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2006欧州視察

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    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

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    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

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    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

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  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2010年1月

  • 20100131dsc00811
    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

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    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

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    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

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2011年8月30日 (火曜日)

緊急定例会・試作かすみ圃場公開(8月31日午後、大岐岩下)

■台風12号対策のため、開花採花後半ハウスは屋根ビニルをはいで(除去)するため、急遽、試作かすみ草圃場の公開を行うこととしました。試作ハウス等は9月1日に屋根ビニルを除去して整理してしまいます。なお、矢ノ原圃場の昭和村花き振興協議会の試作圃場は9月8日頃、公開予定です。

 8月31日(水)午後1時30分、大岐センター集合し岩下圃場に移動(車で1分、500m)。昭和花き研究会・例会として開催します。

 試作種はセレクタ社の銀河、セレブレイション、ブロッサム、CV538。カネコ種苗のアレグロ・ホラ・パシオネ。スミカのFG449,フォレスト等。

 パシオネ、449は未開花で、それ以外はすべて開花。

 品種により高温障害の団子花・緑着色つぼみ、高温ロゼット等、品種特性がよく出ています。30cmで開花するもの、140cmになっても開花しないもの、等。また耐病性・大虫性等もよくわかります。かすみ草の基本性能をどのように考えるか、とてもわかる試作結果となっています。

 2012年度、導入推奨品種の確定作業も行います(試作成果としては銀河と、CV538が良い結果で、これらは来年は全国市場に出荷可能となる)。2011年はフォレスト・ベールスター・アルタイルでした。

■昭和花き研究会会員には本日午前7時台にファクス配信しました。また希望者は参加・視察可能です。申込不要。

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大田花き 磯村信夫社長のコラム

■1ドル70円台の現在

日本の花は前年9割の価格 → 8月22日、競争力を増す海外産の花

 → 8月29日、日本の生産者が歩むべき道

月田農園(南会津町・南郷地区山口台)

■南会津町(旧・南郷村)の月田農園で、8月24日に奥会津大学、フィールドワークが行われました。参加された方の報告が行われています。  → 奥会津大学

 参加された方の記録を拝見すると、里山のなかでの農園の暮らし、維持、花の生産(ヒメサユリ、オトメユリ、森のカラー)、植物や動物、、、、あたりまえのものを大切に感じる、、、という内容です。

台風12号、接近(9月2日、3日)

■2011年8月30日(火)

 28日まで毎日、午後は雨という秋雨前線による天気(雷雨)が続いたが、29日は終日晴れ・曇りで、日中は暑く、朝晩涼しくなっている。秋の天候。

 大型台風12号が列島南域から北上を続けている。今年から米軍なみに長期の進路予想を気象庁も行っており、それによれば9月2日から3日に東京湾に上陸し、列島の東北地方(新幹線沿い)に北上し北海道に抜けるルートが予測されている。風雨でも奥会津からみると東側を通過するので雨台風になると予測しています。

 これまで、7月末の豪雨冠水被害、8月に2回、雷雨・強風によるハウス倒壊の被害が発生しています。災害の年は災害が多いことが経験からわかっており、台風による被害も懸念されています。現在、9月10月出荷予定分のハウスに屋根ビニルが被覆されており、いちばんハウス管理棟数が多い時期になっています。

 切り終えるハウスは今日から早めに屋根ビニルを除去、そうすると枝採花(60cm)が終了となることから9月以降の60cm確保数量に影響が出ます。8月29日、31日は60cmは多くなっています。

 9月3日(土)にかすみ草フェアを県内2店舗で予定していますが、催事は催行されますが、被害懸念時・発生時には生産者の店頭販促への参加は見合わせることにしています。ご理解いただきたいと思います。

  → 8月30日現在の販売概況と市況分析

■8月31日(水)598箱

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2011年8月29日 (月曜日)

7月末の会津豪雨による只見川流域ダムの現況

■ 7月末の豪雨およびダム放水による水害被害。→  8月24日、東北電力発表

  奥只見ダム・大鳥ダム・田子倉ダム・滝ダム等、、、最上流の日本政府の特殊法人会社であった電源開発(株)(現在はJ-POWER ジェイ・パワー)は水害の原因となったダム放水について何も報告していない。奥只見・大鳥発電所の増設工事では国立公園内で無許可違法工事を行っている(拙著『イヌワシ保護1000日の記録』(はる書房)に詳述)。

■本名ダムはダムゲート変形、取水口・放水路の設備が一部流出。運転再開まで10ヶ月。

■東北電力の所管している発電ダムは、第二沼沢、内川、片門、第二新郷、第二山郷、第二上野尻、山郷、上野尻、伊南川、上田、宮下、柳津、新郷、奥川第二が被害。新潟県分では第二豊実、鹿瀬、第二鹿瀬、揚川、須原、湯之谷、永松、五十沢第二。いずれも二ヶ月から二年程度復旧にかかる。

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放射性物質の拡散・沈着

■8月25日につくば市の国立環境研究所が記者発表した。岩手県、宮城県、新潟県、山形県、関東地方(茨城・栃木・群馬・埼玉・東京都・神奈川)、長野県、静岡県、山梨県に放射性物質のヨウ素131,セシウム137が拡散・沈着している。このうち半減期が長いセシウム137の78%はこれら以外の地域(海洋を含む)に拡散したと推定。→ 3月11日から29日の東京電力の原子力発電所から放出された放射線(ヨウ素、セシウム)

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2011年8月28日 (日曜日)

9月は台風来襲

■2011年8月28日(日)

 2個の台風が北上している。11号、12号。被害が懸念されます。

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2011年8月27日 (土曜日)

8月29日(月)730箱

■2011年8月29日(月)の昭和花き研究会・かすみ草販売数は730箱(大岐1:323、矢ノ原2:265、三島3:31、小野川4:111)。品種はフォレスト、ベールスター中心。少量で、アルタイル、スノーベール、マリーベール、ホワイトフェアリー、ポラリス、360、FG466、大田向け銀河、セレブレイションの10種。

