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2012年4月30日 (月)

地場工場産の野菜

■ → ウェブ

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パッケージの陳列

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大田(下)川より2棟ハウス建て、カワガラス

■2012年4月29日(日)晴れ 

 午後は集落の上流にある大田圃場でかすみ草越冬株無加温促成用のパイプハウス建て(英:トンネル)。まだ残雪が畑に残る。

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左がクイナ山、高畠、大岐集落、場良(ばら)山。中央後方が志津倉山。

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16時30分、大田にハウス1棟建てて集落に向い帰る時、カワガラスに遭った。ツケバ(浸場、かつてアサを浸した場所)の下のカナヨシ付近のこと。

 夏秋冬に利用しているのは主河川。この主河川の滝谷川が増水しているとき、カワガラスは農業用水掘(素堀で、川床に砂利等があり水棲昆虫が生息する)で探餌していることが、今日、わかった。カワガラスは一年中、定着して生息している。

笹巻き

■2012年4月29日。

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しもわんな沢から雪のあるうちに採ってきた竹でカンジキの輪を作る。

2012年4月29日 (日)

巨木と聖地

■2012年4月29日(日)晴れ。

 ペンキ塗り作業時の行き帰り車中で、父上よりいろいろ話しを聞いている。

 → 地域文化における物語の役割、新しい地域文化観光

■大岐の御宮(おみや、山の神、鎮守)の参道両脇には栗の巨木が1本ずつあった。現在も枯れた状態で立っている。戦前は3本あり、1本の枝が家にかかるというので、明治時代トメが大芦より大岐に嫁いだ頃に、木登りが達者な、うべおんつぁ(助七郎、勝衛家の人)が栗の木にのぼり枝を切った。それが枯れた。

 もとは栗の巨木は5本、御宮の前にあった。

 そして御宮の堂宇の裏手には戦前まで大きな松の木があった。千年以上たっていると思われた。何度も落雷があり、それでも生きていたが、ついに生きているうちに木を得ることになり、伐り橇で引いて降ろした。それを船大工が来てふたりでノコギリを挽いてふたつに割、運搬した。これは船材として売った。その代金を村で分け、我が家ではリヤカーを買った。

 この御宮の裏手の巨大な松の木は、幹の中央部から主幹が5本に別れ出ていた。

■御愛宕様の尾根にも巨大な松の木が何十本も生えていた。それを不用村地の購入のために切り売った。

■祖父清次が見沢のヒャッコの沢に岩魚釣りに行って帰り、「ヒャッコのシオジ(樹木)は立派だった」と語ったことを、父清一は子どもの頃(戦前)に聞いている。巨木となったシオジが沢より天に向け大きく育っていたという。

■戦中、彦蔵宅前に事務所を設け、営林署直轄事業で博士山のヨッシャアラニケイ(葭原二階)の、このへんでいちばん立派な太いブナ群を伐った。ノコギリで伐り、橇で出そうとしたが、伐ったままで、そのままになった。

 同じような立派なブナ林の群生は岩山の南方の山仲にもあった(大岐側の喰丸峠)。

■小野川本村のウエノイでは、木を伐り鍬柄(くわがら)を削って出していた。勝四郎の父、作爺(清作)がそれをやっていた。

 また現在のマッチにあたるツケギ作りも木を伐り加工して出荷していたが、これは普通ヒノキ等針葉樹を使うのものだが、小野川ではアブラッポ(コシアブラ)で作った。

■風景がいまとはかなり異なる。そのことを頭に置いて、話しを聞き出す必要がある。

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2基のうち、右石灯籠の正面・奉上、左面・村中

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倒れた栗の木

20120429nimg_6687 最後の栗の木

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ハウス建て

■2012年4月29日(日)晴れ 朝3℃

 朝5時より高畠・川流畑のかすみ草のパイプハウスを建てる。1棟。気温3℃。

 ツバメ、ウグイス。ノスリ。

 昨日28日、小野川の博士峠道路清掃作業後、小野川村落内でサシバの鳴き声。

 4月20日、三島町の桧原峠でことし初めてサシバの声を聞いた。

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前年秋の解体時に、翌春に建てるときのことを考えてパイプフレームを置く。

フレームの曲がり部(パイプの中間肩)が接する側が、その側のハウス骨材(フレーム)。

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月待ち

■月待ち講。二十三夜講(さんやさま)が多いが、小野川には二十六夜講があったことがわかる石碑(供養塔)。ほかに十九夜などがある。

 十十 で、20。

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松の社会的役割

■小野川本村、端村大岐(はむら・おおまた)

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写真上・小野川本村の御愛宕様は、ゴロウジ山の中腹にあり、その松はいまは無くなったようだ。大岐の御愛宕様にも松。あるいは石祠の脇に檜(大岐稲荷様)、杉(大岐上稲荷)、御宮の栗、杉、、、など、聖地に樹木を植え、あるいは自生種を保護管理している。小野川権現様は栗。

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晴天、野外作業へ

■2012年4月29日(日)

 

 28日は、2棟のかすみ草に手灌水。川流越冬株の古枝剪定。屋根のペンキ塗り。

 今日も同じ作業の継続。

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2012年4月28日 (土)

博士峠道路掃除奉仕作業

■2012年4月28日(土)晴れ

 午前5~7時、昭和村小野川。博士峠道路清掃奉仕作業。70名。

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じょりん。

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父の生業の記録:大岐の炭焼き

■昨夜(4月27日夜)、父・清一にかねて(1985年)より聞いてきた、炭焼き場所の移動の図面作成、確認をした。昭和○年で、○の数字が山の広葉樹(コナラ)を伐り、そこに炭窯を打ち(造成)、木炭(赤目白炭、くろげし黒炭)を焼いた場所である。戦前の分は祖父・清次らが焼いていた場所。大岐集落の村人は炭焼きをしており、おおむね同じような場所を移動している。私は昭和53年の高校卒業時後に炭焼きを数年手伝った。昭和60年頃までそれが続く。

 地図の○は昭和○年にそこで炭焼きをした(主に冬期間)。

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大岐の金比羅様(文化十年:1813)と蔵之丞、上(かみ)の稲荷様

■2012年4月27日(金)に大岐の尾根に確認に行く。26日の御愛宕様石祠設置後の懇談で一夫兄者(かずお・あんにゃ)が、「金比羅様は蔵之丞が建てた」と。それで確認に行ってみる。文化十年酉八月吉日とあるから1813年で、四国の金比羅参り後に建てたものと思われる。

 

 江戸時代後期の大岐集落の上(かみ)の菅家蔵之丞は、文化七年に観音様石祠(堂)を対岸に建立。文化十年に金比羅様石祠を建立。上の稲荷様石祠と参道石段を建立。下の村の稲荷様には参道のみで石段は無い。村の鎮守(おみや)には石段と堂宇、左に2つ石祠があり奥が疱瘡神様。参道に小さな石灯籠がある。たぶんこれら石造物の建立・設置に蔵之丞が関わっている。

■聖地には植物(樹木)も植えられ護られる。

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大岐の「おからく観音講」の観音様(石像)、稲荷様

■2012年4月28日(土)

 今日は朝5時に、小野川センター前集合で、博士峠の道路整備奉仕作業。その後、帰宅し屋根のペンキ塗り。

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■4月27日(金)午後から。来岐された大田花きの田中薫さん・高塚さんと大岐圃場を見る。その後の10名での取引会議後、本名敬君の案内で郡山市の卸・開成生花の林さん・中村さんと野尻中向の花集荷所(雪室)、矢ノ原等へ。会議はYB中川SV、あさかのフレッシュの過足社長・菅野さん・橋本さん。3年次となるかすみ草フェア(7月6日・7日 会津一箕町店)や定期納品等について話を詰めた。6月の開花開始時にまた圃場視察会を行う。回収した花輸送バケツも開成生花より受け取った。

■大岐の開闢本家の愛子姉の家裏の如意輪観音石像。大岐の稲荷様石祠(年号等印刻は無い)。観音石像は「おからく観音講」で参る。

 集落南方(かみ)の高畠・うえんでい(上の台)、集落北方(しも)の「しもって(下手)んでい」(下手台)。しもってんでいに、五輪の塔が3基あった。これが本家の最初の墓地で、現在の川沿いの西手台地上。500年ほど前。

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大岐のしもってんでい(写真中央小屋のあるところ)。道は柳沢峠。

2012年4月27日 (金)

むらのれきし

■2012年4月27日(金)雨

   昨夕会津若松市内の籠太に5月28日夜の予約(花卸担当者等との交流会、会津MPS連絡会共催、30名まで。菅家宛連絡下さい)をしてきました。会津若松市内の桜は満開で、桜の海でした。石部桜や芦の牧は5分咲き。会津盆地周辺は5分咲き。柳津虚空蔵尊は3部咲。

 福島県内の三春町の滝桜も満開。

 奥会津はまだ咲かず、5月4日の博士山(峠)水芭蕉祭りのころ。

 博士山は柳津町・昭和村・会津美里町(旧・高田町)の境界に座す。しかし山名を名乗る博士峠は博士山南方の、昭和村小野川・会津美里町の谷ヶ地(松坂)間にしかないことは重要だろう。

■4月11日の大枝沢天狗神社石祠設置に次いで、4月26日に御愛宕様(お・あたご・さま)の石祠も設置した。大岐地区の有志の出役による自らによる作業(工事)である。小野川牧野組合の昨年春の総会でお願いしておいた大岐の愛宕山頂部の樹木を少し切り見通しをよくすることも行われた。

 山頂はヨナ(黄褐色の砂質土)で、土台分を掘り、石祠は背面を南方の岩山方向、正面扉面を北方に向け設置したが、以前の石祠もこのような方向であった、という。古い石祠の乗っていた台石はそのまま脇に置いた。穴を掘って埋めるか?という会話もなされた。

また松(キタゴヨウ)の古株に生えた松も雪折れ2本ほど、支えをして直した。この大きな松の根元に古い石祠は置かれていた。松の支えは木の枝の二叉。誰が指示するわけでもなく気づいた村人がやっていた。

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会津物語30話 大岐のイデリ沢

■2012年4月27日

PDF会津物語30話

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5月3日小塩うえんでの桜まつり(旧・伊南村小塩)、4日博士山水芭蕉まつり(昭和村小野川)

■2012年5月25日、大芦家でなかよしバンドのコンサートがある。事前予約制。→ 昭和村大芦家(佐藤孝雄氏) 5月1日は営業

4月29日は食工房カフェクラブのつどい→ 山都町相川 食工房

■5月3日(木)午前11時から午後2時ころまで、南会津町(旧・伊南村)小塩地区 うえんでの桜まつり。小塩集会所とその周辺。私は午前10時に行く予定です。

 なお、奥会津大学受講生・実行委員の皆様向けガイドツアー(小塩集会所午前10時、集合→うえんでの桜→うえんでの道→お宮をめぐるコース。yさんガイド)

 ※「こしゅう通信 第2号より」

5月3日に南会津町小塩で「うえんで桜祭り」をやります!樹齢140年のオオヤマザクラを元気づけて下さい!桜が咲いてる間、私は奥会津案内人として、ボランティアガイドをしますツイッターより

→ ウェブサイト(奥会津博物館・伊南館 久川城跡近くにアサ関連資料が多く展示してあります)

(うえんで、は上の台のことでしょう?)

