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2012年3月31日 (土)

生きものの姿に学ぶヒト

■2012年3月31日(土)

 昨夕は大芦家で、演奏会の練習が2時間。左指先が痛くなる。ハイコードを多様すると握力も、、、、日々の練習が問われる。暗譜もしなければならない。26年ぶりに演奏するチェルノブイリのあの時の日本の雰囲気の曲も佐藤孝雄は2曲歌う。14曲演奏するが昨夜は課題曲をくり返し、そして全曲通しで。

  今日は、昭和花き研究会の資料作成後に、明日午後の会津学研究会・例会のための資料を作成する。

 3月31日の年度末、昭和村のからむし織りの里では地機講習会の終了式が行われる。ぢばた、とは、脚の無い古来の機織機で、村の古老はずっと「いざり機」とよんできた。差別用語ということで「地機」と表現しているが、隣国越後の政府の指定文化財ではこの「いざり機」が指定されている。

 → 小千谷縮・越後上布

■3月28日に喜多方市山都町山都の「千」で有機農家の小川光さんらが開催した講座で、講師の東京大学保全生態学研究室の鷲谷いづみさんが語ったなかで印象に残った言葉がある。

 「ヒト(生物としての人間)は、自然界のなかで唯一、他の生き物(生物)の暮らしに関心を持ち、それを見て学ぶということができる生物である」

 自然(生物界)には貨幣価値に表現できない価値も多い。つながりあいながら、にぎわいを作っている生物の多様性。そこからインスピレーションを得、自然界や生物の美しさに心が動く。生物の多様性が失われれば芸術・文化・テクノロジーが貧しくなる。

■奥会津、大岐の河川(滝谷川)には、まだカワガラスが暮らす。生物の姿や声が失われた多雪の冬の間も上流と下流を鳴きながら行き来している。雪解けがはじまっている、同時に生き物の声や姿がまた見られるようになる。

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■3月30日、大岐地区の総会(板鳴・はんならし)が行われた。岩山の「しもゆわ(下岩)」の雪崩が見られた。写真上部左。「しもゆわ、こけっと、あと雪降んね」(下岩に全層雪崩が起これば、この年は、あとは雪は降らない)という。

 

2012年3月30日 (金)

地域を調べる 地域に学ぶ

■福島大学 3月15日発刊。福島学ブックレットが届いた。

 ACF福島学シリーズ1「地域を知る 地域に学ぶ 福島学総論」(アカデミア・コンソーシアムふくしま

 清水修二、上遠野和村、西崎伸子、初沢敏生、柴崎直明、吉村仁作、遠藤由美子(奥会津書房)、夏井芳徳(いわき地域学会)、渡辺友彦(白河学研究会)、星一彰(福島県自然保護協会)、平出美穂子(郡山女子大)、菅野俊之(福島学院大学)、高橋充(福島県立博物館)、菅家博昭(地域の調べ方、85ページから90ページに書きました)。

ACFシリーズは1~4まで発刊。2「福島の水」、3「社会変革に生きた女性たち 三瓶孝子と丹野セツ」、4「いわき学をつくる」

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■最近、会津藩の梁田家御用公用日記を読んで、大沼郡(南山御蔵入領)での芝居への見物禁止のことを読み、思い出した会津高田の文献を探した。25年前に読んだものでも、思い出せるものなのだと思った。

昭和62年(1987)10月25日発行、週刊朝日百科 日本の歴史80(通巻608号) 近世Ⅱ3 祭りと休み日・若者組と隠居

「若者たちの秩序 村芝居と若者組」国立公文書館員 氏家幹人

会津藩領の大沼郡高田村(現・会津美里町)の田中重好は、天保5年(1834)から万延元年(1860)にかけて暦の余白に極小のカタカナで、日記を書き続けた。

天野家所蔵・田中文庫史料

■17世紀から村に様々な神様が勧請されるが、それは村の新たな休み日(祭礼)を生み出していく、という視点。村休み日は村(集落)の春の総会で決められる。

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4月8日に向けて、練習日

■4月8日演奏会のための全曲の通し練習。3月30日(金)19~21時、大芦家。4名(佐藤孝雄、中井、加藤、菅家)。30余年のなか自作曲より14曲を歌う。4月6日も通しの練習がある。それまでは個人練習(暗譜)。

 ベース担当曲が3曲。それ以外はギター。リードボーカルで歌う自作曲は3曲。それ以外は演奏とバッキング・コーラス。暗譜して演奏。

 →大芦家  →チケット

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1 なんで学校なんてあるんだろう(加藤)
2 エロ本(加藤)
3 秋男さんのうた(佐藤)
4 はなったらしの頃(佐藤)
5 うちあけてくれ(菅家)
6 玉梨温泉ブルース(中井)
7 馬場さんのうた(中井)
(10分休憩・チューニング)
8 れっつすーがく(加藤)
9 キャベツ(加藤)
10 小さな村
11 風よ伝えて(佐藤)
12 僕が通った小学校(中井)
13 ふるさと5月(菅家)
14 たいせつなもの(菅家)

調べもの

■2012年3月30日(金)曇り

 昨日は会津若松市内にある會津稽古堂2階の会津図書館、今日は福島市内の県立図書館へ。地域の歴史の調べもの。奥会津のフィールド・ワークの前の事前文献調査。

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昨年311地震の被害復旧工事中

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■3月30日(金)朝日新聞福島県版に26話(松山綱木のキツネ)掲載。3月2日(金)が25話(両原のgunzou-uguisu)。

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2012年3月29日 (木)

4月1日(日)会津学研究会・例会

・日 時:2012年4月1日(日)14時より18時

・テーマ:
3月3日に福島県立博物館で行われた
「第3回東北復興シンポジウム・フクシマとともに~海 山の間に生きる」聴講報告(菅家博昭)

朝日新聞福島県版連載「会津物語」の聞き書きの進め方(遠藤由美子)

