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KANKE/リンク

2006欧州視察

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    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

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    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

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    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

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  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

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    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2010年1月

  • 20100131dsc00811
    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

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    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

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    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

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2011年7月31日 (日曜日)

邑の閉じ方

■2011年7月31日(日)晴れ。

 7月27日から降り続いた雨は28日午後に、当地でも洪水を引き起こした。29日は下流域の新潟県内に浸水は広がった。

 圃場は冠水(浸水)し、陸上植物の根が長時間酸欠状態となると枯死する。それにより活性が失われ、また雨続きで低温低日照が、急に高温・多日照になり水分均衡が失われる。また水により遊走子が「ガソリンが水たまりに虹を作って油膜で広がるように」土壌病害が広がる(立ち枯れ病)。

■7月上旬、H集落を訪ねた。先年、鎮守の山の神様のお堂を解体した。それを指揮した方は春遅く亡くなって、家は空き家になっている。住んでいない家が多く、人が暮らすのは2軒だけとなった。

 木地屋の拠点集落である源流の邑(ムラ)。山の木を切り尽くすと他所他山に「飛び」を繰り返してきた人々。自分の暮らす家の「始末」より最初に邑の行方を考えたときに、最初に人々を支えた「山の神様のお堂」を解体し、「始末」している。近世にも、このような邑の閉じ方をしたのだろうと思った。

 故人は葬儀の後、この地の墓地に埋葬された。そこをたずねてお参りした。地区の人が一人、道を歩いてきて語るには、「こちら側の墓石群は私たちとは無関係のさらに古い時代の木地屋さんたちの墓です」という。隣接した墓地にも分けが行われていた。

■雨の降り続いた3日間、圃場はぬかるみ入れない状態で、排水路を拓いて水を抜いている。また株葉が長時間浸水していたため腐り始めており、今後の雨を予想して屋根ビニルの被覆を行っている。

■8月1日販売の出荷数は670箱。輸送は一部大型車両が入れないため(三島町)小型車両で搬出し積み合わせをしている。また金山町中川に拠点をおく当地のヤマト運輸も営業再開できずにおり、集荷が行われない。

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↑柳津 虚空蔵尊下、只見川

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↑国道252号線、柳津町・三島町間は通行止め

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滝谷川の只見川合流地点。只見川流域のダム湖内は、これまで大量の土砂が堆積しており、つまりダム機能をかなり以前から果たせない、浚渫も進まない状態である。

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青い屋根が多い湯八木沢

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西山温泉、砂子原火山火口北壁の崩壊は311からはじまっている。周囲の枯れ木は「カシノナガキクイムシ」に昨年(2010年)まで罹患したミズナラ類のもの。

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↑東川

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↑大成沢南域(上流)のブラックバンド、沼沢火山由来。

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工事中の大規模林道から流出した土石流が畑を埋める(琵琶首)

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2011年7月、前年比80%

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カフェ ジママ(会津田島)

■ → カフェ ジママ  →ツイート

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国権酒造向かい

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2011年7月30日 (土曜日)

西山地区

■2011年7月30日(土)小雨、午後より晴れ。

 福島県内の会津地方、特に只見川流域の洪水被害が明らかになってきた。また新潟県の五十嵐川、信濃川流域の水害も大きくなっている。

 夕方、大岐から滝谷川沿いの県道を下流に向けて自動車で移動した。琵琶首の北側のコシュウテ、大谷滝の水田崩落、西山温泉周辺の土砂崩れで県道迂回。牧沢に向かう道路路面から下に崩れ、付近の智仁荘も倒木等落下により大きな被害を受けている。

 柳津町柳津のかねか、コメリの付近も1mの浸水。

 国道252号は柳津町と三島町の間が通行止め。

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福島・新潟豪雨へ

■2011年7月30日。雷雨。雨続く。

 7月28日から強雨となった奥会津地方の昭和村では、我が家のある小野川地区、大岐地区では同日午後より水田転作畑が本流の滝谷川の増水により、流れ込む支流水が吐けなくなり出水し、浸水(冠水)した圃場(カスミソウ等)が多く発生しました。

 水は野尻川流域でも同じです。

 28日の午後の集中豪雨により会津各地の道路斜面が崩壊し通行止めが続いています。

 29日になり、日本海から南下する前線による豪雨は新潟県境の越後山脈にぶつかり、冬期間の雪を降らせるような範囲での短時間の豪雨が続き、福島県南西部の檜枝岐から旧・南郷村、伊南村、只見町の伊南川流域の出水が現在も続いています。

 29日の夕方より只見町全町内に避難勧告、暗くなってから南郷村等の集落に避難勧告が出て、只見川の増水により流域町村にも避難勧告が出ています。

 昭和村の北に隣接する金山町本名ダム、本名変電所が浸水し21時前に停電が発生し、昭和村の半分の電気が消えましたが、30分ほどで回復しました。一方、奥会津での停電は続いています。

 昭和44年の8月の只見川流域での大水害では、満水にして保持していた発電等ダムが、流入する雨の量に耐えきれずに放水をすることで発生したダム水害でした。今回、新潟県の五十嵐川流域の水害はテレビ報道では笠堀ダムが放水をはじめている、ということから、ダム管理上発生した人災である可能性が高くなっています。通常水位を下げておく必要性があるのに、満水で保持する、ということから非常時に意味をなさないダム水害です。
 
 福島県の伊南川流域には大きな発電ダムは少ないため、内川地区にダムを、という流れが過去から有り、設計図、ダムサイトの地質調査等もすでに出来ていますが、鮎漁に影響が出る等のため凍結されていますが、今回の伊南川水害で、それが再燃する懸念が出ています。水害になる場合、大量の雨のほか、過去の流域の森林伐採等の開発行為がある場合が多いため、検証が必要です。
 