  昨年末(2011年12月付)に刊行された『伊南村史 第1巻』(南会津町)の278ページには、南会津町小塩(旧・伊南村)には「小塩城跡」「小塩館跡」が記載されている。中世の山城と居館跡と考えられている。小塩集落の西の200m、集落からの比高140mの山塊とその麓。小塩城跡は平場と竪堀、曲輪(くるわ)2ヶ所、山麓の居館。天正年間、河原田家の馬場越後がいたと『新編会津風土記』。居館跡と思われる山ノ神には元徳3年(1331)9月の高さ39cmの板碑があり、関東武蔵地方産の緑泥片岩で造られ、関東より移入されたもので在地領主の供養碑。

■5月4日は午前9時30分から午後3時ころまで、博士峠で昭和村小野川地区の「第8回 博士山水芭蕉祭り」開催。私の作成した博士峠資料集も希望者に配布されるようです。歴史説明は奈良布の猪岐良雄さん、菅家一博さん。

    → PDFチラシ

  → 昭和村

  → とある宿(小中津川)

  → からむし織りの里

2012年4月26日 (木)

小野川・三島神社の石灯籠

■昭和村小野川、上坪にある三島神社参道入口左の石灯籠。明治十五年(1882)午七月吉日・奉納・村中・戸長一名・世話人十五名が明記。

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■栃木県の古峯神社より代参にて御札を受け、奉納する。明治三十四年(1901)丑六月。

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強風、午後より雨、雪融け進む

■会津若松市内の桜は満開で、美しい街路となっています。会津盆地周辺部は桜咲き始め、、、、今週末が見頃。昭和村はまだまだです。

■四月末まで圃場(田・畑)の雪は無くなりそうです。

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航空運賃値上げへ

■2012年4月26日(木)

 正午過ぎ、日通航空・郡山航空支店国内貨物営業課の車田宏一係長が来所され、懇談しました。7月から再開する出荷の羽田空港からの各地宛カスミソウ輸送の運賃が値上げになる、という説明でした。コンテナ1個ごとの容積運賃となる、そうです。また昨年利用していた、羽田空港中継でのトラック便の名古屋宛は廃止となるとのことです。

 昭和花き研究会は沖縄県・福岡県・広島県・兵庫県等に羽田空港よりカスミソウを輸送しています。

■明日、4月27日(金)午後1時ころより、開成生花・林社長ら4名来村され、取引会議を開き、当地の無加温促成栽培のカスミソウ圃場を案内します。現況を現地で確認していただきます。

■4月28日(土)午前5時より、小野川地区の博士峠の道路整備・清掃のボランティア活動に参加します。

御愛宕様石祠設置

■2012年4月26日(木)曇り、強風、小雨へ

 午前9時より11時まで、大岐の御愛宕様の倒壊していた石祠を新しくした。世話役の亨兄、清兄、久雄兄、一夫兄、愛子姉の7名。

 4月11日に雪上をソリ(橇)で石材を引き上げておいた。尾根の頂部。6月24日頃に祭。祈祷してもらう予定。

 4月12日の大枝沢天狗神社の遙拝場にも設置した石祠と同型。

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カスミソウ栽培公開学習会:生産者の花持ち延長技術

■2012年5月8日(火)奥会津・昭和村下中津川の昭和村公民館で、かすみ草栽培の公開学習会が開催されます。村内外どなたでも参加できます。昭和村花き振興協議会の主催(昭和村役場産業係、福島県金山普及所)。

    → 催事詳細PDF2枚 種苗会社は申込順にミヨシ・住化・フクカエンが参加されます

午後1時15分~2時30分:講演「カスミソウの鮮度保持対策について」 クリザール・ジャパン 東(ひがし)明音さん

※圃場(雨除けハウス等)で、適正な切り前で花を採花し、どのように前処理を行えば、日持ちが延長するのか?バケツの清潔さや使用する原水のバクテリアの問題など生産者が行うべきことの基本をお伝えします。東さんは都内大手花卸勤務後、オランダ国の花市場で切り花の品質保持等の業務を担当され、現在は日本の切り花の花持ち調査をしています。

希望者にはカスミソウ圃場見学
午前11時 昭和村下中津川:昭和村役場前駐車場集合、徒歩移動。「越冬株掘上株利用作型」

午後4時 会津美里町本郷地区圃場集合(JA会津みどり カスミソウ専門部会長立川幸一氏圃場前集合)「新苗のプラグ直定、越冬株、無加温促成6月出荷型)

※終了後、希望者で交流会を予定(会津若松市駅前、会費制)日帰り参加の東さん、ミヨシは参加されません。住化永島さん、フクカエン松永さんが参加されます。

■照会先:0241-57-2111 昭和村役場産業係(上杉氏)

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■6月16日(土)には、昭和村内のカスミソウ生産者圃場での栽培体験(今回は、苗の植え付け作業)と栽培学(金山普及所長谷川浩先生)のワークショップを計画しています。月1回ほどの開催予定で年4回。詳細は現在検討中(担当は産業係上杉氏)。どなたでも参加できますが、事前申込が必要です。卸や小売店、一般の方々が対象です。

■7月21日(土)・22日(日)は、昭和村佐倉の「からむし織の里フェア」が開催されます。この両日、村内矢ノ原等の開花したかすみ草圃場(ハウス・畑)の見学会も開催します。これはどなたでも参加できます。

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小野川村 岩下木地の庚申塔(弘化2年) 大岐

■岩下木地に住んだ人が建立した。もとは滝谷川に架かる橋の右岸の道脇にあったものを、現在地に移している。佐倉の馬場勇伍さんの『木地師の跡を尋ねて』(昭和村教育委員会、2002年)に詳細が掲載されているが、二十三夜塔の記載は無い。佐倉観音寺が再建された文政7年(1824)前後に寄付集めの帳面に岩下木地師の名がある。

 なお、下郷町の金井晃さんによる『木地語り 企画展報告書』(福島県田島町教育委員会、2001年)にも岩下木地は出て来る。138ページで、弘化2年に岩下木地で大成沢木地と6人が下谷ヶ地村(現・会津美里町)の無跡百姓を相続することで根源地の滋賀県小椋谷の蛭谷・高松御役人との文書記録が紹介されている(柳津町鈴木彦一氏蔵)。

   博士峠の会津美里町(旧・会津高田町)側の谷ヶ地(やかぢ)集落に関しては、『会津高田町史』のほか、『新・宮川ダム水没地区 松坂(谷ヶ地)民俗調査報告書』(会津高田町教育委員会、1985年)がある。

 → 木地屋制度(氏子かり帳掲載)については永源寺町史がよい

  → 会津美里町

■岩下の庚申塔・弐十三夜塔が建てられた弘化二年は1845年。その五年後の嘉永三年(1850)八月二日 大乗寺をはじめ、小野川本村を焼き尽くした大火後、岩下木地は当地より転出している。「家建てのための人足にかりだされると家業である木地を造ることができなくなるため」と一晩で集落から人がいなくなった、と伝承されている。

 碑文は、正面に「庚申塔」。右側に「弘化二年巳六月吉日」 「小倉喜之助」「岩下木地師之建」「石屋 小倉専左エ門」

 また集落跡南方のシダミ坂には墓石群と、「弐十三夜塔」があり、碑文は「弘化二年六月吉日 村中 小椋宗吉」

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2012年4月25日 (水)

大岐の馬頭観音石像

■大岐の県道沿い、愛宕様の麓にある石像物。馬頭観音。天保・・九月の陰刻あり。(1822-43)

 もとは大岐から楢布原に登る作場道の脇にあった。廃道となり移転。

 雪で、像体上部が落下していた。

■なお喰丸峠(旧道)の小野川の五本松に馬頭観音石塔(明治八年七月吉日)、喰丸側には文政五(1822)天 午7月日の像体の馬頭観音石像がある。

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■琵琶首の石神の「石神」

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フラワーネット張り(家向2棟)

■2012年4月25日(水)晴れ

 大岐集落の対岸にある圃場のパイプハウス(フレーム、英語表記だとトンネル、グリーンハウスは温度調節・灌水整備された施設)2棟にフラワーネットを伸展。

 無加温促成栽培のかすみ草(4月16日・19日の定植)

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キクザキイチゲ(はたおりばな・あめふりばな・ほけきょばな)

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会津綿

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オーガニックふくしま安達は綿の種まき。ひとつぶからはじめよう。会津産のワタの種子をいただいた。