その他

・場所:大沼郡三島町西方 西隆寺

車は門前の駐車場に。どなたでも参加できます。

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もうからない農業

■もうからない農業 → 福井先生「農業は儲かれば後継者有り」

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村道、農道除雪進む

■2012年3月29日(木)晴れ

 台風1号が発生した。 平年並み。→デジタル台風

 農道、村道の除雪が進んでいます。矢ノ原地区も道が開通しましたが残雪は1m近くあります。

  下中津川~矢ノ原線、大芦~田島線が29日午後に開通したようです。

 融雪剤となるもみ殻クンタンや黒ボク土の散布で融雪をすすめる、ハウス内の除雪を進める等の作業がはじまります。

 昨年掘り上げたかすみ草苗のポット植え、管理もはじまっています。ただ早生種のかすみ草苗の納期が遅れている関係から作業は遅れ、最初の出荷も6月下旬にずれこむ見込みです。

 → 下中津川 本名敬君(除雪)

 → 下中津川 桑原君(掘り上げ株のポット苗)

 → 下中津川 長谷川洋さん(記事)

■雪消えが平年より遅れている会津盆地でも、ようやく雪が消えました。

 → 新鶴 菊地敏雄さん(JA会津みどり)

 → 本郷圃場 立川幸一さん(JA会津みどり)

 → 小泉さん(記事)

■3月30日は大岐地区の総会(はんならし:板鳴)。

震災供養の花

■2012年3月29日(木)

 震災供養の太陽の花 → 沖縄県花卉

■ラナンキュラス、スイートピー、スナップ(金魚草)、バラ、、、、ボトリチス カビ → 宇田明先生

■宮城県仙台市 → 仙花

2012年3月28日 (水)

山都町の千で鷲谷いづみ先生講話

■山都町早稲谷の浅見彰宏さんのツイートで、3月28日午後5時30分より山都町山都の茶房・千(せん)で学習会があります。開場は5時。講師帰途のため7時には終会するそうです。私は参加いたします。

 3月28日(水) 17:30~19:00 鷲谷いづみ氏(東大農学部教授・保全生態学)とのお話し会「生態系保全を生かし活かす農業」が山都町・茶房千にてあります。参加費無料。ただし希望者は千に連絡してください。http://sabou-sen.chu.jp/

■喜多方市山都町山都の茶房・千で開催された有機農業グループ主催の学習会に参加してきました。小川光さんのあいさつで開会し、「生物多様性保全を生かし、活かす農業のために」とする鷲谷いづみ先生の講話を聞きました。様々な事例が紹介されました。

「盗蜜(とうみつ)」という外来生物のセイヨウオオマルハナバチの挙動をはじめて聞きました。北海道ではトマト生産に導入された外来種セイヨウオオマルハナバチが野生化し1996年にハウス外での営巣・繁殖が確認され、2008年まで大雪山等の国立公園まで進出しているそうです。

■ネオニコチノイド系の殺虫剤(アクタラ、ベストガード、モスピラン、アドマイヤーなど)使用による生態系への影響。

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1868年(慶応4年)野尻組小中津川村名主栗城義綱さんが書いた『公私摘要』を読む(1)

■2012年3月28日(水)昭和村大岐は雪が降っています。

 昨日、3月27日は古文書を読む会がはじめて昭和村公民館で開催され盛会でした。たいへん学ぶことの多い会合でした。今日は、昨日の受講ノートを作成しています。

 慶応四年(1868)に現在の昭和村域にあたる野尻組の小中津川村名主の栗城義綱さんの書いた記録書『公私摘要』を、海老名俊雄先生により学びました。

 → 昭和村公民館生涯学習講座 『公私摘要』を読む(1)

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2012年3月27日 (火)

新しい花、ラナンキュラスに暗雲が、、、

■ 大田花き 磯村社長 → 3月26日コラム。ネーミングと品種

ぼさぼさ雪

■2012年3月27日(火)

 会津各地は雪。

 → 喜多方市山都町 飯豊

 → 会津坂下町 

 → 奥会津・昭和村も雪、除雪作業続く

 → 北海道当別町

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昨日は、昭和村新雪10cm、会津盆地も夜にボサボサ雪が大量に降り新雪10cm。渋滞日常の東北道を避け、土湯峠から福島市の往復をしましたが、土湯峠は吹雪で視界が悪い圧雪凍結路でした。ただ福島市街中心部や大学周辺は無雪、風が冷たい程度でした。子どもの卒業式(学位授与式)でした。ようやく卒業できました。

 一方、大字の古峰ヶ原代参から帰った父母から、埼玉県内の節夫叔父が亡くなった連絡がありました。

 今日は午後1時30分、昭和村公民館で開催される生涯学習講座の古文書を読む会(初回)に参加します。どなたでも参加できます。筆記用具持参。講師は会津史学会顧問で三島町在住の海老名俊雄先生。現在すみれ荘や老人ホーム等のある小中津川折橋の名主・栗城義綱(浜三)が江戸時代後期から明治時代までの記録をまとめた『公私摘要』を読みます(古文書ですから草書体の文献)。

 三島町で2010年に開催された事例を以下に紹介します。

 → 海老名俊雄先生   その2

■3月26日(月)午後1時30分より3時まで、野尻中向の集荷所(雪室)で開催された村花き振興協議会の事務局会議は欠席しましたが、昭和花き研究会から本名敬副会長と本名幸一郎さんに出席いただきました。

 協議会総代会を4月17日に開催、5月の開催のかすみ草の学習会、村内小中生向けの花育体験授業、産地見学会、IFEX等について協議が行われた連絡がありました。

■農水省の花関係の事業が3月23日に決まったようです。公募。→ 農水省

■3月25日町村議員投開票結果 → 民報

■火起師君こと会津田島の森の遊学舎大西さんが奥会津大学実行委員を新年度は辞される。2ヶ年、お疲れ様でした。

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2012年3月26日 (月)

花の品質管理

■2012年3月26日(月)

 昨日午後から夜まで吹雪。新雪10cm。積雪深100cm。道路は凍結。圧雪。4月15日くらいまで吹雪は続く。冬用タイヤはそれ以降でないと夏タイヤに交換できない。

 本日は福島市松川の福島大学。

■昨日は柳津町、会津坂下町等の議員選挙投票日。これまで立候補者がいない(現職のみ無投票再選)が多かったが、311後、若い人が立候補 →若い新人の当選が多い

■野尻字越中作の青木良一さん(83歳)が亡くなり3月26日に葬儀。柳津みどり会館。

■現在書店で発売中の『農耕と園芸』4月号は花の鮮度管理特集。FAJの佐無田仁さんが「「グッド・タグ プロジェクト」の目的と、取組をはじめた背景」。(株)クラシック西尾義彦社長「輸入切り花専門商社が実践する鮮度保持の取組」では月に一度冷蔵庫内の殺菌消毒が紹介されている。MPSジャパンの松島義幸さん「品質保持への各現場における実際と課題」。

