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2014年2月27日 (木)

地神様(ちぢんさま) つくりのかみ(作神) 畑の神様群

■今回の農業大災害が日本農業の将来に投げかける黒い影には、マスコミもまだ気づいていないようだ。→ 大雪による「成長部門」の甚大な農業災害 日本農業の将来と食料安全保障に暗雲

 以下「農業情報研究所」より転載。重要な指摘です。

 

 農業情報研究所>意見・論評・著書等紹介>2014年2月25日

大雪による「成長部門」の甚大な農業災害 日本農業の将来と食料安全保障に暗雲 

 今月初旬、中旬に日本列島の大平洋側を襲った記録的大雪による甚大な農業被害(農業災害<日本農業:各地の動き:新聞報道から>参照)とそれに伴う野菜等価格の高騰が、連日、マスコミを賑わしている。ただ、今回の農業大災害が日本農業の将来に投げかける黒い影には、マスコミもまだ気づいていないようだ。

 今回の農業災害の最大の特徴は、被害が(日本海側では今までも当たり前となっていたような)大雪を経験したことのない地域の施設型農畜産(果樹、野菜、畜産)に集中していることである。これら部門は、もはや成長が見込めない「稲作」部門に代わって日本農業の成長をリードすべき「成長部門」と目されているものだ。農業所得倍増の勇ましい掛け声も、こうした「成長部門」なしでは生まれようがない。ところが、今回の災害は、この「成長」部門への期待を打ち砕くものではなかったのか。

 しばしば「稲作偏重」と批判され、それからの脱却の必要性が強調される北陸、東北日本海側の稲作地帯でも、果樹・野菜・畜産の導入の努力がなかったわけではない。しかし、それを阻んできたのが、まさに豪雪であった。稲作偏重は、何よりも、この厳しい自然条件の結果であった。長期的な気候変動の結果かどうかは別としても、今回の大雪は、今後大平洋側も、しばしば日本海側のような豪雪に見舞われることになるかもしれないと予感させる。

 もしこの予感が当たっているとすれば、日本農業と農民、そして食料安全保障は深刻な危機に直面していることになる。今年世界を襲った異常気象は、農業と食料安全保障への懸念を世界中で掻き立てている。イギリスでは農民・環境グループが、今年の未曾有の大洪水が国の食料安全保障を脅かすと警告している(Severe floods 'threaten food security', say farmers and environmental groups,Guardian,14.2.8)。アメリカではオバマ政府が、農民が干ばつ・外来病害虫侵入・火災・洪水などの気候変動リスクに対応するのを助ける七つの地域”気候ハブ”の創設を発表した(Secretary Vilsack Announces Regional Hubs to Help Agriculture, Forestry Mitigate the Impacts of a Changing Climate,USDA,14.2.6)。日本は未だ目覚めないのだろうか。農業・農村所得倍増!などと寝ぼけている。

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■ →2月22日古文書に親しむ主催者報告

■2014年2月27日(木)午後1時30分から3時、会津若松市の福島県立博物館講堂で「会津風土記・風俗帳の世界」。赤坂憲雄館長・佐々木長生氏。

 次回、最終講義は3月27日午後。4月からは赤坂館長の「はじまりの東北学」となる、と告知された。

 今回は畑の神様である「地神(ちじんさま)」は地域により呼称が異なる。「作神(つくりのかみ)」「羽山(麓山)様」、、、、それが柳田国男がいうように田の神と循環する、ということにはならない地域が多い。

 また会津盆地中央部の会津藩域には、神様(淫祠)が消された空白域がある。道祖神や、サイノカミ、家屋のひぶせなどが消されている。会津藩主の保科正之の神道との関連と思われる。

 

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県立博物館の駐車場は、八重の桜の展示が終わり、有料駐車場ゲートが撤去され、通常の駐車場にもどっていました。

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佐々木長生氏、赤坂憲雄館長。

昨日の夜に暖かいフランスから帰国された赤坂館長。

 

佐々木長生氏の配布資料はかなり時間をかけて作られたものが毎回配布される。

 

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郡山市湖南町の橋本氏

 

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今回の講義で話題となった川合正裕さんの地神研究。

 

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地神を取り上げた湯川洋司論文。奥会津がフィールド。大芦、布沢、小塩など。

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  • 20071011ifexdsc02602
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