オーガニックふくしま安達

→ 関連サイト

→ 4月22日、地球の日

定植後の推移

■4月19日に定植後のハウス内気温推移(晴天時は妻部・肩部換気)。無加温。標高730m大岐。残雪有り(30cm)。

 4.3-33.8℃ 平均15℃

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■4月16日、19日に定植したかすみ草は活着し、馴化したので、今日(25日)にべたがけ資材(パオパオ等)を取り、支柱を立てフラワーネットを張る。また定植後は無灌水のため多木有機液肥500倍を1株あたり100ccをジョーロ(如露)で、手灌水(かんすい)する。

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会津の紡錘車7点

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畑の土の水分

■2012年4月25日(水)

 昨日は曇り、夕方に強風、雨。

 野尻川筋の水田にはほとんど雪が無くなり、滝谷川上流の小野川から大岐までは水田のあぜ(畦)が雪からようやく顔を出した。水田は「みずぐむ」(雪が溶ける直前の状態で黒く見える)。積雪深30cm。

 圃場( hozyou 畑や田)をひとめぐりした。雪解け後の圃場の土は、ある程度乾燥してから春は足を入れないと、「泥」(いわゆるネタ)の状態で一年続くことになる。それは農家はよく知っている。4月はじめの凍土の状態のときと、いまの時期は土の状態が異なる。

 
 雪退けた1棟分、ハウスを建てられる場所があったが、夜に親仁(高任和夫『天下商人』の45ページに出てくる。親父)と相談したところ、まだ入るのは早いということになり、明後日からの雨2日を越した28日から作業をすることにした。それまではすでに植えた2棟のハウス内作業を行う。

■越冬株の野鼠(ねずみ)食害も多くみられる。

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上:みずぐむ。みずぐんだ、たんぼ。「みずぐんできた」と表現する。雪融けはすぐ。

下:除雪し乾燥しはじめた高畠・川流畑。ハウス建ては28日から。

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野ねずみによる、かすみ草株の食害。地際部を食べられ枯死。

下:雪の融雪時の斜面流下で押され、傾(かし)いだフレーム(大岐・境の沢)。

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小中津川村柳沢峠の「山の神石祠(せきし)」

■ふきだおれ(吹雪)で落命しそうになった人が峠の山の神に助けられ、その小中津川村の人が神主(束原安武氏)と柳沢峠(本道は琵琶首村下平木地に通じる)のニホンボウグイ(二本棒杭)にあったものを、数度に分け背負い、現道峠近くに移し祀っている。

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小中津川柳沢峠の馬頭観世音

■2012年4月24日、調査分

野尻組(現:昭和村)小中津川村。柳沢峠。高さ180cmの馬頭観世音石碑。小さな石碑が古い。昭和村内に現存する馬頭観音石碑では最大で、柳沢峠(古くはクイナ沢、クイナ峠)とカヤバ(茅場)のブンドウゾウリに行く道のわかされ(分岐点)の巨岩上に建っている。石碑文正面は、小中津川村に向かって建てられ、集落から上流に歩いていくと碑文が見えるようになっている。

(小)馬頭観世音 文化11年(1814)戌8月吉日 本名太良左エ門

(大)馬頭観世音 天保15年(1844)甲辰4月吉日 村中 世話人 本名忠右ェ門、同 弥惣治、束原善六、同 七兵衛

■小中津川村の束原善六については、福島大学の庄司吉之助論文(東北経済、1950年)に「文久2年(1862)の金山谷小中津川 善六麻」として150両のことが、伊南川筋の商家記録に搭載が紹介されている。野尻組(現・昭和村)のアサを集める一次問屋で、これが近世江戸時代の御蔵入(奥会津)ブランド「伊北麻」(いほうあさ)の一部となっていた。

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大岐の水神様  sui-zin-sama

■大岐の水神様。堂宇のなかに石祠。年号等刻印は不明。奉納旗有り。奉納名の書かれた「おみどじょう」、有り。

  堂宇は昭和33年(1958)3月、改築。

  毎年冬には2回ほど雪降ろしをしている。2011年3月11日の地震で、石祠屋根が落下し、もとに戻した。

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水神様の杉の木に、夏の雷様(らいさま)が落ち、裂けた。

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大岐の「おみや」の鳥居。平成18年新。

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2012年4月24日 (火)

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会津若松市内 県立博物館・鶴ヶ城公園

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IFEXへの参加

■昭和村花き振興協議会では、2012年10月10日より幕張メッセで開催されるIFEXのかすみ草ブースへの出展を4月17日の総代会で決めました。今後詳細は検討されます。

■5月9日、10日、野尻中向の集出荷所の稼働前点検が行われます。JA担当より連絡がありました。

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■4月23日午後。福島県喜多方市。

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 4月29日は食工房カフェクラブのつどい→山都町相川 食工房

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喜多方駅前諏訪町通り → 喜多方市寺町南5006 食堂 つきとおひさま

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喜多方市寺町南の古峯神社 明治31年(1898)4月17日、建立。後方は食堂つきとおひさま。

明治31年8月、会津に帰省中の野口清作は「英世」と改名。

地球の日(2)、地域文化の展示・体験

■2010年4月17日に星野リゾート開発事件で、参加した地球の日1(竹富島)。その2(竹富島への思い)

■2012年4月22日、代々木。

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栃木県のアサ。野州麻。伝統の産業を高校生が実演。

 → 野州麻・栃木県立博物館

 → 文化遺産

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オーガニックふくしま安達は綿の種まき。ひとつぶからはじめよう。会津産のワタの種子をいただいた。

関連サイト

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オーガニックふくしま安達

地球の日(1)、東京代々木

■2012年4月22日(日)雨のアースデー東京代々木公園。原発反対のブースが多かった。

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→栃木・茨城。→ 那珂川鶴亀隊

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フェアトレードのケニアさんのバラ

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カスミソウと、新しい地域文化観光、MPSとGAP

■2012年4月24日(火)

 昨日届いた『農耕と園芸』6月号の68−69ページ、花事放談(生産者のホンネ、市場のホンネ)第29回「需給のマッチング」の印刷見本(ゲラ)がPDFで編集部より届き校正しました。今月より担当者が新しい方になっています。

 今回の東京出張の移動時に公共交通機関で読んだ本は2冊。東京大学東洋文化研究所長の羽田正教授『新しい世界史へ 地球市民のための構想』(岩波新書、2011年11月刊)と、京都文教大学文化人類学科の橋本和也教授『観光経験の人類学 みやげものとガイドの「ものがたり」をめぐって」(世界思想社、2011年2月刊)。

 橋本さんの本には共感する点が多く、これまでの観光とはことなる地域の人々が主体となる「地域文化観光」を考えている人たちには一読いただきたい本です。地域文化観光は雪融け後の春に、福寿草祭りや水芭蕉祭り、桜祭りなど地域の資源のよさを確認する小さな催事から、集落文化に分け入るあたらしい人々の交流事業まで視点が広がります。

 羽田さんの本は歴史叙述のあり方がグローバル・ヒストリーが台頭するなかで、どのように新しい論点を整理して考えていけばよいのか?世界商品の生産から消費までどこかの場面になんらかの形で関わっていたことを具体的に示す(187ページ)。

 両書とも、この6月20日の奥会津大学の私の担当する講座に反映させるべく考えながら読みました。

 このようななかで取引先卸や加工、次の段階での消費者を産地に導き、農業理解を進めていただくためには、適正農業規範GAPや環境負荷低減プログラムMPSの主旨に沿った「公開のためのビジョン」の研究と公開のための技法開発が必要になる。

一昨日、上京し、4月22日(日)世田谷花き卸で開催された第5回世田谷カップ(母の日の花アレンジ)を見る。

 昨日は、4月23日(月)午前3時、首都圏のN卸・S卸の宿根カスミソウ入荷量調査。輸入はケニア産のエクセレンス(2011年新種)、カシオペア(日本名ホワイトベール)、ミリオンスターを湿式立箱(エルフ)。

 国産は熊本産アルタイル、ベールスター、ファンタイム。和歌山産アルタイルLG、ホワイトロード、雪景色、マリーベール、ホワイトベール、ノート、メモリーホワイト。静岡産アルタイル、ベールスター。愛知産マリーベール、ホワイトベール、ジョニー。

 染めカスミソウはラメ付き3色(JAうき産)。

 ケニアのオセリアン社のスターチス・シュニアタがエルフ装填スリーブなしで出荷されている。

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2012年4月22日 (日)

思い出深い経験とするための「物語」の役割

■2012年4月19日(木)午後、福島県立博物館で新たな講座『老媼茶話(ろうおうさわ・おばあさんの茶飲み話)』で、物語のある風景と、物語の無い風景の違いを提示された。この日は朝早くからカスミソウの苗を植え付け、ようやく作業を済ませての飛び込みでの講座受講に間に合った。当初は苗植え付け日なので欠席する予定でいた。しかし受講して大きな示唆を得た。

 → 4月19日、老媼茶話1県博

 → 福島県立博物館木曜の広場

 講座修了後、博物館の喫茶室で、会津学研究会の3名の仲間と1時間ほど懇談した。今日の受講の感想を語り合ったが、3月28日に喜多方市山都の茶房・千(せん)で開催された鷲谷いづみ先生の講話で聞いたことを私は語った。

 「地球上では唯一、ヒト(人間)だけが、他の生物の生き方などを観察して学ぶことができる力を持っている」、だから「隣人たる生物種にも配慮した農業生産を行うべきである」。

 県博の講座で、会場から『老媼茶話』翻刻では、雑誌『会津嶺』に挿絵を描いた玉川岩男先生が「ただの松の木が1本、野にあったものが、その場所でキツネの物語があったことを知ると、松の枝が、おいでおいでをしているような形に見えてくるから不思議だ」と発言された。