■平成23年3月11日、東北地方太平洋沖地震 → 1年

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■→磐梯山で地熱発電所

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2012年3月25日 (日)

昭和村の大岐は吹雪

■2012年3月25日(日)

 今日は、午後から、吹雪になっています。

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2012年3月24日 (土)

新年度の計画

■2012年3月24日(土)雨、雪

 九州では黄砂。

 雨の首都・東京から帰郷。雨が夕方から雪に。峠道は積雪。夜間通行止め。

■3月26日(月)13時、昭和村野尻中向の雪室にて昭和村花き振興協議会役員会。平成24年度の計画。

■3月27日(火)13時30分、昭和村公民館 生涯学習講座・古文書『公私摘要』を読む会。講師・会津史学会顧問 海老名俊雄先生。

■『ソトコト4月号』は減災のための3.11学。赤坂憲雄さんも登場している。

■25日、26日は大字の古峰ヶ原代参。

2012年3月23日 (金)

一陽来復、冬終わり春来る

■2012年3月23日(金)雨

 午後、東京駅前の会議室にてJELFAセミナーがあり参加しました。100名と盛会でした。夜の懇親会も参加しました。多くの人の取組や意見も伺いました。いろいろと示唆に富む内容で明日帰宅中の旅程のなかで考えをまとめてニュースで生産者会員に伝えようと思います。咳がまだ出るのでマスクをして聴講しました。

  懇親会の席が同じテーブルになったFAJの藤澤俊三社長、福島花きの橋本栄市社長、大森花きの佐藤大孝室長、ハナ・マーケット東京の奥山光明社長(秋田出身)からこの春彼岸の花の販売状況について情勢をうかがいました。また雑誌『グリーン情報』の山川正浩代表、フローレンスカレッジ藤井和子校長にもはじめてお会いしました。

 クリザール・ジャパンの東明音さんには5月の昭和村花き振興協議会主催の催事での生産者の切り花品質管理(前処理)について講師のお願いをしました。

 小田急lfの宮西陽朗さんから、北村さんが定年退職されたことを聞きました。JELFAの欧州視察にご一緒したときにいろいろご助言をいただき、帰国後もご指導いただきました。

■太陽の花の兼島学さんが講演のなかで紹介されていた緑色の表紙の書籍。昨年の夏に出版されていたもので、帰宿後調べてみると大田花きの磯村信夫社長が紹介されていた。→磯村社長のコラム『市場流通2025年ビジョン 国民生活の向上と農水産業の発展のために』 筑波書房
監修 市場流通ビジョンを考える会(代表幹事:磯村信夫)
編集・執筆 藤島廣二

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■講演終了後の懇親会で、兼島さんの講演準備資料を見せていただいた。よく調査され、勉強されている。

   → JELFAセミナー

■鈴木誠さん、産地が抱える課題、対応など強調されていた。PCガーベラはJA共選産地で6億円(15名)、沖縄の太陽の花も専門農協で約70億円(818名) と農協共選で共通している。いずれも卸市場全量出荷である。太陽の花は35年、PCガーベラは23年。

 PCガーベラの2010年のプロモーションは、のべ店舗数で185店、日数で1235日。マスメディアへの登場は17回。1日に国内のどこか4カ所でPCガーベラのフェアが行われている。14あるシャガール板の貸し出し、花屋さんが主体的に行うフェア。4月18日のガーベラの日のフェア予約は14。 → 鈴木誠さんのブログ

 → 札幌の薄木さんのブログ

 → 松島義幸さんのブログ

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上:スミザーズオアシスジャパン(株)平田義史さん。

下:(株)ナカヤマ 田中孝夫さん(岐阜県恵那市)

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静岡県経済連 箕浦秀紀さん

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会場近くの丸善・日本橋店でb6情報カードを3種購入。最近、郷土の歴史のノートを手書きカード化している。梅棹忠夫展を見てから、、、ノートや本からカードを作る、というのはその行為をしながら考えることが目的。たとえば奥会津(南山御蔵入領)伊南川流域のアサ特産産地化と、関東江戸、京、大坂への流通と、野尻組が青苧(からむし)に特化し、それはなぜ新潟へ、分かれたのか?など中世から近世のことを考えている。

2012年3月22日 (木)

3月23日、JELFAセミナー(東京駅前)

■3月23日、東京駅付近の会議室でJELFAセミナーが開催される。兼島學さん、マック鈴木さんが講演される。(3月15日掲載)

 → JELFAセミナー

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古文書を読む

■3月27日(火)13時30分から、昭和村下中津川・昭和村公民館にて(主催・公民館)。生涯学習講座・地元学 古文書『公私摘要戊辰中編』を読む。参加費無料。

 講師は会津史学会顧問・同 古文書講座講師 海老名俊雄先生(三島町在住)

 『公私摘要』は野尻組小中津川村名主の栗城義綱(浜三)が、嘉永五年より明治四十二年までの村の出来事を記録したもので、専門家から、村を代表する資料として高く評価されています。全6巻から成っていますが、今回は会津戊辰の役における村の動きに焦点をあて学習します。

アサの果たした役割

■庄司吉之助「幕末に於ける土地集積-商業的農業と金納小作料について-」


『東北経済』3号、1950年11月10日  福島大學東北經濟研究所   → PDF

資料1)文久二年(1863)十月(伊南郷馬場文書)
金山谷 小中津川 善六麻
九月 多助参り候て 金十両渡し頼み置候、其後、多助荷造に参候節
川島九吾参り候て 買訳に相極め、右買訳の分 五郎口に売る。
一、麻三十一ヶ二つわり 二、四、五、天目十八、天天十三、天十一(品目)
  代金 百四十九両一分三百三十九文 外に二分八〆五十二文(作りとりなら立)
  三朱他太助二度行 一分一朱同人手間
一、三五、金四十五両二分 一〆二十五束 三十五ヶ代
  引合金二両二朱五百十四文利 外に二両二分利足 是は右人ともよき利
  〆金 四両二分五利に相成候

