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2015年6月 9日 (火)

下中津川新田の五社頭山ノ神(ごしゃとう やまのかみ)様

■2015年6月9日(火)雨

 
 今日は午前、自宅の花の保冷庫の定期点検が来ます。
 かすみ草のプラグ苗(フォレスト)が来ます。仮植します。
 夕方には、まちむら機構が7月10日の打ち合わせ・事前視察で来ます。
 
 10日の午前、小中津川のからむし栽培聞き取り調査。

 
  5ページに掲載されています 「新史料紹介 野尻組の麻からむし 連載第18回」→ 広報しょうわ6月号(PDF)
 
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■ 6月12日が昭和村下中津川の新田地区の玉川沿いにある山ノ神の祭礼日。その注連縄(標縄、しめなわ)作りが7日の日曜午前に行われました。五社頭(ごしゃとう)山ノ神神社、といいます。かつての南会津郡界と下中津川を結ぶ鳥居峠の街道沿いにあります。明治時代に新道が大芦に抜け新・鳥居峠となっていますが、旧道の時代です。

 「シメブチ」という作業で、朝8時から11時くらいまで、新田地区の男性10名が稲わら、麻糸等を使って注連縄を作り、鳥居に掛けて奉納しました。
 佐藤平喜さん、酒井盛男さんが作り方を伝えていました。
 本来は雪のあるうちに、一晩「ヤド」でシメブチを行い、雪のあるうちに鳥居に結んだそうです。雪の高さで、鳥居には容易に装着できたので、脚立などは不要だったようです。
 
 5月27日の昭和村文化財保護審議会で、委員の栗城萬吉さん(新田)が、このシメブチの話をされていて、6月7日(日)に、うかがうことにしました。

 
※追記)6月9日午後、小中津川の村診療所待合室で、下中津川の新田在住のS古老、下中津川のF氏に「ゴシャトウ山の神」について聞きました。
 F氏は即座に「ゴシャトウさま、のことか?」といい、良くわからない。S古老も、「うーん」というのみでした。
 
■2013年5月9日に、社殿内の木札等を個人で調査しました。
 
木造の社殿で、定期的に作り替えをしていて、そのたびに木の棟札のようなものを納めています。加えて周辺資料から年号を紹介してみます。読解には誤りがあるかもしれません。新田地区は近世(江戸時代)に野尻川右岸の下中津川村の荒屋敷(新屋敷)から新田開発で拓いた野尻川左岸・玉川合流部地区です。この

1.1724年 享保十巳(巳の字は後日の記載かもしれない)
  奉立建山神宮 中光海山氏子安息 元保坊

2.1733年 享保十八癸丑 奉建立 山神

3.1764年 宝暦十四甲申年 卯月吉日 施主(名、総名有り)
  左右の石灯籠    

4.1809年 文化6年 会津藩編 『新編会津風土記』(歴春本4巻、123ページ)  山神社 境内東西十二間、南北十六間 免除地
  新田の西 一町三十間余ニアリ、勧請ノ年代詳ナラス、村民ノ持ナリ
  (同、下中津川村の新田は家数は12軒と記載)

5.1828年 文政十一子年十一月大吉日 天官大山祇神社
  社堂別当 大光院    天長地久国家安全  ○○○時五穀豊穣
  当村氏子世話人(6名)長兵衛、與右衛門、勝蔵、民右衛門、勝治、惣右衛門、
  大工 丈助  別当祐元房代  との記載あり

6.1856年 安政三丙辰 十月二十九日 元保坊 大工冨治
 
7.裏面記載不明  大山祇神社、、、(割れ半面)
  ※薄くて読み切れないが「五社當、、、、」とみえる「當」は当の旧字体
  もうひとつの割れ半面。旧とあるので明治期と思われる。
  奉建宮 大山祇神社 氏子安泰守護所
  旧七月吉日   元保

8.1889年 明治二十二年丑 七月吉日 建立 氏子

9.1975年 昭和五十年六月十二日 奉遷宮 坪内安全 身体健康 五穀豊穣  
 
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新田地区 猿舘山と志津倉山(大辺山)
 
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栗城萬吉さん「ここはかつで柳津参りの街道であったから、山の神様は多くの人々が拝んだ」「道が分かれる辻、峠の頂上に山の神は祀られ、それらがここに合祀(ごうし)されたのではないか?」
 
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佐藤平喜さんの道具(刃物)
 
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平喜さん、盛男さん
 
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新田の皆さん
 
 
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境内には、山桜が3本、杉の木が多数植えてある
 
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境内の石灯籠は宝暦十四年
 
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2013-5-9調査時撮影
 
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5月27日に下中津川気多渕の酒井寅一さん宅の調査に訪問した際、
当家祖先の修験・大光院について話をうかがいました。
その大光院による納札です。
1828年 文政十一子年十一月大吉日

 

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奥会津の風景01

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  • 20070401img_9892
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  • 20070201img_9619
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  • 20070426img_5713
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  • 20070520img_0193
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  • 20071011ifexdsc02602
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2007年11月

  • 20071108dsc04006
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  • 201507_19img_6580
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