 赤坂憲雄さんは、それを受けて「モノとしての松ではなく、長生きしてきた松を通して、人間達が見てこなかった歴史を樹木は見てきたと感じる」とし、岩手県の津波被災地での樹齢170年のスギが切り倒され、明治29年、昭和8年、平成23年の3度の津波を体験したスギ、「植物や木への感覚、人間の記憶がからまる」。「樹木を通して我々が体験をする感覚があり、物語が風景を立ち上げる」。そして

「物語を持たない風景は旅人を楽しませない」「土地のもつ文化力、豊かさの源泉がその土地にある物語である」

 私(菅家)は、奥会津で地名の聞き書きをしているが、それは地名のある場所では、かつて人間活動があったことを示している。多くは狩猟や山菜菌茸採取である。それをしていくと想い出と地名は混在して記憶されていることがわかる。そしてそれは子孫に伝承されている。子孫から祖先への伝承は行われないが、語りのなかで、その交流はある。

 本来、奥会津大学が目指すべき観光というのは、これまでの観光ではなく第3の観光、オルタナティブな観光であり、ガイドの養成といってもこれまでのツアーガイドではなく、生活者ガイドであるから、哲学的議論と手法の開発が求められる。これは産地視察会・産地公開・ワークショップ等でも同じことが言える。

■橋本和也『観光経験の人類学  みやげものとガイドの「ものがたり」をめぐって」(世界思想社、2011年)

 150ページから興味深いことを言っているので抄録する。

 「思い出深い経験」とするためには、ガイド(案内者)独自の「ものがたり」が必要になる。

 観光は「よく知られているものの確認」。

 「よい観光経験」のためには、条件つきではあるが観光客にはそれなりの「発見」が必要となる。「付け足しの発見」、枠組みからはずれない「小さな発見」が望まれている。

 「ものがたり」がまだ構成されていない対象に観光客を導くことは、まだ「知られていないもの」を「発見」させることになる。それは観光だけではなく、冒険や研究の領域に入る。観光では、観光客にははじめてのことでも、一般には「よく知られていること」を確認させる。その意味では観光客にそれなりの「小さな発見」を提供することになる。しかしそれは事前の枠組みにそった「小さな発見」である。

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昨年の奥会津大学フィールド・ワーク(7月)

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喜多方市山都町の百2姓

■ 相川地区で、3年目となる直売所。いま手作り作業中。

→ 飯豊の空の下から

■ 堰(せき)の作業。本木上堰、せきさらい作業ボランティア → 5月4日、早稲谷ひぐらし農園

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日本のなかのアジア

■2012年4月22日(日)

 本日は上京する。代々木公園のアースデイ。

   4月20日から22日まで世田谷花き内で第5回世田谷カップ作品展示。23日表彰式→ 世田谷花き

 昨日、世田谷花き事業協同組合の機関誌『paseo 36号』が届いた。母の日向けカーネーションのコロンビアが紹介されている(4、5ページ)。切り花の輸入商社の(株)クラシック。環境負荷低減プログラムMPS(欧州・アフリカ・アジア)と同じような中南米の環境認証「フローラベルデ」のことも紹介している。『農耕と園芸』4月号にも(株)クラシックの輸入切り花の品質管理技術が紹介されている。

 → 2008年9月、JFMA中南米花産業調査

 → 2011年1月、JFMAアフリカ東部花産業調査

 → 2008年2月、JFMA欧州花調査

 → 2006-07年11月、欧州花視察

■小川孔輔先生のブログ。6冊。日本がつまづいた。

「もはや競争優位ではない「高品質」にこだわり続けた」

「生態系の構築が肝心なのにモノしか見てこなかった」

「地球規模の長期戦略が曖昧で、取り組みが遅れた」

「生産現場以外でのマネジメントがうまくできなかった」

 → アジアのなかの日本

■生産者がすべき「開発・企画とサービス」とは何か、花き市場や仲卸会社がすべき「開発・企画とサービス」とは何か、専門店がすべき「開発・企画とサービス」とは何かを考えてみてください。 → 岐阜大学の福井博一先生

■アメリカの雑誌の表紙を飾った兵庫県淡路島産のスイートピー。写真は白川さん提供 → 宇田明先生

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日本の聖地文化:青苧(あおそ・カラムシ)

■2012年4月22日(日)

 昨日届いた本。

 鎌田東二編『日本の聖地文化 寒川神社と相模国の古社』(創元社、2012年3月31日刊)

 古代人はどんな場所を聖地にしたのか?神社はなぜそこに建てられたのか?(帯より)

 鎌田東二、原田憲一、五反田克也、中野不二男、湯本貴和、河角龍典、小林達雄。

■30ページ。

<江戸時代>西暦1700年頃の日本の人口は約2000万人と推定されている。同時期のフランスの2200万人、イタリアとドイツの1300万人、オランダの200万人と比べるとその多さがわかる。

 1874(明治7)年の調査によると山形県の人口は約65万人で、102万石(15万3000トン)のコメを生産していた。当時の大人一人の年間コメ消費量が一石だから、40万人以上の余剰である。それを裏付けるように、1765(明和2)年には酒田港から約47万石のコメが積み出されている。それに加えて、水田が拓けない山間の地すべり地や扇状地では、紅花や青苧(あおそ)、漆や柿などの商品作物を栽培して潤っていた。

 また「本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」と唄われた酒田の大地主本間家では、明治に至るまで一回も小作争議はなかった。中学校の教科書に載っていた「百姓は生かさぬよう、殺さぬよう」という言葉から、搾取にあえぐ江戸時代の農民像を創造しがちだが、実際の農民は比較的豊かだったのである。

2012年4月21日 (土)

6月5日、大芦屋主催・下中津川を歩く

■2012年6月5日(火)にファーマーズ・カフェ大芦家主催の下中津川を歩く会の案内資料も作成中で、以下の通り。

 → スタディ・ツアー下中津川を歩く PDF3枚

  → 和暦PDF

■6月20日は奥会津大学。午前は大岐集落を歩き(地域の調べ方・暮らしの景観・生業複合の歩み)、午後は昭和村公民館で講座(小さな暮らしが結ぶ外の世界)。

 → 菅家分資料(作成中メモ)PDF

奥会津風土体感プログラム

■2012年5月17日(木)午前10時35分から12時25分まで、福島県大沼郡金山町川口の県立川口高校で奥会津風土体感プログラム事業があり、講師を務める。年に1回担当して4回目となるので内容を一新して現在、原稿を構想している。2時間なのでPPT(スライド)も使用するが、5部構成とし、そのⅠ部の現状での原稿を今日書いた。残り数週間で構成する。

 → 川口高校菅家講義1原稿(案)PDF(124kb)

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融雪

■夜間(19時から7時)通行止めの博士峠。

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2012年4月20日 (金)

柳津西山地熱発電所の排気2本

■2012年4月20日(金)

 朝7時。柳津西山地熱発電所の硫化水素ガスの排気。発電所以外の1カ所からも噴気が出ており、こちらは脱硫していない。

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柳津の橋の奥に立つ噴気が柳津西山地熱発電所の排気。

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左側からも噴気。

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2本の噴気。今日はかなり高空まで上がっている。逆転層からは横に流れていく。

役員会終える

■2012年4月20日(金)曇り

 午後1時30分より、昭和村公民館1階和室で昭和花き研究会・合同役員会を開催、本年の事業・取り組み等を相談しました。

 会議終了後、公民館事務室で、本名幸平教育長と「からむし」などについて懇談しました。また、居合わせた方々と玉川発電所について話をうかがいました。まだ基礎等は残っているようです。

■大芦家を訪ね、取引会議後の5月29日の昼食の予約をしました。

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2011年秋-2012年春の気温経過

■2012年4月20日(金)

 本日は午後1時30分より昭和村公民館・和室にて昭和花き研究会合同役員会。

■2011年11月16日より4月19日までの大岐の外気温。17度から-15度、平均-0.5度。標高730m。積雪期間。木造小屋の玄関外地上高1.5mで計測(データロガー、60分おき)

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■北海道当別町の井野農園の気温。-23.6度、、、、低いですね。 → 井野農園

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2012年4月19日 (木)

老媼(ろうおう)茶話(さわ):福島県立博物館木曜の広場

■2012年4月19日(木) 会津若松市内の城東町にある福島県立博物館で、新年度の木曜の広場が午後1時30分から講堂で行われた。毎月1回開催される。次回は5月17日(木)。館長の赤坂憲雄さん、学芸員の佐々木長生さん(日本民俗学)と川延安直さん(絵画担当)。

 『老媼茶話』(ろうおうさわ)は江戸時代・寛保2年(1742)に会津の浪人・三坂大弥太(だいやた)春編(はるよし)が選んでまとめた奇談集で、幽霊・妖怪・狐・蛇など特に会津のものが多くある。明治時代に柳田国男・田山花袋により続帝国文庫『近世奇談集』に収録され、柳田の『遠野物語』にも大きな影響を与えた。これを1年間を通じて読む。

 佐々木さんが準備したテキストA3版6ページを解説。赤坂さんが質問しながら講座は進められた。会津若松市のミニコミ誌『会津嶺(あいづね)』に2009年4月号から25回ほど連載された現代語への翻刻をした川延さんも語った。その挿絵の玉川岩男さんも、会場から絵の意味を語られた。

 会津の近世の絵師・遠藤香村の図録編集等のための調査研究のなかで川延氏は香村が残した2種のメモ集に奇談が多く掲載されていること等を知り、会津若松市立・会津図書館で蔵書検索をしたところ奇談集としての『老媼茶話』筆写本を見つけ、それを読み下し、現代語に置き換えた、という。

 佐々木さんは昨年の遠野物語を学ぶなかで、柳田らが読んだ『老媼茶話』を含め様々な写本が存在すること、古書(16巻本)を新たに昨年求めて、現在読み進めていることを紹介し、『老媼茶話』について現在まで知りえたことを、近刊の『遠野学』創刊号(遠野文化研究センター刊、所長赤坂氏)に寄稿していることを語られた。『老翁茶話』というものもあることも紹介された。