 仙花70、大田177、板橋78、世田谷23、宇都宮19、群馬23、埼玉31、柏10、福島14、福岡96、沖縄20、姫路52、花満58。

■8月26日(金)は623箱で、80cm140~200での推移(箱単価6000~8000)。

 ほぼ受注量は達成しており、安定数の出荷が続く見込み。9月14日からの注文がすでに確定しており、この間の60cmは受注が満了した。

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2011年8月26日 (金曜日)

なかむかい・春日神社祭礼

■2011年8月26日(金)小雨

 隣接する金山町の川口に所用があり出かけた。途中、昭和村の中向の春日神社に旗が掲揚してあった。帰路、立ち寄り撮影した。近くの宋栄さんが来られ、少し話しをうかがった。

 明日、高田(現・会津美里)から神主が来て27日に中向の祭礼、28日は野尻の稲荷神社の祭礼だが、現在はここで行っている。9月5日は松山の鎮守の祭礼。

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白雲山は近世江戸時代の妙義山系の防火(火伏せ)の神様だが、古峯神社が置かれている。白雲山の石塔は小中津川の気多神社入り口にもある。昭和村には2例(江戸時代のもの)。また妙義山の石灯籠は大芦に1例ある。古峯神社は明治から昭和期に拡大した。

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2011年8月22日 (月曜日)

寒い日々 雨

■2011年8月22日(月)雨、曇り、寒い日続く

 昨日から雨。特に15度と寒く、半袖は終了。今日は20度。かすみ草は開花しなくなった。500箱前後で続いている。

■雨が続くようで、圃場のハウスのビニル被覆が多くなっている。10月出荷分まで抽台しており、草丈の確保が課題となっている。7月末の豪雨・冠水被害で雨後の晴天でしおれたかすみ草の曲がりなどが優規格となって出ています。

■9月3日(土)かすみ草フェアを福島市・ヨークベニマル福島西店、いわき市のエブリア店で開催します。

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2011年8月20日 (土曜日)

南会津豪雨から20日目、、、、

■2011年8月20日(土)午前雨、曇り。

 小雨。南会津地域の豪雨災害跡地を調査。

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南会津町内川20110820img_9434

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(旧・伊南村)

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大沼郡三島町(只見川)

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2011年8月18日 (木曜日)

かすみ草のある街

■8月18日、夕方から雨。朝も雨だったので、梅雨のような雨。明日は午前10時、大岐センター集合で20名弱の一般の方が、かすみ草視察に会津若松市内から来村される。

 かすみ草の理解を深めるための、産地が行うアクティビティの開発を行う。店頭でのフェア、はスタイルは出来ているが、産地に消費者を誘い、どのように対応するのかは今後の課題。

 産地フェアを産地立地の地方都市の花売場で行うと、近いことから「産地訪問」を希望する生活者(消費者)が出てくる。

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↑新かすみ草:品種名はフォレスト。南会津町田島、カフェ・ジ・ママにて。田+嶋で鴫山城(長沼氏の中世の山城)が見えるカフェ。→店主の大輔氏のツイート

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20110818fimg_9131 フォレスト

回収バケツ

■2011年8月18日(木)朝方雨、晴れ

 今朝、卸からの回収バケツが届いた。さっそく手洗いしました。中性洗剤をスポンジにつけて洗い、水切りして乾燥させます。スタッキング(重ねる)場合は外部底もよく洗います。乾燥後、室内に入れ保管。

 これまで新日本流通のSCL(レンタルバケツ)を使用していたが、事業中止となり、このようになっています。

■午前、日本フラワーの阿部憲資社長から電話をいただき、かすみ草の切り前について助言を得ました。

■金山普及所の長谷川浩先生が来家。打ち合わせた。セレクタ品種が矢ノ原試験圃場で開花しはじめ、圃場案内の図を生産者宛配付(ファクス配信)する。セレクタのリチャード氏は9月12日頃、大田花きに。当地へは13日頃に来村の予定。

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2011年8月17日 (水曜日)

差別化とは?

■2011年8月17日(水)

  8月16日(火曜)は早朝に集荷トラックが当地の生花(カスミソウ)を運搬していつもより早く出発している。18時に羽田空港の取り次ぎ輸送会社から「いつも14時に来るトラックが来ませんが、出荷されていますか?」とのこと。盆の帰省渋滞で到着していないと思われ、到着次第での対応をお願いしました。昭和花き研究会の事務所から取引先各社(この日は沖縄・福岡・広島・姫路)に花が延着となる可能性と打電(ファクス)しました。

 15日、16日とも暑い日中(夜は寒い・涼しい、、、、長袖が必要)、カスミソウはよく咲き、16日は朝4時の漆黒のハウス内でヘッドランプをつけて 採花をはじめ、8時までの4時間 採花した。現在、ファンタイム(フクカエン)、ドイツのセレクタ・カットフラワーの品種(銀河、セレブレイション、CV538試作)が開花しており、ブロッサム(セレクタ晩生種)も咲き始めている。17日(今日)の未明 採花する。フォレストは高畠の角畑が終盤、大田(上)も終盤、大田(下)が開花 採花中である。カネコ種苗(高崎市)の試作種も1つが開花をはじめている。

 昭和花き研究会では、今日(17日・水)販売数が510箱ほど。同地域のJA部会は1000箱超と急増している。盆前で越冬株、および切り戻しがすべて終了し、春植えの新植苗も6月中旬定植分が開花している。8月15日で前年の販売結果と比較してみたが、311東北大震災と東京電力の原子力発電所放射能広域放出公害の影響を受け、12%の減少となった。

 8月15日、出荷本数 609,720本(前年比80%)、販売額(前年比88%)

 16日午後、JAみなべいなみの為橋君から電話があった。8月1日付けで花の販売担当を離れた、との挨拶であった。13年間担当した、という。カスミソウサミット等、その後もいろいろと店頭販促活動等でお世話になりました。お疲れ様でした。

■包括的核実験禁止条約下での大気中核種の調査が行われているが、その群馬県高崎市での採取結果が8月12日時点でのものが公開されている。3月15日が最大の放射性物質を排出した東京電力の原子力発電所だが、その核種と、その後の降雪・降雨による数値変化が明確になっている。 → CTBT(PDFファイル13枚)

■原子力発電所依存の本邦では311事故以来、水力発電等の重要性が高まり、しかし治水上大きな懸念が生じている。只見川ダム水害(7月末)の現場がどうなっているのか、、、  → 会津の下流域の様子(喜多方市高郷町等)

 → 水田給水ポンプの問題

■宮崎県の彼が書いています。→差別化とは?

