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2014年6月14日 (土)

雨続く、、、、奥会津での越後大工の活動、ウルシの実

■2014年6月14日(土)

 未明、、、午前3時31分ころ、大岐集落内でフクロウが鳴く。
 午前6時30分頃、郡山市の花の仲卸・開成生花の林社長が来岐予定。輸送ができなくなっているので善後策を協議します。
 
 
 オランダの花の輸出業者の倒産 → 6年間で25%
 
 
 
■昨日、下中津川の生活改善センター1階奥の苧麻倶楽部事務所に、6月18日の奥会津大学の講座資料原稿を届けました。二十枚程度。
 
 

6月12日午前に聞き書きした柳津町牧沢の天野昭一さん(昭和九年生、八十歳)のウルシの栽培に関する話を、13日未明にまとめ、奥会津書房にメール添付で600字送りました。午後、事務局の遠藤由美子さんの校正原稿が返送され、再校正して送付しました。7月4日(金)の「会津物語102話」(『朝日新聞福島県版)となる予定です。2011年8月からはじまった「会津物語」の最終話となります。
 
 5月25日(日)夕方、山都町の茶房千で、「精神の北へ」公開ディスカッション(9月上旬開催予定)の打ち合わせの時、福島県立博物館の美術担当の川延安直さんから「ウルシの木は古い時代は腐らない特性を生かして杭にした」。喜多方市在住の建築家の金親丈史さん(秋田県生まれ)は、ウルシの木は腐らないので土台や柱にも使った、という話を聞きました。その知見で、今回、ウルシの樹木の蝋採取・樹液採取後の廃木について聞いたところ、杭の利用がわかりました(サデ稲架の立杭)。またほとんどは燃料用として自家で薪として使ったようです。その煙にあたると「かせる(かぶれる)」とも言ったが、大丈夫であった(天野昭一さん)。
 
 ウルシの実は、蝋(ろう)なので、手ぬぐい(木綿)で袋を作って、そのなかに入れて、帯戸(obido)を磨いたり、戸の開け閉めをよくするために戸道(敷居)を磨いたりした(天野江久子さん、昭和12年生・76歳)。
 
 

 
 

 
  下中津川上平の菅家和孝さん(昭和4年生、84歳)の話をうかがっている。
 越後(新潟県)の大工の棟梁は、小中津川の束原善六氏宅(名家、事業家)に泊まっており、そこから弟子がそれぞれの家作現場に派遣されていたということだ、と語られる。
 我が家と2棟目の土蔵(柱が無い構造)を明治30年に建てた越後大工も、弟子だ、と聞いている。
 
 和孝さんが、これまで調べた古い資料等の写しを拝見した。下中津川の人名を見て、誰の家の人だろうか?という動機で同時代の人をずっと調べておられる。そうしたなかで、他所から来た人についても知見を持っておられる。
 
 1801年(寛政十三酉年)の下中津川村の「屋作普請手伝覚」には大工 仙吉 という人が担当している。
 
 1890年(明治二十三寅年)の下中津川村の他家の「屋作普請手伝帳」には、地元の大工と思われる酒井元保と松山大工粂三のほか、越後国弥彦村の大工 武七(二十三歳)、政次(十八歳)、越後国大工 辻八。
 
 1897年(明治三十年酉年)の上平の菅家和孝さんの家は、「家屋建築木割帳」によれば、材木伐採等を担当する本山(もとやま)は地元の栗城安平、大工は大滝竹七(越後国?)と新潟県尼瀬町(出雲崎)の櫻井二作。
 

 明治二十三年の大工が武七、明治三十年の大工が竹七なので同一人物の可能性もある。
 
 
220140613dsc03227
菅家和孝家文書 明治三十年
 
 
 
 

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  • 20071011ifexdsc02602
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