« 25cmステム(茎)長さの花を | トップページ | からむし畑の除草 »

2015年5月16日 (土)

冬、、、げんべ、そのままふんごんで、どたっぺいりして、くんつえ

■2015年5月16日(土)


 本日は首都東京。12時30分より『奥会津の木地師』上映。おなじく15時30分。日本橋馬喰町のアムコ2階。終了後、帰郷。 
 

 
 
■ 15日(金)は午前は晴れ、午後より降雨。暑い日でした。14日より春蝉も鳴き出しています。
 
 朝は、川向の大型ハウスの苗類を母屋北側の池の隣に建てたパイプハウスの苗小屋に移しました。

 昼にかすみ草・スターマインのプラグ苗(セル苗)が入荷、午後は2.5号ポットに仮植し苗ハウスに運び灌水しました。
 
 大田(下)東より二棟目に施肥しビニルマルチ(白黒ダブル九五cm幅)。施肥はかすみ2号1.5袋。
 
 父らはジャガイモ植え。
 
■ 本日より村教委の民具整理が小野川分校ではじまりました。村内の40~70歳代のボランティア4名、教委1名、からむし工芸博物館1名。9時より16時。
 午前中に、立ち会いました。

 
 
■ げんべについて、かんなべについて、2点、手本的な聞き取り調査をしました。野尻の小林盛雄さん、小野川奈良布の猪股良雄さん。流域が異なり民俗文化、民具の差異がある。
 
Dsc05057_2
 
Dsc05088_2
    げんべ 野尻では「正月げんべ、よそゆきげんべ」

小野川では「あじろげんべ、おなごげんべ」

 
このほか、野尻には「いほう(伊北、、、只見地域)げんべ」という編み方の異なるものがある。

小野川には、おとこげんべ、やまげんべ(はっかけげんべ)がある。
 

Dsc05091_2

小野川(標高760m)では、もちわらは使わない。柔らかいから長持ちしない。


野尻(標高460m)では、藁細工用に、長く伸びて細くやわらかい「えちごもち」という餅米品種を栽培。いっせ(1畝、1アール)程度作った。餅米そのものの収量は低く、とれないので、藁細工用の素材としての栽培。ながくのびて、田の畦(あぜ)を越えるように倒れるので、この「えちごもち」は「あぜごえ」とも通称した。
もちわらは、上位のふし(節)をみご、といい、そこから穂までの部分を使用した。

小野川では普通のうるち米の稲わらの、上位節のみごそろえをして、よそゆきげんべ(おなごげんべ)は編んだ。
 


無雪時はわらじ、冬期間使用するクツがげんべ。
 
 
 
山仕事から帰る、歩いてきた人が家に来る、、、、そうするとげんべやひざまでの服が凍って濡れている。そんな場合は、げんべをぬがずに、いろりの火で暖める。「げんべ、そのままで、ふんごんでくんつえ(げんべを脱がずにそのまま上がってください)」。そうした行為は「どたっ ぺいり」という。

 猪股良雄さんの記憶では、木地挽集落の見沢では、土間側にいろりの縁がない、三方だけ縁という構造で、それが、冬に山仕事から帰ってきてすぐに、げんべのままで凍った膝下の暖をとる仕組みであったと思う、、、、という。
 
Dsc05094_2

 
Dsc05092
 かんなべ 7合    5合
 
 「節分になるまで、飲んでくんつえ(春になるまで飲んで下さい)」

 これきり、これだけですよ。かんきりですよという意味。

 
Dsc05095
 
Dsc05099
  天保7年、1836年   大芦の吸い物椀(木地椀、漆塗り)入れ箱
 
 
Dsc05123

 
Dsc05122
小野川分校民具整理から昼にかえり施肥(大田下2号)
 

Dsc05130
中道の苗ハウス
 かすみ草各種
 
 
Dsc05133
琵琶首のサギ。右翼破損。

« 25cmステム(茎)長さの花を | トップページ | からむし畑の除草 »

奥会津・昭和村基本文献(地域の調べ方)」カテゴリの記事

September 2020
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

KANKE/リンク

かすみ草写真集1

  • 20061010img_3904
    348枚。菅家博昭撮影。かすみ草生産地での撮影。

奥会津の風景01

  • 20060801img_4064
    387枚、菅家博昭撮影。おもに昭和村など。

2006欧州視察

  • 20061101dsc00245
    2006年11月 JELFA欧州視察の個人写真記録。菅家博昭撮影。

2010年1月

  • 20100131dsc00811
    2010年1月25日~27日、熊本県

2010年02月 かすみ草栽培

  • 20100212dsc00221_2
    2010年2月12日 かすみ草ファンタイムの砂あげ苗のポット仮植作業。撮影菅家博昭。

2006年夏の記憶

  • 20060913img_9418
    2006年の奥会津・昭和村、カスミソウ栽培の風景。菅家博昭撮影。

2006年秋の記憶

  • 20061114img_1169
    2006年秋の福島県奥会津の風景、カスミソウ栽培の様子など。菅家博昭撮影。

2006年12月冬の沖縄

  • 20061203img_3812
    2006年12月の沖縄県内。花の生産地や街の様子。菅家博昭撮影。

2007年1月から

  • 20070401img_9892
    2007年1月から奥会津などの風景、菅家博昭撮影。

2006北海道かすみ草サミット写真誌

  • 20060715img_0143
    2006年7月13日、14日。北海道夕張郡由仁町で開催された第4回全国カスミソウ北海道サミットinみなみそらち・ゆに

2007静岡カスミサミット東京

  • 20070201img_9619
    2007年2月1日に東京都内・大田市場で開催。

2007年4月から

  • 20070426img_5713
    2007年4月から、奥会津の風景、かすみ草生産作業風景など、菅家博昭撮影。

2007年5月の風景

  • 20070520img_0193
    2007年5月の奥会津の風景、かすみ草生産。菅家博昭撮影。

IFEX2007_TOKYO_01

  • 20071011ifexdsc02602
    144枚、菅家博昭撮影。幕張メッセ花の展示会。

2007年11月

  • 20071108dsc04006
    2007年10月オランダ、アムステルダムのホルティフェア、アールスメールマーケットでの印刷物資料

2015 からむしフェア

  • 201507_19img_6580
    2015-07-18,19福島県’奥会津’昭和村で開催された第30回からむし織りの里フェアより。昭和村佐倉(からむしフェア)、喰丸小学校(新作記録映画 春よこい)大芦(からむし畑見学・からむし剥ぎ、からむし挽き。保存協会)地内。菅家博昭撮影。76枚掲載(372枚撮影)。キャノンEOS、ソニーTX。
無料ブログはココログ