■会津学研究会では月例会を8月21日(日)17時より三島町西隆寺で開催します。→ 会津学研究会

■ファーマーズカフェ大芦家(おおあしや)では9月6日(火曜)、大芦家定休日に昨年好評であった集落散策のフィールドワークを再開します。午前8時30分頃、大芦家集合し、今回は小中津川を歩きます。気多神社(130年ぶりに渡御祭復活)、中世の居館跡、ごりんさま(法印)などを徒歩で。近日、大芦家のウェブサイトに予告が掲載されると思います(暮らしの情報誌・ミニコミ、、、『じねんと』には掲載されていました)。10月18日は佐倉を予定。 → 大芦家

■8月10日締切の原稿(4800字)を11日にJFMA事務局の松島義幸さん宛送付した。分担執筆で私は産地と花やの将来像について書いた。16日に返事が来た。2004年に発刊された『お花やさんマニュアル』は当時の阿部憲資さんが中心となって発刊されたもので、06年改訂版、08年改訂版が出ている。今回、4改訂版として新しい内容で発刊される(IFEX展示会の10月に誠文堂新光社から)。今回は8月10日までに全く新たに章立てして産地と小売店、消費者のことを考えて、書き下ろした。

 9月末まで、「地域の調べ方」について(4000字)を書く。『福島学』の総論(福島大学コンソーシアム)の第4部・地域の学び方、、、、「会津学研究会」については事務局の奥会津書房の遠藤由美子編集長が書くことになっている。7月28日の奥会津大学までのための下中津川の事前調査(踏査・聞き書き)をドキュメントする予定。

 10月20日、茨城県つくば市の花き研究所が主催する会合の予稿も9月はじめに提出しなければならないが、これとほぼ同じ内容のものを『施設と園芸』に5600字で投稿しなければならない(8月11日に依頼)。

 また農村漁村文化協会(農文協)の編集局の農業・園芸書グループの松本学さんから、8月12日付けで原稿依頼が来た。来年の1月に発刊される『農業技術体系・花卉編』追録版、、、第9巻宿根草のなかの「シュッコンカスミソウの品種・系統と栽培特性(改訂)」は9600字。10月末締切、、、、、

 

2011年8月16日 (火曜日)

産地と消費地を結ぶ

花産地との新しい絆を作るための「あるく・みる・きく・つたえる」方法

昭和花き研究会 菅家博昭(カスミソウ生産農家、JFMA理事)

はじめに

  花は生産者による品質管理、日持ち延長技術、生花店による適正管理、消費者への適切な説明により消費や需要は喚起できる。しかしそれだけが花の魅力を伝える手法ではない。花の来歴や、それを生み出す生産地の地域性、人をクローズアップすることで、花の持つ魅力は高まり、花の持つ物語性は生まれる。まず生産地を訪問して、気づいたことを店頭で表現してみよう、というのが本稿の主旨である。交通手段の発達、情報手段の発達は、人々が行き来しながら、人と人とが絆を深めることが花ビジネスの21世紀の未来像であるからである。

1.産地訪問

  この数十年、我が列島に新しい産地は生まれていない。水田転作、つまり稲作から園芸振興に切り替わった時期や葉たばこ廃作等の社会事情により切り花生産をはじめた地域が多い。しかし開国した明治時代の輸出産物は球根であった。それを鹿児島県の沖永良部島は担い、現在も百合切り花・球根、ソリダゴ類などの栽培地として百年を超える花の産地を維持している。また北陸地方、特に富山県のチューリップ球根も輸出品であった。現在は切り花・球根である。花は最初に輸出品として産地形成がなされた。沖永良部島でも日本軍政下で百合球根をソテツの株もとに隠して守ることが行われている。多くの先人の工夫と熱意で花の産地は維持されている。

 こうした花の産地は輸送のための集団化、つまり生産部会という中間組織を作り、農協内での出荷組織になっているところが多い。現在は、各都市にある花の卸市場でこれら花の産地は新品種の展示や販促活動を行うことが多い。

 花の仕入れ先として卸市場や仲卸を訪問する場合、こうした花の産地フェアの機会を利用して生産者・生産組織と知り合いとなり、その後産地を訪問することが望ましい。またIFEX展示会などで生産地と名刺交換を行い、その後に産地を訪問したい。JFMAやMPS、JELFAなどでも定期的にセミナーを開催し生産者が多く参加しているのでそうした機会に生産者・産地と知り合いになる。

  年に数回、花の産地を自らの意志で訪問して、その花の栽培の歴史や品質管理を学ぶことはいくつかの花屋さんたちで行われている。

 花が産まれる風景、人々の写真を撮影し、関連資料を集め取材をすることで、花の理解は深まる。産地訪問に長靴と雨傘は必需品で、雨の日、雪の日も風景は大切な資料となる。この場合、露地栽培やハウス施設内の栽培された花だけを撮影するのではなく、花を産む風景に価値がある。できるだけハウス外の景色に気を配る。写真は一カ所で三カット撮影する(遠景・中景・接写)。

 福島県の会津地方の「花職人Aizu」というトルコギキョウ生産のグループは毎年六月に産地公開を行っており、取引先の卸を通じて、毎回二〇余名の生花店、卸関係者が集まる。花の定植や、ハウス内の後片付け体験を通じて産地理解と、その地域で暮らす人々を理解しようとしている。