 また基本地盤が雪蝕地形で保水が弱い場合に、過去50年間に大量のブナ等を伐採しており、過去の森林保水率と異なるため、降った雨が直接出水する、ということになります。

■テキストで読める適切な災害情報 NHK → 非常時の福島県・新潟県の現在の水害情報

 南会津町の伊南川流域は南郷トマトの生産圃場があり、尾瀬リンドウ、カラーの生産地域です。

■昭和村内の2河川、野尻川、滝谷川の水位は下がっています。

■昨日、夕方、東日本板橋花きの仲卸・すずき商事の石井さんからお見舞いの電話をいただきました。8月1日の朝、同店頭にて昭和花き研究会のカスミソウフェアを行い、私も店頭に立つ予定でしたが、この水害のため上京は中止としました。ただフェアを行うことが決まっており、石井さんにお願いいたしました。

 また、大田市場の中央花き店頭では7月22日頃よりセレクタ社の銀河という新カスミソウの販売を行っており、7月29日(金)、8月1日(月)にも銀河フェアを、大田花きセリ場でその展示を行っています。こちらも昭和花き研究会の花を納品しています。ただ上京は出来なくなりました。

  7年前(平成16年7月)の洪水被害時に来村見舞いされた姫路生花の田寺常務からも電話にて見舞いいただきました。

■8月1日販売のカスミソウは7月29日(金)の半分の500箱の予定です。各社半数まで減ります。今後の被害状況は秋作のカスミソウに影響が出てきます。冠水(浸水)した圃場では、根が長時間水没していることから生育活性が弱まり、根腐れや、土壌病害の立ち枯れ病が発生してきます。栽培している面積が減少し出荷量に影響が出てくるのは8月盆明けからの出荷分になります。

■昭和村花き振興協議会では、7月29日(金)午後1時30分より野尻中向の集出荷所(雪室)で、水没・冠水したカスミソウ圃場の保全対策を金山普及所の長谷川浩技師が、参集した30名ほどの生産者に伝達しました。また染色技法についての技術指導も行いました。

■7月28日の夕方から29日に昭和村村内のカスミソウ圃場をあるいてみてみると、今後への影響が予測されることから、この大雨が収まってから、再度、村内の被害状況調査が行われると思います。斜面崩壊や土砂崩れがあり、矢ノ原地区でも下中津川側で道路が埋まっていることなどから、今後の対応策が重要になります。

 今日、日が出てから明るくなってからの水害被害状況が明らかになり、2011年8月はその水害復旧のための月になってきます。奥会津では昨年12月のクリスマス大停電(大雪)で3日間以上、寒い中で停電を経験し、今年311の地震・東京電力による原子力発電所からの放射能拡散を経験しています。災害の年になっています。

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2011年7月28日 (木曜日)

7月28日午後、洪水へ。

■2011年7月28日(木)大雨洪水警報。

 断続的に大量の雨が降りました。

 昭和村と下界をつなぐ峠等が通行止めです。土砂崩れで博士峠(R401)、金山町長倉(R252)。現在、県道柳津昭和線(西山)は通れているのですが、会津坂下の七折峠(R49)は通行止め。

 昭和村大岐の滝谷川は水位は2Mを超しており、右岸の水田・かすみ草圃場は冠水し我が家の1棟は流されました。

 断続的に今夜降れば、大岐集落は浸水するため、農機具や乗用車、軽トラックは大岐センター側の高台に移動しました。

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今朝の滝谷川上流域(昭和村大岐)

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午後6時現在

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右手の赤い屋根の家が我が家(滝谷川上流左岸)

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奥会津大学、地域の調べ方、無事終了

■2011年7月28日、午前中は雨があがり、野外散策も行いましたが、午後からの豪雨のため、各地に帰郷される方の帰着が心配です。

 大田君に手伝っていただき助かりました。

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2011年7月26日 (火曜日)

広域流通する腐葉土、イナワラ

■ホームセンター販売の腐葉土からも  → 農業情報研究所

 → 東日本域のイナワラの汚染

  → 栃木産腐葉土

8月盆用カスミソウ注文締切ました

■2011年7月26日(火)午後雷雨。

 午前は曇り、晴れ、午後は雷雨、という繰り返しになっている。今日通院時に、転任される小学校長先生から2学期で福島県教職員の異動(311で4月異動ができなかったため)となるあいさつを受けた。

 また午後に昭和村花き振興協議会の事務局会議が行われた。8月5日の午前に仙台中央卸花き部の昭和村長訪問に随行することが決まった。

 また最近の稲ワラ事件の花への影響(風評)と対策が議論された。

■8月1日(月)朝、都内板橋市場花き部の仲卸・すずき商事店頭にてカスミソウフェアを開く予定でいます。担当の大坂さん、商事の石井さんと先週に打ち合わせました。

■7月21日に来村されたP社の森さん、染料のPHについて興味深い話しを聞かせてくれた。改良剤試薬も供試する。

■先週末、高速道福島トンネル南斜面付近のヤマユリは満開であった。今日、大岐から小中津川までの柳沢峠を自動車で通過したところ、のりめん(法面)のヤマユリが開花していた。吸血昆虫はこれまでの季節は「か(蚊)」が数種であったが、今日からアブ(虻)が発生、飛翔しはじめている。この後、虻より小さな銀色のメジロ(吸血ハエ)が出てくる。いずれも衣類の上から刺す。

夏の染めカスミソウ染色技術講習会(7月29日午後)

■2011年7月29日(金)午後1時30分から2時30分、奥会津・昭和村野尻中向の昭和村農産物(花き)集出荷所、通称ゆきむろ(雪室)で、「染めカスミソウ染色技術講習会」が開催されます。昭和村花き振興協議会主催。参集下さい。

開村伝承と島立伝説

■2011年7月26日(火曜日)

 かすみ草の出荷量は昭和花き研究会では、出荷日で、800から900箱で続いている。天候は午後より雷雨になる、という日々が続き、ヒグラシ蝉声の高い声が曇ると鳴く、夕暮れに鳴く、、、、という繰り返し。いつのまにか、融雪後の5月に村の周囲のブナの葉が展開し(ブナがほきる)、陽が照ると春蝉が鳴く、、、、なかで6月になり、7月早くに梅雨明けすると、陽が陰ると鳴くヒグラシ蝉に切り替わっている。陽光とともに鳴く春蝉と、陽光が陰ると鳴くヒグラシ蝉(せみ)。