 ※次回は5月17日(木)で、猪苗代の山姥(やまんば)や天狗について学ぶ、という。前年度学習した『遠野物語』(本)も持参するよう求めている。同じような事例があることを紹介する、という。(未完、この後に継続執筆)

 ※茶話、とは茶飲み話。

■地域文化論として、重要な示唆を得る会合であった。特に、赤坂さんは、「物語のある風景を持つ地域は、文化的に豊かで、旅人からも魅力ある土地である」という発言と、「物語があると、風景が立ち上がる」という言及。

 かすみ草の苗植えを早朝よりやりおえて、ようやく開催時間に間に合った。聞き応えがあり、人間と記憶、人間と自然・生物の境界など、考えなければならないことが、また多くわき出てきた。講座のなかでふれた『遠藤香村展示図録』(福島県立博物館、2008年、1500円)を求めてきた。

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左より川延学芸員、佐々木さん、赤坂さん

かすみ草定植2、大岐圃場

■2012年4月19日(木)曇り

 早朝より、大岐集落の対岸にある圃場2に、かすみ草苗を定植、1棟、午前10時に終了。1人で4時間、23間ハウスに500株植え、有機液肥を灌水し植え穴に籾殻クンタンを置き土を押さえ、べたがけ不織布パオパオ(青と白)で防霜・保温・葉焼け防止とする。

 自動温度記録計(データロガー、商品名おんどとり)を設置し開花までの積算温度を調査する。

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風と飛ばされないよう中に錘(石)。空気穴。直射日光が計器に当たらないよう両面に穴をあけたところから日光が入らないように設置。

経済小説から時代小説へ

■先日、書店の棚にあった 高任和夫『江戸幕府 最後の改革』(講談社文庫、2012年3月刊)を手に取り、帯を見て、「停滞期の江戸を生き抜いた2人の奇才・田沼意次と大田南畝の生き様とは?」にひかれ購入、読んだ。時代小説としては読後感がこれまでと異なる良質な印象を得た。

 著者は宮城県生まれ、東北大学卒業で三井物産社員を経て作家活動に入っている。依願退職し現在は作家専業である。現代の経済社会をもとにした作品が多い。

 アマゾン(インターネット書店)で、『江戸商人 大岡越前と三井一族』(講談社、2010年)を購入し昨日到着したので、読み始めた。徳川吉宗と大岡越前、三井商人の動向からこの時代の経済政策を表現している。

■4月15日の朝日新聞の書評欄、コミック、、、、でまんが編集者のササキバラ・ゴウが取り上げていた本。注目すべき新鋭の短編集。どれも何かが見えないことをめぐって展開する。見たくなくても、見えてしまうもの。見えているのに、実は見えていないもの。見えていないのに、なぜか伝わるもの。そんな日々の現実が描かれる。

有永イネ『さらば、やさしい ゆうづる』(講談社)

 まだネット上では更新されていません → 朝日新聞コミック書評

 → 有永イネtwitter

 

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「社会(ソーシャル)環境」の変化への対応

■2012年4月19日(木)

 4月上旬の吹雪・強風で、除雪作業が遅れており、今日から日の出後から早朝作業で対応。外が明るくなったら(5時30分)ハウス内のかすみ草定植。

 福島県奥会津の昭和村の農業生産(切り花・かすみ草)は、露地雨除け栽培。雪融け後の畑に苗を植え、天水(雨)に頼り生育を待ち、花が咲く頃に花を保護するためにパイプハウス(フレーム、トンネル)の屋根にビニル被覆する、という原始的な農業。品質保持のための出荷前の予冷(冷蔵庫内で品温を下げると植物の呼吸量が減少し、その後の輸送等での低温管理により長持ちする)も冬の間に降り積もった雪を貯蓄した冷房源(雪室・yuki-muro)を使用している。

 豪雪によりビニル被覆を除去してフレーム(骨組み)だけにしてもそのパイプは折れ曲がるため、収穫が終わったハウスは解体し畑に寝かせて冬を越す。雪融けの春に、またハウスを人力で再建する、という「仮設ハウス的」な農業である。自然とともにある農業であるが、1990年代には顧客卸・花市場から「周年出荷」(一年中、栽培を続ける)を要請された。当時の社会はそうした流れにあった。

 5月から11月上旬までの「無雪期間」に農業を行う。植え付けをずらしながら、開花時期(出荷時期)は7月から11月上旬の5ヶ月間(夏秋kasyu生産)である。この間で当地・昭和村は、社会とのつながりを維持するための人的努力をすることが求められてきた。

■今年(2012年)2月4日に、福島県いわき市の鈴木和隆さんが、Twitter で次のような「つぶやき(ツイート)」をしている。2011年3月11日後(この原子力発電所災害を含む大震災は3.11と表記することが多くなっている)に私たちの住む社会の価値観は大きく転換している。

 「【福島から】 農業と原発(原子力発電所)と、どちらが大切か。原発が無くても生きていくことはできますが、農業がなくなると生きていくことができません。しかし、その農業が、ハウスで、重油と電気をがんがん使う時代なのです。脱原発の正しいプロセスの一つは、農業の脱重油・電気なのです。農業者の使命です」→鈴木和隆さんtw

 →うつくしまNPOネットワーク

■夜間の割安電力による冷房:日本のバラ栽培 → 磯村信夫社長の最新コラム 4月16日:電力不足と油高

  以下のようなコラム内容である。

 福井県の大飯原発稼動の問題から、電力不足と電力値上げに関して経営がおぼつかなくなる企業の記事が新聞各紙で取り上げられている。僕は大田区大森に住んでいるから町工場の人達の苦労をリーマンショック後、円高も合併せ嫌というほど見てきた。

 そしてバラ切花協会の会員生産者の方々が夜間の割安電気を使用し、ヒートポンプを使って夏でもケニア・コロンビア・エクアドルに負けない品質のバラを作ろうとする意欲と技術に拍手を送ってきたが、このたびの値上げは夜間電力も昼間と同様の値段になるという。

 夏場のバラも国産は素晴らしいが、夜間電力の値上げと共にストップしてしまうのを危惧している。

■911を原因とする米国によるイラク戦争により2003年から原油価格が高騰した。それをもとに日本国内の冬季間の施設栽培(重油依存農業の野菜・花等)が立ち行かなくなった。夏場の除湿にも使えると、重油を焚くボイラーから電気によるエアコン冷暖房装置への転換を政府NEDOの補助金により施設栽培は行った。原子力発電所依存で捨てていた夜間電力を利用(夜の電気料金が安い)することを前提としたものである。バラ温室にエアコンが8000台近く導入された。日本では2008年から脱石油依存として「原子力発電農業」がはじまっていたことがわかる。NEDOによるこの国庫補助による冷暖房のエアコン(ヒートポンプと称している)は野菜等の施設園芸にも多く導入されている。いったん稼働すると出力調整が難しい原子力発電は、たとえば夜間電力で揚水発電の揚水に使用したりしたがロスが大きい。夜間電力をどうするのか?が割引制度で安売りしたため必要以上に日本国内の夜が明るくなった。いまはそれがもとに戻った。

■岐阜大 福井博一先生 → 2008年7月9日 エネルギー問題と切りバラ産業

 → 2008年11月8日 ヒートポンプとバラ生産

2012年4月18日 (水)

明日は県博の館長講話(新しいテキスト)

■2012年4月19日(木)午後1時30分~ 会津若松市の福島県立博物館講堂で、赤坂憲雄館長による木曜講座。テキストが新しくなります。会津藩の時代に編まれた本を読み進めます。

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■4月18日、福島民報新聞より。

 資材再利用状況調査へ 原発事故時、ホウレンソウ問題で 
 福島市の農家が生産したホウレンソウから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は今月から県内全農家を対象に、昨年の東京電力福島第一原発事故発生時に使用していた農業用保温資材の再利用状況を調べる。今回のケースが原発事故発生時に畑で使っていたビニール資材でホウレンソウを保温したことで、放射性物質が検出されたとみられるため、再発を防ぐ。
 農産物直売所やJA、市町村、市場などを通じて生産者にチラシを配布し、原発事故時に使っていた農業用の保温資材の利用・保管状況を記入してもらう。資材を再利用した生産者には農産物の出荷自粛や資材の一時保管を要請する。チラシは約15万枚用意し、近日中に配布を始め、5月の早い時期に回収して結果をまとめる。
 資材の調査は17日、郡山市総合地方卸売市場で開かれたホウレンソウ放射線モニタリング調査結果説明会で示された。県の主催で市町村やJAの関係者120人が出席。放射性物質が野菜に付着する恐れがあるため、原発事故発生時に使用していたビニールなどの農業用資材は再利用しないことを確認した。

第2回目のかすみ草定植

■明日、4月19日(木)は、3月上旬に遅れて納品されたかすみ草苗を午前中に大岐圃場で、植え付けます。これでようやく2棟になります。

■残雪は中津川筋では田んぼの土手が出てきましたからもうすぐ消えるでしょう。矢ノ原や小野川・大岐はまだ60cmほど雪があります。除雪して30cmほどに雪を減らした上にモミガラクンタンを散布、しています。黒い物質を雪の上に置くと太陽光を集め熱を持ち融雪が早まります。

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役員会を開催します(4月20日午後)

■2012年4月20日(金)午後1時30分~3時、下中津川昭和村公民館で昭和花き研究会・役員会を開催いたします。

 4月17日の協議会総代会・雪室幹事会・運営協議会等が終了し、会の出荷に関する相談と、市場との取引会議等の内容について相談をします。

 昭和花き研究会の取引会議は5月29日(火)午前9時~昭和村公民館にて開催します。本日、取引先・関係業者宛ファクス等にて連絡を致しました。内容は昨年同様です。圃場案内も致します。