 同じ会津の月田農園は六〇年かけ自生種のヒメサユリ(オトメユリ)を保持・増殖してきた。そのなかで里山の利用、落ち葉の圃場への施用などを通じ、露地でカラー栽培も行っている。それは『森のカラー」という商標で流通している。多種草花類も栽培しており、訪問者は多い。

  また宮崎県の高千穂・日之影などのラナンキュラス産地は福岡県内からの花店を産地視察に誘い、急傾斜地の棚田地形をたくみに利用した圃場や品質管理などを学んでいる。これには県の花担当者の積極的な提案と熱意があり実現している。

 バラや著名な花ではない、草花類にも、納得し気づく、そして学び伝える物語が産地には埋もれている。それを掘り起こすのが生花店・花屋さんの仕事である。

2.産地の姿を伝える

 東京都大田市場の仲卸・中央花卉では、沖縄県のタマシダや自生葉物をていねいに販売している。その産地訪問に同行したことがある。販売者である農協「太陽の花」の担当者の案内で島内の生産者宅を訪問しながら、必要な規格と品質を伝え、同時に生産地の環境を取材する。そうした農園は、たとえば今年は二度の台風による塩害で出荷ができなくなったが、その事実も店頭とウェブサイト(ブログ)で伝えている。産地からすれば、こうした支援はたいへんな励みになる。また中央花卉では東日本大震災の後、取引先生産地等への被災地支援活動も行っている。家屋からの泥だし作業を通じて、その花の生まれる地域の理解を深めている。

 取引のある卸や仲卸が生産地を訪問するときに同行して取材する、ということも可能である。産地は多くの人で維持されている場合、誰にフォーカスして取材するかも大切なことである。卸や案内される現地農協の担当者からそうした情報を入手できる。

3.花の品質管理を学ぶ

 生産地では、定期的な花持ち試験や、放射性物質(核種)検査を定期的に行っているところもある。特に前処理を必要とする切り花類(カーネーション、デルフィニウム、スイートピー、カスミソウ等)では、品質保持剤の会社とともに最新の花持ち延長技術を検討しており、それを学ぶことができる。水揚げのバケツの衛生管理(洗浄)、使用水の管理なども学ぶことが出来る。

 筆者の奥会津・昭和村では降雪を貯蔵し予冷施設(雪室)を持ちカスミソウを夏場に長持ちして利用していただくための研究を行っている。産地視察は村役場や県普及所も受け入れており、生産団体によらずとも気兼ねなく学ぶことができる。

  花には来歴があり、育種も多様化している。また育種は世界各地で行われており、それら産地も世界各地に所在している。産地はそれらを訪問し、世界の最先端の情報を所持しているところも多く、その品目の情報はこの産地で、というような視察・交流先を持つことが大切になる。

 札幌市のフルーロン花佳の薄木健友さんは、産地視察を続けて学んだ花別品質管理を、自ら花持ち試験を店内で行いながら、品質管理技術の開発と普及にまで高めている。

 消費者にフラワーフード(品質保持剤)の普及を図ることも産地フェアでの重要な任務である。花を日持ちさせるのは飾る人の気遣いがいちばんに大切だからで、たとえばイギリスやフランスでは花瓶洗浄用の塩素タブレット付きフラワーフードも花束に添付されている。これは「花をもう一日長く飾るためにはあなた(消費者)による花瓶の洗浄で清潔な花瓶環境が必要です」というプロモーション・説明を伴っている。

4.海外の事例

  オランダでは業界向け展示会が秋に行われている。春には国民向けのオープンハウスという農園開放日が行われている。日本では行われていないが、業界向け農園公開・産地公開が進むと、次に市民向けの産地公開が求められる。

 オランダでは展示会が大規模化しビジョンを失ったなか、卸が主体となり農園主が小規模ブースを出展しバイヤーと交流するアールスメール・マーケットが盛況である。

 またフランスのランジス市場では、持ち込み農家とバイヤー(花屋)が朝に対話できる時間・場所を各仲卸が維持している。名古屋地区の中京花き園芸のような仕組み(生産とバイヤーの対話)は日本国内には少ないが、こうした交流の場を仲卸は今後定期的に持つことが求められる。卸(荷受会社)ではJFI(FAJ、豊明花きなどのグループ)がトレードフェアを行い生産者とバイヤーの交流を進めている。

 海外の農園は、まず環境認証取得(MPS等)や、フェアトレードの取組を説明する。農園内にもそのような施設(品質管理)も見られる。

 日本では、MPS取得農家では、そのような意識も高く、農園を公開できるところが多くなっている。また定期的に産地フェアを消費地で行うところも増えている。しかしその取組自体が目的となってしまっており、それらは本来手段として行い、目的は生産地の文化や地域理解に進むところまでいっていない。

 今後、産地と小売店の交流が進むなかで、店頭での産地紹介の技法が開発されたり、花の持つ文化性・生産地域の自然環境の保全と消費行動の一致などが生まれることが予見される。

5.おわりに

 2011年3月11日、日本列島の東半分を巨大地震が襲った。東日本大震災は、大津波が東北地方の太平洋岸に大きな被害を与えた。その後、福島県内にある東京電力の原子力発電所が3基爆発し、特に3月15日に飛散した放射能の公害が広範な影響を列島各地に与えている。

 筆者はその福島県西部の会津地方に居住してカスミソウ切り花栽培・生産を1984年から行っている。花の生産地を含む福島県東部の地域は強制退去となりトルコギキョウやリンドウの生産地が消滅した。降下した放射性物質、特にセシウムが今後大きな影響を残すことがわかっている。静岡県・神奈川県の茶葉も放射能汚染され、広く関東地方の茶葉は出荷停止となった。一時首都圏の水道水からも放射性ヨウ素が検出され、飲料制限が行われた。

 6月、ホームセンターで栃木県産腐葉土から放射性物質が出て販売中止となる。7月には広範囲(宮城・福島・栃木等)の稲ワラからも放射性物質が検出、それを飼料としていた牛の汚染とその肉が国内各地で販売されていたことが判明し、大きな社会問題となっている。今後、秋に収穫される米の汚染度が注目されている。