 魚沼の鈴木健市君から百合が届いたので大芦家の佐藤孝雄氏にお裾分けをした。そこで25日の福島民報(日刊紙)5面に掲載されている記事を見た。「昭和のカスミソウPR ヨーク県内2店 きょうまでフェア」(3段記事、カラー写真)。24日に開館する白河市立図書館の記事が隣にあり、今年は会津稽古堂内に会津図書館(市立)も開館している。

 日本の女子サッカーが優勝し、「なでしこ」が連呼されている。カスミソウは標準和名が「こごめ・なでしこ」(小米撫子)で、ちいさなナデシコ、である。

■7月25日(月)雷雨のなか、小野川地区、大岐地区での長谷川浩先生(金山普及所)のあぜ道講習会(村内集落ごとの巡回方式に今年からなっている)。午後2時、2時30分に行われた。

 今日(26日)午後2時は野尻中向(のじり・なかむかい)の花の集荷所で、昭和村花き振興協議会事務局会議がある。

 27日は総合健診日。28日は奥会津大学の講座日(午前10時からフィールドワーク、午後2時から昭和村公民館で講義)。その合間の昼休みに日経の取材応接がある。

■誠文堂新光社の編集部から電話があり、改訂し10月のIFEXに出版されるJFMA『お花やさんマニュアル』に執筆することになった。初版に執筆していたが、改訂版では生産者記事は無くなり、今回の第2訂版では再び掲載されることになった。8月はじめが締め切り。現在同社の『農耕と園芸』月刊誌に「花事放談」を宍戸純さんとの往復書簡として連載している。8月号には花の放射線(核種)検査などについて書いた。

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■その集落(村落)はどのようにしてはじまったのか、その物語が必要な時代になっている。特に2011年3月11日の東北大震災による大津波による集落崩壊、地震により東京電力第一原子力発電所を発生源とする放射性物質の拡散公害(現在も継続中)による離村、あるいは住み慣れた地域からの避難という原発公害難民が福島県だけで3万人ほど発生している。

 日本の島々には島立伝説という、島のはじまりの物語が残る。

 1713年、『琉球国由来記』によれば竹富島の「むーやま(六山)・やーやま」の島立伝説が掲載されている。

 集落を囲む自然環境の財産目録(植生・動物・昆虫)と、人文的な財産目録、集落遺産を含めて、地名やそれにまつわる人々の思いで(記憶)を、再編集・再編成して子供に聞かせられるような方式(物語方式)が求められている。基本は調査で、それをまず行い記録による列記保存ののちに、活用段階(伝承段階)に移る。デジタルカメラやケータイなど、撮影機器が汎用化している現在は、集落遺産への看板設置はとても有効である。

 

2011年7月25日 (月曜日)

震度5地震続く

■7月25日(月)未明、、、、午前3時51分、福島県沖で震度5弱の地震。携帯鳴る。23日(土)午後1時34分にも同様な震源域で震度5強の地震(岩手)。

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■『会津四家合全』には文和三年(1354)に野尻に牛首城を築くほか、2つの寺院(修験)が創立されたと書いている。
中向 音蟹(をとかに、、、、をたかき、現在の小田垣)
修験宗 音蟹山大楽院 文和三年 建之
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中向密宗 猿立山南泉寺 
横田本城弟子周懐法印開山
文和三年信濃守俊行草創十月成就、その後何年に廃す(俊行には異論有り)
猿館(新編会津風土記野尻組下中津川に山名有り)

2011年7月24日 (日曜日)

本名の柵 hon-na-no-saku

■7月24日(日)午後2時30分から雷雨が4時頃まで。

■現在、奥会津の金山町の本名集落。→ 本名の柵 より以下引用

本名氏家紋下り藤、五本骨扇
川口山ノ内一族、会津四家合全に「川口山ノ内俊満三男弥十郎に本名右近氏重ヵ婿に行、俊満本名弥十郎に本名湯倉半領舟渡三條合二十貫文を分地す。山ノ内帯刀俊隆初て本名に柵を設置後下野守と改子無故に山ノ内治部太夫俊清の七男右近介氏重を養子とす若名新七と云女を持依て川口俊満の三男弥十郎を婿に取氏重後下野と改」という。会津古塁記に「金山谷下中津川村柵本名掃部介住す」とあり、今本名さんは、全国で約550軒と非常に貴重な苗字で、しかも4割を福島県で占めており、奥会津では昭和村と只見町に集中しています。

■福島県教育委員会編集 『福島県の中世城館跡』(1988年)には、67-007鞍掛の館 金山町本名字夏井(木戸場、館ノ越、陣場、下屋敷、船渡) 主郭・土塁 山頂、中腹 山林・寺社境内・民有地・区有地・寺社有地 文献(会津鑑・会津四家合全) 本名館、天文年中栗田近江守住む

■68-003下中津川館(下中津川)阿久戸、根岸、廻戸、於出口ほか 会津鑑・会津四家合全 山城、天正年中本名掃部介住む。


市村一雄著『切り花の品質保持』(筑波書房、2011年6月刊)

■(独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所の市村一雄先生の最新著作『切り花の品質保持』(筑波書房、3000円)が6月に発刊された。

 切り花の収穫後の生理機構、つまり鑑賞価値を失う老化の原因とメカニズムをていねいに紹介している。これまでのエチレンだけでなく、植物ホルモン、糖質の変化、高分子化合物、生体膜、プログラム細胞死、導管の細菌汚染や切り口からの空気およびキャビテーションによる導管閉塞など、世界の最新の研究成果が盛り込まれている。

 また各論として22品目別の対策も明示しており、花き生産者・流通関係者・加工業者・小売業者等、必須の書籍となっている。

 先生は2000年に筑波書房から『切り花の鮮度保持』も出版されている。10年を経ての最新情報が今回の『切り花の品質保持』には詰まっているので当「菅家ブログ」愛読者諸賢にも、246ページの本所を是非、一読をお願いしたい。2011年の必携本である。