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産地維持のための社会対応

■日本農業市場学会『農業市場研究』(80号、2012年3月刊、筑波書房)が先日届いた。

 井上光克・藤田武弘「ウメ需給構造の変化と農商工連携の現段階」(60~66ページ)は参考になる論文である。

 著者は井上氏が田辺広域市町村圏健康・観光産業クラスター推進協議会・藤田氏が和歌山大学である。

 地域内循環や、産業観光(選果場や加工施設等を見せる)、顔の見える着地型観光(農家民泊や農作業体験)。

 そして生産者が農作業体験を通じて消費者に食や農業を伝える食農教育は、顧客の確保や消費者の農業・農村の重要性を認識でき、中長期的視点から重要になっている。

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新年度の事業等決まる

■2012年4月18日(水)

 昨日(17日)は4つ会議があった。

 昭和村花き振興協議会(役場・普及所・JA・研究会)の行事は、5月8日(火)公開学習会、6月16日(土)第1回目のかすみ草栽培ワークショップ等が決まった。

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下中津川の雪どけは早い。あと少し。

昭和村花き振興協議会の新しい幟(のぼり)。かすみ草フェア等で使用します。

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2012年4月17日 (火)

融雪

■2012年4月17日(火)曇り

 朝、岩下圃場へクンタン散布。

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博士峠(小野川)の水芭蕉も出てきた。

2012年4月16日 (月)

村道・柳沢峠

■4月16日朝、除雪、開通となった柳沢峠を越え中津川へ。途中2カ所(ノミズノサワ、コシマキ)雪崩・落石がある。川谷沼(谷地)の水芭蕉が出始めている。

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かすみ草定植1大岐圃場

■2012年4月16日(月)曇り

 かすみ草の定植作業。本年最初のハウス。早生種・無加温促成栽培。ハウス内。苗の根張りはきわめて悪い。

 明日は朝、岩下圃場の雪上にクンタン散布(融雪促進)。その後10時より15時まで会議(協議会等)。

 大岐地区

 苗仮植2月15日→3月下旬より除雪→4月9日(月)ハウスビニル被覆、ハウス内雪融雪→4月16日(月)定植

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有機液肥灌水後、籾殻クンタンで植え穴処理。遮光と保温のため2色の不織布で被覆(パオパオ、べたがけ資材)。3~5日、このままで活着を待つ。この間、日中は肩と妻換気。

育苗および定植ハウス内には必ず地温計と室温計を設置し記録する。適温に保つ。

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昨日(4月15日)に雪があるハウスに屋根・すそビニル被覆したハウス内も2日目でほとんど雪は消えた。

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久雄兄

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晴れ、カスミソウ定植へ

■2012年4月16日(月)晴れ

 今日は大岐の最初に屋根ビニル被覆したハウス内に、カスミソウの定植。2週間以上遅れの作業。

 携帯電話を紛失中のため、今日はPCのメールのみ。

高任和夫『江戸幕府最後の改革』(講談社文庫)

■2012年4月16日(月)

 昨夜は『農耕と園芸』6月号原稿(花事放談)をようやく書いた。難しい内容であった。需給整合。

 高任和夫『江戸幕府最後の改革』(講談社文庫、2012年3月刊)は2009年に『青雲の梯 老中と狂歌師』の文庫化。読みやすい時代劇であった。田沼意次・平賀源内・大田南畝を描く。

2012年4月15日 (日)

岩下圃場(iwazita-hozyou)

■2012年4月15日(日)

岩下圃場

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高畠圃場

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坂の上圃場と大岐集落

博士峠

■2012年4月15日(日)博士峠。路面の雪は消えている。4月上旬の強風で太いブナの樹が1本倒れていた。2011年秋はいくらかブナ実が付き、その実が雪上に落ちている。

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中央山塊は鋏舘(はさみだて)

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2棟目、ビニル被覆

■2012年4月15日(日)晴れ、風なし。

 2棟目のハウスにビニル被覆。雪は60cm。昨日までの降水でかなり雪は沈み込んだ。各所でビニル掛け作業が行われている。

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2棟目のハウス内の雪。1棟目はすでに雪は消えている。次は定植。

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奈良晒(さらし)と原料

■2012年4月15日(日)

■2006年、昭和村佐倉にある「からむし工芸博物館」は平成18年度特別企画展「奈良晒と原料展」を開催した。その『図録』(2006年9月15日発行)の23ページによると、

 大正14年(1925)頃、大芦村の五十嵐運次、妻オミツ、二男勇七、星藤太の4人は奈良県月ヶ瀬村の奈良晒向上へ4年間ほど出稼ぎに行っている。運次が18歳、勇七は幼かったため連れて行ったという。運次は年2回ほど大芦に帰り、4・5日過ごしまた月ヶ瀬村に行く。大芦村に帰った勇七は奈良弁で話していた、という。

 妻・オミツは「奈良晒は冷たい作業でたいへんだった」と語っていた。工場は、当時月ヶ瀬村で御用布を上納していた中井伊一郎の作業場と思われる。

 昭和2年と4年、野尻中向の「からむし買い」(仲買人)斎藤清一は、奈良の中川政七商店へからむしを一俵(10貫 37.5kg)送った。また中川政七(58歳)は昭和5年(1930)頃、からむしの買い付けのため大芦村の五十嵐賢次宅を訪問。2年ほど訪れ、からむしを2俵ほど買い、3日間ほど滞在した。賢次の長男・光雄ともう一人が一俵ずつ背負い、畑小屋から転石峠(ころぶしとうげ、轆轤師峠)を越え会津田島まで届けた。

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2012年4月14日 (土)

会議日(4月17日)

■2012年4月14日(土)

 終日、雨。夕方、南郷の月田禮次郎さんから電話がある(昨日の朝日の記事について)。

 今日は、会津若松市の会津図書館。会津史学会の『歴史春秋』のバックナンバーを読む。会津各地で翻刻され、あるいは市町村史資料編で公刊された資料を使用した研究あるいは批判が継続して掲載されている。年2回発行で70冊を超える。

  『歴史春秋64号』(2006年)に海老名俊雄先生が「天明八年(1788)巡見使御案内手鑑」の翻刻文を紹介。伊南伊北(いないほう、現在の南会津郡伊南川から只見までの流域)では、「若者どもは関東へ口竈(くちかまど)まかり出」とあり、冬に「口減らしのために出稼ぎに行く」と解説。

  → 口暮(くちぐらし)、こめかぼい(米庇い)、クツギ(越中五箇山)

 川口洋氏の近世御蔵入領の人口の研究(歴史地理)。

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■4月7日に開店。スローライフ・カフェ → 喜多方市寺町南 食堂つきとおひさま  →ブログ 綴り

■4月17日(火)は会議日。

 10時、昭和村花き振興協議会役員会

 11時、 同 総代会(昭和村役場2階)

 14時、昭和村農林水産物集出荷貯蔵施設運営幹事会

 15時、同 運営協議会(JA昭和総合支店2階)

■4月19日(木)19時 JA会津みどり地区座談会(昭和村小野川生活改善センター)

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■下の見る・開くで書籍PDFが読める。32ページ(16ページ)に小中津川村善六麻。文久二年(1862) → 庄司吉之助 幕末に於ける土地集積

■ 南会津の今と昔 → 南会津生活記(2012年)

2012年4月13日 (金)

花の需給整合

■今日は、『農耕と園芸』5月号の花事放談の原稿を書いている。宍戸氏から往信があり、それに返信するが、今回は切り花の需給マッチング。

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考える人40号 物深い現実、人間苦

■2012年4月13日に書店より求めた本に新潮社の季刊雑誌『考える人』40号(2012年春号、5月4日発行)。

 39号より山折哲雄氏が「柳田国男、今いずこ」を連載している。第2回目の今号は「『山の人生』に描かれた偉大なる人間苦」で、読みごたえのある論考である。

 『山の人生』は『遠野物語』の注釈・頭注・脚注である、、、という指摘。本居宣長の古事記の注釈に通じる。

 究明できない日本人観、司馬遼太郎の高田屋嘉兵衛の生涯を追った『菜の花の沖』を事例に引いている。

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山の民・川の民

■2012年4月13日(金)曇り

 昨日は隣集落の琵琶首で葬儀があった。3月下旬に続き2件目。大岐は行き来(通婚圏)があるため見舞いに行った人も多い。

 今日の朝日新聞福島県版に掲載された会津物語28は旧・南郷村の故・月田茂さん(明治45年生まれ)に1986年3月17日に茂さんの自宅で聞いた話。南郷村史の縄文時代の遺物調査時のことで、月田農園の開拓で縄文早期の土器が出土していたので訪問した。茂さんは、禮次郎さんの父親。26年前に聞いた話。pdf → 行人岩と経塚

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■2007年に赤坂憲雄氏の文庫版解説が巻末に掲載されている ちくま学芸文庫、井上鋭夫『山の民・川の民 日本中世の生活と信仰』は1981年に平凡社選書として刊行された。

 この本への批判は、『季刊 東北学』第5号(柏書房、2005年)で、谷川健一「日本民間信仰史研究序説2」で「山の民・川の民 井上鋭夫批判を中心に」(231から251ページ)。

2012年4月12日 (木)

被覆ハウス内

■2012年4月12日(木)小雨、曇り、晴れ

 4月9日の午前にビニル被覆したハウス内の雪は3日目の11日に消えた。被覆しないほうはあと10日ほど融雪にかかる。

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大枝沢天狗神社祭礼

■2012年4月12日

 本日、大岐の大枝沢天狗神社の祭礼日。午前のみ奉納籏が上がる。11日に石祠が設置された。

  大岐世話役(いわゆる区長)は3月末で我が家(清一)は終わり下隣家の亨兄宅になっている。

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2012年4月11日 (水)

春のうごき

■ → 安藤先生

 磯村社長 → 国産の花

 → 薄木さん

 → 

 → 総会

 → 市場訪問営業

■大芦家 → 5月25日

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→ 長澤知之カスミソウ 2012.1発売

ひめじせいか(姫路生花)地方卸市場

■2012年4月11日(雨)