 一方、津波の甚大な被害を受けた岩手・宮城・福島の3県の被災地の供養では多くの花が手向けられていることも報道写真を通じて広く社会に伝わった。

 私たちの社会には、花が暮らしの必需品として位置づけられていることをあらためて学んでいる。花の持つ社会性が、人々の精神文化を維持し、社会の平穏を保っている。

 福島県西部の会津地方は戦後すぐ、戦後復興のため首都圏に送電するための水力発電所とダムが只見川流域に23基も建設された。原子力発電所の発電を優先するなか、水力発電はピーク時に使用するための予備電力として位置づけられた。しかし国内の原子力発電所が停止するなかで、水力発電の意味合いが過去に戻り優先発電となった。

 ダムに湛水している水は、いわばガソリン(石油)であり、燃料そのものである。それを下流に放水することはエネルギーを捨てるようなものである。しかし、7月下旬に新潟・福島を豪雨が襲い(会津豪雨)、発電ダムの満水の水は豪雨最中に放水され、「放流水害」を引き起こした。これにより福島県内のカスミソウ・リンドウ等の生産地圃場が流出し大きな被害を受けた。上流域は豪雨による土石流災害、只見川本流域はダム放水被害で、昭和44年8月の水害と同じ構図となっている。

 

 こうして見ると、台風被害、大雪の被害、火山災害も含め、私たちの暮らす日本列島内で行われている農業、花の生産は奇跡的に行われていることがわかる。その地域に暮らす人々のいとなみにより維持されていることがわかる。電気が東北(水力・原子力)で生まれ、首都圏の電力を支えていたことが、事実として311以後に知ったように、これからは社会性を持つ情報と切り離すことができない。

 しかし、こうした列島各地の花の生産地域は日々活力を失っている。どのようにして生産地と消費地との交流と相互理解を深めて、未来の花の生産と、花の精神性、物語を列島各地に保持、あるいは発展していくのか、その道筋を示してみたい。花を商品として、モノとして見ない方法とは、花の持つ文化性、それを維持する生産地の努力を理解するための小さな産地訪問の旅を繰り返す中で、気づいたことを小売店という店頭を通じて来店客に伝えることが重要である。小売店のスタッフ・店主の理解、発見が商品としての花の価値付けを変えることにつながる。

 自然環境(天候)の影響を植物は受け、生産地の変動それを消費者に伝える仕事が花の小売店・花屋の現代的意味合いである。人々は多くの地域とつながりながら生活をいとなんでいることをあらためて気づき、それが新しい絆を生む。

参考資料

日本フローラルマーケティング協会編・誠文堂新光社

『お花やさんマニュアル フローリストの仕事』2004年

『お花やさんマニュアル 改訂版』2006年

『お花やさんマニュアル2008-2009 フラワービジネスの今』2008年

農水省ウェブサイトhttp://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/hosin09/index.html

花き産業振興方針(平成2249日公表)

バケット低温流通を核とした切花流通における品質管理マニュアルについて

http://jfpc.or.jp/hinnsitu%20kannrimanyuaru/manyuaru-syoukai.htm

※本稿は2011年8月11日にJFMA事務局に送付した、8月10日に菅家博昭による書き下ろし原稿で、10月の幕張メッセでのIFEX展示会・JFMAブースで『改訂版・お花やさんマニュアル』(誠文堂新光社刊)として発刊される予定です。2004年版・06年改訂版・08年改訂版とそれぞれに独立した内容となっている。2004年版に菅家原稿は掲載されているが、06年・08年版では依頼が無かった。2011年改訂新版では以上の内容が掲載される予定で、執筆陣はJFMA理事・顧問による。

高崎の放射性核種分析

■包括的核実験禁止条約に基づく大気中の核物質の採取分析が群馬県高崎市にて行われている。3月の核放出の様子や降雨による降下など、8月12日時点でのデータが公開されている。東京電力による原子力発電所からの放射能広域放出公害事件 → CTBT放射性核種探知状況 PDF13枚

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8/16から上空モニタリング

■文部科学省はヘリコプターによる上空からの放射線調査を会津地方で8月16日から1週間程度行う。
→ pdfファイル8月15日リリース

2011年8月15日 (月曜日)

ダム水害(金山町本名ダム)

http://youtu.be/gConIoq3TmU

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ダム放水のしぶきにより落下したJR只見線の鉄橋↑↓

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↑毎日新聞1面トップ記事の写真、本名ダムの放水のしぶき。

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↑ダム放水で崩壊した護岸

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8/15奥会津・昭和村小中津川・気多神社 渡御祭

■2011年8月15日(月)午後2時頃より雷雨。

 小中津川の気多神社で地域の人々により昨年から運営が再開された(120~130年ぶり?)「渡御祭」が行われました。

http://youtu.be/_YNkw2CRB38

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↑ 後方は佐倉の館裏山。手前左が気多神社。右手に白い旗。中央に鳥居。

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2011年8月14日 (日曜日)

重岳

■8月14日朝、墓参。

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2011年8月13日 (土曜日)

カスミソウの開花盛り

■世間はお盆、我が家は遅れていたカスミソウの最盛期・開花しています。採花・調整・出荷に追われています。

 岩下(上)圃場、大田(上・下)、高畠(角畑)の10棟。

 岩下では今日はハチクマが鳴いて飛翔していました(当歳鳥でしょうか、、、)。

 帰省した弟がボンガマを作る。そして迎え火を焚く。

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大芦・大山祇神社 祭礼旗

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517-615:524-618 新かすみ草: フォレスト開花

■大岐村落の南方上流右岸の大田圃場の下、杉のところの中晩生種の新・カスミソウ、フォレストが開花している。

5月17日にプラグ苗を導入し、6月15日に定植したもの(8月8日から採花)。草丈130cm。

5月24日の苗を6月18日に定植したものを今日13日に採花はじめ、である。直射日光が当たる前の早朝に採花する。草丈100cm。

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↑今朝の開花状況。この開花株を100本ほど採花すると、下の写真に。