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■2011年10月20日(木)13時から、つくば市の文部科学省研究交流センター2階会議室で、平成23年度花き研究戦略会議が開かれる。主催は花き研究所。

我が国のこれまでの花き産業の発展と今後の展望(岐阜大応用生物科学部教授 福井博一)

農研機構における花き研究の主な成果と第3期中期計画における取組(花き研究所 花き研究領域長 市村一雄)

東シナ海に浮かぶ生産額40億円を誇る花の島(沖永良部花き専門農協参事 大福勇)

日本有数の豪雪地帯における日本一のカスミソウの産地形成(昭和花き研究会 菅家博昭)

中京地区における新たな花きの流通基地(名港フラワーブリッジ副社長 林悦考)

総合討論

−−−2日目(10月21日)−−−

世界をリードする日本の技術力と連携力が生んだ多弁咲きシクラメン、その実用性と発展性(北興化学工業 寺川輝彦、花き研究所大坪憲弘)

航空機輸送のための品質保持技術の開発とリンドウの輸出促進(岩手県農業研究センター小林卓史、花き研究所湯本弘子)

花きの効用解明と医療現場への応用、フラワーアレンジメントによる脳と心の癒し(茨城県立医療大学 山川百合子、花き研究所望月子)

第3期中期計画期間における産学官連携の取組方向(花き研究所規格管理室長 吉岡佐知子)

総合討論

2011年7月23日 (土曜日)

この花はたいせつにします、、、

■2011年7月22日(土)

 かすみ草フェアの初日が終わりました。

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righteous man   →義民

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2011年7月22日 (金曜日)

GIMIN 南山御蔵入(田島祇園祭)

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2011年7月22日、朝気温10度。寒い日。

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義民伝承の祭り

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2011年7月21日 (木曜日)

7月28日(木)奥会津大学にて講義します 「地域の文化や歴史の調べ方」

■2011年7月28日(木)午前10時~午後1時 野外踏査(フィールドワーク 下中津川集落を歩く)雨天時は雨傘・長靴必要。

 午後2時から5時、昭和村公民館2階研修室で講義。「地域の歴史や文化の調べ方」。

 奥会津大学第2期が6月末に開講しています。7月は野外活動を入れたかたちでどちらか一方、両方の参加が可能です。

 昭和村公民館は大沼郡昭和村下中津川で、当日午前9時50分集合で、下中津川村落内を歩いて、地域調査の仕方を学びます。

 午後は講義です。下中津川の調査の実例を紹介しながら自ら暮らす地域をどのように調べて記録保存し、その後活用していくのかを考えます。なお、参加費は500円(資料代等)、実行委事務局が徴収致します。

■これまで参考資料を掲載しています。

 → 地域遺産の調べ方(試案)

 → 地域遺産の調べ方

 → 会津の基本文献

 → 1543年7月21日、横田陣 

 → 手をくれる

 →  景観の秩序

 → 1525年、喰丸一戦の事と栃尾沢城、猿館

 → 下中津川の伝記 花坂の外記

 →  

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トウゴンバ(小中津川)。標準和名は、トウゴボウ

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↑館裏山(喰丸)

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↑高舘山(下中津川)

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万延二年、、、1861年

7/23YB伊達店にてカスミソウフェア開催します

■2011年7月23日(土)午前10時~午後3時、伊達店店頭に居ります。

                  昭和花き研究会 カスミソウフェアの開催について

 2011年7月23日(土)、24日(日)ヨークベニマルの2店舗でカスミソウフェアを開催いたします。なお23日の午前10時から午後3時まで、生産者が店頭にて販売致します。伊達店は昭和花き研究会菅家博昭会長、八山田店は昭和花き研究会会員。

 現在、カスミソウは旬となっています。白いカスミソウのほか、染料を吸い上げて加工した染め色カスミソウ(6色、ピンク・ブルー・ラベンダー・メロン色・レッド・グリーン)の計7色で販売します。購入後、ご自宅でドライフラワーや押し花にする方が増えています。

  奥会津・昭和村で生産されたカスミソウは放射性核種検査を行ってND(検出限界値以下)で安全です。今回のフェアが夏場の最後の催事となります。今後は9月以降に開催する予定です。伊達店では昨年に続き2回目の開催、八山田店は1昨年から3回目の開催となります。

ヨークベニマル伊達店(※店頭 菅家博昭 090-2272-2780)
〒960-0403福島県伊達市前川原55
TEL.024(583)4171
営業時間9:30~22:00

ヨークベニマル八山田店
〒963-0551福島県郡山市喜久田町字四十坦12-13
TEL.024(991)8801
営業時間9:30~22:00

※連絡先 昭和花き研究会 菅家博昭
 

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かすみ草の生育

■2011年7月21日(木)晴れ。

 ようやくかすみ草の定植作業が終了しました。あとは秋咲く分を含めて管理をしていき、これまでの管理した分の開花を見て採花・前処理・出荷作業が続きます。

 台風6号は進路を南東に下げるという異常な行動で、奥会津に接近することなしに太平洋上を移動しそうです。

■かつて奥会津・南会津は「南山御蔵入(みなみやま・おくらいり)」と呼ばれ会津田島に代官所が置かれた幕府直轄地です。22日より田島祇園祭がはじまり、連日、町内では練習や準備が行われています。

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↑ブロッサム季咲き(岩下) ↓5月19日定植の銀河(川流れ)

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人が支える歴史

■会津地方の歴史、特に文書・資料の少ない中世の歴史解明には、大きな障害となっている。

 しかし、そうしたなかでも少しの資料をたんねんに後世に残してきた人たちがいる。

 まず、現在の会津坂下町塔寺にある「塔寺八幡宮」は、1347年頃から1625年頃まで、280余年間の天変地異や事変を記した『塔寺八幡長帳』がある。120m余に及ぶ記録で中世後期から近世初期の会津地方の出来事が記録されている。

 たとえば宇佐見龍夫氏の1979年の『資料 日本被害地震総覧』(東大出版会)なども、この八幡長帳の記録を調査している。416年から2001年までの地震について2008年に新編として最新版が出ている。