資料2)明治二年(1869)南会津伊南、金山谷両郷物産移出量
一、伊南、伊北谷(但し古町、和泉田、黒谷、大塩)
  此高 一万八千七百余石 家数二千五百十三戸 人別九千五百五十四人
一、金山谷(但し大石、滝谷、大谷、野尻)
  此高 一万千四百九十三石九斗三升一合
  家数千九百八十五戸 人別一万九百七十三人
両谷合 二万四千百九十三石九斗三合一升 家数四千三十八戸 人別二万七百二十六人
  此所入用見込
米 四千二百俵 坂下、高田、若松より買入米凡二万九千両
塩 三千俵  一人六升積 凡九千両也
木綿其外日用品々 二万五千両
御上納金並本途拝借金 凡三千二百両
合 六万千四百両

資料3)明治三年(1870)十一月 伊北村金山谷生産分局事件留記(含む野尻組)
生産出来金大則
生糸 百箇 凡三万両 一箇三百両積
麻 千五百箇 九百両 一箇六両
新かた出し筏 二百五十拜 凡三千両
紫蕨 五百 千二百五十両
五郎丸御上下地千疋 三千両
伊北晒 二十二箇 千両
友助 千疋 八百両
細布 千疋 七百両
蚊帳地 千五百疋 千二百両
西方紙 千両
青苧 三百箇 一万両
あせとり地其他 七百五十両
小羽板の外木地等山材類 千両
〆六万五千七百両

  65700両-61400両=4300両

土壌

■2012年3月22日(木)雨に

 午後、昭和村主催の学習会で、新潟大学の野本昌法先生の講演を聴きました。水稲作生産者が多く集まり会場は満席となりました。土壌の管理、これまでの堆肥投入等が放射性物質(核分裂生成物質)の土壌への固着があり、作物への移行は起こらない事例が報告されました。基本に還り農業を行うことの大切さを気づかされました。

 

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3月22日(木)講演会

■2012年3月22日(木)晴れ

 午前、通院。

 午後は下記の講座に参加します。

■2012年3月22日(木)午後2時より、福島県大沼郡昭和村下中津川の昭和村公民館で、村主催で「昭和村農業における放射能対策講演会」が開催されます。

 講師は新潟大学農学部土壌学研究室 野中昌法氏「農の基本・土作りから放射能対策を考える」

 どなたでも参加できます。主催者:昭和村役場産業係。

 → 放射能に克つ農のいとなみ(本)

 → ひぐらし農園

 24日のシンポジウムは参加可能 → 3月24日・25日 磐梯熱海 福島県有機農業ネットワーク

■3月20日(火)10:30〜11:00 NHKFMラジオで 福島県昭和村が放送されました。奥会津、からむし織の響き

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上:六部岩

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東国在家の研究

■2012年3月23日(金)

 今日は早朝より上京し、東京駅前で開催される午後からのJELFAセミナーに参加。沖縄の太陽の花の参事:兼島学氏、PCガーベラの鈴木誠氏の講演を聞く。

 昨日より国道401号・博士峠が昼間のみ通行可能となった(積雪凍結のため夜間通行止め)。通行にはスタッドレスタイヤ必要。

   3月9日、16日、23日の金曜、朝日福島県版は会津物語の掲載はありませんでした(紙面構成の都合)。

■昨日の午前、病院待合室で誉田慶恩『東国在家の研究』(法政大学出版局、1977年刊)を読んだ。

 2007年に発刊された『北塩原村史 通史編』(福島県耶麻郡北塩原村)の第3章中世(執筆は郡山市文化財保護審議会会長の高橋明さん)の194ページに「領主の子弟等は分立して村々に住んだが、必ずしも一村をまるごと譲与されるのではなく、在家一軒あるいは数軒ごとに分けられ、しかもそれは入り組んで配分されて、共同支配の態勢を維持することがはかられたと考えられているのである」

 この引用文献が誉田慶恩『東国在家の研究』であった。そのため本書を古書店(日本の古本屋:大阪吹田の創業明治40年の天牛書店)から1800円で購入した。

 2012年6月5日(火)の午前、ファーマーズカフェ大芦家(佐藤孝雄)主催のスタディツアー(昭和村内の集落探訪)で下中津川を歩くので、そのための事前調査をしている。中世の中津川郷、その中津川は野尻山ノ内氏ではなく、川口山ノ内氏の支配であり、会津黒川(若松)の蘆名宿老の佐瀬氏の支配下でもあった。1集落を複数の小領主等が支配する、という(半領)ことが昨年(2011年)7月の奥会津大学のフィールドワークのための事前調査で明らかになっていた。中世を通じて中津川と呼ばれた一帯は近世(いわゆる江戸時代)になり下中津川、小中津川に分離していく。

 昭和村小野川から博士峠を越えた会津高田町(現・会津美里町)松坂地区は新・宮川ダム建設により水没したが、通称やかじ(谷ヶ地)と呼び、そこに「中在家」というところがあった。文禄3年(1594)7月の蒲生高目録に中在家、屋加地で確認できる(『新宮川ダム水没地区 松坂(谷ヶ地)民俗調査報告書』1985年)。

2012年3月21日 (水)

3月21日、吹雪、強風

■2012年3月21日(水)強風、吹雪

 晴れ、曇り、吹雪の日。

 テレビニュースでは高知で桜開花。

■本日は通院。法事。

2012年3月19日 (月)

小川孔輔先生の仕事(1万字)

■小川先生の仕事。お客様が間違っても、、、 → 顧客対応とは?