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7月、8月の盛夏はハウス内は高温になり開花した白い花がすぐ寿命となる。そのため圃場では早めに採花し(若い状態、早く採花)室内で水揚げしながら咲かせると白く純白の花となり(糖類吸収)、その後の日持ち性も優れる。開花がそろえば呼吸量を押さえるため保冷庫で出荷時間まで予冷保管する。

染色する場合はすぐ水揚げすることはしないため、採花しコモ包みで帰宅・搬出する。STS入り染料(パレス化学のハイフローラカスミ染色剤 20リットル缶)を、3cm深さでビールカップ(容器)で染色する。その後STS剤で定時処理し、保冷(予冷)し呼吸を押さえる。

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昨日、国道252号、柳津町と三島町の間が豪雨通行止め依頼、再開通(片側通行)した。只見川右岸で路肩が崩落した。麻生の舟渡しのところ。

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ダムにより水没した縄文時代晩期の小和瀬遺跡(土偶を出土)が水位が下がり出ている。

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↑これはドイツ・セレクタ社のパール・銀河という新かすみ草。しなやか。

2011年8月12日 (金曜日)

8/15-306箱

■8月15日(月)販売分、カスミソウは306箱。

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2011年8月11日 (木曜日)

試作カスミソウ CV538(セレクタ)

■ドイツ・セレクタ社の新・カスミソウの試作種のCV538(開発番号)が開花した。5月25日苗、6月10日・17日の定植。

 8月12日の大田花きに送荷。

 銀河より茎は硬め。

 6月17日前後の定植のパール銀河、セレブレイション、538が開花している。晩生種ブロッサムも数日で開花へ。

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■8月13日追記。岩下圃場で採花前・後。

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両原の八幡、不動明王

■2011年8月10日に、奥会津・昭和村両原地区の2社の旗が揚がっている。

 野尻川上流域の右岸に八幡神社、左岸は不動明王(隣は伝承館)。

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↑右手▲山は佐倉の館裏山。両原の左が不動様。

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↑さらに上流、右手は館腰山(▲山)。

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2011年8月10日 (水曜日)

梱包終了、483箱

■2011年8月10日(水)晴れ

 22時過ぎ、明日出荷分のかすみ草の梱包作業が終わりました。

 昭和花き研究会としては今日より減少しての、483箱(12日・販売分)。

■柳津町で花火大会がありましたが、忙しくいけませんでした。

野生キノコの放射能

■2011年8月10日(水)晴れ

 蝉が鳴く。

 県境を越え、栃木県から福島県に自動車が山奥まで来ています。夏に広葉樹林内に発生するキノコ・チタケの採取のためです。油で炒めたり、日本蕎麦の汁(かけそば)にしたり、、、栃木県民が食するキノコがチタケです。

 地表近い場所に菌糸をはるキノコ類が放射性物質を集めることはよく知られています。はたして、セシウムが残る山野の野生キノコは、誰が調査して安全を確認するのでしょうか?直売所や道の駅などで売られ、それが広域流通していきます。

 山が赤くなるほどチタケが出ています。搾ると乳のような液が出る、からチチタケ、ということになっていますが、血茸でしょう。昨日、親戚から我が家に届けられたチタケ。父と私は捨てるように主張、母は茄子と油で炒めると主張。

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2011年8月 9日 (火曜日)

夕暮れ

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南会津町 湯田浩仁さんの水揚げ術

■現在発売中の『現代農業』2011年9月号は、「ひと手間で変わる、鮮度保持術」の特集(136ページから)。野菜や花について。

 146ページから「水揚げバケツを洗うと切り花の日持ちがよくなる」(湯田浩仁さん)が146ページから掲載されています。
 
 150ページからは月田禮次郎さんのヒメサユリ(乙女百合)。

■8月1日に都内板橋市場の仲卸・すずき商事さんにて店頭で開催していただいたカスミソウフェアの写真が同社石井さんから送付されました。会津豪雨と重なり、店頭に行くことができませんでしたが、展示いただきました。ありがとうございました。

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2011年8月 8日 (月曜日)

喰丸熊野祭礼旗

■2011年8月8日(月)晴れ、午後雷雨。

 8月8日(月)かすみ草販売数709箱、10日(水)は520箱で、明日発送します。ほぼ新植苗の開花分です。価格は80cmが200円台、70cmが150円台です。

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■8月8日は、9日朝集荷分のかすみ草を2回、野尻中向に予冷のため運んだ。途中、喰丸小学校の南方に熊野神社祭礼の旗が掲揚されていた。

 野尻川流域は上流より両原・八幡神社、喰丸・熊野神社、佐倉・諏訪神社、小中津川・気多神社、下中津川・熊野神社、中向・春日神社、野尻・稲荷神社、松山・住吉神社。大芦と大岐は大山祇神社、小野川・三島神社。

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施主に五十嵐、大竹、山内。

山内は野尻と喰丸にいて中世の野尻山ノ内氏。

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文政十三年庚寅(1830)の灯籠。

後方▲山は館裏山(佐倉)

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手柴による構造物(畑)

8月7日午後、雷雨・突風ハウス倒壊(矢ノ原高原かすみ草)

■2011年8月8日(月)晴れ。

 昨日(7日、日曜日)午後、雷雨があり、昭和村矢ノ原では雷雨豪雨・突風によりハウスが数棟倒壊した。今日朝、調査される。→ 本名敬君ブログ

 ツイートによると工さん1棟、、被害という。

 矢ノ原地区のみの被害で、約30棟近く倒壊、上からつぶされたようです。雷雨、ダウンバーストです。採花中のハウス、あるいはこれから出荷予定のかすみ草そのものも、強風で倒され、それを起こす作業が行われましたが、被害は拡大しています。

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写真は本名君の8月8日のブログより転載

毎週、日曜日10~15時、山都町相川百姓市

■福島県喜多方市。 →  食工房の青木さんの飯豊の空の下から → 8月7日の歳時予告  11月頃に、この相川百姓市のイベント内で、山都町集落を歩く会(雑誌:会津学読者会)をお願いしてみようと思います。今年で3年目。

