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2013年11月11日 (月)

明日(11月12日)午前、大芦家冬季講座はじまる、天草の染めラメ

■2013年11月11日(月)

 本日は通院日で不在。
 会津地方の山間地域は今日と明日、雪になる予報。
■11月12日(火)午前9時 大芦家冬季講座「奥会津のからむしと麻を考える(第1回)」
 テキストは11月2日のからむし織体験制度20年記念シンポジウムで配布したA3-12ページの資料ですので、所持されている方はご持参下さい。伊南の河原田宗興さんと菅家の対談で使用した『伊南村史資料』等の綴りです。
 所持されていない方の分は準備いたします。
■上記講座の2回目は12月3日(火)、2014年2月18日(火)、3月4日(火)の、昭和村大芦のファーマーズカフェ大芦家の店休日の午前に開催します。

JFMA(日本フローラル・マーケティング協会)の月次セミナーが99回となり12月10日に登壇することになりました。

 「地域の産業や文化の調べ方・伝え方を考える」
 対談:小川孔輔JFMA会長(法政大教授)×昭和花き研究会 菅家博昭

 2013年12月10日(火)13時~14時30分(参加費用2500円)
 法政大学 新・一口坂校舎 501号教室(千代田区九段北3-3-9)
 主催・問い合わせ先:JFMA事務局 03-3238-2700  info(アットマーク)jfma.net

■環境負荷低減プログラムによる花づくり。オランダ大使館。→ 11月26日、都内でMPSセミナー 
■宇田明先生 → 花と国会
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■10月末に九州の熊本県天草地域のかすみ草栽培農家を2軒、訪ねました。いずれも九州や大阪、北関東の花市場に出荷をされており首都圏市場には送荷されていません。父母と息子夫婦による経営で、30代の後継ぎ世代に移行しつつあります。天草地域、特に旧・大矢野町(島)はかすみ草の経営規模が日本では最大規模の1~2ヘクタールと大きく、個人出荷(個選)の方が多くいる地域です。島嶼環境で、排水の良い傾斜地をうまく利用した経営をされています。
 過去に何度か訪問した農家のほか、今回は種苗会社の方に連絡をしてもらい、はじめて訪問した農家がありました。30歳で就農して、父とかすみ草栽培を9年、たいへんな努力家でした。
 11月8日(金)で関東地域市場への今季のかすみ草出荷は最終となりました。各社からそのことで電話での出荷御礼挨拶がありました。宇都宮花きの山野井氏から電話があったときに、天草訪問と農家のことについて訪ねました。昭和花き研究会では鹿沼市に本店をおく「いわい生花」に継続して染め色かすみ草を納品しています。10年ほど前の取引当初には、支店を含む店頭でかすみ草フェアをしました。今年、再来した岩井さんは、昨年、天草の染め色かすみ草の生産農家を訪問されている、と山野井氏から聞きました。
 偶然にも、同じ店舗に納品をしている(夏は昭和花き研究会、冬春は天草)ことがわかりました。
 訪問した天草の若い生産者は、「父の作ったかすみ草には、白い花に「つや(艶)」があって輝いていた」といい、「なかなかそれに近づくものを作れない」と言います。そのために土壌分析と施肥を改善したり、栽培環境の見直し、手入れを継続していることがわかりました。その上で、冬季の、かすみ草の吸い上げ染色を行っています。それは染料を鍋に溶かして湯揚げする方法で、ガス台、鍋、たくさんの棒温度計がありました。
 そのうえで、白カスミや染めカスミへのラメ塗布やプリザーブドフラワーの加工研究も行っています。
 天草地域を訪問する前に、大田市場を訪問し、出荷終了の御礼挨拶等を中央花きや大田花きの担当者に挨拶をしました。その際、大田花き花の生活研究所も訪ね、桐生進さん、内藤育子さんと、かすみ草の今後について懇談しました。彼らが語るには「美しさを表現するラメ、染めになっていない」といいます。かすみ草以外に、デルフィニウムなど、多種の花が染められ、「単に糊を噴霧し、花の上からラメを振ってゴマシオのような花」しか無い、といいます。講演等を依頼されたときは、「花を美しく加工する、というセンス、手順」を伝えている、といいます。
 「仕事」というのは奥が深いものです。それが日々の「作業」となってしまうと、目的も手段も価値を生み出さなくなってしまいます。天草地域を訪問して感じるのは「地域で行う仕事への向き合い方の真摯さ」です。日本の産地であまり感じられない向上心があります。経済的自立という目標のほかに、大きな仕事の目的を抱えて生産をしている生産者はあまりいません。社会とつながる仕事を農業は担っているのですが、その自覚を持つこと、仕事の社会性(文化性)を考えることが大切になっています。
 
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KANKE/リンク

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2010年1月

  • 20100131dsc00811
    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

  • 20100212dsc00221_2
    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

  • 20061203img_3812
    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

  • 20060715img_0143
    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

  • 20070520img_0193
    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

IFEX2007_TOKYO_01

  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2015 からむしフェア

  • 201507_19img_6580
    2015-07-18,19福島県’奥会津’昭和村で開催された第30回からむし織りの里フェアより。昭和村佐倉(からむしフェア)、喰丸小学校(新作記録映画 春よこい)大芦(からむし畑見学・からむし剥ぎ、からむし挽き。保存協会)地内。菅家博昭撮影。76枚掲載(372枚撮影)。キャノンEOS、ソニーTX。
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