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カスミソウ・ベールスター(堀上株)

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カスミソウ苗メレンゲ(2月15日の納品分は良質でした)。

総会の節(せつ)

■暮らしている小地域の地区総会(この1年間の決算)、大字の総会、所属している各種団体の総会が春彼岸から年度末の3月末まで毎日ある。役員をしているとその総会前の役員会もあり、融雪前の4月の年度当初の会合を含め、歓送迎会と3月20日から4月は、土が見えてくるまでの間、会議が続く。法事や栃木県のコブガハラ様への代参などもある。そして促成栽培用のかすみ草の苗の管理、一年中でいちばん紫外線が強く、温度変化が零下から30度超え(ハウス内)まで急激に変化するので換気と葉水の作業が必要になる。

 集落により日取りは違うが、春の祭りの打ち合わせなどもはじまる。小野川地区は20日に大字総会、30日に大岐地区の総会がある。

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小野川五本松の携帯電話無線中継塔

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小さな農家のていねいな仕事

■2012年3月19日(月)

 本日は午前中、会津若松市内の会計事務所にて、(有)昭和花き研究会、月例の外部監査。

■3月18日(日)午前9時46分、生産者会員から電話がありました。「この3月に納期時期に遅れて入荷したかすみ草:メレンゲの苗が軟弱徒長していて心配なので見てほしい」という。「午後2時にうかがいます」と返答しました。

 終日雨の日で、ちょうど下中津川の気多渕で福寿草祭りがあり、午後は4張ほどの青い役場所有のテントや旗の後片付けする人々を横目に見て、野尻中向(のじりなかむかい)、小田垣の猪岐一朗さん宅の車庫兼育苗場所を訪ねました。地区の生産者斎藤さん、桑原君もいました。

 早生品種の苗の納期が遅れる、ということにまず大きな苦情と保証本数が入っていない、注文書で確約した内容との齟齬なども苦情として聞きました。同時に確約日にきちんと入荷した他社苗の品質の良さと比較しての課題も話されました。

 春彼岸の休日で、「ほとけおがみ」のため親戚宅を訪問し焼香する人たちが多く見られました。墓地は1m余の雪があるため家の仏壇を訪問します。

■その後、野尻川と牛首城跡の写真を撮って、大芦家に。今日の出来事をノートに記録して考えましたが、気温が高くなるこれからの時期の苗の品質がとても不安になっています。「苗半作」ですから。特に6月中の開花をめざして4月に除雪してハウス建てて定植する作型は納期のずれは、開花日に間に合わず、その早生種としての導入時期そのものの意味を失うため2月3月苗の導入生産者の苦情は、当然のものです。こうしたときこそ種苗会社は顧客生産農家を訪問して話を直接聴取すべきでしょう。

■昭和村の野尻・中向は中世(1400~1590年)の小領主である野尻山ノ内氏の本拠地。伊達政宗の軍勢が駐屯、そして近世江戸時代も代官所が一時期おかれたり、幕末も西軍諸藩が駐屯しています(現在の昭和村各村に600名)。

 中世文書や近世の絵図では音蟹と表記されたが、それが現在の小田垣になり美女帰峠の入口のひとつになっています。

 近世に書かれた著者不明の『会津四家合全』(1673年の会津藩士向井新兵衛吉重の会津四家合考とは異なるもの)は内容の真贋に課題を残すことが指摘されていますが(『昭和村の歴史』山口孝平氏)、

 『合全』では、野尻の男圓山に牛首城を築城した頃、中向には密宗猿立山南泉寺と、修験の音蟹山大楽院を建立した、と記述している。この音蟹山にも地名が残っています。猿立山は下中津川気多渕・上平にある「岩地蔵」のある岩塊の山です。

 この気多渕も、古代・中世に、現在の小中津川の気多神社への渡御の時に御札を落とした場所として伝説が1809年の会津藩編纂の『新編会津風土記』に掲載されています。

 下中津川の北方域の阿久戸、東(ひがし)、気多渕、上平も中世山ノ内氏にかかる古い集落です。猿館山、高館山(現在の御愛宕様がある)。

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2012年3月17日 (土)

市町村史(誌) 増税による逃散

■先週からは風邪引きで室内で安静にして会津地域の市町村史(誌)の通史、資料編を読んだ。3月15日は遅れていた自家確定申告(消費税も)を仕上げた。

■又八郎と太兵衛

 1639(寛永16)年の加藤明成藩主時の会津藩。堀主水の出奔事件。弟の多賀井又八郎。彼と、同時期の伊南伊北代官(現在の南会津町伊南川流域) 多賀井太兵衛は同一人物か?調査中。『南郷村史1巻』(昭和62)は194ページで同一人物としている。しかし、伊南代官多賀井太兵衛は1642(寛永20)年2月に鶇巣村肝煎を新任している。

 会津藩 加藤家の治世は増税のため、特に領民が2000人近くが1641(寛永19)年秋に越後など他領に逃散・欠落したとしている。

 野尻組(現在の昭和村)の近隣。間方村(三島町)では肝煎を先頭に14竈が逃散し(『三島町史』400ページ)、鶇巣村(南会津町・旧南郷村)では肝煎など13竈が越後領に逃散している。鶇巣村では1645(正保2年)に5竈が帰村している(『南郷村史第2巻』774ページ)。

 1580(天正18)年8月9日、豊臣秀吉が会津黒川(現在の会津若松)に来て奥羽仕置をする。蘆名を滅ぼした伊達正宗は退き、蒲生氏郷が入部する。その結果、長沼・河原田・山内の南会津郡・奥会津の中世領主層も離散する。

 この領主層が帰農し、時に、肝煎(名主)や、後の郷頭として再任される地域がある。

■1600年前後、中世から近世に移る時期に、まず越後上杉家が会津藩に転封し、布役を賦課。上杉家は苧麻(カラムシ、青苧あおそ)の栽培と加工、商品政策を仕組みとして所持している。また、加藤家支配時も布役を強化している。加藤家は1643年に改易されるが、上杉入部から約50年間が、麻や苧麻の生産・布の租税化が明確化されたことは間違いない。

 『会津若松史第2巻』(1965)の89ページでは、「山野 竹林 川 並びに 蝋(ろう) 漆 桑 楮(こうぞ) 苧(からむし) 万小物成 巳下者、別而御料所被成」が上杉家では直接蔵納めしていたことが紹介されている。

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庶民の顔、声の記録

■2012年3月17日(土)雨。

 昨年3月11日の平成23年・東北地方太平洋沖地震。日本政府の肝いりで建設された東京電力の福島第一原子力発電所の津波罹災、3月12日の第1号機の水素爆発、14日の3号機の水素爆発、15日の2号機の爆発音・4号機より出火による核分裂生成物(ヨウ素131,セシウム134,137等)の大量放出。