 1672年に会津藩士の向井新兵衛吉重は、全9巻からなる『会津旧事雑考』を編纂している。これも八幡長帳を含む資料と、民間伝承、碑文などが網羅されている。向井は1662年に『会津四家合考』という会津藩主の芦名・伊達・蒲生・上杉についてまとめている。

 『金山町史(上)』で高橋富雄氏は『八幡長帳』を基にした『異本八幡長帳』は1752年(宝暦二年)に『会津旧事雑考』などを参照し構成している、としている。なお、『異本長帳』と『会津旧事雑考』や1809年の『新編会津風土記』をもとにして『会津四家合全 山ノ内氏家系之事』が書かれたとも推察している。『異本』『合全』とも編者は不明である。

 これら資料をさらに現在に保存しようとして取り組んだのが喜多方市関柴町生まれの菊地重匡研介である。『会津資料叢書』として大正9年頃から会津の古文書・文献を出版している。

2011年7月20日 (水曜日)

945箱(7月22日)

■2011-07-20、水、曇り、風、台風6号接近。

 久しぶりにかすみ草の圃場に出て、ネット張り、株草除草を行った。今日は台風6号の風で涼しい。曇っている。時折小雨。

 7月21日(木)集荷のかすみ草は945箱。22日販売分。全社(卸)予定通りに発送するが、羽田発のエア便は欠航、延着が予想されます。

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2011年7月19日 (火曜日)

産婆の墓

■昨夜、出荷梱包作業の合間に、大芦家に行き、ハワイアンライブを見た。演奏歴45年。大芦の出身者で会津若松在住者。第1部終わりで帰り、作業に戻った。

 大芦でハワイアン、、、、というスティールギターの名手の演奏を聴いた。そしてサンバ、、、、、

■カラムシ産地公開のワークショップ会場近くで、「産婆之墓」というものが確認された。これまで気づかなかったが同行された人が見つけた。明治期に活躍された女性を顕彰した碑で、大正時代に建てられたようで、現在碑銘を分析している。

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大芦での実演(カラムシ剥ぎ、挽き)

■からむし織りの里フェアが終了したが、2日間とも原産地ツアーが開催されている。からむし栽培と生産の拠点は奥会津では大芦集落であり、そこでワークショップが行われている。

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NHK21時ニュースの前野さん

■2011年7月19日(火)

 午前4時から5時までヒグラシが大きく鳴いていたが、止んだ。風があり、台風が来る気配になっている。

 昨夜(18日)の21時のNHKニュースで、華道家・前野博紀さんの生けた花がスタジオ背景にあって、紹介もされた。ブルーの染め色かすみ草が使われていた(中央花卉から納品したものでしょうか?)。

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2011年7月18日 (月曜日)

天文12年(1543)7月21日、横田陣(くずれ)

■からむし織りの里フェアが終わった。初日の会場で、金山町横田のW氏にお会いして立ち話となった。隣には昭和村のF氏。話の最後にW氏は「横田山ノ内を野尻山ノ内は裏切った」と語った。それは、いまから422年前、天正17年(1589)の夏のことである。伊達正宗が黒川(現在の会津若松)の蘆名氏を滅ぼし、奥会津の山ノ内氏との合戦となったときのことである。

■それより46年前、黒川の蘆名氏が横田山ノ内氏に攻め入ったのは天文12年(1543)、いまから468年前のことである。横田くずれ(陣)という。

 昭和49年(1974)に福島県金山町が発刊した『金山町史 上巻』には当時の東北大学教授の高橋富雄氏(もと福島県立博物館の初代館長)が執筆している。286ページに横田陣のことが書かれている。

台風北上、空路欠航予想のなか出荷へ

■2011年7月18日(月)曇り、暑い晴れ、雷鳴

 晴天のなか、午後より雷鳴が鳴る曇りとなっています。かすみ草の出荷は728箱です。台風が九州地方北上予想のため、航空貨物会社より、欠航予想のなかでの荷扱いになることで連絡がありました。欠航、遅延等見込み、数量を減らして明日集荷トラックにて羽田空港に向かいます。あとは輸送路の流れでの対応となります。よろしくお願い致します。

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2011年7月16日 (土曜日)

7/18(月)804箱で昨年同推移へ

■7月18日(月)販売数804箱。研修生のHさんのアルタイルも出荷へ(1箱)。15日の夜に打ち合わせをしました。

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台風6号北上中、新かすみ草・セレブレイション

■2011年7月16日(土)晴れ

 強い台風6号が南海から北上中で、会津には7月20日前後に日本海を通過すると強風でハウス(かすみ草)被害が発生する。台風情報が出れば、3日後には来襲する。

 そのため父上は、採花中のかすみ草のハウス2棟の屋根ビニルを外した。中味よりパイプハウスを守るためである。今後の推移で、さらにビニルを外して花よりハウスを守る時期になる。かすみ草の価格は越冬株(季咲き)の大量出荷で安価となっているため、である。

 来週末にかけ100箱以上の染め受注を抱えており、今日、その染め手配を行ってもらった(事務担当のYさんに)。

■岩下圃場の据置株のかすみ草・セレブレイション(ドイツ・セレクタ社育成)が開花をはじめた。火曜出荷し水曜朝には中央花卉店頭に並べられると思います。そのための写真を夕方に撮影しました。

 夕暮れにはヒグラシ(蝉)が鳴いて、日没とともに止みます。蝉時雨が涼しさの夏。

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   セレブレイション(新かすみ草)

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小中津川・気多神社入り口右手・古民家カフェ

■16日から3日間の開催。チョマクラブ。10~16時。昭和館のななめ向かい。

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喜多方市関柴町平林 菊地重匡(しげまさ)研介

■今、気になって調べている人。

→ 会津資料保存会

からむし織の里、フェアはじまる

■2011年7月16日(土)