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2011年8月 6日 (土曜日)

夕暮れ yu-gure

■昭和村大字小野川字大岐。

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■滝谷川合流部、只見川。柳津発電所。730放流で水位下がる。

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滝谷川。

慰霊の夏

■2011年8月6日(土)晴れ、暑く。

  今年はじめて作業小屋にヤマトンボ(標準和名オニヤンマ)が入って、低空飛行し、出て行った。母屋と小屋の間にある池からふ化したものだろう。あいさつして出て行き、死ぬ頃にまた入ってくる。毎年同じだ。

 この日照で、咲き遅れの「かすみ草」がようやく咲き出す。

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中津川荒屋敷からオアタゴサマの高舘山を望む。手前はウワムラヤマ。1778(安永七戌歳)稲荷石祠

2011年8月 5日 (金曜日)

ダム水害(0730柳津)の復活

■8月4日開店。

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仙台七夕へ、、、東北の夏、福島の夏

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仙花訪問

■2011年8月5日(金)晴れ

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2011年8月 4日 (木曜日)

さらに、かすみ草は減少へ

■2011年8月4日(木)

 今日は午後、定期外部監査日。

■盆の納品がはじまっていますが、7月下旬の豪雨・低日照低温から開花が鈍くなり咲いてきません。また染めもたいへん難しく色が出なくなっています(高湿度・低温)。

 出荷量は金曜販売なのに水曜よりさらに減少し432箱。第1(大岐)174箱、第2(矢ノ原)177箱は新植かすみ草(フォレスト、アルタイル)の開花分、第3(三島)16箱(新植マリーベール)、第4(小野川)65箱越冬株の終了へ。

 越冬株が終了したため60cm枝Sクラスが終了し納品に苦慮(欠品多く)しています。80cmも増える見込み無く、来週8日納品は欠品を予想しています。

 台風9号のため、沖縄行き便は5日は休止しました。

■8月4日、今朝、目揃え会(豪雨災害対応含む)。5時小野川(第4)、5時30分(大岐・第1)、6時30分(野尻中向・雪室)。

■明日、5日は午前に仙台市場、村長訪問に随行。

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2011年8月 3日 (水曜日)

放流 適切か?5町村 検証求める

■2011年8月3日(水)晴れ、午後一時雨、曇り。

 かすみ草は少ない。60cmは欠品として連絡しました。 本ウェブサイトは開設以来1日のアクセス数が1000を超えました。8月2日の午後の記事と動画、ツイッターからのインデックスによるものです。ダム水害についての私の記事への興味です。

■8月3日、福島民友新聞社会面(18/19面)。ダムの川で浸水被害 治水に限界も 7・29会津豪雨 検証 放流適切だったのか 5町村、検証求める

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 8月3日、福島民友新聞より 「放流適切か」検証求める声 ダムの川で浸水被害  豪雨の深い爪痕が刻まれた会津の被災地では、2日も行方不明者の捜索や孤立した地区からのヘリコプターによる救出が続いた。ボランティアの受け入れが始まり、各市町村は一日も早い復旧に向け対策を急ぐ。一方では「なぜ大きな被害が出たのか」と、豪雨災害の検証を求める声も強まってきた。首都圏などに向けた電源地域としてダムが連続して造られて以降、流域では水害がたびたび発生しており、ダム放流との関連が疑われてきたからだ。  金山町越川で床上浸水の被害に遭った男性は、近くを流れる只見川を見ながら「昭和44(1969)年の集中豪雨災害の後、かさ上げなど家の周りに護岸を施したのに約1.5メートルも浸水した。今回はあの時の3~4倍の水量があったのではないか」とつぶやいた。十分な備えがあったのに、なぜ…。男性の脳裏を疑問がよぎる。  県民生活を守る立場にある県だが、ダム管理は事業者、監督は国。災害検証に県の権限はない。この構造は、東京電力福島第1原発事故での東京電力、経済産業省原子力安全・保安院、県の三すくみの構図に酷似している。被災住民が求める十分な検証が早期に行われるのか、県の指導力が問われている。 (2011年8月3日 福島民友ニュース)

2011年8月 2日 (火曜日)

明日から水害被災地支援活動へ

■8月2日、昭和村内の役場からの防災無線によれば、3日から週末まで金山町での被災地支援ボランティア活動(消防含む)が行われる、という。昭和村社会福祉協議会名での連絡であった。3日午前9時に金山町中川体育館集合で行われる。作業のできる服装、昼食・水持参。

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浸水した金山町西谷地区。排泥作業が行われている。

只見川ダム水害

■2011年8月2日(火)晴れ。

 伊南川流域、只見川流域の水害調査を行いました。発電ダムを持つ地域で特に大きな被害が出ています。

 ダム放流による水害です。戦後すぐに建設された只見川流域の発電ダム。これまで堆積した土砂によりダム湖そのものが浅くなり、貯水力を失っています。東京電力の原発事故により水力依存特需となり梅雨期に放流せずに貯水をしていたところに、今回の豪雨が重なったものです。

 昭和44年の8月の豪雨でも、雨量は多く、流域河川での水害・土砂崩れは多く発生しましたが、只見川本流での洪水はダムの放水による人為的災害である、と当時指摘されていました(金山町役場の職員組合による調査)。それと全く同じような経過を只見川本流ダムの操作が行われたものです。

■写真はすべて、8月2日、菅家博昭撮影。本名ダム・発電所と、JR只見線の黄褐色の鉄橋が崩落したのは本名ダムの放流によるものです。レールが落ちています。

http://youtu.be/JH6_34OvcGE

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↑カラムシがたくさん自生

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■伊南川(旧・南郷村域)

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■環境負荷が極めて高い水力発電所。再生エネルギーと呼び名はきれいでも、水没する集落、その後の川の死を考えると、川が再生するわけではない。