 あれから1年が経過し、新聞紙面は構成が大きく変わった。まず地図の多用。新しい地図表現での開発。

 そして罹災した庶民、避難民の顔や声(意見)が日常的に多数掲載されるようになった。特に県内2紙(福島民報、民友新聞)はそれが日常になっている。これだけ多くの県民が新聞紙面に継続して掲載された時代はなかったと思われる。

■2月に取材を受けた日本農業新聞の記事。3月10日紙面。1時間ほどの取材を受け、字句の表現は文字数の制約のなかで多少ニュアンスが異なっているが、後半部分を掲載してくれている。

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山頂からの除染要望(福島県川俣町山木屋地区)

■2012年3月15日の福島民報新聞は社会面で、以下のような報道をしている。6段記事。たいへん重要な要望であるが現政府はそれを受諾できるのだろうか?推移を注視したい。山木屋地区は、あぶくまカットフラワー、夢農園(現在移転と聞いています)などトルコギキョウの産地です。政府が電力会社とすすめた原子力政策の後始末は、数十年の時間と人力、費用がかかります。地方自治体からの離村等の損害賠償請求もはじまっています。

■山木屋地区自治会 環境省に帰還条件提示 → 記事

 計画的避難区域の川俣町山木屋地区の山木屋地区自治会(大内秀一会長)は14日、環境省の福島環境再生事務所に対し、帰還の条件として

(1)地区内の山頂から除染を開始し全域で実施すること

(2)外部被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に抑えることの2点を提示した。

 町保健センターで開いた同省の住民説明会の席上、同地区自治会の役員が示した。
 これに対し環境省は平成24、25年度で住居や農地など生活空間を中心にした除染を実施する方針をあらためて示した。線量低減の目標も、自治会が求めた年間1ミリシーベルトよりも高く設定しており、住民側との話し合いは平行線をたどった。
 説明会後、出席した福島環境再生事務所の森谷賢所長代行は自治会側の条件に関し「持ち帰って検討する」と話した。
 19日に町内で予定されていた全山木屋地区住民を対象にした環境省の本格除染説明会は延期となる見通し。

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山と水、田の循環

■2012年3月17日(土)雨。

 3月16日(金)福島市に行ってきた。ガソリンエンジンの自動車で会津から磐越道、郡山JCT、東北道下り線に入ってすぐ電光掲示板が二本松から福島西IC渋滞と表示していたので本宮ICから国道4号線に降りる。国道も混雑していた。東北道の上り線の安達太良SAから福島松川SA間は現在1年前の地震等の復旧工事作業のため1車線となっており、渋滞が日常になっている。

 天候も晴れだったので、行きは高速道、帰りは土湯峠で、と考えていたが、土湯峠往復のほうが時間が確実であった。

 福島市内の会場に12時30分着という指示に、ようやく間に合った形で、すでに講師・報告者は控え室に着席されていた。主催者の福島県農林水産部環境保全農業課の荒川市郎課長、遠藤保雄主任主査、二瓶直登主査、岡田隆史主査と挨拶・名刺交換。そして、講師の農水省生産局技術普及課森幸子課長補佐、東京大学大学院農学生命科学研究所(生産・環境生物学専攻)根本圭介教授、日本GAP協会武田泰明専務理事、天栄米栽培研究会内山正勝副会長(福島県岩瀬郡天栄村)。

 2時間30分のGAP(適正農業規範)研修会で大量の資料を受領し、講演でも日々の農業(経営・作業)での点検項目や、新しい着想など、また課題の放射能の問題についても断片的に新聞・テレビで聞いていた課題が、明確になった。まだ咳が残り、気もつかった。

■JGAPの武田専務は中国の香港から今朝、成田空港に帰国しすぐの来県であった。彼の地で食品バイヤー等の集まる催事に出てきた、という。その際、簡易型の放射線量計を持参して香港の駅構内等で測定したら 0.22μSV あり、会津などは 0.1 だからそれよりも高い数値(東京都新宿区は0.05)。

■昨年、県内の水田土壌や稲のセシウム移行メカニズムを現地で調査を続けた根本圭介教授の報告は、とても理解しやすい内容であった。ホールアウト後の空中から降下した放射性物質は水(雨等)ではあまり除去されずに有機質体(葉表面)にスポット状に残っており、それを1昼夜あるいは酸等で除染しようとしても5%も溶出してこないこと。

 そうした葉の放射線感光フィルム等での写真も見た。落葉への放射性物質の付着も課題である。

 こうした有機質(落葉、水田内の雑草、稲藁等)の分解や、土壌への付着物の分解や溶出の時間差を考えると長期的に地域全体のことを考慮しなければならない。

 ただ土壌質により固着したセシウム等放射性物質は、植物体により移行しにくくなるため、土を利用した栽培のほうがカリウム施用などの技術を含め、放射性物質の植物体移行の懸念が少なくなる。水路を通じて汚染水が植物体に吸収される問題であり、薄い濃度でも影響が出やすい。そのため水耕栽培は安全とななりえず、土をうまく利用したことを考えたい。

 山間地の物質循環の長所であった天然供給(滋養ある沢水の使用)が、今回の放射性物質の降下のなかでは循環吸収する可能性が高く、今後の水田稲作の持続性に課題となっている。

 またどのような時間差で降下した物質が分解・溶出してくるのか、山林・用水・水田をシステムとして長期的に地域全体をみていく必要がある。季節変動も大きい。

 高い空間線量率、浅い作土、低カリウム濃度の山間地水田は、沢水流入・排水不良などで水の挙動の分析調査が課題となっている。

■ 3月17日、18日は奥会津・三島町名入で手仕事展(編組)

2012年3月16日 (金)

葉タバコ栽培の中止。

■JTは昨年から廃作誘導。  →大分合同新聞2011年9月

 → 1月18日 南日本新聞

■福島県内128戸農家、契約解除へ→福島民報3月16日

日本たばこ産業は15日、4月に導入される食品の新たな安全基準値を踏まえ、放射性セシウムが1キロ当たり100ベクレルを超える可能性が高い県内の葉タバコ農家128戸に対し、いったん結んだ平成24年度の売買契約を解除する方針を伝えた。戸数は全契約農家494戸の4分の1に当たる。農家に動揺が広がり、救済を求める声が上がっている。東京電力福島第一原発事故で昨年は県内全ての農家が栽培を断念しており、産地衰退に拍車が掛かる懸念も出ている。