 今日から明日までの2日間、奥会津・昭和村佐倉の村営施設の「からむし織の里」で催事が行われます。駐車場が会場となるため、臨時駐車場が小中津川、下中津川等に設けられ、そこからシャトルバスで会場移動となります。かすみ草圃場の視察会も開催されます。

 → からむし織の里 左側PDF

 また、臨時駐車場(小中津川区長事務所前、もと診療所跡前)近くの昭和館側から北東の小中津川の気多神社入り口右側の民家ではカフェが開設されます。→苧麻倶楽部

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■昨年応募され、本年から、かすみ草栽培の研修を生産農家にて行っている長谷川さん宅を昨日に下中津川に訪問しました。17日出荷、18日(月)販売からかすみ草があります。研修先農家の正さん宅も訪問しました。下中津川の歴史についていろいろ教えていただきました。

■7月18日(月)販売数は、700~800箱の予定です。8割方は出荷が確定しており、仮伝票を取引先に送っています。品種は各種で、ほぼ全地域が出そろいます。

2011年7月13日 (水曜日)

出荷最盛期へ

■2011年7月13日(水)晴れ

 7月10日に梅雨明けして、30度を超える日が続いており、日照も多く、かすみ草は順調に開花しています。ほとんどの品種が出そろいつつあります。

 夕方は雷雨、雨、という繰り返しになっており、新苗を定植した圃場は水田のようにぬかるみ、斑点細菌病も出はじめています。

■7月15日(金)の販売数は716箱です。18日の月曜販売は採花日が一日多いため1000箱を超える予定です。JAは先週から1000箱超のため、2000箱の大台になってくると思われます。

 なお7月16日、17日は昭和村佐倉でからむし織りの里フェアが開催されます。

 我が家ではフォレストが終わり、無加温促成のベールスター(境の沢圃場)が開花をはじめました。

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■7月16日の世田谷市場で開催される「花の力プロジェクト」に昭和花き研究会の80cmかすみ草を300本(染め150本、白150本)提供することになっています。飯田橋生花市場の小池勝也さん(市場協会青年部)から6月14日に依頼があったものです。

2011年7月11日 (月曜日)

726箱に増加

■7月10日(日)で、梅雨明け。高温・多日照でかすみ草は前進開花してきています。越冬株。各品種出そろう。今後数量的な心配はありません。サイズ(60cm150本等)は受注中心の出荷です。

 7月13日(水)は(月)より増加して726箱。全社送り。

■7月18日から22日までの週には、かすみ草フェアの納品受注が多くあります。

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景観の秩序

■昨年の初冬に喜多方市山都町で会津学研究会の読者会を開催した際に、『季刊東北学』第20号(2009年)の今里悟之「むらの景観の秩序  民俗地理学の視点から」を紹介したことがある。今里氏は大阪教育大学准教授(執筆時)で人文地理専攻。

 

1.遠近さまざまの景観写真や地図をふんだんに使い、地籍図や土地台帳あるいは地名なども駆使しながら、むらの景観から開拓の歴史や社会の伝統的秩序を推定していくその手法(香月洋一郎)。

2.景観は①目の高さから見た景観、②斜め上から見た景観、③真上から見た景観 (島津俊之)。

3.ドイツ地理学ではエルンスト・カップの「人間の労働を通して地表上に可視化された人間の精神」という視点が景観論の基盤に置かれた

4.三澤勝衛の村落景観論は、農村における集落形態や農地利用の分布が扇状地上への立地、街道の方向、日照の方角など地理的諸条件に規定されパターン化された秩序に従っている。三澤は個々の具体的な地域性の解明に目標がありその地域性に影響を与えている限りでの地表の現象(地形・土壌・気候・人文など)を取り上げてそれらの現象相互間の影響関係を明らかにする。

5.地理学の景観論は、形態論(目に見える地表の状態や地物どうしの位置関係)、全体論(現象間、あるいは景観要素間のシステム的な連関)、地域論(自然と人文の双方を含めた地域の特性を扱う)。個別事象の追求に熱心なあまり地域の全体像を捉え損ないがちになっている。

6.今里氏の手法は、可能な種類の地図を入手・閲覧し、現地を可能な限りくまなく歩いて、神社・寺院・墓地・小祠・石仏などの宗教施設の位置、耕地や山林土地利用など確認していく。印象的な墓地に出会ったときは方位観や他界観などを考える。そして村人の頭の中にある景観の秩序を明らかにするために聞き取りを行う。

7.地蔵は空間的にも中心に鎮座して住民の心の支えともなる神社に対して、住民の気持ちの上での「村境」に位置し、村落の領域守護する信じられることによって、人々に安心感を与えてきた。中心と境界(周辺)という一種の秩序づけ。

8.石仏や小祠は村落領域内の宅地部分と耕地部分、あるいは耕地部分と山林部分とを空間的に分ける位置に置かれている。

2011年7月10日 (日曜日)

て 手 TE(ツル植物の栽培)

■奥会津・昭和村大岐では、家まわりの畑に植えた自家用食のキュウリなどの蔓(つる)がのびはじめると「キュウリが手をほしがってる」と言います。そして春に集落を囲む山から採取した手柴を、茎元をナタで削り、とがらせ畑の土に刺し、たてます。「て」(手)とは「手柴」のこと、とも考えられます。この手柴は秋に収穫が終われば、畑の土から引き抜き、冬の燃料(たきつけ)に使用し、木灰となり畑にまかれるか、山菜のあく抜きに使われます。

■この数日、農山漁村文化協会が1982年に発刊した『日本農書全集20 幕内農業記』を読んでいます。小山卓・長谷川吉次の校注・執筆です。長谷川氏は会津若松市の人で会津農書の研究者で農家であった方です。

 現在の会津若松市幕ノ内に近世・江戸時代に佐瀬家があり『会津農書』を著述しています。その娘婿が現在の南会津町から来た林右衛門で、彼が正徳三年(1713)『幕内農業記』で畑作物の栽培技法を示しています。

