中央花卉の中谷さん。お客様の品定めを見守っているところ。ひととおり品定めが終わるか、あるいは迷っているときに、目線を僕に向けてくれる。「カンケさん、来て下さい」。そして僕はお客様の脇で、かすみ草を同じ目線でみながら、花屋さんの疑問に応えるかたちで、伝えます。その後、お客様との店頭での出来事を僕はたずねます。そうするとたいへんうれしそうに、いきいきとした、花屋さんでの、かすみ草とお客様の出会いの物語を僕に聞かせてくれます。僕らが山の奥の小さな斜面の畑にパイプハウスを建てて、花を育ててきたことが、エンドユーザーに届く瞬間は花屋さんの店頭からはじまります。そのことをいつも想って、仕事をしています。僕らはいつでも消費者の立場で、モノから何かを学ぼうとしています。花屋さんの店頭では、経営とか営業とかの結果から、多くの出来事、人々の記憶に残るであろう花々が庶民、、、、多くの普通の人々の家庭のなかで花を開く、、、枯れても、家族のみんなの記憶に残る、、、、、それはとても豊かな社会のありようだと思うのです。今日も4人のはじめて会った花屋さんと、中谷さんを通じてお話ができました。それとなんとなく何人かの人々ともお話をしました。10人くらいの人々の意見や考え、お店での出来事を聞けた、、、やはり大きな財産です。