■種まいたばかり…

 「種まきを終えたばかりなのに…」。田村市の移たばこ生産組合長黒田典雄さん(53)は契約解除を告げられ、落胆の色を隠せない。
 市内船引町移地区で葉タバコ1.9ヘクタールを栽培する。栽培再開を心の支えにしながら昨年は、塗装業のアルバイトなどをして生活を維持してきた。「今年こそは」と今月11日、組合員総出で苗床を作るための種まき作業を終えたばかりだった。
 地区内では契約農家32戸の全てが契約解除の対象になる見込みで、「作付けを二年も休めば耕作意欲が失われる」と、共同育苗所に並ぶ苗床を見詰める。
 日本たばこ産業は15日、田村市の県たばこ耕作組合の事務所で各農家に方針を説明した。「早く決めてほしかった」。農家からは困惑する声が相次いだ。

■限られる対策

 契約が維持される農家も気は抜けない。葉タバコをはじめ農作物は乾燥すると放射性セシウムの濃度が上昇する傾向にある。日本たばこ産業が購入前に行う全量検査で基準値を超えれば、引き取ってもらえない。県たばこ耕作組合の吉田昭久参事(56)は「100ベクレルの基準は厳しい数字」と危機感を募らせる。
 田村市船引町芦沢で3.6ヘクタールを耕す県たばこ耕作組合青年部長の渡辺文武さん(39)は「栽培できても素直には喜べない」と話す。放射性物質の影響を抑えるため、周囲の落ち葉などを材料にした自家製腐葉土の使用をやめ、今季は市販の培土を使う考えだが、どの程度の効果があるかは分からない。「個人でできることは限られる」と不安を口にする。
 方針通りに契約が解除されれば、原発事故前に1175戸あった契約農家は366戸に激減する。組合は出荷できなくなった農家に加え、収穫後に基準値を超えて買い取りされなかった分について、東京電力に損害賠償請求する方針だ。

■転作難しく

 JAたむら(本店・田村市)は管内の田村、三春、小野の3市町で、葉タバコの生産をやめた廃作農家約250戸を対象に、ピーマンやインゲン、ブロッコリーなど園芸作物への転作を促している。新規に作付けした場合は苗代や機械代への補助制度も導入している。
 しかし、葉タバコと比べ労力が多く、高齢者が敬遠したり、慣れない栽培に技術的な不安を抱えたりして転作に踏み切れない農家も少なくない。
 廃作に応じた田村市船引町の松本哲雄さん(57)は2.2ヘクタールで葉タバコを栽培してきたが今年、トマトのハウス栽培を始める。「売り物になる野菜を育てるのは大変。廃作農家には高齢者も多く、そう簡単ではない」と指摘する。廃作をきっかけに離農が進めば、地域の遊休農地の拡大も懸念される。

■消費者の安全・安心確保が重要 日本たばこ産業

 日本たばこ産業は「消費者の安全・安心の確保が重要」として、葉タバコ出荷に関する安全基準の厳格化を検討してきた。新基準値は16日に決定し、公表する予定。

【背景】 葉タバコは国が定める食品の安全基準値の適用外だが、日本たばこ産業は国に準じ、4月から農家からの買い取り基準を「1キロ当たり100ベクレル」に引き下げる検討を進めている。今年は県内で国が実施した土壌汚染調査結果を基に494戸といったんは売買契約を結んだ。しかし、暫定基準値の500ベクレルを基準にしていたため、厳格化に伴い契約解除となる農家がでる事態になった。昨年は県内で全生産農家1175戸の42%に当たる499戸が廃作に応じている。

【写真】種まきを終えたばかりの共同育苗所で肩を落とす黒田さん=田村市船引町移地区

(2012/03/16 10:45)

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福島県GAP導入推進研修会(3月16日、福島市内)

■2012年3月16日(金)13~15時 福島市大町7-11 ホテルサンルートプラザ福島にて「福島県GAP導入推進研修会」が開催されます。福島県主催(環境保全農業課)。

(1)講演

「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドラインと放射性物質に対応した生産管理について」 農水省生産局農産部技術普及部課長補佐 森幸子氏

「日本GAP協会が取り組んでいる放射能検査プログラムについて」 日本GAP協会 専務理事 武田泰明氏

「放射性物質が農産物へ与える影響について」 東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 教授 根本圭介氏

(2)事例報告

「花の環境負荷低減プログラム(MPS)の取組事例報告」昭和花き研究会 菅家博昭

「放射能対策を含んだGAP事例報告1」米のうちやま 内山正勝氏

「放射能対策を含んだGAP事例報告2」バンビリンゴ七印園芸 畠 米七氏

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■3月8日初掲、16日再掲。

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2012年3月 8日 (木)

雪崩の春

■2012年3月8日(木)

 3月5日(月)雨の日。世田谷花きに西尾課長を訪問し本年度のかすみ草の作付計画を説明しました。かすみ草産地の現況もうかがいました。

  事務所窓口にあったハイナン・ガーベラの資料。

■本日、通院。

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■ハイナンガーベラ。ガーベラ専用水揚げ剤を使用し前処理。花首が曲がらないよう縦置き管理。

■かすみ草早生品種のメレンゲ苗の納期の遅れ、、、、早生の意味がなくなる → 本名敬  →立川さん 

 → 無加温促成栽培(会津本郷)

 → 雪入れ終了

 → 462の生育遅れ

■私は欠席しましたが、、、 → 3月3日夜、会津MPS連絡会

2012年3月 6日 (火)

ミモザの春へ

■2012年3月6日(火) 晴れへ

3月8日はミモザの日。

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2012年3月 5日 (月)

真の文明とは?