■胡瓜のたけ一尺五六寸に成 手出る時 柴を立へし。余り早く柴を立てれは ひかけに成 やせて悪し。

 この原文の解読は次のようになっている。

 きゅうりの草丈が一尺五、六寸になり蔓が出てきたら、柴で支柱を立て蔓をまきつかせる。あまり早く支柱の柴を立てると日かげになり、きゅうりの生育が衰えてしまうのでよくない。

■ここで「手(て)」とはキュウリの「蔓(つる)」を意味している。

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コメは水がつくる

■その場所を訪ねる機会を定期的に持つ、ということはとても大切なことです。

 福島県喜多方市山都町。「本木・早稲谷 堰(せき)と里山を守る会」が平成20年に発刊した『本木上堰の歴史と自然』。

 巻末に関係者の声が寄せられている。本木の高橋昭宏さんは「米は水で作ると言われていた」と書いている。

 その水を水田に引き、水稲(イネ)を育てるためには、水をどのように確保するかが大切なことになっていることを示している。

■下の写真は奥会津の水田風景で、小さな区画には豊かな土手がめぐる、水田を仕切る畦畔(クロ・あぜ)の草は馬を育てるのに必要であった。その馬は収穫された稲を運び、また水田を耕し、そしてその糞尿と草を踏ませて堆肥を作り畑や田を肥やした。

 つまり、土手(あぜ)が多いほど、豊かな暮らしを保障する草を生みだす風景となる。土手の草(植物)が馬などの暮らしに必須な生き物を養育した。

 不足分は野の草を刈る。

 水稲栽培は、冬越しのための馬の飼料であるイナワラでもあり、野の草だけでは足りない部分を補う。つまり、見方を変えると、「イナワラを収穫するために水稲(コメ)を栽培」しており、冷害で実たるコメが不作であってもイナワラは収穫できる。水田内ではイナワラを栽培し、それを区画する畔(あぜ)では草を栽培する。その両方を持つのが水田である。

 草が支えた社会が近世・江戸時代から昭和30年代までの日本の農村の景観を作った。

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2011年7月11日早朝、菅家博昭撮影。

あげあげ、、、、

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大雨の昨日までが梅雨。今日は会津地方は梅雨明け。

早稲谷の本木上堰を歩く

■ → ユーチューブ2011年7月10日本木上堰

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喜多方市山都町、本木上堰を歩く会

■7月10日、午前10時、喜多方市山都町相川集合で、本木上堰の早稲谷側を歩く会が行われる予定です(雨天時は中止)。浅見彰宏さんは早稲谷で有機農業を営みながら、その水田に引水している堰の保全や歴史の記録等にかかわってきています。また昨年は堰周囲の自然環境を理解し子どもたちに伝えるために「森の案内人」の研修にも参加され動植物類の知見も多く得ています。

 → ひぐらし農園 浅見さん

 → 本木上堰 堰と里山を守る会

 いまから250年前の近世、江戸時代中期(1750年頃)に会津藩と地域の先人が開削している水路(堰 seki)は5月上旬の落ち葉や土砂を上げる作業を含め、人々の労力により維持管理されてきています。

 → 2009年10月18日、菅家視察時の記録

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■ → 2010年12月7日  →飯豊スギ  →2010年10月24日、相川日曜市

 → 2009年11月29日 会津学読者会in山都

出荷量が平年量になってきました

■2011年7月10日(日)

 昨日(7/9)は、昼から雷雨が続き夕方は豪雨となりました。川も濁流になりました。野尻中向の雪室集荷所に花を朝に出荷してから、研修生受け入れ日でした。

■7月11日(月)販売分のかすみ草は699箱と平年量に。

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■7月9日(土)は午前8時30分から午後5時まで、昭和村花き振興協議会主催のかすみ草栽培体験ワークキャンプの昭和花き研究会の受け入れ担当日でした。1名の方の参加がありました。午前は炎暑、午後は雷雨となりましたが、無事、終了しました。かすみ草の定植予定圃場(あと1棟、FG479)はぬかるみ入れないため、午前は岩下圃場で摘芯と株草除草、午後は大岐の家向圃場のフォレストの60cmの採花・調整・染色作業を行いました。協議会事務局の村役場産業係の上杉女史、広報担当で取材に来られた小林氏、お疲れ様でした。岩下圃場の対岸の岩山下部にはまだ残雪が白く残っています。

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2011年7月 9日 (土曜日)

地域遺産の調べ方(奥会津大学7月28日)

■7月28日の午前10時~下中津川の「地域遺産の調べ方」フィールドワーク(野外散策)。午後2時~5時は昭和村公民館で講座「地域の歴史や文化を調べる方法」。 → 資料2枚PDF

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■野尻中向には、蜜宗猿立山南泉寺、修験宗音蟹山大楽院があり、文和三年(1354)に野尻の山ノ内信濃守が建てたとする。南泉寺はその後廃寺に。文和三年には野尻牛首城を築く(『四家合全』)とするが、俊行築城ではない。音蟹(おとがに)とは近世の野尻絵図にも記載されており、現在の「小田垣」(ヲタカニ)がそれに比定されると思われる。猿立は猿舘で下中津川の気多渕・上平の東にある岩地蔵を持つ尾根であり、「喰丸一戦之事(1525年)」の初戦の地「喰丸、猿舘」に比定される。会津田島の長沼氏は二度目の侵攻でさらに進み、野尻の本丸たる「栃尾沢城(途中沢城)」(牛首城)まで討ち入っている。退却の際、集落を焼いている。

ようやく平常出荷へ

■2011年7月9日(土)

 本日は、昭和村花き振興協議会の、かすみ草栽培体験ワークキャンプ受入日。JA部会と昭和花き研究会が交替で年3回受け入れている。今日は、昭和花き研究会担当の日。

■七夕は雨でしたが、→ 首都・東京・大田市場花き部・中央花卉(仲卸)

■花の流通拠点国家オランダ(ホーランド)。薄く広く花業界に課金してプロモーションを行っていた団体2つ(フラワーカウンシル、球根協会)がそれぞれに規模縮小・廃止される。→ オランダ情報