 朝4時、兵庫県姫路市御国野町深志野300、(株)ひめじせいか(地方卸市場)を訪問しました。かすみ草担当の山本さんをはじめ、畑崎部長、田寺常務と懇談しました。

 入荷かすみ草を見ました。和歌山県・高知県・熊本県等からアルタイルを中心としてマリーベール等が入荷していました。

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みつばち

■  

ハチへの影響 → ネオニコチノイド系殺虫剤の問題

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2012年4月10日 (火)

雨に

■2012年4月10日(火)

 4月9日(月)、ようやく10日遅れでパイプハウス1棟をビニルで被覆した。被覆するとハウス内の雪はすぐ消えます。午前11時より降雨。強風に。

 これから1ヶ月間の植物(かすみ草)の扱いは、「馴化(じゅんか)」作業がいちばん重要になる。一年中でいちばん紫外線が強い、雪で反射し大量にハウス内が照射される。気温の変動が零下から40度まで、そして株・苗はまだ眠っている、、、、、必ず水分バランスを崩すため葉先枯れが出る、、、どのようにそれを防ぐのかが、農業技術となる。一年中でいちばん難しい残雪を抱えた圃場内での植物管理。

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2012年4月 9日 (月)

1棟目、ビニル被覆へ

■2012年4月9日(月)

 今年は春の吹雪が1週間ほど続き、10日ほど作業が遅れている。明日からまた天候が悪くなるため、昨日午後から除雪を進め、今日、1棟目のパイプハウスにビニルを掛ける。スソ(裾)をまわし、屋根を掛ける。強風が多いので、屋根のマイカ線は強く締める。

 雪の積もったハウス。ビニルを被覆し1週間ほどたちハウス内の雪も溶け、無加温促成栽培のかすみ草早生苗を定植する。畝(うね)は昨秋に作ってある。

■4月12日(木)は大岐の境の沢にある大枝沢天狗神社祭礼日。村休み。

 遙拝殿の木の鳥居のある尾根はいつもの年だと土が出ている。今年は雪が多い。

 11日に会津若松市北会津町で制作された石祠を新たに設置する予定になっている。

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上 2012年4月8日撮影

下 2009年4月12日撮影。祭礼日の午前中のみ奉納の旗が掛けられる。

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境の沢圃場への道

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境の沢からの飯豊山

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2012年4月 8日 (日)

圧雪の博士峠(R401)

■夜間通行止め。道幅は狭い。4月8日午後。

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かすみ草のパイプハウスの除雪

■2012年4月8日(日)

 4月のはじめの作業が、続く降雪・強風のため1週間遅れた。晴天となった今日の午後、会津若松市内での演奏会に出演後、すぐ大岐に戻り、かすみ草定植予定ハウスの除雪作業を開始。鉄製のカクスコ(角スコップ)でマイカ線止め分のフレーム基礎部の雪を手掘り。20間ハウスの両側なので、72mを掘りあげる。疲れます。

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除雪機では掘れないフレーム脚部を掘る。凍結して氷になっているので鉄製のカクスコでないと雪にスコップが刺さらない。 融雪剤としての自家製モミガラクンタンも散布。

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FM会津ほっとコンサート1th:なかよしバンド

■2012年4月8日(日)午前11時から会津若松市内相生町コープあいおい隣(会州一蔵2階)で、なかよしバンド(4名)の演奏会が開催されました。来場された皆様、市川盛次さんらFM会津の皆様ありがとうございました。

 会場準備には西会津の加藤英二さん、佐倉の石田俊正さんにもお世話になりました。

 自作曲を2部に分け演奏しました。

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6月20日、暮らしの風景・生業複合の歩み:小さな暮らしが結ぶ外の世界

■2012年4月8日(日)

 会津地方の全域で、いまだ毎日降雪がある、という年になっています。道路は凍結しています。ラジオからは首都圏で桜が咲いて今週に満開になる、という。

 今日は午前11時より会津若松市相生町 コープあいづ敷地内の会州一蔵の2階で、なかよしバンド(佐藤・中井ら)のコンサートがあり、私も出演する。午前9時30分集合で開場設営とリハーサルをする。

 NHK福島の朝のニュースでは伊達市のイネの放射性物質の吸収メカニズムを東京大学の根本圭介先生が現地調査するプロジェクトの内容であった。3月16日に福島県主催のGAP研修会で先生の報告を聴いた。

■今朝は昨夜届いた本を読んでいる。広島県熊野町中溝の神鳥書店で1万円(日本の古本屋)。

 小林茂『農耕・景観・災害 琉球列島の環境史』(第一書房、2003年、定価8000円・古本で10、000円)である。

 この6月20日に昭和村で開催される奥会津大学の講座で午前の大岐地区での野外踏査(フィールド・ワーク)「暮らしの風景・生業複合の歩み」と午後の講義「小さな暮らしが結ぶ外の世界」のための準備をしている。景観の変化をどのように調べるのか?その最近の事例を学んでいる。

 4月2日に届いた新刊本を読み始め、そのなかで引用されていたのが小林茂氏の著作。

 4月2日から読んだのは佐野静代『中近世の村落と水辺の環境史 景観・生業・資源管理』(吉川弘文館、2008年、13000円)

 奥会津大学は昭和村下中津川のNPO苧麻倶楽部が事務局で、今年で3年次となる。6月から本年度の開講で、1日のだけの受講も可能。チラシは近日配布され、内容もウェブでも公開される。→ 昨年の事例

■小林茂『農耕・景観・災害』では、琉球列島弧の諸島での水田に家畜を入れて踏ませ、その保水をはかる「踏耕(ふみこう?)」、イネの作季とその変動、水利条件や降水パターンとの関係、イネの品種を含め従来の稲作系譜論を批判、、、、が冒頭にある。踏耕は東南アジアにつながる技術。

 作物栽培を通じた環境の利用開発ということで奥会津の農耕を、いま考え直している。佐野氏は琵琶湖周辺、小林氏は琉球列島弧の調査と研究だが、どのように環境や人間の活動を見ていくのかという点で、参考になる。

 奥会津での、第二次大戦後にガソリンエンジンの耕耘機(こううんき)が入り馬がいなくなる、農耕地には草の堆肥のかわりに化学肥料が投入される。近世から戦前までの農耕地の維持には広大な草地(原野・カヤバ・秣場)がその地域に必要であった。ところが戦後、村落を支えた共有地(コモンズ)たる草地は分割登記されスギ・カラマツが植えられる。これで、この50年間の村落景観が大きく変容した。

 しかしその残した農地そのものも「遊休農地」といわれ荒れ地となり木が立ってきている。減反政策後、最近の企業の海外進出政策のなかで、農外の雇用そのものも無くなり、地域の農地は荒れ野原・山地化している。

 一方、生態系の観点からすれば「生態系が復元」されつつある、、、ことになる。

 歴史的に食糧を得るための農耕と、現金を得るための生業があり、奥会津ではアサの栽培・生産が重要な位置にあった。昭和村ではアサに加え、宿根草であるカラムシ(苧麻)が卓越し越後と結び付く。宿根草だけで畑を埋め尽くせば食糧たるものが作れなくなる。アサは種子で栽培する一年草のため夏にアサを引き抜き収穫した後に、野菜等(おばたけ菜)が栽培できる。2毛作となる。つまりアサとカラムシの輪作のほか(連作障害の回避)、畑地の高度利用の仕組みがあるが、これら畑地を維持していたのは広大な管理された共有草地(カヤバ)であることが知られていない。半栽培、半管理した野の草が畑を支え、近世の奥会津の社会を支えた。それをどのように定量化し実証し、今後の農地の管理のあり方に生かすのか、それを考えている。

 農地が耕作放棄され荒れる、のではなく、借用して祖先が使用していた農地を「自然に還す」ための長期的なプログラムの開発が待たれる。それは適正に火入れ・草刈り管理されれば現有農地を鳥獣害から守るための緩衝地帯(バッファ・ゾーン)となる。

2012年4月 7日 (土)

風よ伝えて

今日は、明日の演奏会のための暗譜・個人練習をしています。今日は、自作曲(自分でボーカルをとる曲)のみ、、、、1985年5月9日に作った「ふるさと5月」、1990年9月14日に作った「うちあけてくれ」。それと会津わたぼうし音楽祭への投稿・入選詩 大関小夜子さんの「うちあけてくれ」を、、、、明日は9時30分会場現地集合で1時間リハーサル。10時45分に開場。2時間の演奏会は、立っているだけでも「疲れます」。

 ひととおり練習を終えたらギター2本に弦を新しく張り替えます。

  佐藤孝雄氏が25年ぶりに歌う曲「風よ伝えて」はバックコーラスとギター。当初キーボードで前奏・1番を担当するわけであったが、それがギターの3フィンガーに変更になった。

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 明日は、この2本。

 

ハウスのビニルは20日待ち

■2012年4月7日(土)

 明日(8日の午前)は、会津若松市内のコープあいおい敷地内にある会州一蔵の2階にて、エフエム会津主催の「なかよしバンドコンサート」。32年間の活動の集大成で、久々に会津若松市内での演奏会。自作曲・アコースティック(ギター2本、エレキベース、キーボード)4人。団長は大芦家主人佐藤孝雄氏。昨夜、最終リハーサルを大芦家にて18時半より21時まで行った。

第1回会州一蔵ほっとコンサート
4月8日(日)午前10時45分開場、
11時開演
会津若松市相生町コープあいおい敷地内会州一蔵2階
(チケット販売は終了しました。当日券はありません。完売)FM会津主催

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上 2012年は雪が多い(寒くて溶けない)

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菅家博昭「見えないものを見る意志」『奥会津 神々との物語』(奥会津書房、2000年)36-41ページ。

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■4月12日(木)は大岐の大枝沢天狗神社の大祭日。これまで遙拝殿としての尾根の木製鳥居だけであったが、今年は石祠を設置する。