■3月3日には昭和村公民館で奥会津シンポジウムが開催されています。以下開催要領より転載。只見川電源流域振興協議会の主催。

奥会津シンポジウム ~震災・水害からの復興を目指して~

今回のシンポジウムでは、今年度の事業の成果発表と伏せて、震災・水害の被害を受けた奥会津に、
今後どのような取り組みが必要なのかを住民の皆さんと共に考えることをテーマに掲げ開催いたします。

日時/3月3日(土)
   午後1時30分~午後4時30分
会場/昭和村公民館
入場料/無料

13:30~ 只見川電源流域振興協議会会長挨拶及び基調報告(目黒町長 目黒吉久氏)

13:45~ 【第1部】平成23年度事業成果発表(関係者より)

14:20~ 【第2部】基調講演
       「震災・水害から地域の復興のために ~信州いいやまの事例から~」
       一般社団法人信州いいやま観光局
       事業課長兼企画開発室長 木村宏 氏

15:25~ 【第3部】パネルディスカッション
       ~今後の奥会津地域の取り組みについて~

◆コーディネーター◆
トータルコーディネーター 清水愼一 氏 (立教大学観光学部特任教授)
◆パネリスト◆
只見川ライン観光協会会長 井関庄一 氏(柳津町長)
奥会津書房 遠藤由美子 氏
季の郷湯ら里 目黒典子 氏
NPO法人苧麻倶楽部 尾崎嘉洋 氏
一般社団法人信州いいやま観光局 事業課長兼企画開発室長 木村宏 氏

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かすみ草の圃場除雪はじまる

■2012年3月5日(月)

 奥会津・昭和村。標高730mの大岐集落で、かすみ草圃場の除雪作業が3月1日より、はじまりました。

 かすみ草の苗は2月から養生中。種苗会社の都合で遅れている苗も今週から入荷してきます。

■関東地方の花売り場の訪問を続けています。着実に標準化を進めている量販店が登場しており、たいへん学ぶことが多くあります。3月4日は5店舗訪問しました。

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大岐地区から見える飯豊山

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雪崩がはじまった大岐の岩山(岩下山)の前岩

商品の基本性能

■2012年3月5日(月)雨

 採花後管理と前処理について → お花とはなそう

 花の情報のつたえかた → PCg ブログ

 各地でのうごき → 松島義幸さん

 時間差を利用した熱源の利用。冬のエネルギーを夏に利用する → 雪入れ完了

 カスミソウ462 → 高尾嶺農園

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2012年3月 3日 (土)

殿(しんがり)を、人間の精神の荒廃

■2012年3月3日(土)新雪10cm、後 曇り。

 午後1時より4時まで、会津若松市城東町1-25 福島県立博物館講堂で「第3回東北復興シンポジウム・フクシマとともに~海 やま のあいだに生きる」が開催された。

 駐車場は満車、会場も200名でほぼ満員・座席指定での聴講となった。

 会場提供の県博、滋賀県の近江八幡のアスク・ネイチャー・ジャパンの主催。開会はANJ仁連孝昭理事長、閉会の挨拶をされたANJの大道良夫副理事長は滋賀銀行頭取。

 岩手県遠野市、宮城県仙台市についで最終回が会津若松市。

 基調講演は山折哲雄氏。次いで福島原発行動隊の山田恭暉氏。休憩のあとパネルディスカッション。赤坂憲雄氏進行で、山折氏、安田喜憲氏、川勝平太氏、山田氏。

■日本は内部崩壊の気配がある。それは政治の衰退、経済の衰退ではなく、一般の人々の内面性が荒廃している。3・11から1年が経とうとしているが、被災地・被災者という一部の人々にすべてをおしつけて誰もそれを分かち合おうとしない。日本人はいつのまにか地域エゴ、自己愛のワナにはまりこんだ。自らを含めて情けない。京都五山の送り火の問題、瓦礫の広域処理の停滞、、、、まことにぶざまな対応。国は外部からの圧力では滅びない。すべて精神から内部から崩壊する。原発の廃炉に向けた処理は、これまでに経験していないことであり、利益を生まない。殿(しんがり)の戦いを行う覚悟、、、新しい技術・思想が必要になっている。大人たちが大きな責任を負う、、、、山折氏の発言は重かった。

■予定になかったが、来県されていた政府の環境大臣で原発担当の細野豪志氏が1時間ほど聴講され挨拶をされた。

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2012年3月 2日 (金)

会津物語25:不思議なウグイス ニワトリに似た声なぜ

■2012年3月2日(金)毎週金曜連載

 朝日新聞 福島県版 話者:昭和村両原 羽染兵吉さん(昭和7年生)

 → PDF25

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■2012年2月に両原の羽染兵吉さん宅を訪問し、取材した話です。このほか松山の栗城金一さん(87歳)のお話もうかがっています。

口暮(くちぐらし)

■2012年3月2日(金)

 本日、午前9時30分~ 昭和村公民館にて昭和花き研究会・定例会。ゲストは大田花き・松永剛志さん。

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■1週間ほど体調不良のため静養していた。その際読んだ本のなかに、興味深い事例が紹介されてあった。

■山口孝平『近世会津史の研究 (上下巻)』(歴史春秋社、1978年)。上下2巻本の下巻147ページに「天明飢饉の惨状」で、天明2年(1782)の大塩組(奥会津 金山町)の事例として、

 口暮(くちぐらし) 稼ぎのために他邦に出ている。鋤取=働き手の長男は口暮に出て、、、帰村しないものも多い、、、

 つまり食糧が無くなり、生きるために冬期間に家を空ける。食べ物を得るための行為であるから物乞い(乞食)も含まれると思われる。

 『昭和村の歴史』(1973年)の執筆も担当された山口孝平氏は明治30年(1897)会津若松市生まれ、昭和27年3月教師を33年間勤める。昭和37年会津若松史出版委員会事務局編集長として市史13巻発刊。同年、福島県史編纂委員として福島県史26巻発刊。会津史学会初代会長。

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KANKE/リンク

かすみ草写真集1

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    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

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    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006欧州視察

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    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2010年1月

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    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

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    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

2006年夏の記憶

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    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

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    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

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    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

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    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

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    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2007静岡カスミサミット東京

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    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

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    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

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    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

IFEX2007_TOKYO_01

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    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

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    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2015 からむしフェア

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    2015-07-18,19福島県’奥会津’昭和村で開催された第30回からむし織りの里フェアより。昭和村佐倉(からむしフェア)、喰丸小学校(新作記録映画 春よこい)大芦(からむし畑見学・からむし剥ぎ、からむし挽き。保存協会)地内。菅家博昭撮影。76枚掲載(372枚撮影)。キャノンEOS、ソニーTX。
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