた、といいます。

 通常みられるススキ、ボーガヤは家の屋根材として重要で、かや(萱)。どこでも手に入る、という印象があります。そしてカラムシの畑に掛ける焼き草として重要なカリヤスはコガヤ(小茅)として、貴重で人々の手入れ(春の山焼き・くっつけぱなし)により共同利用・管理されているようです。いまコガヤは無くなった、と誰もがいいます。太く長く硬いボーガヤはカラムシ焼き草とは不向きで、小中津川の本名初好さんは「コガヤは無いため、ボーガヤを刈って、しかし硬くて燃えないから茎もと50cmくらいを切って、うら(先端部)のほうを焼き草として使う」と語っています。またいくつか話しを複数の人に聞いてみると「乾燥したボーガヤは火力が強すぎてカラムシの根まで焼いてしまうから、細いコガヤの焼き具合が最初に出た太い芽だけを焼くのに効率的だった」ともいいます。

 カラムシ畑に使う焼き草としての植物はカリヤス(コガヤ)が最適であり、それは均一に焼く、という効能を生む素材である、ということがわかります。

■屋根材としてのススキ類はどのぐらい必要であったのか?『金山史談』に近世江戸時代の奥会津の家普請の記録がありそれを紹介します。

 現在の昭和村に北接する金山町。沼沢集落で、江戸時代に家を建てた記録が残っている。医師を務めた五ノ井家文書を渡邊良三先生が紹介している。

 安政三年(1856)に行われた家作普請の記録を読むと、この家は、新築後の12年目の慶応四年五月には、越後長岡落城で会津に逃れる槙野備前守一行の本陣となっている。またその二ヶ月前(閏四月がある年)、会越国境の六十里峠守備に向かう沼沢出雲隊の本陣にも当てられた家である。現存して家に使われている、という。

 現在、金山町中川のこぶし館北隣にある保存家屋・旧五十島家(現在屋根の修復作業中)と同じような規模(九間に五間)のようで、沼沢集落六十二戸のなかでこの規模の大きな家は名主家と医師の五ノ井家だけである、としている。

 安政二年七月より柱木切りがはじまる。元山は当所(沼沢)の久兵衛、大工は越後国間瀬の栄六棟梁ら越後大工六名。のべ百九人役で柱削りたて、のみ掘り、つく木を出し切る。

 同年九月二十六日(太陽暦では11月6日に該当)、萱刈。20名(集落内の人と思われる、代理として3名参加しており、結い)。2200ほど刈り、23に立てる。うち5はおおなで(大きな雪崩)にあう。

 翌年四月九日より「萱根切り」が二十三日まで。渡邊良三先生は屋根葺き準備と見ている。十七日より二十四日まで、四人屋根葺き。

 この家普請のなかで「甲州芋」というのがあり、これは馬鈴薯(じゃがいも)で、奥会津に導入されたのは天保八年(1837)五月、幕府代官平岡文治郎が赴任してのことである。平岡代官は御蔵入全村(現在の南会津郡・大沼郡等)をまわり、実情を把握したうえで、端境期の食糧として甲州芋の栽培を勧めた。この家普請の時期はそれから二十年になるころで、定着したため芋を賄い(野菜)に使っている。

 馬鈴薯のほか、水田畦(あぜ)への大豆(くろまめ)を植えることも奨励している。文政十三年(1830)十二月十日に天保と改元。この天保元年と三年が不作、四年はさらに凶作、以後九年まで慢性的な凶作が続いた。低温と多雨が原因であった。

 昭和村喰丸に「大嶋氏」の石碑は、このころの凶作の年貢軽減に田島代官所の平岡文治郎の手下・大嶋利三次が果たした役割に感謝し、大嶋が江戸で天保十五年(1844)に亡くなったあとの十三年後、安政三年(1856)に供養のため頌徳碑として建てたものである。

 安政三年(1856)に、喰丸の大嶋氏頌徳碑が建ち、沼沢村の五ノ井家が新築されている。

■『福島県立博物館紀要』第20号(2006)に、鈴木克彦さんが「昭和村松山物語~2005年の聞書から」を報告している。このなかで「くっつげ放(はな)し」(87ページ)、「カッチギ(刈敷)」「カッポシ(刈り干し)」(92ページ)についての記載がある。カッチギについては雑木の枝を切り積み翌年使用する、とある。

(本文は10月2日未明、午前2時よりオンラインで、昨日の出来事から書き始め、更新を重ね、3時58分に跋。未校正のまま公表。一息でメモ無く、頭にある内容のものを書ける分量はこれぐらいの量で、約2時間かかる。4562文字。400字詰め原稿用紙で10枚。通常は100枚書くようにしている。それを削っていく)

 

 

2010年10月1日、大芦家開店の日

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大芦家店主の佐藤孝雄氏は、同級生に贈られたという開店記念、カラムシ織り(ひらよこ)コースター。

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窓際には赤いコスモスを小矢ノ原三笑窯製の焼き締め花瓶にさしてあった。

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出たばかりの地物マイタケが入っていた。ナメコの付け出し。

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会津学1~5号完備。子ども聞き書き、イザベラバード、なかよしバンドCD。

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あるくみるきく、は、伊藤カメラマン(からむしと麻、撮影で来村)が名付け親と、書いている。

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オミナエシ、出荷が終了したら、注文が来た。

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サンボタケの味噌漬け(エゾハリタケ、ヌケオチ)

 → 高畠町きのこや

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