■エルフバケットの適正利用がはじまりました。→ JELFA

■雨が続いていますが、高温です。晴れて日照があればかすみ草は咲いてきています。ただ終日雨だと出荷量は減少しています。出荷そのものは、311震災後の原発公害等の影響が出た6月から、現在は7月の越冬株開花期にあたっており、出荷量は2割減であるが昨年同様の出荷量の増減推移となっています。7月11日(月)から昨年同様の卸との定期注文等が再開されます。

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■7月10日、喜多方市山都町相川で農産物直売所百姓市の開店催事(10時から、堰を歩く会有り)。→ ひぐらし農園(浅見さん)   → 食工房(青木さん)

■15ヘクタール8000世帯分。今後、200ヘクタールに拡大 → 南フランスの太陽光発電

2011年7月 8日 (金曜日)

第一(大岐地区)目揃会

■2011年7月8日(金)小雨

 7月7日は七夕。朝6時より大岐の第1集荷所(旧・公民館前)で、昭和花き研究会目揃え会を行いました。金山普及所の長谷川浩氏も参加されました。11名。

■7月6日(水)は晴れて暑い日となりました。7月2日(土)会津喜多方34度、、に続く暑い日です。それ以外は6月下旬からずっと雨が続いています。最近は大雨が多くなっています。

 7月7日(木)は曇りの蒸れる日です。たくさんの雨を受けた畑はぬかるみ、その湿度が下から蒸し込んでいます。かすみ草の定植作業を境の沢圃場の道下上1号、下より1、2号、立奥の4棟に新種のかすみ草(大阪の住化農業資材のベールスター)を一人で行いました。大量の汗を落としましたが、眉毛の効能というのは額の汗を目に入れないためにあることを実感します。しかし相当目にも汗が流れ込み、痛みを感じました。ぽたぽた、と畑にも汗が落ちます。Tシャツはすぐ汗で濡れます。→7/8:FG469家向西。

 我が家ではあと1棟のかすみ草の定植を残し、すべて終了しています。

■7月6日は昭和村公民館前集合解散で午前9時より午後5時まで村文化財委員の村内全集落の石仏調査に随行しました。いくつか新知見が得られました。

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↑夏の陽射しから身体を守るヒデリゴモを背に、コシカゴも装着した老婦人の畑仕事(まめくるめ・土寄せ作業)。昨年(2010年6月9日)は村内佐倉で日照り薦を背負う老夫婦がいた。

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手前にカラムシが多く見える。

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「gan-patsu   sawagi 」と皆、語っている。「騒ぎ」。

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7月6日採取。我が家で境の沢圃場の隅に自生種種子を播種して栽培している「gonbo-ppa

」 ゴンボッパ。花実は、標準和名 oyama-bokuchi オヤマボクチ

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2011年7月 5日 (火曜日)

さいたま市でかすみ草フェア

■7月6日(水)埼玉県さいたま市中央区本町西5丁目の「イオン与野店」において、会津みどり農協 かすみ草専門部会が、フェアを開催します。立川幸一部会長ら関係者6名が午前11時頃から午後3時頃まで店頭で販促活動を行います。

■7月7日(木)午前6時、大岐の第1集荷所で昭和花き研究会目揃え会を実施致します。関係者は参集下さい。

■7月9日(土)午前8時30分から午後4時まで、昭和村花き振興協議会主催のかすみ草栽培体験ワークキャンプが開催されます。今回の受入は昭和花き研究会・菅家博昭が担当します。1名の参加。天候を見ての作業となりますが、定植作業を中心に行う予定です。

■7月6日(水)まで大田市場花き部・仲卸・中央花卉にて昭和花き研究会のかすみ草フェアが開催されています。→中央花卉

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かすみ草の森

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■横浜市のパレス化学のファンタジー、ハイフローラカスミ染色剤等によりかすみ草を染色しています。担当の森さんが7月21日の午前に来村されるそうです。今日、電話がありました。ロイヤルブルーのしおれ、についても課題を報告して改善をお願いしています。

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館ノ腰山(両原)↑。山麓のカラムシ畑は7月4日の大雨で倒れた。

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2011年7月 4日 (月曜日)

FUKUSHIMA TANABATA

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羽田扱い再開へ

■先日(7月2日・土曜日)の高温により、本日販売分が500箱を超え、7月6日(水)販売分が423箱となり、ほぼ昨年の水準になったことから、沖縄・福岡・広島・姫路・名古屋を再開します。品種は各種です。定期注文等は11日より開始します。

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2011年7月 3日 (日曜日)

大雨洪水警報へ(7月3日午後)

■2011年7月3日(日)午後、大雨。

 2店で開催していましたカスミソウフェアは無事に成功裡に終了いたしました。ありがとうございました。店頭での消費者の購買動向の変化が出て来ていて、それを確認できました。2店とも同じ傾向です。売れる色についても傾向が読めました。

■7月3日の午後より大雨となっています。大雨・洪水の「警報」が会津地方に発令されています。

 昭和村の農業関係者は今朝3時出発で、埼玉県草加市のお祭りでの露店、明日は朝、大田市場花き部視察されるようです。FAJ側でセリ前あいさつもするようです。

■7月4日(月)14時、矢ノ原高原・給水所にて、第2回昭和村花き振興協議会主催・あぜ道講習会が開催されます。今回は栽培者と面積が急増している「ベールスター カスミソウ」についての管理・摘芯(ピンチ)技法について、金山普及所・長谷川先生が伝授いたします。

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2011年7月 1日 (金曜日)

7月になりました

■2011年7月1日(金)雨、曇り

 昨日(6月30日)は晴れ・曇り・小雨。父母らが境の沢休み場・沢側の計4棟に試作苗の定植。

 大田花き(花研)の内藤女史らのウェブ掲載予定稿のチェック。『まんだら』の原稿を書いて奥会津書房の遠藤編集長に送付。

 雨が続いています。

■地域調査をするなかで考えること。

1.カネモチの意味(3、3)

2.循環利用のなかでも、節約制(かぼいかた)

3.共生は存在しない(山が減る)

4.カタカナで考える

5.

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↓森が育てたかすみ草:フォレスト 開花へ(4月21日定植)

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