 会津には柳津町に会津西山地熱発電所があるが、これも硫化水素ガスを排出し公害の原因となっており、地熱水をくみ上げることから地下に空洞が出来、群発地震が発生する。現地では西山地熱発電所の井戸を震源とする震度5弱の地震が発生している。周辺の集落の墓石は倒れ、土蔵の壁は剥離落下している。自然エネルギー、再生可能エネルギーといっても迷惑施設にかわりはない。

 発電域と使用域が分かれる構造が問題で、電力も地産地消で送電線を持たないような仕組みを本邦は志向すべき時代に来ている。発電所立地町村は発電施設等からの税収・補助金に頼るため、発電所関連施設が災害の原因になっていても発言しないように自制しているため、声は届かない。マスメディアによる今後の調査報道に期待する。

  →2009年10月、柳津地震

  →2009年10月12日 西山地震

  →2009年10月12日1842地震

 奥会津に暮らす人々は、今年の311地震が発生したとき、「また西山地熱が震源の地震だろう」と語り合った。それぐらい地熱発電所周辺、昭和村を含み地震が発生してくる。

8月4日(木)朝、目揃え会

■ 8月4日(木)朝、目揃え会を行います。

 午前5時    第4:小野川
 午前5時30分 第1:大岐
 午前6時30分 第2:野尻中向(雪室)

  ※盆前の出荷について(切り前、60cm立箱等)
 ※エルフ(上下の白い鍵・ロック)等は必ず使用。輸送会社から要望。

 ※大雨洪水被害等について

平成23年7月、只見川・伊南川流域豪雨

■→内閣府8月1日 平成23年7月新潟・福島豪雨被害状況PDF11枚

福島県南会津郡只見町ウェブサイト

 ウェブサイトで8月1日現在、南会津町、金山町、福島県は即応していない。2009年で博士峠・吉尾峠の観測を廃止しているため、近傍の調査結果が無い。山に降った雨が川を下るため、峠や尾根での気象観測(自動観測)を止めることは防災上たいへんな失政である。なぜ過去は峠に設置したのか?という意味を気象庁は見失っている。雨雲は山にぶつかり降雨・降雪となる。

→ 気象庁8月1日

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■写真は苧麻倶楽部mlより転載

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柳津町柳津・虚空蔵尊前(只見川)

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JR只見線 鉄橋

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2011年8月 1日 (月曜日)

8月3日(水)484箱

■2011年8月3日(水)販売分 484箱

 第1大岐・229箱、第2矢ノ原・137(新苗)、第3三島・29(新苗)、第4小野川・89(越冬株)

 数量的には2009年的な推移になっています。昨年(2010年)とは異なります。

■8月5日(金)は多少数量増の予定ですが、台風9号が接近中の沖縄県花卉市場への出荷はお休みする予定です。3日販売分は送荷しました。

■→日本の花き産業データ

■雑誌『農耕と園芸』(誠文堂新光社)9月号・花事放談の宍戸さんの書簡が届き、返事を執筆し、編集部の新出さんに送る。誠文堂新光社は私たちエレクトロニクス世代には羨望の出版社でした。『初歩のラジオ』(92年廃刊)などの雑誌の出版をしていました。

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災害後、産地情報ファクス配信しました

■2011年8月1日、午後1時、ファクス配信しました。→産地情報昭和花き研究会

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大雨後の通行障害有り

■2011年8月1日(月)晴れ

 午前4時より、出水箇所の調査を行った。

 また1昨日、輸送ルート(集荷ルート)の路上調査を行ったところ、本会では第3集荷所(三島町川井)が大型トラックが集荷不能となっており、輸送会社には小型車両での集荷を昨日からお願いした。

 金山町の国道252号線が通行止めのため、沼沢湖南域の県道迂回路を通行するが大型車両がすれ違い不能。また柳津と三島間の252号は通行止めで、県道柳津昭和線の滝谷地区迂回路も大型車両が入れない。

■8月1日販売分では誤配が多く発生し、卸市場にはたいへんご迷惑をおかけしています。柏市場、大田花き、開成生花等、誤配が発生しました。

■8月1日は朝から晴れています。圃場の粗水は抜けたものの、まだ圃場はぬかるみ、今後の対応ができない状況です。

■かすみ草は、春植えの新苗開花となっています。また越冬株は小野川地区で終盤となっています。同じ品種でもボリューム感やしなやかさに差が見えるのですが了承下さい。越冬株はほぼ終了すれば新苗の規格にて目揃えを行い、統一します。

■8月3日より盆の納品がはじまります。

■8月5日には仙台市場に昭和村馬場村長が表敬訪問する予定です。協議会メンバーが随行する予定です。

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大規模林道の斜面崩壊による農地被害

■2011年7月28日、29日の降雨により、大規模林道飯豊檜枝岐線の柳津町琵琶首地内で、林道法面が崩壊し水路を破壊し、畑に土石流が流れ込み、県道柳津昭和線にまで土砂を押し出した。写真は県道から8月1日朝に菅家博昭が撮影。

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↑県道柳津昭和線に流出した土砂

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↑崩落場所。上に林道があり、その道路下部法面。水路も破断され、仮に丸筒を架けている。

 この林道建設現場では6箇所が法面崩落し、工事再開は不可能となっている。

ko-zamui 小寒い

■7月29日に聞いた村人の常の言葉(つねのことば)。新潟・会津の豪雨で、寒くなり、半袖ではいられなくなった肌寒い朝のこと。60歳、70歳の村人二人。「天」のもたらす事象には「敬語」で語っている。「お・てんとう・さま(御天道様=太陽)というようにていねいに語る。

■「今日はコザムイ(小寒い)なあ」

「したがらや」(同意)

「ゆんべのあめ(夕べの雨)、やんでくっちゃから(止んでくれたから・敬語)、よがった(よかった)」

「(洪水をもたらした前線)はやく行ったらよかあべえが(前線、早く行ったらよいのに)、まあだ(まだ)、あそごに、いやんだ(あそこに、いらっしゃる・敬語)」

「(大雨洪水)警報なんぞ出やって(警報が出されて・敬語)」

「まあだ、明日も降っちゅう(まだ、明日も降ると言う)」

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