  → 大岐の暮らし

  → 天狗様祭り 2009年4月12日 雪は少ない

※5月4日は博士峠水芭蕉の杜(小野川)で恒例の水芭蕉祭りがある。先日依頼があり6ページの史料を作成した。→→→ PDF 6枚(612MB)

■6日に下中津川の昭和村公民館の2階研修室で開催した昭和花き研究会・例会で、南会津では4日の強風で100棟ほどのビニルハウスが破損被害(アスパラガス、花類)であった、という。また会津盆地の農業資材業者氏の報告によれば、今回の低気圧による農業ハウス被害が全国で発生したため、屋根ビニルの供給は在庫無く、メーカーから発注後20日後でないと納品できない、という。

 例会では、『農耕と園芸』4月号の花の鮮度保持の記事3本を読み進めた。また金山普及所長谷川浩先生に補足していただいた。

■只見町布沢の篤農家・菅家和義氏(カスミソウ農家)も、今回例会に参加されたので、中世の布沢山内家・野尻山ノ内家のことについて雪消え後に調査に行きたいので、お願いした。5月8日(火)は村協議会主催の学習会・圃場見学会は昭和村公民館・同周辺で公開で開催されます(どなたでも参加できます)。基調講演はクリザール・ジャパンのヒガシアカネさん。

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2012年4月 6日 (金)

今日の活動

■2012年4月6日(金)

 4月8日のエフエム会津主催公演のための最終練習日、終了。課題曲と、当日曲順にしたがい通しでリハーサル。前売り券の発売は終了しています。

第1回会州一蔵ほっとコンサート
4月8日(日)午前10時45分開場、11時開演
会津若松市相生町コープあいおい敷地内会州一蔵2階
(チケット販売は終了しました。当日券はありません。完売)FM会津主催

 → 会津若松市内 コープあいおい 会州一蔵 地図

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上:舘裏山(佐倉)

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上:中央が昭和村舘ノ腰山、左谷が喰丸沢、右後方が両原のカンカネ山(赤坂峠から)

下:赤坂峠のカラマツ(人工林)に横から吹き付けた雪

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上:昭和村赤坂峠のキタゴヨウ(1本松)と後方は植林カラマツ

下:大芦の小矢ノ原交差点(18時)

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宮崎高千穂・日之影町のダリア栽培

■→ 宮崎県高千穂、日之影町のダリア

 → 6次産業・産直・卸・直売と市場経由率

■都内、JFMAセミナー → 4月10日(火)

春の雪続く、今日は研究会

■2012年4月6日(金)

   早朝より午後の会合の資料(A3・7ページ)作成。

 午前、月例外部監査(会津若松)。

 午後1時30分~昭和村公民館2階研修室・昭和花き研究会・定例会「農耕と園芸4月号を読む:花の鮮度保持の取り組み」(本日例会は会員外へも公開)

 → 記事紹介

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■4月5日の朝まで大岐では新雪が30cm積もっていた。除雪車が出て道路は通行可能(積雪深80cm)。午後まで降雪・みぞれ・雨。風は止む。朝、野尻の小林弥吉さん宅に中世:野尻山内家の件で訪問する。昭和村公民館。夕方は佐倉からむし織りの里にある「からむし工芸博物館」を訪問。園子さん、吉田さん。

 5日は午前に川口の普及所に長谷川浩先生を訪問し、カスミソウ事業の打ち合わせ。午後は下中津川・役場産業係を訪問して上杉女史と打ち合わせ。年度末にできた新しいカスミソウ店頭用の幟(のぼり)を2種、見る。カスミソウの花の拡大写真版と、かすみちゃんイラスト版、どちらもよい出来だ。7月のフェアから使用する。5月3日、4日の村内農業ハウス等の強風被害について。

 この強風・吹雪で春のハウス除雪、ハウスへのビニル被覆、カスミソウの定植はまた遅れた。週末以降の対応。

 → 昭和村の雪の様子

 → 会津田島の様子

 → 会津盆地の様子

 → 会津坂下の様子

 → 北海道当別町の様子

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■今日は昨夕メール添付PDFで届いた『農耕と園芸5月号』の花事放談のゲラ校正し送る。

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2012年4月 5日 (木)

■2012年4月5日(木) 雪

 風はおさまり、静かに大きな雪が降っています。

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2012年4月 4日 (水)

強風・吹雪続く

■2012年4月4日(水)吹雪

 昨日から強風、雨。

 昭和村大岐は朝、新雪15cmでまだ降っているため夕方まで30cm。積雪深は70cm。

 会津盆地も10cmの新雪。

 風速は20~40m。

  車庫、小屋等の風害。苗やキノコ施設などの被害有り→ 下中津川・本名たかし君

■4月1日から無加温促成栽培用ハウスに屋根ビニルを掛ける予定であったが、この強風下では見合わせて正解であった。明日以降にビニル被覆となる。強風は雪を溶かす。

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2012年4月 3日 (火)

今日(春の嵐)、明日(吹雪)荒れ模様

■2012年4月3日(火)雨・強風

 雑誌『農耕と園芸』5月号の「花事放談」の原稿を今日は書きます。昨日、宍戸純さんから『書簡』が届きましたので、返信します(往復書簡の形式で連載中)。花色の2回目で、たいへん難しい内容の書簡です、、、、

 15時、1600字、ようやく書き終えメール添付ワードファイルで送りました。今回は苦慮しました。「ロス(廃棄)になる花は仕入れない」「安くても買わない」という現況への対応です。

■6日開催の昭和花き研究会・例会の資料作成をしています。品質管理と、出荷梱包環境の清潔さの確認です。

■大正2年(1913)8月26日、奥会津は大雨・大水。当時の大芦村の大岐(現・昭和村小野川字大岐)では、村の西後背地にある鎮守に登る「きだはし(石段)」の3段目まで水がのった。村の東、川向の観音様のある土手近くまで「水が乗った」と言う。観音様は土手の石山にあり、松などもあったが、その後、現在の尾根突端の場所に移転している。

 我が家も床上浸水(3m)し、「押し切り」が流され、2軒川下の家近くに引っかかっていて、それは「おらい(我が家)の押し切りだから」と回収、持ち帰った。

 この大正2年の洪水は、大芦で民家3棟流出、下中津川も50~60軒浸水、松山の橋が流された。水田は表土が流され河原化した。松山では橋林(帳面木)という橋の架け替えのための共有林があった(『昭和村の歴史』143ページ、1973年)。

 99年前の出来事である。

 国有林のブナ・ナラの伐採で昭和44年(1969)8月11日も有史来の大洪水が昭和村を襲っている。昭和42年には昭和森林開発チップ工場が出来ている。

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この石段の3段目まで水位は上がった

2012年4月 2日 (月)

景観・生業・資源管理

■佐野静代『中近世の村落と水辺の環境史 -景観・生業・資源管理-』(吉川弘文館、2008年)

 『史林』89-5、2006年に掲載された論文「日本における環境史研究の展開とその課題-生業研究と景観研究を中心として-」が、本書の序章に収録されている。

 今日から読み始めた本。日本における中世・近世の自然改変の来歴を集落景観から読み解こうとする歴史地理学。

■ 2006年 地理思想 → 参考

 

コメとメロン、百年品質。

■先の会津学研究会で「おかめまつ」のことを聞いた。洪水で束原から福原に流れ着いた松の木。

 → コメロン

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昭和花き研究会 例会4月6日(金)午後

4月の定例会開催のお知らせ

 日時:4月6日(金)午後1時30分から3時まで

 会場:昭和村下中津川 昭和村公民館 2階研修室

 内容:切り花の品質管理、鮮度管理について(学習会)。雑誌『農耕と園芸』4月号の品質管理の記事にて勉強します。また4月以降の会行事等も相談します。

 参集範囲は昭和花き研究会会員生産者と、昭和花き研究会取引事業者。また興味のある方も参加下さい(公開します)。

■4月17日、昭和村花き振興協議会・総代会等予定。

■5月連休明けに定例会予定。

2012年の作付予定(かすみ草)

■2012年4月1日(日)

 本年の昭和花き研究会のかすみ草作付は以下の通りです。3月の早生種メレンゲの苗の納期遅れにより出荷時期が6月中下旬分が7月にと、遅れる予定です。七夕フェア納品に影響が出ます。よろしくお願いいたします。

 作付株数は前年同数です。品種は越冬株の7月は昨年の反映から多種ですが、8月からは主要3種の販売となります。

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■4月17日(火)昭和村花き振興協議会総代会、集荷所運営協議会(雪室)

■5月8日(火)昭和村花き振興協議会・学習会 昭和村公民館会場 公開(圃場視察予定有り)

■5月下旬 昭和花き研究会取引会議予定(昭和村公民館)

前野博紀さん

■2012年4月2日(月)曇り

 雪の会津から、最終日となった都内ゲートシティ大崎の地階で開催されていた華道家前野博紀さんの桜展示(カスミソウ含む)を、日帰りで見てきました。

   → 3月31日、産経新聞記事

 東京都心部の桜は開花をはじめたばかりでした。

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午後から吹雪

■2012年4月2日(月)

 昨日は、午後から吹雪となりました。

 会津学研究会の例会が昨日午後に三島町西方の西隆寺で行われ、7名の参加でした。

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KANKE/リンク

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2010年1月

  • 20100131dsc00811
    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

  • 20100212dsc00221_2
    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

2006年夏の記憶

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    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

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    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

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    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

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    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

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    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2007静岡カスミサミット東京

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    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

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    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

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    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

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    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

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    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2015 からむしフェア

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    2015-07-18,19福島県’奥会津’昭和村で開催された第30回からむし織りの里フェアより。昭和村佐倉(からむしフェア)、喰丸小学校(新作記録映画 春よこい)大芦(からむし畑見学・からむし剥ぎ、からむし挽き。保存協会)地内。菅家博昭撮影。76枚掲載(372枚撮影)。キャノンEOS、ソニーTX。
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